[IBIS2011 企画セッション プレビュー] 大規模最適化および リスク指向最適化の最新解法 ご講演者 山下信雄 (京都大学) 藤澤克樹 (中央大学) 武田朗子 (慶應大学) 恐神貴行 (IBM) オーガナイザー 比戸将平(IBM) 機械学習にとっての最適化 機械学習 実問題が導く 新しい問題設定 • 必要不可欠 • 共に進歩 最適化 min f(x) s.t gi(x)≦0, hi(x)=0 高速化・精度向上の 新しい解法 “Optimization for Machine Learning” S. Sra, S, Nowozin, S. J. Wright (eds.), 2011. 本セッションの目的 • 大規模とリスク指向という2つの軸において 最新の話題を専門家の方々にお話頂く – 大規模:Big Dataにおける学習のスケーラビリティ – リスク指向:非決定的な状況における学習 大規模 リスク指向 大規模凸最適化問題に対する勾配法 山下信雄 (京都大学) 不確実な最適化問題に対する ロバスト最適化 武田朗子 (慶應大学) 大規模半正定値計画問題に対する ソフトウェアと高速&安定計算による 解決 —理論からスパコンまで— 藤澤克樹 (中央大学) 時間整合的マルコフ決定過程 恐神貴行 (IBM) 大規模凸最適化問題に対する勾配法 山下信雄 (京都大学) • 近接勾配法の紹介と高速化 – 局所的エラーバウンドの観点から – 問題に特化したBregman距離の選択 大規模半正定値計画問題に対するソフトウェアと高速 &安定計算による解決 —理論からスパコンまで— 藤澤克樹 (中央大学) • 大規模SDPソフトウェアプロジェクト – 主双対内点法の発展 – スーパーコンピュータ上での実装と高速化 – クラウドを利用した最適化Online Solver 不確実な最適化問題に対するロバスト最適化 武田朗子 (慶應大学) • ロバスト最適化問題の歴史と解法 • ロバスト判別モデルの提案 – 既存モデル(SVMやFDA)の一般化 時間整合的マルコフ決定過程 恐神貴行 (IBM) • 経路選択問題をマルコフ決定過程で定式化 • 従来のリスク指向MDPの問題点を指摘 • それを解決する新しいクラスのMDPを提案 E[time] = 0.5h Path Expected time 1. W – C – mountain road – E 1.75h 2. W – C – popular highway – E 2h 3. W – S – E 1.7h 25% mountain road; 1.25h 7am W 1h 3h C popular highway; 1h (+ 2h during 8-10am) highway (0.7h) S highway (1h) E
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