ゆうりんの家 通 信 - 有限会社ビーオブエス

ゆうりんの家 通 信
編集 NPO法人 ゆうりんの家 第 13号
京都市伏見区深草西浦町4丁目18番地
TEL (075)641−1661
FAX (075)641―1665
発行日 2007 年 3月20 日 編集者 船曵 朋子
障害者自立支援法が施行されもうすぐ一年。京都市では今年4月からさらなる利用負担額の軽減策が
とられます。一方で何の軽減策も講じられていない自治体も・・・。自立支援法施行当初の目的としては支
援費制度で生じた地域間格差をなくす事であったはず。しかし自治体ごとに利用サービスや利用者負担
の軽減措置が異なるため地域間での格差が広がってきているようです。私たちの住んでいる自治体以外
の 状 況 は 一 体 ど の よ う にな って い るの で し ょ う か 。こ の 機 会 に知 って い るよ う で 知 ら な い 各 自 治 体 の 自
立支援法サービス・軽減措置の状況を見ていきたいと思います。
ま
まず
ずは
は、
、京
京都
都市
市の
の状
状況
況か
から
ら・・・・・・
自立支援法が施行されてから京都市の利用者負担は一定所得以下の者に対して独自の軽減策が講じら
れてきました。周知の通り国が定めた利用者負担額の半分という形で・・・。さらに来月からの見直し後は
一定所得以下の者に対してさらに現状の利用者負担額の半分という形を京都市が独自に行っていきます。
しかし、4月以降に軽減の対象となるためには資産調査の要件をクリアしなければならず、今までは
収入額だけが判定基準であったのが、預貯金や動産不動産の状況など資産が調べられるようになります。
生活するために必要なサービスからお金をとるというこうと自体に疑問符が付く中で、今まで地域に出
る機会が限られていたり、やりたいことができなかった為に貯まったお金を利用者負担の軽減要件にす
るということ・・・さらに疑問が残ります。しかし、京都市の利用者負担額は他の自治体と比較しても高い
割合で軽減されるという状況から京都へ障がい者が集まってくる状況も今後考えられるかもしれません。
自
自治
治体
体の
の比
比較
較・・・・・・
上記の京都市の現状を踏まえて、他の自治体のサービスや自己負担状況を見ていきたいと思います。
きょうされんの全国調査(調査対象 1840 市町村)によると、1840 市町村のう
ち、213市町村(11.6%)が利用者負担の軽減策を実施しています。各種福祉サー
ビスの利用者負担軽減を実施している都道府県が全くないのは、青森、岩手、群馬、
山梨、山口、香川、佐賀、長崎、沖縄の9県。実施している上位は、東京都、京
都府、神奈川県です。ちなみに京都府では全ての市町村で実施されていました。
軽減策を講じていない自治体が9割と大部分の自治体が国が定めた利用料額のま
まという現状がわかります。日常的に利用する福祉サービスの利用者負担の軽減にお
いては、4ページの「義務的給付事業に関する市区町村独軽減策の実施状況」の数値より、多くの自治
体はさらに低い数値となっています。
具
具体
体的
的に
に見
見て
てみ
みる
ると
と・
・・
・・
・
軽減策を講じている京都市と講じていない山口県山口市との利用者負担額の比較を行ってみると・・・
市民税非課税世帯の場合、4月からの見直し後、京都市は月額の上限は3,750 円となり、一方で山口
市は国が定めた 15,000 円のままの状況。京都市
と山口市との月の差額は 11,250 円。年間にする
と 135,000 円。さらに5年間だと 675,000 円
に・・・決して小さな額ではありません。冒頭にも述
べたように地域間格差をなくすための自立支援法
利用者
負担(円)
1カ月
1 年
5 年
京 都
山 口
差 額(円)
3,750
15,000
11,250
45,000
225,000
180,000
900,000
135,000
675,000
が逆の方向へ。自治体により独自の施策負担軽減策に大きな差が出てきているこのような現状はどうし
て起きているのでしょう。要因としては、財政難、行政の福祉への意識の低さ・・・その中でも行政の福祉
意識の低さが大きな要因!?
<6面へつづく>
<新連載> 「障害者とのかかわりのなかで」 ―その1―
今回より社外の企業等にお願いし、障害者とのつながりなどについての想いなどを自由に語っていただく企画を
予定します。私たちが感じなかったことなど、気づくことも多くあると思われます。またそういう貴重なご意見
なども、今後の参考にもできればと、厚かましい企画でもあります。十分楽しんでください。
記念すべき第一回目は、
「レストラン思風都」や知的障害者とともに「おやまのれすとらんパズル」なども運営さ
れ、そしてこの 3 月に組織変更もされた、有限会社思風都の土井善子オーナーに投稿をいただきました。ありが
とうございます。土井オーナーは、京都中小企業家慈同友会の障害者問題委員会の委員長でもあり、障害者社員
や障害のある多くのお客さんに囲まれたお仕事もされておられ、障害者との関わりも生活の一部なのでしょう。
「障害者って何だろうかな」
レストラン思風都 オーナー 土 井 善 子
知的障害者と関わりを持たせていただいて10年ぐらいの月日が流れ、そのことが
土台になり、障害者の方と一緒に働けるレストランを立ち上げて2年半を迎えるこ
とができました。
その間「障害者って何だろうかな」と、ふと思うことがあります。
一緒に働いてみて、私の口からでる言葉は学生のアルバイトに指導していることと
なんら変わりがないからです。いやそれ以上に年々アルバイトと接していると驚くこと、むなしく
なることが多々あります。
「えっ! そんなことまで言わなあかんの」とか「それはないやろ」
「これの開け方がわからない
の」
「付け方、消し方がわからないの」
「こんな言葉の意味が理解できないの」などその他も含め、
日常的に数多くあります。
私は、学生も障害者も経験が不足しているから出来ないことが沢山あるのではと考えます。
どちらも経験をいっぱいすることで、地域社会の担い手になってもらえるのではないでしょうか。
それには、
私たち中小企業はそういった生きた経験ができる場所を提供することが使命なのかもし
れませんね。
障害があってもなかっても、この地域社会で当たり前に生活
し、また、仕事をしていけるには、私に何ができ・何をすべ
きかを考えると、出来ることからゆっくりでも始めていこう
と思います。ひとりには限界があり、心細いので、人のネッ
トワークを広げることができれば幸いです。まあ
そうは
言っても、私自身もゆっくりもしていられません。この先、
いやでも年が増すばかりで、
いつ何時体が動けなくなったり、
呆けて障害が発生するかわからないので・・・
改装後のレストラン思風都
安心して住める地域社会になるには・・・・・
だれがどうがんばれば良いのか、人ごとではないのです。
*お知らせ*
◎お花見レクリエーション
今年も恒例のお花見を開催致します。
日 程 : 2007 年4月8日(日)雨天中止
場 所 : 京都競馬場
会 費 : 会員 2000 円 非会員 2500 円
桜の下で食事やおしゃべり、競馬も!?ご参加お持ちしております♪
☆
会員さん紹介
☆
荒川君はいま呉竹養護学校高等部の2年生です☆いつも明るく元気いっぱいの荒川君を今回ご紹介致したい
と思います(~o~)
名 前: 荒川 和也
好きな食べ物:エビフライ・ハンバーグ 嫌いな食べもの:野菜・甘いもの
趣 味: 体を動かすことが好きで、中でも卓球バレー・卓球・スラロームにはまってい
ます。また、オレンジレンジの歌が好きで「ツイスター」
個人情報の保護により表示できません 「SAYONARA」を
最近よく聴いています♪元気になれる曲がたくさんあるので皆さんもよかっ
たら聞いてみてください(^^♪
これから・・・いろいろなことにチャレンジして自分に自信をつけていきたいです。また、自分だけでなく
周りが楽しくなるような雰囲気をもってる人になっていきたいなぁと思っています。
最後に皆さまへ・・・
出会いを大切にどんどん成長していきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
スタッフ紹介
名
前:村上 寿子
趣
味:和装・音楽(演歌)。また昔ながらのおばんざい料理にチャレンジしています。
私の母がよく作ってくれていたものを思い出しながらヘルシーなものに。料理
中にはやはり母の子だなぁとフーと一人懐かしく思い出されます。
ひとこと:春です。皆さん、外出するのによい季節が目前です。色々な所へ又ご一緒に出
かけられたらと思います。今まであまり行かれていない方面等ございますか?
色々な声を聞かせてくださいね。お待ちしております。
名
前:竹内 奈緒美
趣
味:読書(推理小説専門)
個人情報の保護により表示できません
ひとこと:昨年6月より事務所で経理・請求のお手伝いをしています。会員の皆様とはな
かなかお会いする機会がありませんが、よろしくお願いします。
名
前:塩谷 隆好
趣
味:안녕하세요(こんにちは)ハングルが喋れば良いなと思いつつ挫折の日々。
ひとこと:福祉系のオンリーワン企業を目指して・・・そういう活動をしていますが。
介護タクシーで皆で
一緒にいかがですか
♪
ち
ちょ
ょこ
こっ
っと
とバ
バリ
リア
アフ
フリ
リー
ー情
情報
報
今回は、車椅子でも楽しめるいちご狩り情報をお届け致します♪
〇観光いちご園 サンシャイン・ヴィレッジ (滋賀県栗東市十里378)
期
間・・・3月17日∼5月31日(予定)火曜日休園 開園時間・・・ 午前10時30分から<30分食べ放題>
入 園 料・・・大人 1,500円 小学生 1,100円 幼児 700円
ア ク セ ス ・・・JR琵琶湖線「栗東駅」下車 西へ約2キロ / 名神栗東市ICより約5キロ
※3・4月は2週間前・5月は1週間前に要予約
電話(090-1487-7406)・ホームページからの予約可
〇バリアフリー観光農園 (滋賀県野洲市比江2258)
期
間・・・3月3日∼5月31日(予定)
開園時間・・・午前10時から <30分食べ放題>
入 園 料・・・大人1300円 小学生1100円 幼児900円 (3/3∼4/15)
ア ク セ ス ・・・JR琵琶湖線「野洲駅」下車 バスで10分「里の内」 / 栗東市ICまたは竜王ICより約30分
※ 3日前までに要予約 電話(077-589-5917)
※時期により入園料の変更あり
「ゆうりんの家」および「ビーオブエス」
この一年の歩み
(2006 年1月∼2007 年3月)
・ 昨年は年明けと同時に、障害者自立支援法がすべての障害者やご家族の間で最大関心事になりました。当社の利用者
も例外ではなく、大いに不安を持たれていました。
「1割負担とはどう意味なの」
「自分の負担額はいくらなのか?」究
極は「生活していけるだろうか?」誰しも不安の年明けでした。そこで事務所では1月 22 日・29 日の各日曜日に、利
用者さんのご家族に制度が変わる説明会を実施しました。1回では入りきらないため両日になったが、それで
も昼食会を挟んで夕方5時近くまで、びっちり制度や負担金のシュミレーションなども行いました。
事務所としては、一般ケアの他ご家族などの不安にお応えすることも大切な役目です。「参考になった。複雑
なんですネ。こういう会合ももっと持ってください」多くのご家族からこういった声を多く頂戴した説明
であった。今後とも必要に応じてご家族にも報告していくことの大切さを痛感した説明会でした。
・ 4 月から制度が変わりましたが、当面現行のまま継続することが大前提であり、スタートにあたっての大きな混乱
は生じなかった。そんななか例年のとおり京都競馬場で花見も実施。4月上旬でも満開から散り初めに。地球温暖化は
季節を通して私たちに警告しています。
・ そうこうするうち「ゆうりんの家」から「ビーオブエス」への切り替え作業を始めました。「ゆうりんの家」は設立当初の
ボランティア組織に戻し、ヘルパー派遣や介護タクシー事業とボランティア活動を明確に分離し、利用者さんに今後
さらに良いケアをご提供できるようにするためです。
8 月1日にまず身体障害者の分野を「ビーオブエス」に移管しました。周到な計画の下での移管であり、社内的には役所その
他への手続きはあったものの、利用者さんにご迷惑をおかけすることはなかったと思います。
・ 9 月の始めには楽しみにされていた南紀・白浜方面に1泊旅行もできました(9月の通信に詳細記載)。当社の旅行は車椅
子の方が多く、参加者と同数のヘルパーが必要になります。合計 40 名の大所帯。年々増え続けていますので、実行委員長
の努力も大変です。今回もボランティアさん及び他事業所のヘルパーさんも参加され、新たな輪も広がりました。
・ 旅行が終わると知的障害者・児童の移管に着手しました。お蔭様で 10 月 1 日よりこの分野も完了し
ました。しかしながら、この 10 月からの障害者自立支援法の完全施行が、私たちの恐れていた通りに
なり、利用者さんや全ての該当事業者は大混乱。現場が制度に追いつかず、福祉事務所なども見解の先
送りに終始し、混乱に益々拍車がかかった状況でした(11月の通信に詳細記載)。この時期に最も多く
のご質問も頂戴し、その都度担当責任者が各福祉事務所に問い合わせや質問状などをだした時期で
もあります。正に国の勇み足が利用者に降りかかったもので腹立たしくなります。
・ またこの事業を行っている宿命として、悲しい別れもあります。Aさんはケアを開始して半年あまり。献身的なご家護の
介護の他、私たちも介助に入り、ご家族よりもう少し時間数を増やして欲しいとご依頼があり調整をしている最中に、
急に病が進行しお亡くなりになられました。担当していたヘルパー2名の涙がその無念さを映していました。
もうおひとり、介護タクシーが事業化して以来のBさん。ほぼ隔日にディサービスに送迎させていただいた。当初は動
くことも出来なかったが、ご本人の努力もありかなり回復され益々快方に向かうと、全員で喜んでいた矢先の出来事で
した。ご本人と最後に接したのが当社のヘルパー。
「早いこと嫁さんみつけなさい」が最後の言葉だったと彼は息を詰
まらせた。こういう悲しい別れもありましたが、また新たに十数名の方々を迎えた年でもありました。
・ 新しい年は何事もなかったかのようにやってきます。昨年は「命」の大切さを痛感した年であったと、田村会長は新年
挨拶で述べました(1月の通信に詳細記載)。まさにそのとおり。今年こそは障害者や高齢者に優しい年になるように祈
念して、スタッフや利用者で城南宮に初詣。事務所に戻り例年のとおり、ささやかな新年会も行いました。
・ ゆうりんの家はボランティアが基本でスタートした組織です。数多くの会員登録
もいただいております。これらの方々に、生きがいを持った生活をしていただくため
に、各種の催しなども予定してきました。前述のお花見、一泊旅行の他、毎月利用者さ
んやスタッフ共々の誕生会も行っており、夏には海水浴、秋は紅葉狩りに秋レク、そしてク
リスマス会など屋外で体を動かす活動も活発に実施しました。これらの他、京都市役所前
やいろんな場所で行われるフリーマーケットにも積極的に参加し、また利用者さんが
中心になって、アルミ缶の回収なども実施。これらの収益は、私たちの大切な考え方で
ある「自立ホーム」の運営資金の一助になっています。
(裏面に続く)
昨年 1 年はこのような活動をして参りました。「自立支援法なんかに負けるものか」全員そういう気持ちで取り組んで
います。 今年も皆さんと一緒に活動していく事務所でありたいものです。
(回想 塩谷)
2007年1月3日 城南宮にて初詣
MIZUTANI の Mesen
― パート4 ―
世間は年度末。通勤の車の中から、窓の外に目を向けると、卒業式に向かう着物やスーツを着た大学生の姿をよく目に
します。しかし、この時期、そんな晴れ姿よりも多く目にするのが道路工事です。なぜか年度末に近づくとあちこちで道
路工事の看板や、片側が通行止めになった道路を誘導するガードマンをよく見掛けます。でも道路工事をしたあとの路
面はたいていデコボコになっているんですよね。特に部分的に路面を掘り返したあとなんて、そこだけがポコッと盛り
上がり最悪の路面状況になります。何が最悪なのか?それは車いすに乗った状態で車に乗ればよく分かります。車いす
は車のシートのようなクッション性はあまりありません。車いすのまま乗れるリフトの付いた車に至っては、構造が貨物車
と同じものが多く、これまたクッションが効きません。なのでちょっとしたデコボコでも、車いすから身体に伝わる揺れは
相当なものなんです。身体の姿勢を保ちにくいなど状態によっては、負担も計りしれません。
有限会社ビーオブエスでは、福祉介護タクシー事業を行っていますが、運行乗務員はお客様へ負担をなるべくお掛けし
ないよう、運転には細心の注意を払っています。特にデコボコの道はかなり気を遣うとのことで「何とかならないもの
か」という声をよく耳にします。
【MIZUTANI の Mesen】
道路を掘り返すときは、地元の要望があったり、防災目的の補強であったり、水道管など地下に埋まっているライフライン
の補修であったりと様々な理由から行っているのでしょう。しかし、毎年この時期に道路工事が多いことを考えると「ただ
予算が余っているから使い切ろうとしてるんじゃないの?どうせ次年度の予算を睨んでのことなんでしょ!」と思えてなり
ません。もしそうなら、もの凄く無駄使いですよね。そんなにお金が余るのなら、初めから福祉財源に回してほしいし、工
事をするならするで、路面状況の悪い道を舗装するとか、そういった使い方もしてほしいものです。
安倍総理が掲げる「美しい国」を目指すのも大いに結構ですが、まずはもっと身近なところで「美しい道」作りから力を入れ
ていただきたいものだと、毎日揺れる車に乗りながら思う今日この頃です。
各種ご協賛賜り
ありがとうございます
賛助会費
千幸様
ゆうりんの家の運営は、
多 くの 方々の ご支援 ご
協 力に より成 り立っ て
います。
今 年も よろし くお願 い
申し上げます。
3 月の誕生会&船曵朋子さん卒業式を3月 20 日に実施しました。
3月は利用者やスタッフなど多くの方々の誕生月でもあります。例年2月・3月は
この行事も事務所にとっては大切。
お渡しする色紙も重ならないよう各ヘ
ルバー社員は配慮しています。 また
今回は2年在籍してくれた船曵朋子さ
んが、めでたく社会福祉士を取得され、
さらに飛躍するため当社を卒業します。
彼女はビートルズが好きな方に移動中
そのカセットを聴かせたり、毎週担当す
る方々の春夏秋冬の写真集を作り暖か
い文章を添えて渡したり・・・
心温まる企画をいつも創ってくれ、誕生
日会の席で田村理事長から「修了証」を
渡されるサプライズもありました。
このように見ていくと、
「京都に住んでいて良かった」
「他の市町村じゃなくて良かった」という声が
聞かれるかもしれませんが、行政が福祉切り捨ての方向へ動いている今日、決して他人ごとではない問
題に。
「障がいがあっても一人の人として自由に生きがいをもって意義のある人生を歩み
続けられるように」どこに住んでいても誰もが安心して利用できるサービスを受けるこ
とができるようにしていくことが国や自治体の義務であり、そのために今私たちができ
ることは何か、みんなで考え動いていくことが求められているのかもしれません。
義務的給付事業に関する市区町村独軽減策の実施状況一覧
市町村数
北海道
青
岩
宮
秋
山
福
茨
栃
群
埼
千
東
軽減策数
180
実施率
市町村数
28 15.6%
三 重
29
軽減策数
実施率
3 10.3%
森
手
城
田
形
島
城
木
馬
玉
葉
京
40
35
36
25
35
61
44
33
38
71
56
62
1
0
7
2
1
2
6
15
4
19
16
37
2.5%
0.0%
19.4%
8.0%
2.9%
3.3%
13.6%
45.5%
10.5%
26.8%
28.6%
59.7%
滋 賀
京 都
大 阪
兵 庫
奈 良
和歌山
鳥 取
島 根
岡 山
広 島
山 口
徳 島
26
28
43
41
39
30
19
21
29
23
22
24
3
28
12
14
9
10
6
14
2
5
0
1
11.5%
100%
27.9%
34.1%
23.1%
33.3%
31.6%
66.7%
6.9%
21.7%
0.0%
4.2%
神奈川
35
24 68.6%
香 川
17
1
5.9%
新
富
石
福
山
長
岐
静
愛
35
15
19
17
28
81
42
42
63
11
2
4
4
4
22
16
7
48
愛 媛
高 知
福 岡
佐 賀
長 崎
熊 本
大 分
宮 崎
鹿児島
20
35
68
23
23
48
18
31
49
2 10.0%
1
2.9%
2
2.9%
0
0.0%
1
4.3%
2
4.2%
6 33.3%
5 16.1%
1
2.0%
潟
山
川
井
梨
野
阜
岡
知
31.4%
13.3%
21.1%
23.5%
14.3%
27.2%
38.1%
16.7%
76.2%
(調査団体:きょうされん 調査基準日10月現在)
※上記は各種福祉サービス・補装具・医療費を合わせた市区町村独自の軽減策の数値
参考ホームページ
きょうされん http://www.kyosaren.or.jp/
各自治体の独自の施策等の詳しい内容をお知りになりたい方は上記のホームページをご覧になってみてください。
文責 船曳朋子
編 集
今回の通信をもって卒業。ゆうりん
レクではベストショット探し、普段
も通信のネタ探し…通信とともに
歩んできた2年間でした。面白く役
に立つ内容をと思いながら、至らな
い部分も多かったことが心残りで
すが…今後はゆうりんの家通信
ファンとしてパワーアップした通
信を楽しみにしています♪皆様、今
までありがとうございました。
(船曵)
後 記
・今年桜の開花予想が大誤報。昔は
つぼみの重さで予想を立てていた。
・ともあれあと少しで満開の桜が楽
しめそう。桜といえば昔は入学式。
・今年は暖冬で卒業式にも間に合い
そう。今は各地で卒業式の時期。
・当社でもこの通信責任者:船ちゃ
んが卒業します。社会福祉士の資格
を新天地で活かすために旅立ちま
す。皆で応援してあげよう。船ちゃ
んお疲れさま。ありがとう。 (T.S)
とある日、塩谷さんに「水谷さん
ちょっと…」と呼ばれました。笑顔
を見て「あ∼やばいなぁ」と思った
ら、案の定編集長の後任の話し。
「なんで僕なんですか∼」と言いつ
つも「僕のところにまわってくる
わ」と覚悟はしていたのですが…。
と言うわけで次号より編集を担当
することになりました。よろしくお
願いします。船曳さんお疲れ様でし
た。
(水谷)