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衛生環境課
 ノロウイルスによる食中毒について
ノロウイルスの歴史
• 1968年
アメリカ ノーウォークで発見
• 1980年頃 「小型球形ウイルス」「SRSV」等
• 1997年
厚労省は「小型球形ウイルス]を
食中毒病因物質に追加
• 2003年
「ノロウイルス」に名称変更
ノロウイルスによる食中毒
患者数(人)
事件数(件)
出典 : 厚生労働省食中毒統計
食中毒事件数(2014年)
出典 : 厚生労働省食中毒統計
食中毒患者数(2014年)
出典 : 厚生労働省食中毒統計
ノロウイルスの特徴
・ 小さい(0.04μm)
・ 人の体内のみで増殖
・ 10~100個程度で感染
ノロウイルスと細菌の大きさの比較
ノロウイルス
0.04μm
ブドウ球菌
1μm
(0.001mm)
1μm
大腸菌
0.5×2μm
臨床症状
割合(%)
出典 : 食品安全委員会
食品健康影響評価のためのリスクプロファイル及び今後の課題
ノロウイルスの排出期間
割合(%)
病日(日数)
出典 : 岩切 章 他
宮崎県衛生環境研究所年報 2004
管内で起こった食中毒の概要
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発生年月日
摂食者
患者数
症状
原因食品
病因物質
原因施設
平成27年1月11日
18名
11名
発熱・嘔吐・下痢
弁当
ノロウイルス
管内の飲食店
食中毒発生時の対応
食中毒の探知
施設の調査、検便回収、施設の消毒指導
精密検査(食材、患者便)
→衛生環境研究所でリアルタイムPCR(4時間)
結果判明
行政対応
ノロウイルス食中毒予防4原則
①調理施設内に持ち込まない
②調理施設内に拡げない
③食品の加熱
④食品につけない、食品を汚染させない
感染性胃腸炎の原因ウイルス
ロタウイルス(18.2%)
n=3,287
国立感染症研究所
病原微生物検出情報
2014~2015
汚染処理について
• ウイルス量を減らす
• ウイルスを不活化
①熱湯消毒
②次亜塩素酸ナトリウム消毒
汚染処理は消火と同じで、
初期対応を完璧に!
嘔吐物処理
感染防止品の着用
効果的な殺菌剤の使用
十分な換気
広範囲の清浄化
手洗い
自動水栓
ペーパータオル
保健所としての対応
情報提供・調査協力
食中毒
営業停止等処分
衛生講習
消毒の指導
衛生環境課
感染症
現地指導
拡大防止措置
健康づくり課
情報提供・調査協力