クイズ: 嘘! 本当?

クイズ: 嘘! 本当?
Q1:高齢化による筋力低下は、生物学的老化現象であるの
で、防ぐことが出来ない。
□:嘘! □:本当!
Q2:脳の中にある神経細胞の数は20歳ぐらいから一定の
ペースで直線的に減り続けていき、増えることはないので、
如何なる努力によっても脳の老化を防ぐことは出来ない。
□:嘘! □:本当!
Q3:ウオーキングやラジオ体操は低下した体力を回復する
効果的な方法である。
□:嘘! □:本当!
Q1:高齢化による筋力低下は、生物学的老化現象
であるので、防ぐことが出来ない。[嘘]
A1:生体の器官は使われないと痩せ、その機能が低下するよう
に出来ており、廃用性萎縮と言われています。 筋力低下は、
筋肉を使わない生活習慣が年齢とともに少なくなった結果で
あるので、高齢者でも運動によって筋力を維持・回復ができる。
[きんさん、ぎんさん]は100歳でマスコミに取り上げられる前
は歩き方がおぼつかなく、中度の認知症だったが、その後、
常に新しい経験と刺激、筋肉トレーニングの指導を受けてこ
れに励んだ結果、体力・知力が回復し、ドラマ出演時に台詞を
記憶するなど症状が回復したことから、老人であっても脳に刺
激を与え、筋肉トレーニングを続けることが、体力や脳の老化
防止や認知症の予防に有効であることを示す実施例となった。
Q2:脳の中にある神経細胞の数は20歳ぐらいから一定のペースで直線的に減
り続けていき、増えることはないので、如何なる努力によっても脳の老化を防ぐ
ことは出来ない。
[嘘]
A2:大脳の表面にある大脳皮質の外側にある「灰
白質」といわれている所に神経細胞があり、そ
の内側の「白質」には神経線維の束があって、
神経細胞から出てきた情報を伝える役目を担っ
ている。 齢をとるにつれて「灰白質」が減り情報
を出す神経細胞数は減るが、脳を使い続けるこ
とによって神経線維の「白質」は鍛えられ増え続
け細胞同士の連絡網が発達するので脳の老化
を防止することが出来る。[現代人のための脳鍛
錬、川島隆太]
Q3ウオーキングやラジオ体操は低下した体力
を回復する効果的な方法である。[嘘]
A3:ラジオ体操は体力的の効果は殆ど望めず、体
作りにもならない。 バランスを崩しても、一瞬にし
て身体のバランスを取ることで、つまづいても転ば
なくなる多様な姿勢変換能力を持った脳を作るの
が主たる効果である。
ウオーキングは有酸素運動の一つで運動不足の解
消や生活習慣病の予防、心肺機能向上、体脂肪を
燃焼させるダイエット効果、ストレス解消などが
主たる効果である。