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講義日程
講義ノートアクセスURL
http://www.osakac.ac.jp/labs/s-jeong/mecha1
第1回: メカトロニクス概要
第2回: メカトロニクスの実際(自動車のメカトロ技術)
第3回: グループワーク1:メカトロニクス機器の解部レポート
第4回: 直接伝動機構1:ねじ機構、摩擦車
第5回: 直接伝動機構2:歯車1(歯車の種類とインボリュート歯車)
第6回: 直接伝動機構3:歯車2(歯車の速比、歯車列)
第7回: 直接伝動機構4:カム、つめ車機構(せばね)
第8回: 間接伝動機構:ワイヤ、ベルト、チェイン、(リンク)
第9回: グループワーク2:駆動機構の解部レポート
第10回:アクチュエータ1:DCモータ(トルクと逆起電力)
第11回:アクチュエータ2:DCモータ(モータの諸静特性)
第12回:アクチュエータ3:ステッピングモータ、ACモータ、誘導モータ
第13回:アクチュエータ4:空気圧、油圧アクチュエータ
第14回:グループワーク3:アクチュエータと伝動機構を用いた創造機構設計
第15回: 後期試験
グループワーク課題:駆動機構の調査
• 1グループ6名(1課題2名発表)
• パワーポイント2ページ(表紙外)
• 授業日前日までメール又はUSBで提出
アドレス: [email protected]
居室:P-101号室
※file名: gw1_グループ番号.pptx
ex) gw2_01.pptx
 発表資料に含める内容
① 基本機能(どういう機能をするものなのか)
② 動力伝達の仕組み(動力伝達過程の具体的な説明)
③ 動作例
メカトロニクス1 グループワーク②
駆動機構の調査
車の差動歯車装置
グループ01
発表者 EH12a000
電通 一郎
発表者 EH12a000
電通 次郎
EH12a000
電通 次郎
EH12a000
電通 次郎
EH12a000
電通 次郎
EH12a000
電通 次郎
車の差動歯車装置
基本機能
エンジンからの一つの回転運動を、両
車輪へ配分する機構。左右車輪の速
度差を吸収することで、車がコーナー
走行時スムーズに曲がるようにする。
運動伝達仕組み
① プロペラ軸が回転すると、終減速用かさ歯
車Aにより差動機ケースに固定されたかさ
歯車Bが回転。
② 左右車軸負荷が同じ場合、かさ歯車C,D
は回転せず、差動機ケースが回転するこ
とで、左右車軸駆動用かさ歯車E,Fを駆動。
③ 左右軸の負荷が異なる場合、E,Fに速度
差が生まれ、C,Dが速度差を吸収する。
動作例
条件
歯車(m=1)
歯数
A
20
B
40
C
15
D
15
E
30
F
30
プロペラ軸入力回転角速度:
𝜔𝑝 = 900[rad/s]
伝達式
𝜔𝑏 =
出力角速度
20
𝜔
40 𝑝
𝜔𝑏 = (𝜔𝑒 + 𝜔𝑓 )/2
𝜔𝑑 =
左車輪速
度(𝜔𝑒 )
右車輪速
度(𝜔𝑓 )
歯車C
歯車D
𝜔𝑒 = 𝜔𝑓
450[rad/s]
450[rad/s]
0
0
𝜔𝑒 = 0
0
900[rad/s]
-900[rad/s]
900[rad/s]
𝜔𝑒 = 2𝜔𝑓
600[rad/s]
300[rad/s]
300[rad/s]
-300[rad/s]
30
(𝜔 − 𝜔𝑒 )
15 𝑏