創造設計製作

創造設計製作
からくり機構を用いた風船割りレース
11班 中山武也 日野朝人
目的と目標
目標
• 0.1秒でもタイムを
• カラクリ機構を用い
縮めることを目標と
て5m地点にある風
して軽量化や機構
船を確実に割ってス
のロスを減らす。
タート位置に戻ってく
•
目標タイム15秒程
ること。
度
目的
風船の割り方
• 車体前方に針状のものを取り付け風船を
刺して割る。またテスト走行時に十分な精
度が得られれば、単に取り付けるだけでな
く一工夫加える予定。また逆に命中する確
率が低い場合は、ルール規制ぎりぎりまで
命中の許容範囲を拡張する。
作品の概要
全体図(1)上から見た内部構造
全体図(2)横から見た断面図
(タイヤ、テープ、モータを除く)
創造性(動作機構について)
• テープを巻き取ることにより単に力を伝え
るだけでなく、ボビンの軸径を変化させギ
ヤ比をあげながら加速させることができる。
• おもり、押さえ、ローラーをつけることにより
テープが絡まることを防ぐ
• 1本のテープを3つのボビンに巻くことで
5m地点で引き返すことができる。
テープの動きのイメージ
①スタート時のテープの様子
①
後輪に接続されるボビン②
モーターに接続されるボビン①
前輪に接続されるボビン③
②5m到達する直前のテープの様子
②
後輪に接続されるボビン②
モーターに接続されるボビン①
前輪に接続されるボビン③
③戻り始めのテープの様子
③
後輪に接続されるボビン②
モーターに接続されるボビン①
前輪に接続されるボビン③
④ゴール時のテープの様子
④
後輪に接続されるボビン②
モーターに接続されるボビン①
前輪に接続されるボビン③
ギヤ比について
テープの厚さ 0.015mm
ボビンの巻き取り直径①5mm②16mm③21mm
前輪、後輪の直径 45mm
車体が5m往復するのに必要な回転数と、上記の
規格により巻取り直径の増減の関係はつぎの表の
ようになる。
ボビンの巻き取り直径
ボビン①
スタート地
点
5m地点
10m地点
5mm
7.8mm
10.3mm
18mm
16mm
16mm
21mm
22mm
21mm
モーター接続
ボビン②
後輪接続
ボビン③
前輪接続
モーターとタイヤの回転比
(ピニオンギヤとクラウンギヤのギヤ比4:1の場合)
行き(ボビン①と②により走行)
• 0m地点14.5:1→5m地点8.2:1
帰り(ボビン①と③により走行)
• 5m地点11.3:1→10m地点 8.2:1
ギヤ比が低い場合
・クラウンギヤの歯数を増やす。
・タイヤの径を小さくする。
・車体を軽くする。
・前輪に巻くテープを厚くする。
再加速時間が長い場合
・前輪に巻くテープを厚くする。
最高速度が遅い場合
・クラウンギヤの歯数を減らす。
・全体的にテープの厚さを厚くする。
・タイヤの直径を大きくする。
減速距離が長い場合
・前輪に巻くテープを厚くする。
・テープの長さを短くする。
・おもりを重くする。
テープが絡まる場合
・おもりを重くする。
・押さえを重くする。
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
部品名
ボビン①
ボビン②
ボビン③
おもり
おさえ
ローラー
タイヤ
クラウンギヤ
材質
木材
木材
木材
アルミ・針金
アルミ
アルミ・針金
ゴム・木材
アルミ・木材
個数
1
1
1
1
2
2
4
1
部品図(1)ボビン①②③
①
②
③
部品図(2)おもり、おさえ、ローラー
④
⑥
⑤
部品図(3)タイヤ、クラウンギヤ
⑦
⑧
スケジュール
第5回 11月9日
ボビン、ローラー、おもり、ギヤ、シャフトを
製作する。
第6回 11月16日
タイヤ、ボディその他の製作
第7回 11月30日
組み立て、やすりなどで加工の仕上げ調整、
肉抜きなど軽量化
第8回 12月7日
第9回 12月14日
テープの長さの調整、試運転
タイムの測定、セッティングの調節