台湾原住民タオ人 - 駿河台メディアサービス

台湾原住民タオ人
台湾の民族構成
• 先住民
– オーストロネシア語族ヘスペロネシア語派
– 10個程度の部族に分かれる
– 呼称の変化:生蛮・熟蛮→高砂族→山地同胞→
原住民族
• 漢民族
– 主に対岸の福建省から渡ってきた人々(内省人)
と、中華人民共和国成立時に渡ってきた国民党
関係者(外省人)
原住民タオ人(ヤミ族)
• 台湾本島の南、フィリピンとの間にある離島、
蘭嶼(ランユイ)(日本統治時代の名前は紅
頭嶼)の先住民
• オーストロネシア語族ヘスペロネシア語派に
属する
• 人口約3500人
• かつてはヤミ族と呼ばれていたが、近年では
自称である「タオ」の名で呼ばれるようになっ
ている。
タオ人の生業と社会
• タロイモなどの根栽農耕と漁撈(トビウオな
ど)が伝統的な生業
• 夫方居住婚の双系社会
• 政治組織はゆるやかな首長制(現在は台湾
のひとつの「郷」)
• キリスト教(主にプロテスタント)が広く信仰さ
れている