視点1 情報行動に 関する地域差の

地域・社会のグローバル化
グローバル化の概念
2
視点1 講義の内容
情報行動に関する地域差の
理解と異文化コミュニケーション
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1)地域・社会のグローバル化
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2)インターネット情報とドメイン
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インターネット情報と地域の関係
3)英語による情報支配
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グローバル化の概念
世界の情報の英語化
4)グローバル化と異文化理解
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異文化理解の態度
グローバル化
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Globalization
政治・経済・文化などが国境を越えて地球規模で拡
大すること
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経済のグローバル化が実態として存在する
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経済のグローバル化
政治のグローバル化
文化のグローバル化
人や物や金や情報が国境を越えて自由に行き交う
状況
情報化が大きな働き
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
国・地域の概念が少ない
情報・通信・輸送
いやおうなくグローバル化の状況に置かれる
経済のグローバル化
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
人や物や金や情報が国境を越えて自由に行
き交う状況
新聞の経済面でグローバル化が確認できる
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商品
株式・為替・金利
世界的な金融・債券市場
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市場の国際化(24時間体制)
世界的に瞬時に価格が決まる
グローバル企業
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多国籍企業
生産のグローバル化
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生産の国際化・地域化
国際的分業体制
販売のグローバル化
地域別セグメント情報
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本田、スズキ
新聞記事参照
Google earthの見方
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地図情報の精度
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デジタルディバイドは把握不可
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地域差があるていど分かる
個人レベルの分断
階層による分断
University of Alberta
Northwest Missouri State University
Kyung Hee University
Far Eastern National University
グローバル地図
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出典:country code Top Level Domain world map
http://www4.plala.or.jp/nomrax/TLD/
グローバル地図
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GNP地図
グローバル地図
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時空間地図
政治のグローバル化
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グローバルな問題の出現
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環境汚染・廃棄物のリサイクル
地球温暖化
移民
麻薬取引
政治のグローバル化の考え方
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国家(国民)型政治とグローバル化
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1.政治がグローバル化するという説
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
国家型政治が弱体化を強め、優位性を失う
2.国家型政治が主体となる説


国家が基本となる政治の変化
従来以上にグローバル化問題処理の中心的存在になる
3.国家型政治が変容する説

従来の権力、管轄権(支配する範囲)の再配置の過程に
ある
出典:David Held, A Globalizing Word?, 2002
1.政治がグローバル化するという説
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国家型政治が弱体化を強め、優位性を失う
グローバルな資本主義秩序の強化
グローバルな統治基盤
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
超国民的社会勢力
エリート、企業、官僚ネットワーク
アメリカが唯一の超大国となる
2.国家型政治が主体となる説
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
従来以上にグローバル化問題処理の中心的
存在になる
強国の他国への影響力が多きくなる
アメリカの自由主義的資本主義の拡大

アメリカ指導型の自由世界秩序は保たれる
3.国家型政治が変容する説


従来の権力、管轄権(支配する範囲)の再配
置の過程にある
下からの統治
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インターネット政治
知的コミュニティー、NGO
麻薬問題
 環境問題
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文化のグローバル化
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文化の輸出入
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音楽・アート・写真
映画・印刷物
テレビ番組
衛星放送含
 日本、イギリス、ブラジルなどは輸入の必要がない
 カナダ、オーストラリア、多くのアジア・アフリカの国は
輸入
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続き
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物・サービス・習慣
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マクドナルド
コカコーラ
ディズニーランド
スーパーマーケット
コンビニエンスストア
文化とグローバル化
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1.グローバル論(肯定的)
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2.グローバル論(否定的)
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文化が否定的にグローバル化するという説
3.文化の伝統論
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文化が肯定的にグローバル化するという説
文化はグローバル化しないという説
4.文化の変容論

文化はグローバル化を受け入れ変容する説
出典:David Held, A Globalizing Word?, 2002
1.文化のグローバル論(肯定的)
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画一化、均質化、平準化
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国民・地域文化の消滅
平均値文化の出現
地球村(Global Village マーシャル・マクルーハン1960)
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物理的空間の制約を越え自由な意見を聞ける
瞬時・安価・自由な世界規模のコミュニケーション
コミュニケーション技術が前提、メディアからインター
ネットへ
続き
(肯定的に文化がグローバル化するという
説)
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公共圏の出現


国家のコントロールを受けない空間
自由、瞬時のコミュニケーション
世論操作に対抗
 政府と企業による広告、PR、情報管理


Blog, BBS, Webサイト、e-メール
2.文化のグローバル論(否定的)
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所有の集中

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メディアのコングロマリット化(複合企業化)
問題点の指摘
文化の輸出
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情報大国から情報弱国へ
アメリカ文化の世界標準化
続き
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国家内不平等、国家間不平等
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文化の基盤となる社会の変化
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グロバル化に関われる人と、関われない人の間
の格差
社会の断片化、細分化
従来の文化の単位が分断
画一化、均質化、平準化
(否定的にも肯定的にも考えられる)


国民・地域文化の消滅
平均値文化の出現
3.文化の伝統論
(文化はグローバル化しないという説)
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国民文化の根強さ・国民文化の連続性
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歴史性
アイデンティティとの深い関係
国民・地域文化は連続する
アイデンティティ
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個人アイデンティティ
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社会アイデンティティ
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自己定義、個人の経験かえら作られる
属する社会集団から作られる
人間アイデンティティ
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人としてのアイデンティティ
続き
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マスメディア
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国内向け番組、新聞に重点
グローバルメディアの聴者と読者は限定的
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

エリート層
世界言語(英語、スペイン語)の理解
国境を越えた文化の共有
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
中国人コミュニティの結びつき
ローカルな場所における多様な文化と伝統の並存
4.文化の変容論
(文化はグローバル化を受け入れ変容する説)
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国民文化の連続性、継続性が前提
国民文化の連続性、継続性と一定の変容性
文化の流れは双方向
技術
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技術の発展は変容過程に重大な意味を持つ
文化のグローバル化のキーとなる
情報社会
分断の概念図
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グローバル化による国内的な分断
デジタルディバイドだけの問題ではない
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複雑に要素が交錯している
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グローバル化とフランス
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EU地域の変化
企業活動の活性化
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効率化
活性化
従来の方式の変更が求められる
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グローバルな競争を意識した方向へ
従来の豊かな暮らしと反する
フランス国家内の分断
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世代間の分断
伝統との摩擦
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平等、公正
暮らしの安定
手厚い社会保障制度
フランスの雇用制度
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従来の雇用制度はグローバルな企業活動に対応困難
フランスの新雇用制度
DVD参照24分
グローバル化とペルー
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外国資本
国家間格差と国内格差
ccTLDの順位
Hosts
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フランスとペルーで環境は大きく異なる
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フランス
5位 6,863,156
ペルー 下11位
3
国家間格差が大きい(外国からの投資が必要)
国内格差も存在、より大きくなる
17分
グローバル化まとめ
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日本人にとって理解が困難な概念
グローバル化は情報・通信技術と密接な関
係にある
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グローバル化の中で地域を考える
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技術の進歩によりグローバル化が進展した
実態として考えざるを得ない
文化の連続性は存在している
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国民文化の根強さ連続性
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