携帯電話の歴史 2012-5-10 1 目次 ○携帯電話とは・・・ ○携帯電話の歴史 ○携帯電話のサービス開始 ○携帯電話の通話料金表 ○NTTドコモ加入者数の推移 ○まとめ ○参考文献 2 【携帯電話とは・・・】 電波を使用して無線で通信出来、音声で会話、メール等を実現してくれる機能。 現在では、一世帯につき一台以上は所持しており、今となっては生活必需品となっている。 【携帯電話の歴史】 携帯電話が発明されたばかりの当時は、現在のように手軽に持ち運べるようなコンパクト サイズではありませんでした。第一段階として、持ち運び不可能な「自動車電話」、次に 持ち運び可能となった「ショルダーホン」、そして皆さんに馴染みのある「携帯電話」へと 進化しました。 3 【携帯電話のサービス開始】 ○1979年 ~自動車電話サービス開始~ 自動車に搭載されている電話からサービスを開始している。 通信エリアは全国ではなく、都市部に限られていた。 当時、新規加入料8万円、月額基本料3万円、通話料 6.5秒で10円という高額料金だった。 ○1985年 ~ショルダーホンサービス開始~ 自動車搭載電話を取り外して持ち歩けるようになった。 重量は3kgもあり、肩から掛ける形式なので 「ショルダーホン」と呼ばれた。 4 ○1987年 ~NTTが携帯電話サービス開始~ 電話の重量が1kgを切り、片手で持てる大きさになった。最初の携帯電話は 松下(現パナソニック)/NEC製のTZ802bである。 ○1991年 ~アナログムーバ~ 急速に小型化が進んだ。アナログムーバは230gになり、当時世界で一番小さくて 軽い携帯電話になった。 この頃から携帯電話が一般用に普及するようになった。 5 ○1999年 ~iモード開始~ NTTドコモは1999年にiモードサービスを開始した。 インターネットと接続して、電子メールの送受信や webページ閲覧が出来るようになった。 DDIポケット、京セラ製が世界初のカメラ付き携帯電話 (PHS)を販売。 ○2000年 ~カメラ付き携帯電話~ PHSに引き続き、Jフォン、シャープ製、現在の形態のカメラ付き携帯電話が販売された。 6 【携帯電話の通話料金表】 昭和54年12月~平成6年12月1日までの、10円でかけられる秒数を 以下に列挙します。 ○昭和54年12月~昭和55年11月の通話料金 昼間7時~20時 夜間20時~7時 160km内 6.5秒 12秒 320km内 4秒 7秒 320km超 2.5秒 4秒 ○昭和55年11月~昭和56年8月の通話料金 昼間8時~19時 夜間19時~21時 朝6時~8時 深夜21時~6時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 320km内 4秒 7秒 8.5秒 320km超 2.5秒 4秒 6.5秒 7 ○昭和56年8月~昭和58年7月の通話料金 昼間8時~19時 (平日、土曜日) 昼間8時~19時 (日曜日、祝日) 夜間19時~21時 朝6時~8時 深夜21時~6時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 12秒 320km内 4秒 7秒 7秒 8.5秒 320km超 3秒 5秒 5秒 7.5秒 ○昭和58年7月~昭和61年7月19日の通話料金 昼間8時~19時 (平日、土曜日) 昼間8時~19時 (日曜日、祝日) 夜間19時~21時 朝6時~8時 深夜21時~6時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 12秒 160km超 4.5秒 7.5秒 7.5秒 8.5秒 8 ○昭和61年7月19日~平成2年2月の通話料金 昼間8時~19時 (平日) 昼間8時~19時 (土、日、祝日) 夜間19時~21時 朝6時~8時 深夜21時~6時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 12秒 160km超 4.5秒 7.5秒 7.5秒 8.5秒 ○平成2年3月~平成3年3月19日の通話料金 昼間8時~19時 (平日) 昼間8時~19時 (土、日、祝日) 夜間19時~23時 朝6時~8時 深夜23時~6時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 13秒 160km超 4.5秒 8.5秒 8.5秒 9秒 9 ○平成3年3月19日~平成3年9月1日の通話料金 昼間8時~19時 (平日) 昼間8時~19時 (土、日、祝日) 夜間19時~23時 深夜23時~8時 160km内 6.5秒 12秒 12秒 13秒 160km超 4.5秒 8.5秒 8.5秒 9秒 ○平成3年9月1日~平成6年12月1日の通話料金 昼間8時~19時 (平日) 昼間8時~19時 (土、日、祝日) 夜間19時~23時 深夜23時~8時 160km内 7秒 13秒 13秒 14秒 160km超 5.5秒 10秒 10秒 11秒 ※平成6年4月1日以降は料金プランが導入されて、料金が複雑になった為、 平成6年12月1日以降の料金は省略します。 10 【NTTドコモ加入者数の推移】 昭和54年12月3日 自動車電話サービス開始 昭和62年5月 10万加入突破 昭和63年10月 20万加入突破 平成1年9月 30万加入突破 平成2年5月 40万加入突破 平成2年12月 50万加入突破 平成5年2月 100万加入突破 平成7年2月 200万加入突破 平成7年8月 300万加入突破 平成8年1月 400万加入突破 11 【まとめ】 現在では、家族・友達への連絡や、ニュース等の情報を仕入れる為に必要な手段が 固定電話や新聞からではなく、携帯電話から可能となりました。普段の生活の中で欠かす ことの出来ない携帯電話がいつ頃販売されたのか、また、販売当時から一般市民が手に いれることが出来るものであったのかが気になった為、今回調べることになったきっかけと なりました。今となっては、携帯電話が欲しい時に簡単に購入する事が出来ますが、当時の サービス、通話料金表等より、販売当時~20年後位までは一般市民の方は安易に購入 する事が出来なかった事がわかりました。昔と比較すると、いかに今の時代が連絡・情報 入手の手段に困らなく、利便性に溢れている時代だと痛感しました。 【参考文献】 ◆意外と知らない携帯電話の歴史 http://www.just-link.net/tokushu/?p=1202 ◆携帯電話の歴史 http://nendai-ryuukou.com/keitai/ ◆移動体電話の歴史 http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/K-HIST.htm ◆ケータイの歴史 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/2497/rekisi.htm 12
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