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ツシマヤマネコ保護増殖事業実施方針の概要
現状と保護の必要性
保護増殖事業の目標
当面の目標(2020年頃):個体群の減少傾向を食い止める
中期目標(2035年頃):1980年代の生息面積(上島下島あわせて450km2程度)まで回復させる
長期目標(2060年頃):上島下島あわせて安定的な生息面積500km2以上を維持する
最終目標:自然状態で安定的に存続できる状態となる
基本方針
① 生息域内における保護:野生個体群の確実な保護
② 生息域外における保護:遺伝的多様性の維持に配慮した飼育下個体群の管理
③ ツシマヤマネコと共生する地域社会の実現
④ 市民団体、研究者、動物園、行政等、関係者の横断的連携
⑤ 科学的知見に基づく順応的管理
保護対策の方向
生息域内における保護対策
代表的な5つの減少要因への対策(好適正環境の減少・交通事故・とらばさみ・イエネコ・イヌ)
野生個体の保護収容、野生復帰・飼育下繁殖個体の下島への野生復帰
生息域外における保護対策
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遺伝的多様性の維持に配慮した飼育下繁殖個体群の確立・生息域内における保護対策への貢献
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ツシマヤマネコと共生する地域社会の実現~対馬もヤマネコも
普及啓発、環境教育の推進・環境と経済の両立・ツシマヤマネコと共生する地域社会実現のための行動計画
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関連者の横断的連携の促進
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関係者は互いに理解・尊重し、得意分野を活かして事業を推進
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科学的知見に基づく順応的管理
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順応的管理の実施・実施効果の評価、減少要因・生態の解明、人と自然の関係性等の調査研究の推進、科
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学的知見に基づいた重点対策地域の抽出・ゾーニング
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