3次元情報入出力装置を用いた演習

3D Wand による3次元
形状計測
3次元形状計測装置
 3D Wand(テクノドリーム21社製)

http://td21.jp/product/3dwand/index.html
 構成
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3D Wand 本体: 7つの発光ダイオードとライ
ンレーザー発光装置が一体となった手に持っ
て移動できる電池駆動の装置
PC(3D Wand 基本ソフトウェア)
DVカメラ(IEEE1394によりPCと接続)
3次元形状計測装置(cont.)
 原理
 3D Wand 本体の7つの発光ダイオードをDVカメラで
撮影し,画像から 3D Wand 本体の位置と姿勢を計
測する.
 さらに,DVカメラが照射された線を撮影し, 3D Wand
本体からの距離および,線の3次元位置を計測する.
 3Dワンドを手で動かしながら対象物体にまんべんなく
ラインレーザーを当てる(スキャンする)ことで,表面全
体の位置を計測する.
 黒色は測定不可
 注意:レーザ光を目に当てないよう注意する.
3次元形状測定データ活用ソフト
 RapidForm
 http://www.nissho-ele.co.jp/product/rapidform/
 形状評価機能(インスペクション)
 CADデータと測定データを重ね合わせ
 形状の違いを色表示にて分かりやすく評価
 評価結果をレポート出力(PDFやExcelなど)可能
 データ変換機能(リバースエンジニアリング)
 測定データを変換し,CAD,解析,NC加工へ
 点群データのノイズ除去やデータ欠損部分の補完など
多彩な編集機能
 点群,ポリゴン,NURBSサーフェスの相互変換可能
STL形式とは
 STL(Standard Triangulation Language,
標準三角パッチ言語)

3角形表面要素の集合体
 facet
normal
(面の単位法線)
 vertex
(面の各頂点)
本日の実習内容
 3Dワンドを用いた3次元形状計測
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手、足、靴などの計測対象を決める。
3Dワンドによる計測
各自のパソコンに計測データを転送
lesson9_1.c でSTLデータを確認