The 11th JLTA Annual Conference (2007/10/28) At Aichi Gakuin University (Nisshin Campus) The role of language testing in curriculum reform 「カリキュラムの変革における 言語テストの役割」 コーディネーター 小泉利恵 (常磐大学) [email protected] 1 カリキュラム・デザインの要素 (Brown, 1995, 2005) (1) ニーズ分析 (例:Kikuchi, 2007; 長沼, 2007; 長沼, & 宮嶋, 2007) (2) 目的と目標の設定 (3) 言語テスト ←本シンポジウムの焦点 (4) 教材開発 (5) 指導 (6) プログラム評価 2 (3) 言語テスト テストの種類 (Brown, 1995, 2005) 熟達度、プレイスメント (Shiotsu, 2007)、到達度、診断 テスト 評価方法 テスト 内部 (作成) テスト (例: Sage & Tanaka, 2007) 外部テスト (例:折本, 廣森, 田中, 山西, & 山本, 2007) 自己評価 (例:Can-do statementsの使用, 小山, 2007; 村上, 2007) 相互評価 (深澤, 2007) プログラム評価にも関わる 3 言語テストを使うにあたっての注 意点① (Brown, 1995, 2005に基づく) テストの種類・目的に合うテストを使う 既存のテストを採用する、独自に開発する、状 況に合わせて修正する テストを適切に実施・分析する テスト結果を適切に解釈する 測定の標準誤差を知る 他の評価での質的・量的な結果と比較しつつ 解釈する 4 言語テストを使うにあたっての注 意点② テスト結果に基づき、必要な要素を決定・ 修正する ↑カリキュラム変革において言語テストが 果たせる役割 目標・教材・指導方法・プログラム全体の方向 性等を決定・修正する 例:指導すべき要素・指導する必要のない 要素を特定する 例:教材のレベルを決定する 使用したテストが適切だったかを確認する 5 本シンポジウム① 3組のパネリスト 李洙任先生 (龍谷大学) 堀内香予子先生 (金沢工業大学) 片桐一彦先生 (専修大学) & 輿水以久子先生 (山梨県立甲府第一高校) それぞれの教育機関で用いている「カリ キュラム」と「言語テスト」をご紹介いただき、 その2つの関係についてお話いただく 6 本シンポジウム② 13:20-15:20 (2時間) 趣旨説明 (小泉) 発表1 (李先生)、簡単な質疑応答 発表2 (堀内先生)、簡単な質疑応答 発表3 (片桐先生 & 輿水先生)、簡単な質疑応答 休憩 (ご質問・ご意見を紙でいただく) 質疑応答 7 References① Brown, J. D. (1995). The elements of language curriculum: A systematic approach to program development. Boston, MA: Heinle Heinle. Brown, J. D. (2005). Testing in language programs: A comprehensive guide to English language assessment (2nd ed.). New York: McGraw-Hill.. 深澤真. (2007). 「スピーキングにおける生徒相互評価の妥当性」. 『日本言語テスト学 会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007年度) プログラム』 (p. 6). Kikuchi, K. (2007). A needs analysis and curriculum reform in a Japanese university: From needs to actions. 『第2回 (2007年度) JACET関東支部大会要綱』 (p. 34). 小山由紀江. (2007). 「Can-do statements調査と指標テスト:ESPの観点から」. 『日本 言語テスト学会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007年度) プログラム』 (p. 5). 村上京子. (2007). 「能力記述による日本語教育カリキュラムの改善」. 『日本言語テス ト学会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007年度) プログラム』 (p. 7). 長沼君主. (2007). 「Can-Do項目に基づいたスキルマップと評価タスク開発による英語 フレームワークの作成~埼玉県外国語科設置校における試み」. 『第2回 (2007年度) JACET関東支部大会要綱』 (pp. 45-46). 8 References② 長沼君主 & 宮嶋万里子. (2007). 「英語必修化に伴う大学英語教育カリキュラム改革 ~英語学習状況・ニーズ調査から英語Can-Do調査へ~」. 『第46回 (2007年度) JACET全国大会要綱』 (pp. 46-47). 折本素, 廣森友人, 田中英理, 山西博之, & 山本武志. (2007). 「共通教育『英語』の成 績評価における課題とその解決に向けた試み-愛媛大学における事例」. 『日本言語 テスト学会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007年度) プログラム』 (p. 6). Sage, K., & Tanaka, N. (2007). Unveiling and improving current speaking evaluations of NS EFL teachers in Japan. 『日本言語テスト学会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007 年度) プログラム』 (p. 9). Shiotsu, T. (2007). A dual-testlet approach to student placement. 『日本言語テスト学 会 (JLTA) 第11回全国研究大会 (2007年度) プログラム』 (p. 8). 9
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