小川町の現状について

小川町の現状について
06年度予算は79億6400万円
前年度比1.3%減
町民税は1億4400万円の増収
2005年度15億180万円
2006年度16億4500万円
その内訳は 住民負担の増大によるもの
増税になったもの
影響人数
◆均等割の生計同一妻に対する非課税措置の完
全廃止
影響総額
2,924人
877万2千円
2,694人
3083万7千円
934人
595万7千円
=所得税の20%・住民税の15%を差し引く減税措置を半分に縮小。
来年度は全部廃止
17,056人
8365万4千円
2006(平成18)年度合計
17,056人
1億29220千円
=93万円以上のパート収入のある妻は住民税が非課税から均等割
(町民税3000円)課税となりました
◆老年者控除の廃止
=65歳以上の高齢者の所得額から48万円を控除する措置が廃止
になりました
◆高齢者非課税限度額廃止
=年金収入から公的年金控除などを引いた額が125万円以下は非
課税でしたが段階的(3年間)に廃止になります。今年は3分
の1が課税
◆定率減税半減
★公的年金控除の縮小
約500万円増収を見込んでいる (3月議会答弁)
高齢者の住民税 こんなにあがったのは?
2004年国会で決められた二つの改悪が今年度から実施
65歳以上の高齢者に認められていた



公的年金など控除の縮小(140万円→120万円へ)
「老年者控除」の廃止(所得税50万円、住民税48万円)
非課税措置の廃止(所得125万円まで非課税)
今年度だけではなく負担増は続く

3年間の経過措置(非課税から課税になった方)
年金収入のみ
平成17年度
平成18年度
平成19年度
年金収入245
万円(単身)
税負担なし
1万6200円
3万1700円 4万7300円
年金収入156
万円
税負担なし
1300円
(均等割)
2600円
(均等割)
★3年間の経過措置は介護保険料も
平成20年度以降
4000円
(均等割)
雪だるま式に増える負担
国民健康保険料
 介護保険料



介護保険利用料(特に施設入所サービス)、老人医療の
限度額適用及び標準負担額減額措置、居宅介護・施設
入所などの障害者福祉サービス、
私立幼稚園就園奨励費補助金、保育料
三位一体構造改革



地方交付税の削減・・・何にでも使えるお金
国庫支出金の削減・・・目的が限られたお金
税源移譲・・・・・・・・・・・国税の一部を減らし地方
税を増やす
国の歳出を削減し地方自治体と住民に負担を押し付けるもの
行財政改革の推進
小川町行財政集中改革プラン
2005年度から2009年度までの5ヵ年
受益者負担の原則
経常収支比率の改善(物件費・人件費の抑制
及び扶助費の見直しなど)を行う等、早期に財政
構造の見直しを図りながら、思い切った改革を
断行する
(小川町新行財政改革大綱より)
2009年度までに 9億1700万円
歳入増 1億1200万円
歳出減 8億500万円
・町税など収入強化
・内部管理費削減
・事務事業経費削減
・補助金・負担金の見直
し
・未利用財産の売却
・公共施設使用の有料化
・ごみ収集有料化
・職員駐車場利用者負担
行革7つの柱
1
2
3
4
5
6
7
弾力的な組織機構の改革
公共施設などの効果的・効率的な運営の推進
定員管理と給与の適正化推進
事務の効率化の推進・受益者負担のあり方検討
健全な財政運営の推進
住民サービスの向上と職員の意識改革
公営企業の経営健全化
住民サービスに影響







燃えるゴミの有料化
保健福祉事業の一部負担化
公共施設一部利用の有料化
公の施設の指定管理者制度の導入
民間委託の推進
補助金の見直し
扶助費の見直し
燃えるゴミの有料化

2007年度にもえるごみの有料化を実施予定
1世帯あたり月額185円の負担
保険福祉事業の一部負担化
健常・要介護にかかわらず、日常生活
でかかる費用は自己負担
一部負担化の実施
公共施設使用の有料化

公民館、図書館などの社会教育施設、テニス
コート、グラウンドや学校開放などの体育施設、
福祉センターなどの会議室利用について有料化
★2006年10月から実施
公の施設の一部指定管理者制度の導入




町民会館、伝統工芸会館、和紙体験学習セン
ター、仙元山見晴らしの丘公園の指定管理者制
度導入
(2006年度より実施)
ふれあいプラザおがわの指定管理者移行
(07年度実施予定)
図書館の指定管理者制度移行の検討
(09年度までに結論)
保育園(一園導入可能か検討)
★中央保育園の廃園(幼保一体化事業)
民間委託の推進




ごみ収集全面委託 (2006年度より実施)
デイサービス休止
(2006年度より実施)
学校給食・保育園給食の民間委託
(09年度までに結論)
学校用務・保育園用務の民間委託
(09年度までに結論)
補助金の見直し

団体補助、事業補助を原則一律10%減額
★2006年度から実施
扶助費の見直し

町単独で行なっている事業及び国・県の基準を
上回っている事業のうち、他の自治体の水準と
比較して突出しているものなどについて見直す

新たに所得制限を設ける。所得制限をすでに設
けているものについては、精査していく
独自サービスの切捨て
介護保険利用料独自策打ち切り
(在宅サービス利用料の助成、高額サービス費
の一部を助成)
 障害者自家用車ガソリン代廃止

介護保険料
小川町では06年4月より利用料独自助成を廃止
保険料(円)(基準額)
行政区名
00年導入
03年改定
前年度比較
06年改定
上げ率(%)
独自助成制度
保険料
利用料
小川町
2,788
2,850
3,880
36
寄居町
2,667
2,667
3,400
27
○
毛呂山町
2,458
2,458
3,333
36
○
嵐山町
2,733
2,733
4,085
49
○
滑川町
2,769
2,770
3,360
21
○
鳩山町
2,733
2,910
3,500
20
○
○
追い討ちをかける医療改悪
10月から実施
 70歳以上の(現役並み所得)窓口
負担 1割→2割→3割負担
 70歳以上の長期入院で食費・居
住費増
月額2万4千円→5万2000円
 高額療養費自己負担限度額の引き上げ
 埋葬料の支給引き下げ
10万円→5万円
追い討ちをかける医療改悪
08年4月~
 70歳~74歳の高齢者の窓口負担 1割→2割
 65歳~69歳の療養病床入院患者の食費・居
住費の負担増
★保険のきく医療と保険のきか
ない医療を組み合わせる「混
合診療」の拡大
★療養病床の大削減(12年3月までに)
38万床→15万床に 介護型(13万床を全廃)
追い討ちをかける医療改悪
08年4月~
後期高齢者医療制度の創設
 75歳以上の高齢者だけの医療制度
 75歳以上の全高齢者から保険料徴収(年金天
引き)
 保険料の滞納者から保険証の取り上げ、資格
証明証発行
追い討ちをかける医療改悪
08年10月~
 国保加入の65歳以上の高齢者の保険料を年
金から天引き
 政府管掌保険の改変
社会保険庁の運営を切り離し、全国単位の公法人「全
国健康保険協会」を設立、都道府県ごとに支部を作り財
政運営→広域化
介護保険・障害者自立支援法も


軽度者(要介護1と要支援)に対する介護ベット、
車椅子などの福祉用具貸与を原則保険外に
1割負担→全額自費
補装具利用料の応益負担(1割)
障害児施設の応益負担、食費負担増
さらなる負担増 骨太方針2006



給与所得控除(サラリーマンの必要経費)の縮
小、配偶者控除、扶養控除の廃止
生活保護母子加算の廃止
介護保険料引き上げ
消費税税率アップ!
2007年暮れに結論、08
年通常国会で法案を成立、
09年までに税率を引上
げるシナリオ
消費税は所得が低い世帯ほど負担が重い
えっ!まるごと法人税の穴埋めに
現行法の中でできることは




医療費控除や社会保険料控除などきちんと申
告すること・・・確定申告
障害者控除、寡婦控除に該当する人は申告(所
得125万円の非課税限度額が残っている)
世帯分離
障害者手帳を持っていなくても「それに準ずる」
と首長が認めれば税法上は障害者として扱わ
れる(9月議会で取り上げました)
どんな制度があるのか知ること
 就学援助
 貸付制度
 ひとり親家庭への援助
要求の実現を目指すには
請願
署名を集める
議員に要請
行動すること
要求の実現


八和田学童保育5500を超える署名
議会との連動
国の政治そのものを変えること

来年夏の参議院選挙
日本共産党の躍進を
あやべ澄子さんを
なんとしても国会へ