企業の理論 2 装置産業、ディズニーランド • 企業は利益を最大化する。 利益の最大化 • 利益=総収入-総費用 • 総収入=売上数量×価格 • 総費用=固定費用+可変費用 限界分析 • 限界とは「端(margin)」で、「limit」ではない。 • 1単位生産が増えた時、ほかのものがどれだ け増えるか(限界費用、限界効用)。 • 最大値や最小値は限界値をみればわかる。 限界生産力は逓減する ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 生 産 量 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → → → → → 1人 2人 3人 4人 5人 働く人の数(人件費) 縦軸と横軸を反対にすると… ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → 人1 働く人の数(人件費) ↑ ↑ ↑ ↑ → 5人 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → 4人 → → 3人 → → 2人 → → 1人 → ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 人2 ↑ ↑ ↑ ↑ 人3 ↑ ↑ ↑ 生 産 量 人4 )費件人(数の人く働 ↑ ↑ 人5 ↑ 生 産 量 ↑ 5人 ↑ ↑ → 4人 2人 1人 → → 2人 3人 生 産 量 生 産 量 → → ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 1人 人1 → ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → 人2 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → 人3 ↑ ↑ ↑ ↑ 3人 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → ↑ ↑ → 人4 ↑ ↑ ↑ 働く人の数(人件費) → ↑ → 人5 )費件人(数の人く働 生 産 量 ↑ → → 4人 5人 働く人の数(人件費) 限界費用は逓増する ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 総 費 用 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ → → → 生産 → → → 利益の最大化 総費用 総収入 総費用 総収入 利益 0 生産量 固定費用と可変費用 • お化け屋敷(入場料300円) • 装置を作るのに、5000円かかるが、それ以上 の費用はいらない。(限界費用0円) • 焼きそば(1食300円) • 装置を作るのにお金はかからないが、毎食 200円かかる。(限界費用200円) 固定費用と可変費用 お化け屋敷 収入 費用 焼きそば 利益 収入 費用 利益 10人 3000 5000 -2000 3000 2000 1000 20人 6000 5000 1000 6000 4000 2000 30人 9000 5000 4000 9000 6000 3000 40人 12000 5000 7000 12000 8000 4000 50人 15000 5000 10000 15000 10000 5000 装置産業 • • • • 固定費用が大きい。 限界費用は小さい。 入園者が少なくても維持する費用がかかる。 損益分岐点を超えると、利益が急増。 損益分岐点売上高は750億円 オリエンタルランドの四半期別売上高、経常利益 1400 1200 売 上 高 ( 億 円 ) 1000 y = 1.3082x + 753.95 R² = 0.8132 800 <年間> 3000億円 2400万人 600 400 200 0 -100 0 100 200 300 営業利益(億円) (出所)オリエンタルランド有価証券報告書、決算短信 400 (四半期) ディズニーリゾート入場者数 20周年タワーオブテラー 30周年 ファンテリュージョン 15周年 25周年 10周年 東京ディズニーシー プーさんのハニーハントなど トゥーンタウン 資本、設備投資 映画「山猫」(イタリア 1963) ルキノ・ビスコンティ • 変わらずに生き残 るためには、自ら 変わらなければな らない。
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