食品感性工学 - 宮崎大学 情報基盤センター

食品感性工学
農学部 地域農業システム学科
17090090 榎本瑞穂
なぜ人間工学が必要か???
背景
近年は食の飽食の時代。
消費者の嗜好はますます多様化。
多様な食品が市場にあふれ、その差別化が困難となり、
商品の寿命もますます短くなっている。
ヒット商品の開発・・・
1 ターゲットとなる消費者を明確に把握する
2 その食嗜好特性を定量的に明らかにする
3 顧客満足型の商品を設計・製造する
手法の開発が必要。
だから!!!!!
消費者が「食」に関して感じるおいしさや嗜好を何らか
の方法で計測または評価し、再現性や客観性の高い数
量化された情報を得るシステムを創出するために、
人間工学が必要である。
食品感性工学の分野での人間工学
食品感性工学とは、「食」にまつわる感情の動態、すなわち
「食感性」を定量的に多方面から解明しながら、その成果を新
食品の創造やマーケティング戦略にも展開してゆく事を目的
としている新しい科学技術の分野と考えられている。
FOOD-KANSEI ENGINEERING
食品感性工学は、
日本から発信されたオリジナルな学問、
Food-Kansei Engineering
世界中の食品研究者・食品産業から
注目されている。
どんなことに応用されているのか?
消費者を満足させる顧客満足型のヒット商品を
設計し、これを製造するための最適製造条件の
探索やTVコマーシャルなどのマーケティング戦
略の策定に応用されている。
例えば・・・
緑茶製品「伊右衛門」
・消費者の求める香りや味の定量的な分析
・ペットボトルの形
・宣伝
・パッケージ
などを工夫したりして大ヒットさせた。
終。