PowerPoint プレゼンテーション

癌化学療法患者・家族のアセスメント
北海道医療大学看護福祉学部
北海道大学医学部がん予防内科学講座
小林正伸
アセスメント項目
1.治療計画
2.リスク因子
3.治療内容
4.副作用
5.治療に対する受け止め方
6.家族のサポート
治療計画
1.治療目的
治癒を目指すのか?
延命を目指すのか?
症状緩和を目指すのか?
補助療法なのか?
2.投与期間と休薬期間
内服
静脈内投与(末梢、中心静脈、ポート)
動脈内投与
腹腔内投与
その他
治療目的によって治療内容が変わる
治療目的によって治療効果の評価も変わる
治療は標準治療から選択する
(ただし、病気や合併症、治療歴、年齢、PS、患者の
意向によって変わる)
標準治療が効かなかった時の選択肢
1.投与時に注意を要する抗がん剤
リスク因子
1.年齢、全身状態(PS)
()才、PS (1, 2, 3, 4)
2.各臓器の機能
骨髄
肝
腎
心
肺
その他
3.合併症
4.アレルギー・感染症
治療内容
1.レジメン名と治療日
2.使用薬剤(投与量と投与期間)
3.対表面積の確認
4.起壊死性抗がん剤の有無
5.治療内容変更の有無
6.投与順番、前投薬、補液内容の確認
副作用
1.治療前
予測性悪心・嘔吐
その他の特記事項
2.治療中
アレルギー
血管外漏出・血管炎
悪心・嘔吐
その他の特記事項
3.治療後
遅発性アレルギー
遅発性悪心・嘔吐
その他の特記事項
治療に対する受け止め方
1.意思決定までの過程
2.治療に対する姿勢
3.治療に対する不安や期待
4.副作用に対する考え方
5.他者のサポートに対する考え方
6.精神面の特記事項(専門職種の治療やケア)
家族のサポート
1.キーパーソン
2.家族の治療に対する受け止め方
3.家族関係の特記事項