教 授: 西関 隆夫 研究目的 1.効率の良いアルゴリズムの開発 2.グラフ理論(描画問題,分割問題など)や,回路計算量理論に関する研究 3.近似手法を用いた実用的アルゴリズムの開発 1 0 3 2 4 6 7 5 9 1 20 17 9 8 18 8 13 10 11 16 14 12 18 15 15 20 17 2 4 0 7 14 11 アルゴリズム 16 19 3 19 13 10 12 5 6 主な研究テーマ 1. グラフの描画アルゴリズム グラフを“構造が理解しやすく”かつ“きれいに”描画する. 例: 指定された面積(VLSIチップのサイズ)と隣接関係(配線)を保ちながら, 各面を軸平行な多角形で描画する(VLSIのフロアプランニングに応用) E6 D 11 E6 C 10 F8 A 11 D 11 A 11 F8 B 15 G 10 西関研究室 C 10 アルゴリズム G 10 B 15 www.nishizeki.ecei.tohoku.ac.jp 2. グラフの分割アルゴリズム グラフの点を供給点と需要点に分類し,それぞれに供給量と需要量を与える. 全ての需要点に供給するためには,どのようにグラフを分割すればよいか? 25 4 8 6 15 5 7 6 4 12 25 4 3 5 8 6 15 7 2 10 13 アルゴリズム 4 12 5 3 5 6 2 10 13 5 :需要点(数字は需要量) 25 :供給点(数字は供給量) 応用 (1)電力網の配電融通 (2)VLSIの電力供給 (3)ネットワークサーバーの割当 電力網 3. 脳のエネルギー消費を模倣する閾値回路 神経細胞の計算理論モデルである閾値素子を用いて,与えられたタスクを処理し,かつ 発火する素子の少ない(即ち,エネルギー効率の良い)回路の設計を行う. どのような 回路構造がエネルギー効率の面で有利に働くのか? w2 or w1 モデル化 1 ≧t or 0 wk 例)パリティ関数を計算する2つの回路の比較 ① 高々4個の素子が発火する回路(消費エネルギー高) 0 or 1 0 or 1 0 or 1 0 or 1 x1 1 1 ≧1 x2 ≧2 x3 ≧3 x4 西関研究室 x1 1 -1 ≧1 1 1 ≧4 1 ② 高々2個の素子が発火する回路(消費エネルギー低) x2 x3 -1 x4 1 1 ≧1 ≧2 ≧3 -4 1 ≧4 -4 1 -4 1 1 ≧1 www.nishizeki.ecei.tohoku.ac.jp
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