改革開放政策(1978年~

改革開放政策(1978年~
計画と市場の比重
計画>市場
計画=市場
計画<市場
計画>市場
国家統一計画を前提
より多くの経営管理自主権を与える
まず農業分野から
陳雲 鳥籠経済論 (82年)
社会主義経済は公有制を踏まえた計画的
な商品経済 (83年 12期三中全会)
cf.物資
商品
計画=市場
社会主義初級段階論(87年) 13回党大会
国家が市場を調整し
市場が企業を導く
所有権と経営権の分離
社会主義市場体系の確立→価格調整
(二桁のインフレに)
天安門(6・4)事件
直接的には役人ブローカー(倒爺)への怒り
民主化への要求
(中国にはグラスノスチはないのか)
間接的には インフレへの不満
引鉄⇒胡耀邦の死(新疆での民主化要求運
動に同情的であったとして失脚)
「動乱」との認定
趙紫陽の失脚
計画<市場
鄧小平の南巡講話(92年1月~2月)
姓社姓資論争
計画経済≠社会主義
市場経済≠資本主義
判断の基準は
社会主義社会の生産力の発展に有利かどうか
総合国力の増強に有利かどうか
人民の生活水準の向上に有利かどうか
(3つの有利論)
条件の整ったところから豊かに(機会をつかめ)
社会主義市場経済論
14回党大会(92年)
・市場に資源配置の基礎的役割を果たさ
せる
・全人民所有制と集団所有制を含む公有
制経済を主体とし、個体経済、私営経
済、外資経済で補う
15回党大会以降(97年~
・公有制を主体とし、多種類の所有経済
がともに発展する
・公有制の主体的地位を主に、公有資産
が社会層資産の中で優位を占め、国有
経済が国民経済の命脈を握り、経済発
展に対し主導的な役割を果たす
・非公有経済は我が国の社会主義市場経
済の重要な構成部分
・02年 私営企業家が党員に
過熱経済の出現(92年以降)
対中投資ブーム
土地・株式ブーム(開発区)
違法な資金貸出(体外循環、白条)
インフレ(中国版バブル)
違法な資金貸出の回収
金利引上げ
中国統計年鑑
02
20
00
20
98
19
96
19
94
19
92
19
90
19
88
19
86
19
84
19
82
19
80
19
78
19
%
過熱経済の出現
GDP成長率
16
14
12
10
8
6
4
2
0
消費者物価
新中国五十年、中国統計年鑑01p.295
02
20
00
20
98
19
96
19
94
19
92
19
90
19
88
19
86
19
84
19
82
19
80
19
78
19
76
19
74
19
72
30
25
20
15
10
5
0
-5
19
70
19
過熱経済の出現
消費者物価
改革と開放
改革~国内経済の改革
開放~対外貿易制度の改革と外資導入政
策
→改革・開放政策が両輪のように同時並
行的に行われたことに意義
高度成長とげる中国
GDP
一人当たりGDP
2
20
0
0
20
0
8
19
9
6
19
9
4
19
9
2
19
9
0
19
9
8
19
8
6
19
8
4
19
8
2
19
8
0
19
8
8
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
19
7
1978=100
GDPと一人当たりGDP
なぜ成功したのか(ソ連との比較)
1.文化大革命の払拭
2.経済の後進性→新体制への「転換」で
はなくて新体制の「追加」
(外資系企業、郷鎮企業)
3.海外との繋がり→華僑の存在
4.市場マインドが強い
5.改革の順序(ショック療法/漸進主義)