電磁波吸収建材補足資料 電磁波吸収建材(タイガーEAボード) 補足資料 平成16年11月10日 株式会社 熊谷組 吉野石膏 株式会社 王子タック 株式会社 1 電磁波吸収建材補足資料 電磁波吸収建材概要 2.45GHz用電磁波吸収建材 5.2GHz用電磁波吸収建材 2 電磁波吸収建材補足資料 電磁波吸収建材概要 裏面アルミ箔 図1-1電磁波吸収建材概要 2.45GHz(IEEE802.11b、g)用電磁波吸収建材 ① ③ ② 構成 ①抵抗皮膜 ②石膏ボード9.5mm ③アルミ箔付石膏ボード9.5mm 裏面アルミ箔 図1-2電磁波吸収建材概要 5.2GHz(IEEE802.11a)用電磁波吸収建材 ① ② 構成 ①抵抗皮膜 ②アルミ箔付石膏ボード9.5mm 3 電磁波吸収建材補足資料 電磁波吸収量測定概要 被測定対象物 (電磁吸収材) 被測定対象物 (金属板) 送信 送信 ベクトル ネットワーク アナライザー ベクトル ネットワーク アナライザー 受信B 弱い(吸収さ れた)反射波 受信A 強い反射波 - 金属板に電波を当て反射量を測定 =反射損失 (吸収量) 金属板を取り去り壁面に電波を当て反射量を測定 金属板と壁面の比(受信B/受信A)が吸収量となる。 (金属板の反射全反射基準での吸収量) 4 電磁波吸収建材補足資料 図2-1電磁波吸収性能(2.45GHz用) 2.45GHz 30 25 吸収量 [dB] 20 15 10 5 0 1 1.5 2 2.5 周波数 [GHz] 3 3.5 4 5 電磁波吸収建材補足資料 図2-2 電磁波吸収性能(5.2GHz用) 5.2GHz 30 25 吸収量 [dB] 20 15 10 5 0 3 3.5 4 4.5 周波数 [GHz] 5 5.5 6 6 電磁波吸収建材補足資料 実規模実験室概要 大きさ:L7.7m×W3.3m×H2.7m 電磁波吸収建材取付位置 ↑ 壁面吸収測定位置 ←壁面吸収測定位置 アクセスポイント(親機)アンテナ設定位置 室中央天井面 壁面吸収測定位置→ 壁面吸収測定位置 ↓ 通信速度測定ポイント:21箇所(@1.2m×1m) 7 電磁波吸収建材補足資料 実規模実験概要(通信速度測定) アクセスポイント (室中央天井) イーサーネットケーブル UP Load:クライアント→サーバー Down Load:サーバー⇒クライアント クライアント側PC (21箇所での測定)) サーバー側 PC 実規模実験室 約50Mバイトのファイルで ①クライアント(子機)側からサーバー(親機)側へのデータ転送時間 ②サーバー(親機)側からクライアント(子機)側へのデータ転送時間 を測定し通信速度(bps)を算定する。 8 電磁波吸収建材補足資料 図3-1 通信速度(2.45GHz) 電磁吸収建材適用前UpLoad(クライアント⇒サーバー) 電磁吸収建材適用後UpLoad(クライアント⇒サーバー) UpLoad(Mbps) 施工前 9.51 施工後 20.61 改善量 117% 電磁吸収建材適用前DownLoad(サーバー⇒クライアント) 電磁吸収建材適用後DownLoad(サーバー⇒クライアント) DownLoad(Mbps) 施工前 11.76 施工後 17.68 改善量 50% 9 電磁波吸収建材補足資料 図3-2 通信速度(5.2GHz) 電磁吸収建材適用前UpLoad(クライアント⇒サーバー) 電磁吸収建材適用後UpLoad(クライアント⇒サーバー) UpLoad(Mbps) 施工前 21.37 施工後 22.95 改善量 7% 電磁吸収建材適用前DownLoad(サーバー⇒クライアント) 電磁吸収建材適用後DownLoad(サーバー⇒クライアント) DownLoad(Mbps) 施工前 20.55 施工後 22.77 改善量 11% 10 電磁波吸収建材補足資料 施工手順 EAボード(2.45GHz用)施工手順 アルミ箔面 石膏ボードビス ボード下地材 ①1層目EAボードの取り付け (ボードビス留め) ②2層目EAボードの取り付け (ステップル留め) ③ステップル穴のパテ処理 ④壁紙の貼り上げ EAボード( 5.2GHz用)施工手順 ①EAボードの取り付け ②ビス穴のパテ処理 ③壁紙の貼り上げ 11 電磁波吸収建材補足資料 施工状況写真 ①EAボード取り付け状況 (裏面はアルミ箔面) ③ビス穴、ステープル穴、面取り部のパテ処理 ②EAボード取り付け状況 (室内側に抵抗皮膜(白面)がくる。) ④壁紙貼り付け 12
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