資料モデル 1 選挙制度の意義や目的について、選挙の歴史や制度の特徴 コンセプト などを踏まえてわかりやすく説明する。 選挙の4原則を始め、日本の選挙制度について説明する。 概要 また、戦後普通選挙に移行して初めて平等な選挙ができる ようになったことから、投票という権利を行使できるのは 「大変幸せなことだ」という認識を児童・生徒に持って もらう。 0 資料モデル 1 1 選挙はなぜ必要か? 1 資料モデル 1 2 もし、選挙制度がなかったら… 占いでリーダーを決定 権力者が世襲制で統治 2 資料モデル 1 3 選挙の4原則 その1 普通選挙 財産や納税の有無、性別等に関わらず、一定の 年齢に達した時に選挙権・被選挙権が生じる その2 平等選挙 選挙権は1人につき1票とされ、有権者が 行う全ての投票は平等に扱われる その3 秘密選挙 有権者の投票の自由を担保するため、誰に投票した かわからないようにするよう無記名で投票を行う その4 直接選挙 一般の有権者が選挙により議員や首長を決める 3 資料モデル 1 4 今の選挙制度ではなかったら… 秘密選挙ではなかったら… 普通選挙ではなかったら… 誰がどの候補者に 投票しているか、 わかってしまう! お金持ちしか 投票できない! つまり 公正な選挙が実施できない! 4 資料モデル 1 5 戦前の選挙制度 選挙制度変遷の図 つまり 戦前までは、一部の人しか投票できなかった! 5 資料モデル 1 6 投票は国民の重要な権利 今の選挙制度では当たり前のことが、 数十年前まではできませんでした。 成熟した法治国家に住む一員として、 政治について考え、投票に行くことは、 当然のことと考えてください。 自分達の生活に大きな影響を与える選挙に関心を 持たないのは、社会人としていいことでしょうか。 6
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