消費者行動の変化とその規定要因 本講義のねらい • 消費者行動の変化をどう捉えるか • 外部環境の影響 • インターネットの影響 2 日本の世帯数と世帯の種類 3 消費者が取り巻く環境 技術的・環境的要因 社会的・文化的要因 生活体系 生活構造 生活意識 生活行動 経済的要因 政治要因 4 社会的・文化的要因 • • • • • • 人口減少 少子高齢化 家族関係の変化 地域での役割の変化 晩婚化・非婚化 晩産化・少産化 5 経済的要因 • 経済成長 • 雇用環境 • 景気動向 • 金利や物価の動向 6 政治的要因 • 規制緩和 • 税制の変更 • 年金制度の変更 • 外交問題 7 技術的・環境的要因 • 情報通信技術の発展 • 交通・運送技術の発展 • 地球環境問題 • 資源エネルギー問題 8 時間コストの変化と家事の外部化 時間コスト 時間を仕事に配分する 場合に得られる収入 家事の外部化 時間節約型消費 9 時間コストの影響要因 • デモグラフィック要因 – 規模が小さくなるほど時間コストは増大する。 • 社会的要因 – 余暇活動への関心の高まり • 経済的要因 – 所得水準の増加 • 技術的要因 – 情報通信技術の普及 10 家事活動の外部化プロセス • 家事活動の外部化 – 炊事、洗濯、育児ー>外食、クリーニング、託児 • 家事活動の売り手依存 – 小売への依存 • 家事活動の停止 – 衣服のアイロンがけ • 製品による家事活動の代替 – 電子レンジ、全自動洗濯機 11 市場需要への影響 • 代行サービス – 外食、クリーニング、託児 • 時間節約型機器 – 電子レンジ、食器洗浄機 • 時間節約型小売機関 – コンビニ、通販 • 半加工製品・使い捨て製品 • 省時間型余暇活動 12 インターネット利用者数の推移 13 インターネットの利用端末 14 インターネットの影響 • 情報探索コストの低下 • 情報源の増加(情報の洪水) • 時間節約型取引形態の登場 15
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