日本の高校において 英語の授業は

日本の高校における英語の授業は
英語でがベストか?
A13LA161
文学部2年
米山里香子
英語で授業を行うべきではない
高校英語と中間言語段階
中間言語(Selinker ,1972 Inter language)
母語とも目標言語とも異なる体系
⇒高校は中間言語段階なのではないか?
英語での授業と化石化
• 言語転移
• 過剰一般化
• コミュニケーション方略
☞
化石化
英語で授業する効果とは①
言語学習者は豊富なインプットを与えられても
自分の中間言語の発達に必要な言語方式(form)に気づき
取り込むことをしなければ言語習得を振興させられない。
( Doughty & Williams )
☞中間言語段階にあるという気付き
☞母語との比較が必要
英語で授業する効果とは②
日本は英語社会ではない
☞授業が終われば英語を使う必要がない
高校での英語教育が果たすべき役割
世界各地で、文法訳読方式(母語を介する)が一般的
・意味伝達
・クラス運営
・教師と生徒間のラポート形成
( Hall, G.&Cook, G. 2013 )
教育学的機能
効果的な英語の授業への提案
• 中間言語段階にある高校英語、英語に対する関心を高
めるためにも
⇒中間言語語用論
• 目的に応じて日本語で行う、英語で行う授業を
⇒コードスイッチングを取り入れた指導法(Lee&Macaro 2013)
⇒国語力・英語力育成、異文化理解、言語意識の伸長(Cook 2010)
• 生徒のこれからの英語学習への動機づけとなるような
授業を高校で
次の英語学習につながる授業を