日本経済論Ⅱ

日本経済論Ⅱ①
講義の目的
日本経済の現状について
歴史的A・国際比較A
VTR質問事項
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東海経済の活力の源泉は何か?
東海企業経営の特徴は何か?
消費センスは何か?
企業経営なかで重要なのは何か?
中小企業は重要か?
「樹研工業」の競争力は何か?
講義の進め方
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VTR利用→目で見る日本経済の変化
講義→耳で確認するVTRの中身
参考書→『経済学の世界へ』(有斐閣)
出席の確認→全体の70%以上(最低条件)
出席30% 発言力35% レポート35%
期末試験は行わない
第1講
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参考書 第1章 pp.14-27(ヨーロッパ近代)
系統発生を繰り返す個体発生
資本主義の誕生(まず西ヨーロッパ、GB)
それが世界的に波及する過程18cー現在
日本のなかで系統(資本主義)の発展
名古屋経済圏と日本経済
戦国時代から江戸時代へ
都市経済の繁栄
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堺とヴェニスの繁栄(16世紀)ー大商人
共通の成長基盤ー遠距離交易
当時の経済成長の動力源ー生産<流通
名古屋経済ー生産+貿易(空・海)
堺の繁栄→大坂に移る、京都へ寄進
ヴェニス→都市から国家へ、大遺産
東海経済の活力
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製造業ー加工組み立て産業
少なくとも戦国時代から鋳物産業さかん
当時の武器生産に需要あり→公共需要
現在の基礎ー第二次世界大戦中の生産
現在の特徴ー企業システム
大企業とそれを取り巻く中小企業の存在
複雑なシステムを形成→その例、トヨタグ
ループ
無借金経営とは何か
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すべて現金支払い、手形を発行しない
それだけの現金の蓄積がある
堅実にして低リスクな経営が可能になる
そのメリットがデメリットになるリスク
株式上場→外資(ファンド)の攻撃のリスク
企業価値に比べて安い株価→買収リスク
経営の難しさ→グローバル市場での生き残り
今回の格言
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すべての経済は繁栄ののち、衰退を迎える
ギリシア・ローマ時代以来、中国文明以来
経済成長のドラマとは?
テイクオフ→成長→加速度→繁栄→衰退
ひとつのサイクルか、それとも循環か