Cisco Unified Communications を支える 堅牢なCampus LAN ~ Routed Access デザイン DRAFT:111407 [email protected] Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 1 アジェンダ UCと99.9999% のネットワーク Routed Accessとはマルチレーヤーキャンパスデザインの進化形 何故、99.9999%ネットワークが必要か? 例:保守・管理面から見たRouted Access と従来型キャンパス 従来型L3・L2キャンパスとRouted Accessの比較一覧表 Cisco Validated Design とRouted Access Routed Access はシスコの推奨する検証済みのSolution 機器コストと運用およびメンテナンスのコストについて Routed Access の機器コストは高いが、運用コストが安くつく Routed Access 導入企業、何故導入したのか? 付録1シスコLAN スイッチPortfolioとVSS、Stackwise、売りわけについて Routed Access w/ VSSの強み Routed Access / 従来型L3・L2 アクセス混在 比較一覧表 VSSとStackwise 比較一覧表 付録2 10G化のメリットとRouted Access構成例 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 2 はじめに 究極のゴール… 稼働率 99.9999%の達成 音声やVideo カンファレンスなどミッションクリティ (年間ダウンタイム30秒以下) カルなアプリケーションの増大からネットワーク稼 働率 99.9999%をより容易に実現するための重 要なコンポーネントとし、2005年よりアクセスまで L3を活用する Routed Access デザインの可能 性を訴求 デザイン検討フェーズから、2007年前半には社 内 NSITE ラボでの実証試験(CVD1)を完了 2007年9月に更なる実証試験(CVD2)を終了 Routed Access デザインへの移行は国内外でも 数多く存在し、実網への普及も加速 UCなど瞬断が即業務の停止を意味するアプリケ ーションを乗せる最適なLANデザインとして推奨 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public Routed Access が特に求 められるアプリケーション 次世代のアプリケーション ビデオカンファレンス Unified Messaging, E-Business, Wireless ミッションクリティカルな アプリケーション データベース、 オーダーエントリー CRM,ERP デスクトップ アプリケーション E-mail, Web アプリケーションの進化が強固なネ ットワークのインフラを求めている 3 マルチレーヤーキャンパスデザインの進化 キャンパスL3化とIPアプリの充実化は比例 CORE L2/L3 CORE L2/L3 CORE L3 Distribution L2 Distribution L3 Distribution L3 Access L2 Access L2 Access L2/L3 1999年~ Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 2003年~ Cisco Public 2008年~ 4 何故99.9999%のネットワークを目指さなくてはならないのか? Availability Downtime Per Year (24 x 365) ネットワークのダウンは下記のような問題をもたらす 99.000% 3 Days 15 Hours 36 Minutes 収入損失 99.500% 1 Day 19 Hours 48 Minutes 生産性損失 99.900% 8 Hours 46 Minutes 財務実績損失 99.950% 4 Hours 23 Minutes 評判の低下 99.990% 53 Minutes 従業員全員のフラストレーション 99.999% 5 Minutes 99.9999% 30 Seconds Revenue/ Hour Revenue/ Employee-Hour $2,817,846 $569 •堅牢なインフラ無きアプリケーションは存在しないと テレコミュニケーション 同じ 製造業 $2,066,245 $186 $1,610,654 $134 •Voice、ビデオ、データの統合と同時にL3以上の詳 金融機関 細な制御がネットワーク全体に必要 保険 $1,495,134 $1,079 $1,202,444 $370 •従来型L3・L2混在キャンパスから一桁上のHA(対 運輸 障害回復性能)が求められている $1,107,274 $244 $668,586 $107 平均 $1,010,536 $205 産業セクター エネルギー 小売 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 5 Routed Access とは? シンプルな構成と管理運用が可能なネットワーク Routed Access L2/L3混在型 • プロセスが個々に独立して動作する • 障害時の切り分け項目が多く、利用可能 なコマンドが比較的少ない • 全体トポロジーを単一のプロセス(Routing Protocol)がインテリジェントに管理 • トラブルシュート用のコマンドが多い Routing Protocol Routing Protocol HSRP STP Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 6 Routed Access とは? ping / traceroute の適用範囲 Routed Access L2/L3混在型 アクセススイッチでは通常 ping /traceroute が使えない Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public すべての範囲で適用可能 7 Routed Access Benefit 比較 Feature 従来L2・L3混在 ROUTED ACCESS 導入時のデザインと各種設定 シンプル L2ドメインに関する詳細かつ正 確な配慮と設定が必要 プロトコル、コントロールプレーン IOSルーティングのみ L2・L3で独立、2つのコントロー ルプレーンの管理・運用が必要 STP・HSRP 不要 L2の部分でSTPが必要なケー スあり、通常はHSRPを用いる ネットワークダウン時の切り替えに要す る時間(LINKダウン時の収束) 200msec以下 800msec (通常は4-5秒) L2 LOOP(メルトダウン)に対する対策 不要 L2ドメインに対し詳細かつ正確 な設定が必須 同一L2ドメイン内の不要なブロードキャ スト なし L2ドメインが広いほど増加 保守エンジニア ルーティング知識のみ ルーティングに加えL2知識が必 要 ACL・QoS・Multicast の設計 単一コンセプト L2・L3それぞれに対して設計が 必要 トラブルシュート 容易 高い 複雑 ネットワークの安定性 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public アプリケーションおよび設定の 正確さに依存 8 Routed Access キャンパス&UC NSITEでのシステム検証をパス UC導入ともにRouted Access Campus を導入する企業が増えている Routed AccessはEnd-to-End System Test をパスしたSolution、 推奨構成は、市場での障害報告(SR)が極端に低い、 例:Safe Harborリリース、ISR推奨リリース(次ページ参照) Routed Access は国内外で実績があり、導入企業の評価は高い サポートコストの大幅低減に貢献 L2障害回避施策(STP、ブロードキャストストームコントロール、ループ 対策など)はすべて不要 シンプル・シングルコントロールプレーン・高品質・長期安定稼動可能 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 9 例:推奨リリースの品質 1812-J: SW SR/Shipment SR DPM by Major Platform (Nov'06) 35% 1.7% 31.3% 3.4% 30% 2.4% (DPM) 25% 5.1% 20% 86.0% 15% 11.4% 10% 5% 1.4% 1.8% 0.1% 0% Recommended OS C29xx Cisco7K C6K/76 GSR Unknown/Others Not recommended CatOS Not recommended IOS Recommended CatOS Recommended IOS Not Recommended OS 1.2% ISR 0.3% Unknown/Others SR all 10.6% Unknown/Others Not Recommended IOS Recommended IOS CISCO1812-J/K9 : SR Open Accumulated % 2.5% SR Open % 2.0% (%) 1.5% JP PR FCS 1.0% Recommended: 113, Non Recommended : 913, unknown/others: 36 → Over 80% of SR are due to “Non-Recommended IOS” The SR/Shipment ratio shows down trend since JP PR FCS 0.5% Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public Nov-06 Oct-06 Sep-06 Aug-06 Jul-06 Jun-06 Apr-06 May-06 Mar-06 Jan-06 Feb-06 Dec-05 Nov-05 Oct-05 Sep-05 Aug-05 Jul-05 Jun-05 May-05 Apr-05 Mar-05 Feb-05 0.0% 10 シスコシステムズ大規模検証テストベッド: NSITEとは? NSITEは、お客様の実網に限りな く近いネットワーク構成、複数のテ クノロジーの組み合わせでネットワ ークレベルでの検証を行い、高品 質なソフトウエアを開発し、お客様 のスムースなネットワーク導入を促 進するための大規模検証サイト 4000 平方メートル以上のラボ 全世界に5箇所、190名の開発人員 SP/Enterprise/Commercialのエリアをカバ ーし、24時間365日、Non-Stop で検証継続 大規模ラージカスタマをエミュレートした検 証ベッド 高度な自動化による繰り返し検証 ネットワークに支障を来たす障害が発 見された場合は、検証自体を1からや り直し根絶するまで終了しない仕組み Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 11 Cisco Validated Design とは? *シスコ検証済みのシステムリファレンスデザインの総称 *2つのフェーズを通しネットワーク品質を高める CVD Iを元に大規模かつ顧客の実網によ るシステムレベルの検証を済ませたのち にCVD II として検証結果などとともに公開 される CVD プログラムメンバーによる厳格 な評価 と検証、パスしたのちに CVD プログラムのトラックに乗せられる © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. - 選定されたソリューションがネットワーク内でデザ イン通り稼動するかどうかのシステムレベル検証 - 一定の品質基準を満たしていること(稼動に支障 をきたす障害がゼロ、等) - テストドキュメント • CVD I での実証項目: - 検証済みの デザインガイドもしくは 実網導入のためのガイド お客様の実網を想定した システムレベルでのデザイ ンガイド、CVDコンセプト のスタートとなる 複数のシスコ開発部隊に よるシステムレベルのデ ザインおよびコンセプトの レビューと検証 Presentation_ID • CVD II がカバーする3項目 : Cisco Public 12 ネットワーク機器の管理運用は、機器購入コスト より高いケースが多い ネットワークコスト = 20% 購入, 80% 運用 Source: The Meta Group, 2005 Cost Drivers アプリやサーバー統合 のための総コスト ネットワークアウテージ における ビジネスの機会損失 サポートコスト 技術者養成のための トレーニングコスト 購入価格は一般にトータルコスト の1エレメントに過ぎない ネットワークアウテージによる損失 は企業の諸業務に多大な悪影響 を及ぼす アプリケーションを動かす堅牢なネ ットワークを構築・運用することが TOCの削減に効果が高い 機器購入の価格 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 13 サポートおよびトレーニングコストの削減 CCIE/Network Expert BCMSN修了者/BCMSN合格者/CCNP所得者 BSCI修了者/BSCI合格者 ICND修了者/CCNA所得者 ル ー テ ッ ド ア ク セ ス Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public ハ イ ブ リ ッ ド デ ザ イ ン 14 Routed Access 導入顧客例(US) - 情報公開可能なお客様のみ CIGNA International (米保険大手) Florida Power Supply (米公共) San Antonio Water Supply (米公共) JOHNS HOPKINS University (米大手私大) CERNER RETOOLS (米ヘルスケアサービス大手) BLACK & Decker Power Tools (米製造&販売大手) Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 15 ROUTED ACCESS導入企業の声 何故 Routed Access を導入したのか? ネットワーク安定化(UC導入のため堅牢なインフラが必要) 6社共通の要望 「現状稼働率 99.9% から 99.999% を実現するため」(CERNER RETOOLS) 「コンセプトを元に社内でテスト試験を実施したところ結果が良好だった」(Florida Power Supply ) 高速コンバージェンス(ダウンタイムに厳しいアプリ導入のため) 「UC等リアルタイムアプリケーション導入のために高速コンバージェンスが必要」( CIGNA, CERNER RETOOLS , BLACK & DECKER) 「CITRIX on demand access 導入の際、高速コンバージェンスが求められた。安定 性も加味した結果、高速STP でなく routed access を採用した」 (CERNER RETOOLS) サポートコストの低減 CIGNA, CERNER RETOOLS 「ルーティングプロトコルの知識を持った管理者だけで運用が可能」 「L2運用およびトラブルシューティング時の複雑さから脱却したい」 ISO 17799準拠のため 「より柔軟なセキュリティ確保が実現」(CERNER RETOOLS) 「SOX法準拠のため」(CIGNA) Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 16 Multi-Layer Campus LAN Switch ポートフォリオ Cat2K以外すべてL3化可能 Conventional Core L3 Routed Campus Data Center Catalyst 6500 Sup720/VSS Catalyst 6500 or Catalyst 4K Distribution L3 Catalyst 6500 Sup720/VSS Cat 3750-E/3750 Cat 4K Access L2 or L3 Cat 3560-E / 3560 Catalyst 2K Cat 3750-E / 3750 Scale Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public Catalyst 6500 Sup720/VSS 17 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 18 Routed Access 考慮点 機器コスト、アクセスまでCat3K、IP Base Image EIGRP IPアドレスの管理運用の煩雑さ(初回) L2 アクセスの必要なSERVER、アプリケーションにはL2を NICチーミング、Windows Server のクラスタリング、大企業などに たまに見られるIPアドレス固定の作りこみのアプリケーション VSSとの売りわけ、Cat3K Stackwise との売りわけ Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 19 Routed AccessにみるVSSの効果 冗長構成を維持したままルーティングインスタンスを集約することが可 能。 ルーティングプロトコルを使ったCORE障害発生から他の層への影響を 削減することが可能。 ネットワークを構成するIPアドレスの低減 GLBP,HSRP,STPはもちろんEqual Cost Multi-pass設定も無し(ループ フリー) 設定などの管理コストを50%削減 VSSのメリットが最大限活かせる Cat6K導入ユーザには低価格でのアップグレードが可能となる Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 20 付録 Routed AccessとVSS Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 21 Corporate Communication Framework LANスイッチング設計の新コンセプト Catalyst 6500 Virtual Switch によるL2/L3仮想クラスタ Multi Chassis EtherChannel コアスイッチへ接続 L3 Catalyst 4500-E Routed Access L3制御アクセス Catalyst 3560E Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Catalyst 3750E/3750 FlexLink L2 VLAN バラシング L3・L2混在 Catalyst Cisco Public 22 Corporate Communication Framework LANスイッチング設計の新コンセプト Catalyst 6500 Virtual Switch によるL2/L3仮想クラスタ Multi Chassis EtherChannel コアスイッチへ接続 無停止での切り替え、IOSアップグレード NSF/SSO ISSU 10GE 対応 Catalyst 4500-E Routed Access L3制御アクセス Catalyst 3560E Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Catalyst 3750E/3750 FlexLink L2 VLAN バラシング コンパクトCatalyst Cisco Public 23 Corporate Communication Framework LANスイッチング設計の新コンセプト Catalyst 6500 Virtual Switch によるL2/L3仮想クラスタ Multi Chassis EtherChannel コアスイッチへ接続 Stackwise, Stackwise+ スタックによる ネットワーク拡張 Catalyst 4500-E Routed Access L3制御アクセス Catalyst 3560E Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Catalyst 3750E/3750 3750E/3750 Catalyst FlexLink L2 VLAN バラシング コンパクトCatalyst Cisco Public 24 Corporate Communication Framework LANスイッチング設計の新コンセプト Catalyst 6500 Virtual Switch によるL2/L3仮想クラスタ Multi Chassis EtherChannel コアスイッチへ接続 Catalyst 4500-E Routed Access Routed Access (ルーテッド・アクセス) L3制御アクセス エッジまでL3 Boxスイッチ Catalyst 3560E Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Catalyst 3750E/3750 FlexLink L2 VLAN バラシング コンパクトCatalyst Cisco Public 25 Corporate Communication Framework LANスイッチング設計の新コンセプト Catalyst 6500 Virtual Switch によるL2/L3仮想クラスタ Multi Chassis EtherChannel コアスイッチへ接続 Catalyst 4500-E Routed Access L3制御アクセス Catalyst 3560E Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Catalyst 3750E/3750 FlexLink L2 VLAN バラシング ファンレス PoE対応 Gig アップリンク Fiber/ copper 両対応 コンパクトCatalyst Cisco Public 26 VSS –Routed Accessと組み合わせることでより優位性を発揮する Feature VSS Routed Access Traditional L3 Core L2 Access 管理運用すべきノード 1 1 2 ネットワークへの負担 低 低 Distri層に高い 負担 運用に必要なエンジン(コントロー 1 ルプレーン) 1 2(L2とL3で個 別に必要) Total GE Ports 771 387 per switch 384 per switch Total 10GE Ports 132 66 per switch 66 per switch Backplane Capacity 1440 per VSS 720 per switch 720 per switch Single logical gateway Yes No No VLANs 4094 4094 4094 STP Yes No NEED YES Number of Etherchannel 128 (512 in 1H2008) 64 64 No L2 Flooding No L2 Flooding L2 Flooding VSL/IST total breakage Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 27 VSS vs Stackwise VSSはData Center, Stackwise は大規模Access のPORT数を増やすか、小規模Distribution VSS Stackwise バーチャルスイッチによるクラスタ リング 基本はアクセス層のPORT増加 State情報 完全同期 非同期 ルーティングテーブ ル同期 完全同期 非同期 Master-Standby 切り替え 切り替えコスト無し。無停止 切り替え時、Master選出の再計算有 停止有 パフォーマンス 両シャーシはフルActive Masterシャーシ1台分のパフォーマン ス 管理方法 VSSで1ポイント 各シャーシ単位で管理 IOSアップグレード ISSU 停止、通常プロセス 障害時のサービス継 ◎ 続性 △ シャーシ間の距離 Stack Cable(2m程度) Presentation_ID 最高40km © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 28 Core VSS /w Routed Access All Links are Routed: キャンパスネットワークを強化 VSS CORE Si Si Layer 3 Si Si Distribution Layer 3 Equal Cost Links Layer 3 Equal Cost Links Routed Model 10.1.20.0 10.1.120.0 Presentation_ID 10.1.40.0 VLAN 40 Data 10.1.140.0 VLAN 140 Voice VLAN 20 Data VLAN 120 Voice © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Access Cisco Public 29 VSS Routed Access for DC Server All Links are Routed: Most Reliable Campus Si Si Distribution Layer 3 Layer 3 Routed Model VSS Access Si Si サーバの冗長NICはルーティングを使うのは現実的でない、そこでFIRST HOPとしてVSSを置くことで構成を実現することが可能。 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 30 VSS Routed Access for DC Server All Links are Routed: Most Reliable Campus Si Si Distribution Layer 3 Layer 3 Routed Model VSS Access Si Si ブレードサーバ搭載ブレードスイッチは100%L2スイッチでありシャーシ間 冗長を実現するにはSTPは避けられない。Routed Accessに近い構成を 実現するにはVSSをDistributionに置く Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 31 Routed Access Access VLANデザイン (例) 111 112 113 114 115 116 117 118 119 110 CVLAN Access Router 辺り Admin 10程度のVLANに集約可能 OA User 1 OA User 2 Private 1 Private 2 Development, TEST environment H/R, Business Server Wireless LAN Voice VLANはAccess Router内で閉じる フロアを跨いでのVLAN共有は行わない Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 32 セキュリティエンドポイントをユーザー側へ Access Denied コアでのアクセス制御 Access Denied • L2/L3/L4情報によるAccess Control Listの適用 • ブロードキャストドメインの隔離(Dynamic VLAN)による各種攻撃の防止 Routed Accessアクセス制御 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public Access Denied より早い段階で不正なアクセスを防止 33 「内部統制」の定義 業務の有効性及び効率性、 財務報告の信頼性、 事業活動に関わる法令等の遵守並びに 資産の保全 の4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、 業務に組み込まれ、組織内のすべての者によって遂行されるプロセスをいい、 統制環境、 リスクの評価と対応、 統制活動、 情報と伝達、 モニタリング(監視活動)及び IT(情報技術)への対応 の6つの基本的要素から構成される。 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 34 付録2 10G化のメリットとUCアプ リ Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 35 ポート単価トレンド 2002年より現在のシスコCatalyst SW製品における1G/10Gのポート単価動向を調査 10GbEは既にコモディティ化しており、ここ3~4年での値段の推移は殆ど見られない 1Gbpsあたりのコスト推移 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2006年 2007年 10Gbpsあたりのコスト推移 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 2002年 Presentation_ID 2003年 © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 2004年 Cisco Public 2005年 36 投資対効果について(全体像) 10G化により節約される時間の効果 *バックボーン1Gと10Gで比較した場合のユーザの生産性の違いを元に算出 効果Ⅲ 非同期アプリケー 効果(円) ションの増加 効果Ⅱ 効果Ⅰ 10Gのために 追加投資が 必要なコスト PCのNIC 1G化 に適したアップリンク の10G化 効果Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. WAN の NGN 対応 (広帯域化) Cisco Public 効果Ⅰ+Ⅱ 効果Ⅰ 投資回収に必要な時間 37 節約効果① 帯域の増加による待ち時間削減による効果 帯域の考え方 例)帯域利用平均値=50Mbpsの場合 1) bit 100M 帯域利用平均値との用語から 1)を連想しがちですが、 PC性能が高く100M NIC を使っている場合、実際は2)に 近い可能性があります。この場合NICを1G化することに よってボトルネックを取り除くことができ大きめファイルの ダウンロード時間を短縮することができます(次ページ参 照) 50M time 2) bit 100M PCのNIC(100M) がボトルネック になっている 50M time PCのNICを1G化 するとボトルネック がなくなる bit 3) 1G 50M Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. ユーザの待ち時間が短縮される Cisco Public time 38 節約効果① 帯域の増加による待ち時間削減による効果 ボトルネックの考え方について bps 1Gbps 1G対応 LANスイッチ PC 1GbE 1G対応サーバ FE 100Mbps traffic flow PCのポートからのトラフィックはFast Ethernet によってビットレート100Mbpsに制限される bps 1Gbps PC 1GbE 1G対応 LANスイッチ 以後、サーバまでの経路の帯域が100Mbps以上でもビット レート100Mbpsのままサーバへ到達する 1GbE 1G対応サーバ 100Mbps traffic flow ボトルネックの無い通信環境の構築によって、 最適な通信が可能となる Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 39 節約効果① 帯域の増加による待ち時間削減による効果 通信規格及び端末毎の速度 社内実験結果 サーバから端末へのファイルダウンロード 内容 シスコ社内(TMTオフィス)にて社員3名で通信速度の変化による通信時間をテスト 条件 -使用端末 Lenovo X60s -通信規格 ①1GbE全二重 ②100MbE全二重 ③802.11g(54Mbps) -ファイルサイズ ①70M ②10M 結果 -1GbE全二重は100MbE全二重を比較し、10Mファイルダウンロードに於いて6-9倍以上 のパフォーマンスを発揮 通信規格 1GbE Full Duplex 100MbE Full Duplex 802.11g(54Mpbs) Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 70Mファイルダウンロード所 10Mファイルダウンロード所 要時間 要時間 7.5sec 1min3sec 1min28sec Cisco Public 1.5sec 7.5sec 21sec 40 節約効果① 帯域の増加による待ち時間削減による効果 アクセスとアップリンクの設計例 ① ② 1G : 2.4G 1GbE アップリンクがとアクセ 1G : 24G 1GbE ③ 10G : 24G 10GbE スの帯域が同一である ため、非常にボトルネ ックが生じやすい FE ×24 1GbE 1GbE ×24 ×24 PC 接続リンクの 1G 化に伴い、アップリンクの帯域も 10G 化することでボトルネックが発生しにくくなります Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 41 節約効果① 帯域の増加による待ち時間削減による効果 待ち時間削減による節約効果の算出方法 10G化に伴うユーザーの待ち時間削減による効果 =(1G時の待ち時間-10G時の待ち時間)* 一人当たりの1日におけるダウンロード回数 *一人1秒当たりの給料 *1年間の労働日数 *社員数 例: 前提条件: 1G時の待ち時間-10G時の待ち時間= 3(Sec) 一人当たりの1日におけるダウンロード回数=10(回) 年収1000万円 の従業員が 5000人 働いているオフィスでは、 一人1秒当たりの給料=1000万円/200d/8h/60min/60sec=1.736111(円/Sec) として、、、 =3(Sec)*10(回)*1.736111(円/Sec)*200(日)*5000(人) =52083333.33(円) ≒5200万円 5200万円分の活動原資が創出される Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 42 節約効果② NGNによる企業WANの広帯域化 によるトラフィック増加 トラフィック傾向統計について トラフィック量の現状と今後に関しまして 企業内でのトラフィック、特に動画、静止画等のコンテンツの送受信量は飛躍的に増加する増 えると予測されており、これらの変化を見据えた社内ネットワーク設計が必要となりつつあり ます。 トラフィック使用量の目安 –VoIP : 80Kbps → 1分間で総計600KB –静止画 43.18cm x 32.28cm (300 dpi) 非圧縮 → 1枚55.6MB –SDTV-MPEG4 : 2Mbps → 1時間で総計0.9GB –HDTV-MPEG2 : 12Mbps → 1時間で総計6.75GB ビデオストリーム配信数の推移 2007年以降:インターネット上の ビデオストリーム配信数は年間 2000億ずつ増えていく見込み。 2006年:インターネット上のビデオ ストリーム配信数は130億を突破 2005年:インターネット上 のビデオストリーム配信 数は90億を突破 Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 2005 Cisco Public 2006 2007 200843 節約効果② NGNによる企業WANの広帯域化 によるトラフィック増加 動画送受信のビットレート傾向について –2007年の国内トラフィック量は前年に比べ1.4倍に増加しており、またその一因には動画送受信量 の急増が挙げられます。現在の一般的な配信ビットレートは300Kbps-1Mbps程度が一般的である が、一方で2000Kbps以上のストリーム配信を行う動画サイトも登場している。NGN時代には 10Mbpsを超える高品質動画のリアルタイム送受信が一般化すると予測されており、企業側NWにも これに対応するための施策が求めると考えられます。 ‐ストリームのビットレート例 クオリティ 低画質 中画質 高画質 Presentation_ID ビットレート (Mbps) 配信サイト 0.3~1.0 youtube,Gyao,Yahoo!Video,ニコニコ動画,Soapbox,etc... 1.5~3.0 eyeVio,Sunstream,etc… 4.0~ 4th Media,Gyao NEXT,オンデマンドTV,OCNシアター,etc… © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 44 節約効果③ 企業アプリケーションの質の変化 非同期通信アプリケーションの増加 今後、Ajax等ユーザーのアクションに応じて随時サーバからデータを取得する『非同期通信』アプリケー ションが企業ネットワーク内で増加すると想定されます。Ajax は従来の同期型アプリケーションと比較し てサーバ/クライアント間での通信量が増加します。 ※Ajaxとは「Asynchronous JavaScript and XML」の略で、Webブラウザでの表示部分を含めたWebアプリケーショ ンの作り方を指す名称です。具体的にはXML形式のデータをJavaScriptで処理することで、ブラウザのHTTPによる ページ遷移とは非同期にサーバとやりとりして動的にページ内容を変更する仕組みです。地図アプリケーションにて Ajaxを活用している例が多く見られます。 •Ajaxによる非同期通信アプリケーションの動作 -最初の1回は通常のリクエスト/レスポンスによるページの読み込みがあるが、その後はす べてユーザーの操作に応じてJavaScriptが非同期にバックグラウンドでサーバと通信して データを取得し、ページの必要な部分だけを書き換えている。 ※Ajaxアプリケーションの例:Google Map 地図内の移動や検索などのアクションが、画面遷移(画面全 体の切り替わり)なしに行える。 引用:@IT http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/ajax01/01.html Presentation_ID © 2006 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco Public 45
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