アジアモンスーンを測る

バングラデシュ付近における
局地循環のモデル計算
寺尾 徹(大阪学院大学・情報)
Md. N. Islam(BUET)
林 泰一(京都大学・防災)
筆保 弘徳(防災科技研)
ダッカ上空の風の日変化

夜間に特徴的な風向
風速の変化



風速増加
時計回り
地上の風の特徴

朝(06BST)風速減少


接地境界層の影響が
顕著
上空の風の特徴と異
なる
Nocturnal Jet
とよく似ている
風速はどこが一番強いか

500-1000m付近に極大
Rawin-sonde
2001, 4-times daily
500-1000m
地上
モデル計算の結果から

防災科技研で実施



7/15 00Z-7/18 00Z
最小のドメインの結
果を示す
700hPa, 900hPaの
風速


16日の結果から
14, 18, 22, 02LST
700, 900hPa風速、14LST

午後:陸上では風速が小さい
700, 900hPa風速、18LST

夕方:下層で風が強まりはじめる
700, 900hPa風速、22LST

夜:下層で風速がピーク。上空は変化少ない
700, 900hPa風速、02LST

早朝:下層の風速が弱まってくる
まとめると

モデル中の風の変化は観測と似ている


夕刻から深夜にかけて風速が増加
下層ほど変化が著しい