委託契約書2009情財第919号 オープンソフトウェア利用促進事業 第3回OSSモデルカリキュラム導入実証 ~OSSを活用した組込みソフトウェア開発教育プログラムの開発と実証~ 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設計特論 講義中に実施した演習課題 平成23年2月 公立大学法人 広島市立大学 1 第1回レポート課題 • 組込みシステムの例を一つ取り上げ,そのシ ステム構成の概略と,どのような設計制約(リ アルタイム制約やリソース制約など)が課せ られているかについて調査せよ – A4用紙1枚程度にまとめればよい – 〆切:次週の授業まで 2010/4/14 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 2 第2回レポート課題 • 以下の課題から1つ以上選択して回答せよ(A4 用紙1枚程度) – ソフトウェアでチャタリングを防止する方法を検討せ よ – システムの電源を入れてから,メインルーチンを開始 するまでの,ハードウェアおよびソフトウェアの動作 の流れを簡潔に説明せよ – デバイスからの割り込み要求から割り込み処理終了 までの,ハードウェアおよびソフトウェアの動作の流 れを簡潔に説明せよ • 〆切:次回の授業まで 2010/4/21 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 3 第3回レポート課題 • 平均8ms間隔で割り込みが発生し,平均処理時間が 5msかかるとする.適切な割り込みアーキテクチャを設 計せよ – 割り込みを取りこぼす確率は1%以下とする • 以下の3つのタスクを持つハードリアルタイムシステムを Cyclic Executiveアーキテクチャを使って設計せよ(実装 の詳細は不要.設計の概要のみ示せばよい) – タスク1:処理時間2ms, 起動周期 10ms, デッドライン10ms – タスク2: 処理時間5ms,起動周期 20ms, デッドライン20ms – タスク3: 処理時間15ms,起動周期 50ms,デッドライン50ms • ヒント:タスク3はState Drivenアーキテクチャを用いて複数の状態 に分割するとよい • 〆切:次週の授業まで 2010/4/28 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 4 第4回レポート課題 • 組込みシステム向けOSの例を一つ取り上げ,その特徴 を以下に挙げるような観点から,A4用紙1~2枚程度に まとめよ – – – – – – ターゲットとする機器や分野 スレッド(タスク)実行の仕組み(ディスパッチャ,スケジューラ) スレッド(タスク)間通信の仕組み リアルタイム性保証の仕組み プロテクションの仕組み など • 〆切:次週の授業まで 2010/5/12 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 5 第5回レポート課題 • 具体的なRTOSを例にとり,スレッド間同期や スレッド間通信を実現するシステムコールに どのようなものがあるか調査し,A4用紙1~2 枚程度にまとめよ • 〆切:次回の授業まで 2010/5/19 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 6 第6回レポート課題 • 例題の心臓ペースメーカシステムは,いくつ のスレッドに分割したらよいか? 仕様書から 考察し,A4用紙1~2枚程度にまとめよ • 〆切:次回の授業まで 2010/5/26 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 7 第7回レポート課題 • [課題1] 資料p.60の図14のスケジューリング 条件において,「タスク1の後でタスク9」という 順序制約がない場合の最適スケジューリング を求めよ. • [課題2] 複数CPUの環境で「空いているCPUに 優先度順でタスクを割り当て」という方針より も良いスケジューリング方針があるか? 自分 の考えを述べよ. • 〆切:次回の授業まで 2010/6/2 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 8 第8回レポート課題 • 授業資料”Concurrency: State Models and Java Programs”(Chapter 2)のExercise 2.1~2.6 から1問以上選択して解け • 〆切:次回の授業まで 2010/6/16 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 9 第9回レポート課題 • 授業資料”Concurrency: State Models and Java Programs”(Chapter 3) のExercise 3.1~ 3.4から1問以上選択して解け • 〆切:次回の授業まで 2010/6/23 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 10 第10回レポート課題 1.庭園問題のモデルを変更し、東西南北の4 つのゲートで入場者数をカウントするようにせ よ 2.変更したモデルが正しく入場者数をカウント することをLTSAツールで検証せよ • 〆切:次回の授業まで 2010/6/30 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 11 第11回レポート課題 • 授業資料”Concurrency: State Models and Java Programs”(Chapter 6)のExercise 6.1,6.2,6.4のうち、 1問以上を選択して解け – Exercise 6.1はLTSAツールにFSPによる記述例が付属 (メニュー:FileExamplesChapter6Maze) – ただし、迷路の開始位置は固定 – 開始位置を変更し,LTSAのデッドロック解析(Safety Check)を用いて最短の脱出経路を求めよ • 〆切:次回の授業まで 2010/7/7 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 12 第12回レポート課題 • 授業資料”Concurrency: State Models and Java Programs”(Chapter 7)のExercise 7.1,7.2,7.6,7.7のうち1問以上解け • 〆切:次回授業まで 2010/7/14 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設 計特論 13
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