2013年度 SAH登録スキー 学校

2013年度
SAH登録スキー学校
認定アシスタント養成講習会
第1会場 キロロスノーワールド ・2012年12月
9日(日)
第2会場 サッポロテイネオリンピア ・2012年1
2月23日(日)
第3会場 札幌国際スキー場 ・2013年1月12日
(土)
第4会場 ルスツリゾート ・2013年2月3日
(日)
第5会場 札幌藻岩山スキー場 ・2013年2月10
日(日)
第6会場 ルスツリゾート ・3月7日・2013年3
SAH認定アシスタント資格について
◆目
的
スキー学校の適正な運営を助長するため、アシスタントの養成する。
1.登録スキー学校の教師不足を補うため。
・道内の学校スキー授業の指導者不足によりスキー授業ばなれ・・・・
・本州からのスキー修学旅行の指導者不足によるサービスの低
下・・・・
・無資格者に依存する実技指導の実態が、大きな問題となってい
る・・・・
・本養成講習会を通じ、指導者としての人間性と初心者指導の基本を学
ぶ・・・
2.認定アシスタント養成講習会修了者。
・登録者は、終了後認定アシスタントライセンスを発行する。
・登録公認スキー学校に、新登録者の名簿を交付する。
・指導活動を継続するためには、毎年本研修会を受講する。
アシスタント資格者に求められる
もの
◆認定資格指導者としての責任
1.認定アシスタントは、公認のスキー学校で指導活動にあたる。
2.認定アシスタントは、指導員資格者の元で指導活動にあたる。
3.連盟やクラブ所属の認定アシスタントは、所属長からの派遣指
示に
従いスキー学校に派遣され、派遣先校長の指示により活動にあた
る。
4.活動のスキー学校ではスキー教師の一員として、言葉遣いや行
動を
充分に配慮し驕りや気取りなく、指導者の一員として謙虚に活動
する。
5.スキー技術を教えるのではなく、スキーの楽しさを伝えること
が原則。
6.自分が、目の前の受講生に嫌われたら最悪の結果となる。
7.受講生に対し、優しい言葉遣いと親切な指導はスキー指導者と
学校教育のスキー授業の指導と
は
◆学校教職員に代わり指導する責任が皆さんにある
1.雪国北海道の雪の文化を伝えよう。(道内・本州の子供たち
に)
スノースポーツを通じ大自然の恵み雪の素晴らしさや、大自然の
厳しさ
楽しさを伝える。
2.スキーを通じ周りの人々に思いやる心、優しさを育てる。
3.社会一般の人々の中で、公衆のマナーやルールを学ぶ。
4.自分にトライすることは、大きな達成感につながることを学ぶ。
5.学校スキーの多くは、スキー技術の習得は2の次である。
6.受講生にやる気をどのように引き出すか、あなたしだい。
7.安全で楽しく滑れるように短時間でしてあげること。
8.スノースポーツは、自分自身がチャレンジすることから
楽しさが生まれてくる、出来ないことが出来るようになる楽し
スキー連盟の役割とは
◆組 織
1.公益財団法人北海道スキー連盟は、全道に67の加盟団体を持
つ。
2.競技本部と教育本部に総務本部と、3本部で組織されている。
・競技本部は、アスリート育成し国内外の大会に選手を派遣する。
・教育本部は、指導者育成と指導者検定会及び研修会やスキー学
校の
登録公認や適性経営の指導強化に、デモンストレーターの育成
など。
・総務本部は、会員登録や資格登録を管理し、予算の編成執行。
3.指導資格者の実態
・指導員、準指導員、認定指導員の登録人数 8,478人
・2012年度、認定アシスタント登録者人数 114名
・2013年度、認定アシスタント登録者予定人数 350人
スキーの楽しさを伝える・
PARTⅠ
◆実技指導法
1.用具の扱い
・スキーウエアーと手袋、帽子やゴーグルの着用の仕方。
・スキー靴の履き方と説明。
・スキー用具の説明と、安全金具の説明と特徴。
2.用具を知る
・スキー靴の歩き方(歩くための靴ではないことを理解する)
・スキーを付ける(靴とスキーを一体化することで身体が一つに
なる)
・スキー板は低い方に滑り出す(前後左右斜めにも勝手に滑り出
す)
・スキー板は板の横部分の4つの角の2カ所を利用すること
(エッジ)
スキーの楽しさを伝える・PARTⅡ
◆用具になれる
1.スキーを持って移動する(室内から室外へ)
2.雪の平地を歩く(普通に~靴底を平行にスライド~左右ステッ
プ)
・斜面を、カニ歩き横綱歩き~前・後ろ開き方向換えを組み合わ
せる。
3.スキーを着けて歩く(片足から両足に~持ち上げからスライド
へ)
4.推進滑走~ストックの握り方と活用
5.ストレッチングで息を吐きながら、身体を伸ばしたり曲げたり
6.スタンスを知る(ナチュラルスタンス・ワイドスタンス)
7.安全な転倒(横方向にお尻方向から、手は付かない方が良い)
8.起きるときは、両ストックを山側片手に持ちその腕を支え立つ
スキーの楽しさを伝える・
PARTⅢ
◆自分の足で登り滑る
1.平行歩きからカニ歩き、横綱歩きで向きを変えまたカニ歩き
2.自然停止できる斜度と斜面で初滑りにトライ
・カニ歩き状態で止まり、上体を真下に向けるようにストックを
突く
・力の弱い女子は、ストックのグリップの上から握り腕を突っ張
る
・腰を後ろに腕の突っ張りと止め、ゆっくり両スキーを下に向け
る
・腰を前方に伸ばし腕の突っ張りを緩めて滑り出す~自然停止
・上る距離を伸ばしスキー操作の方法を学ぶ、滑る距離を永く
・緩斜面から中斜面を利用、滑り出しハの字で真下に向き停止
・斜面変化の中で停止と滑走を繰り返す(アクセル&ブレーキ)
*楽しく指導を展開するコツは、ロケーションを変えてあげること。
スキーの楽しさを伝える・
PARTⅣ
◆リフトを使う
1.リフト折場付近に緩斜面があることがリフト利用の絶対条件。
2.滑ることの条件は、受講生全員がハの字スタンスが取れること
・万が一に一人でもハの字スタンスのキープが難しい場合は、別
の班と
移動を共にできるように配慮する。(補助具使用も可)
・転倒して自分で起き上がることが難しい場合も配慮が必要
3.緩斜面で、スキーをハの字でブレーキ、ニの字でアクセルを繰
り返す
4.スキーがハの字の時に、片方の足に体重を多くかける、方向が
替れば
体重を両足に掛けスキーは平行に、この運動を左右繰り返す。
*基本の運動に時間をかければ、ここまでのことは半日で伝えるこ
楽しいスキー指導をお願いしま
す。シーハイル