シニアプログラム 「地域医療のススメ」 日本家庭医療学会 仮認定プログラム JADECOM 地域医療研修センター 福士元春 [email protected] 地域医療研修センター 研修プログラム・指導医養成に関する企画(1) 2002 第1回地域医療学術集会・ Taylor R B 教授記念講演 地域医療卒後研修プログラムに関するW S ・ TaylorR B 教授ら( 伊東) 2003 臨床研修検討委員会・ 研修プログラム検討会 地域医療研修センター設立・ 横須賀センター開設 協会の医師臨床研修を考えるW S ( 横須賀) 後期研修カリキュラムW S ( 横須賀) ・ S aultz JW 教授講演 新医師臨床研修制度における指導医養成講習会、S aultz JW 教授記念 招聘講演 第2回地域医療学術集会・ Taylor R B 教授基調講演 臨床研修W S ・ Taylor教授ら( 横須賀) 地域医療研修センター 研修プログラム・指導医養成に関する企画(2) 2004 地域におけるプライマリ・ ケア研究、P ringle M 教授特別講演 家庭医療生涯教育W S・ Jackson N 教授ら 新医師臨床研修制度開始、伊東センター開設 第1回地域志向型指導医養成講習会( 東京) ( 第3回地域医療学術集会) 家庭医療生涯教育W S・ Taylor R B 教授特別講演 2005 第2回地域志向型指導医養成講習会( 横須賀) 東京北センター開設 後期研修プログラムに関するW S( 第4回地域医療学術集会) 第3回地域志向型指導医養成講習会( 伊東) 第4回地域志向型指導医養成講習会( 奈良) シニアミーティング 第1回後期研修に関する施設説明会 地域医療研修センター 研修プログラム・指導医養成に関する企画(3) 2006 第2回後期研修に関する施設説明会・ 指導医ワークショップ 奈良センター開設( 非常勤) 第5回地域医療学術集会・ へき地医療研修シンポジウム シニアミーティング 第3回後期研修に関する施設説明会・ 指導医ワークショップ 第5回地域志向型指導医養成講習会( 東京) ( 予定) 後期研修プログラムに関するWS (2005/8/19-21) 地域医療現場の指導医 将来地域医療の現場で働 こうと考えている研修医 地域医療研修センター ワークショップで意見を出し合い 議論して作り上げた オリジナルプログラム 後期研修プログラムに関するWS (2005/8/19-21) WSのテーマ 後期研修の位置づけの確認 どんな地域医療研修が提供できるか 後期研修の目標設定 方略・評価 施設毎プログラム作成 シニアプログラムの策定プロセス ニーズ評価 個別面談・グループ討論 研修医 アンケート 施設説明会 指導医ワークショップ 指導医講習会 地域医療研修センター 指導医 地域医療研修センター会議 調 整 研修管理委員会 素案作成 プログラム評価 研修管理委員会 コア・プログラム作成 理事会 コア・プログラム決定 現実性 協会の理念 効率性 目標 後期研修を修了した研修医が、 地域ニーズに応え、 地域住民に信頼される保健・医療・福祉サー ビスを提供するために、 求められる役割に応じて協調、変容でき、 あらゆる問題に対応できる能力を 楽しく身に付ける 目標のカテゴリー 1. 2. 3. 4. 5. 診療 地域包括ケア マネージメント 生涯学習・教育・リサーチ 私生活 ローテート 研修指定病院 または地域病院 へき地診療所 または地域病院 1年 (内科・救急) 選択 6~9か月 プロジェクト 3か月単位 (最長6か月) 1年 研修指定病院 横須賀市立うわまち病院 市立伊東市民病院 東京北社会保険病院 市立奈良病院 地域病院 公立黒川病院 石岡第一病院 新東海村立東海病院 共立湊病院 公立丹南病院 (協会外施設) 日光市民病院 郡上市国保和良病院 西吾妻福祉病院 湯沢町保健医療センター 西伊豆病院 川崎市立井田病院 山中温泉医療センター ゆきぐに大和病院 市立恵那病院 へき地診療所 六合温泉医療センター 安良里診療所 磐梯町保健医療福祉センター (瑠璃の里) 奥日光診療所 春日村診療所 いなずさ診療所 大飯町保健・医療・福祉 総合施設 地域包括ケアセンターいぶき 揖斐郡北西部地域医療セン ター(山びこの郷) 東通村診療所 白糠診療所 田子診療所 公設宮代福祉医療センター (協会外施設) 東京都神津島村国民健康保険直 営診療所 小笠原村営小笠原診療所 六ヶ所村国民健康保険尾駮診療 所・保険相談センター 相生包括ケアセンター 選択 整形外科外来 皮膚科外来 眼科外来 耳鼻科外来 脳神経外科 放射線科 オレゴン健康科学大学家庭医療学(OHSU) 地域医療研修センター 国内留学(協会外研修施設) プロジェクト (社)地域医療振興協会関連施設やへき地の 医療施設において、予定外の医師不足が発 生したり、医師の支援が必要となったりした場 合に、地域や施設に支援・運営・立ち上げを 研修目的として派遣する事業支援 個別プログラムの作成 コア・プログラム 研修記録 面 談 個別ニーズ評価 研修医 研修前 研 修 セ ン タ ー 指 導 医 研修医到達度評価 診療観察 個別プログラムの作成・提案(研修医) 研修施設 (社)地域医療 振興協会 研修医 研修センター 指導医 ポートフォリオ 面 談 診療観察 個別面談、アンケート Learning contract(研修契約書) 研 修 研修管理委員会 中間評価 修了評価 終了認定 評価 研修前評価 個別プログラム・Learning contract 中間評価 終了評価 修了認定 研修医の自己評価 指導医からの評価 スタッフからの評価(360度評価) 三者面談(サイトビジット) ポートフォリオ評価 修了認定 地域医療振興協会による修了認定試験を行い、合 格者に修了認定証を交付 日本家庭医療学会プログラム仮認定 日本プライマリ・ケア学会認定医 日本内科学会認定医 横須賀市立うわまち病院 東京北社会保険病院 市立伊東市民病院 研修医の状況(2006年) 初期研修 36名 1年目 2年目 20名 16名 後期研修 19名 3年目 4年目 5年目 17名 1名 1名 合計 55名 プログラムは生きもの 走りながらプログラムを作っていく 現実(現場での研修)がプログラムより先行して いる 多様な視点で検討できるように 短期間でフィードバックがかかるように 良い研修をプログラムとして取り込んでいく 地域のモデルプログラムを標準化 外部評価 JADECOMシニアプログラムの問題点 小児科研修の確保 研修に含まれるべき項目 (家庭医として備えるべき内容が研修できる必要がある。) 1. 診療所研修(後期研修中に最低6 か月) 2. 内科(入院・外来研修)ブロック期間(後期研修中 に最低6か月) 内科(臓器別内科でないこと)、総合(一般)内科、総合 診療科で研修が行われる必要がある。 3. 小児科(入院・外来研修)ブロック期間(後期研修 中に最低3か月) 総合的に小児科領域が研修できる必要がある。 小児科研修施設の検討 病院名 横須賀市立うわまち病院 市立伊東市民病院 東京北社会保険病院 市立奈良病院 石岡第一病院 共立湊病院 公立丹南病院 日光市民病院 西吾妻福祉病院 湯沢町保健医療センター 山中温泉医療センター 市立恵那病院 公立黒川病院 村立東海病院( 見込数) 年間入院 患者実数 年間新外 来患者数 697 256 1472 595 1 59 434 36 49 0 126 205 7 10 3182 6116 4110 4230 3915 1099 7711 4308 2983 1211 2241 5718 196 2940 JADECOMシニアプログラムの問題点 小児科研修の確保 多彩な研修医 ベースライン評価(瑞木ら) 多彩な研修施設・プログラム 研修状況の把握(施設アンケート、blueprinting) 多彩な研修施設・プログラム 距離を縮めるツール e-learning TV会議システム JADECOMシニアプログラムの問題点 小児科研修の確保 多彩な研修医 多彩な研修施設・プログラム 家庭医療指導医の確保(会員36名) 家庭医療に対する認識の違い 中間評価・終了評価 研修状況の把握(施設アンケート、blueprinting) 多彩な指導医 ベースライン評価(瑞木ら) 評価基準の明確化(スキル) 指導医評価、ログ、ポートフォリオ 多様なニーズ 研修延長希望 他の専門、いわゆる”subspecialty”
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