フランス経営史 2003年5月22日

フランス経営史
2003年5月22日
フランスの企業と文化
フランスという国
人口 は6,008万人(1999年7月6日)
面積は 54万7,000km2(日本の約1.5倍)
人種として ケルト人、ゲルマン民族(フランク
系、ノルマン系)等の混血
宗教は カトリック教が圧倒的。国民の90%。
プロテスタント系は2%。
フランス経済の類型化
①ビック・ビジネス
②伝統産業
③先端技術産業
④未来を開く産業 サービス産業
概括的な歴史
1789 フランス革命
1792 第一共和政
1804 第一帝政
1815 王政復古(ブルボン家)
1830 七月革命
王政復古(オレルアン家ルイ・フィリップ)
1848 二月革命
第二共和政(ルイ・ナポレオン)
1852 第二帝政(ナポレオン三世)
1871 パリ・コミューン 第三共和政
フランス革命の意義
① ブルジョワ革命の徹底化
②営業の自由
③合理的経済制度の追求
フランス産業革命
A第一帝政期(1804-1814)
①経営活動を通じて不断の蓄積 ―― 自己資本中心
②保守主義
B第二帝政期
①ルイ・ナポレオン(1808-73)の時代
②ルイ・ナポレオンとサン・シモン
③サン・シモン主義とは
④クレディ・モビリエ
フランスの教育制度
① 学歴偏重のエリート教
育、学閥も形成
②高等師範 エコール・ノ
ルマルの地位
③グラン是・コール
④一般大学
⑤予備門
⑥バカロレア(大学受験
資格)
フランス企業者の特質
1.企業を家産とみなす。堅実経営、安全重
視
2.地方では果敢な企業精神
3.国際的視野の企業化活動
4.技術合理性への進行
5.しかし家族企業が多く、封鎖的な集団を形
成
第2次世界大戦後のフランス経済
①“混合経済”体制
②テクノクラートの役割
③国有化の進展
④植民地との経済関係を断絶し、EC経済中
心に移行