就職先選定の方法

情報メディア学科就職ガイダンス
次第
就職活動全般に関する説明
就職・進学の進め方
先輩の体験談
就職・進学に関する進め方
2010.8.2
情報メディア学科
矢島 敬士
M1/B3ガイダンス
2
本年度の進路状況
情報メディア学科就職内定状況:2010.8.2現在
– 求人企業数:約 2600 社
(情報メディア学科対象:約200社)
– 内定状況:大学院:89 %
第一部 :66 %(院進学も含む)
進学予定者 35名
->「進学」に関しては,後程まとめて説明する.
M1/B3ガイダンス
3
なぜ8月にガイダンス?
企業側の募集が早くなっている。求人が減っている
学生側の準備が、9月からでは間に合わない
情報系の求人
0.48
全体の標準スケジュール
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
面談、説明会
自己分析
自己PRのネタ
作成
メディアゼミ、情報ゼミ
の一環として、支援センターの
セミナー出席
OBガイダンス
参加企業決定
OBガイダンス
自己PRの実践練習
エントリーシートの書き方
練習
企業研究、訪問、説明会
インターンシップ
りくなび、まいなび開設
対象企業の第一次絞込み
全体の標準スケジュール
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
面談、説明会
自己分析
自己PRのネタ
作成
主観的
対策
期間
メディアゼミ、情報ゼミ
の一環として、支援センターの
セミナー出席
OBガイダンス
参加企業決定
OBガイダンス
実践的対策
テクニカル対策期間
自己PRの実践練習
期間
エントリーシートの書き方
練習
企業研究、訪問、説明会
インターンシップ
りくなび、まいなび開設
面接で不合格となる典型パターン
自分のPRが出来ない。
*性格面
*技術面
コミュニケーション能力
不足
熱意不足
自己分析
が出来て
いない
どんな仕事がやりたいか、の分析が不足、業界研究が不足
面接で不合格となる典型パターン
自分のPRが出来ない。
*性格面
自己分析
*技術面
が出来て
コミュニケーション能力
いない
不足
面接で突っ込まれても
熱意不足 喋る内容がない!!
どんな仕事がやりたいか、の分析が不足、業界研究が不足
8月にすべきこと
自分探し
自分の得意技は何か?
学生生活で没頭してきたことは?
特にない場
合
自己PRのポイント(ネタ)つくり
インターンシップ
ボランテイア
社会人の中での活動(知合いの話を聞く)
資格試験(情報基礎など)の勉強
8月にすべきこと
自分探し
自分の得意技は何か?
自分の本音
学生生活で没頭してきたことは?
を徹底的に
特にない場
合
洗い出すこ
自己PRのポイント(ネタ)つくり
と。
インターンシップ
ボランテイア
社会人の中での活動(知合いの話を聞く)
資格試験(情報基礎など)の勉強
面接官が一番嫌がる自己PR
バイトで頑張った。
バイト先で貢献して、ほめられた。
部活に取り組んだ。
ほとんどの学生がここを強調するので、面接官は辟
易としている。自分独自のPRはないのか、社会人
として成長するネタはないのか? と聞きたくなる
自己PRのポイント
情報整理ための基本構造『ピラ
ミッド型』
ピラミッド型は、頂上の第1階層に「結論」や「主張」といったメ
インメッセージ、その下の第2階層はメインメッセージを補足
する「ポイント・理由」、さらにその下、第3階層には「事例・デ
ータ・詳細」というように、階層が増えるほど頂点のメインメッ
セージを増強するコンテンツが積み上げられていく、というイ
メージと捉えてください。
ピラミッド型を描くことで自分が言いたいことを階層で整理す
ることができます。情報の飛び火や重複が避けられるので、
不要な情報が排除され、筋道が立った通じる展開を描くこと
ができるのです。
情報整理ための基本構造『ピラミッド型』
訴求ポイントを明確にする『サンドイッチ型』
ステップ1:プレゼンの目的としてメインメッセージ(第1階層)
と、第2階層をつかってあらすじを伝えます。
ステップ2:第2階層のポイント・理由と、第3階層の事例・デ
ータを詳細に説明していきます。
ステップ3:詳細説明が終わった後に再度「メインメッセージ」
を入れ、何を訴えたかったのか明確にします。ステップ2のボ
リュームが多いプレゼンテーションの場合は、メインメッセー
ジに加えてステップ2で述べたことを要約して入れると効果的
です。
構成としては「メインメッセージを最初と最後に明示し、その
間に詳細な説明を挟む」というスタイルです。メインメッセー
ジが最初と最後に繰り返されるため、聞き手にとっては非常
に印象が強くなります。
訴求ポイントを明確にする『サンドイッチ型』
サンドイッチ型 事例
「仕事を早く習得するためにはどうしたらよいか」
ステップ1:全体像(あらすじ)
– 昨日「仕事を早く習得するためにはどうしたらよいか」というテーマで
研修を受講してきました。主な内容を2点に絞って報告させていただ
きます。
1点目に先輩から仕事を直接教わること、2点目に仕事に関する参考
図書を読むことを学びました。
ステップ2:詳細(部分の説明)
– 1点目については、教わった仕事は必ずメモを取り、教えていただい
たことに関する仕事は自らかって出ることです。
2点目については、先輩が推薦する参考図書を紹介してもらい、参考
図書の不明な点は質問するようにと言われました。
ステップ3:締めくくり(要点のまとめ)
– 以上2点が「仕事を早く習得するためにはどうしたらよいか」という研
修で学んだことです。
就職活動の大きな流れ
内定までの標準的な道筋
ナビ(りくなび、まいなび)
にて登録
エントリーシート提出
説明会
筆記試験(SPI中心)
面接
セミナー、ゼミにて
訓練
セミナーゼミにて
訓練
OBによる会社説
明会
セミナーにて訓練+
自助努力
一般的に準備しておく事
(1) 自分の適性、将来計画、できれば人生設計を考えておく。
諸君らの定年:65歳(学卒:43年,院卒:41年もある!)
(2) 適性試験に慣れておく事。
(3) 希望会社名の決定
高望みをしない。妥協もしない。家族の意見も。
(4) 面接の想定問答を準備しておく事。先輩の話などを参考に。
(5) 常識的な事項の理解。新聞の話題など。
(6) 卒業研究の内容の理解
(7) 徹底的な作文練習
M1/B3ガイダンス
20
情報ゼミ、メディアゼミでの訓練
本来のゼミに加えて、以下の就職活
動支援を実施
エントリーシートの添削(教官が添削)
面接の練習(グループ全員の前で面接)
学生支援センターのセミナーを少なくとも4つ
以上参加すること(ゼミの成績に反映、2割)
(必要に応じて、レポート提出)
推奨セミナー(学生支援センター主催)
就職ガイダンス3 自己分析
対策講座 SPI模擬試験
就職ガイダンス7 エントリーシート記入
就職ガイダンス8 面接準備
対策講座2 CAB/GAB模擬試験
対策講座5 面接体験講座
対策講座6 グループデイスカッション体験
これら7講座の中から最低限度
4つ受講すること。
就職手帳 P78
SPI
一般常識に関する筆記試験
多くの企業で、足きりに利用されている。
(応募者があまりに多いので、全員面接は無
理なので足きりを行う)
特徴:SPIの模擬試験は、何度も受けること
によって成績が上がるので、ある程度の回数
は受けておくこと(5回程度は必要)
学生支援センターのセミナーでも1回無料で
受けられるので、必ず受験すること。
エントリシート添削
(メディア・情報ゼミにて実施)
課題
– 「大学時代に真剣に取り組んできたことはなにか」
– 「どのような社会人になりたいか」
ゼミ教官の指示により提出
各々のテーマにつき400字,タイプ打ち,固定書式
ゼミ教官が,添削・文書指導.
「進路指導」の参考(比重は大)とする
未提出(それに準じる)者,メーリングリストから削除
する.
M1/B3ガイダンス
24
面接の心得(1)
笑顔
大きな声
正しい姿勢
M1/B3ガイダンス
25
面接の心得(2)
(1) 言葉ははっきりと。
(2) 自分ならではのことを自分の言葉で表現すること 。
自分のありのままを見せる。
自分の意見を述べる。
自分の意見に固執しない。
(3) 意見は要点、議論の柱を始めにまとめる。
結論を始めに述べる。
簡潔に述べる。
(4) 知識、話題は広い方が良い。
M1/B3ガイダンス
26
冬休みでの準備
志望企業を決める。(特にOB説明会に来てくれる
企業中心に) 事前に対象企業をHPに載せる。
志望企業は、3段階に分ける。
1)自分の身の丈にあった企業 2,3社
2)滑り止めの企業 2,3社
3)少し高い目標の企業 1,2社
一人で悩まないで、両親、アドバイザなど複数の支援者
の意見を聞いて、客観的な形で自分を評価して決める。
卒業生による就職セミナー(1月下旬)
電大生の特権。他大学の学生に対する優位を作る
絶好の機会(OBが、本音で企業の状況を話してく
れる)
あらかじめ、志望企業を最低5,6社決め、説明会に
参加(混雑する企業もあるが、一般の説明会に比べ
て圧倒的にチャンスが大きい)
自分の希望にあった企業のOBとしっかり話しをし、
名刺(あるいは、メールアドレス)をもらって、セミナ
ー以降のOB訪問につなげる。
(会場では説明できない企業内事情もOB訪問で聞く
ことが出来る)
卒業生によるセミナーでどこまで志望企業に食い込めるか、が勝負
卒業生による就職セミナー(1月下旬)
電大生の特権。他大学の学生に対する優位を作る
絶好の機会(OBが、本音で企業の状況を話してく
れる)
あらかじめ、志望企業を最低5,6社決め、説明会に
参加(混雑する企業もあるが、一般の説明会に比べ
超重要
て圧倒的にチャンスが大きい)
自分の希望にあった企業のOBとしっかり話しをし、
セミナー!!
名刺(あるいは、メールアドレス)をもらって、セミナ
ー以降のOB訪問につなげる。
(会場では説明できない企業内事情もOB訪問で聞く
ことが出来る)
卒業生によるセミナーでどこまで志望企業に食い込めるか、が勝負
エントリーの方法
(1) 大学推薦 (学校推薦)
※希望者は研究室指導教員に相談
企業から大学への求人依頼に基づき、
大学が発行する推薦書を持って入社試験を受験する。
特徴:企業と電機大学との信頼関係が採用決定の
要因ともなる.
(2) 自由応募
各自が直接企業訪問を行い、入社試験を受ける。
特徴:各自が自由に受験する機会を得られる。
M1/B3ガイダンス
30
求人会社等状況案内
(1) 学科への求人状況は,適時・適切な方法で周知する。
(メールは必読のこと)
(2) 学生支援センターへの求人状況は就職課窓口
で見られる。
(3) 支援センター ホ-ムページ (学内アクセスのみ)
(支援センターのナビも重要な情報源)
(4)掲示板へのセミナ案内:学内(センター、学科)、
(5)電機大卒業生による就職セミナー:
2011.1.29 ホテルグランドパレス(九段下)
M1/B3ガイダンス
31
進路調書の記入法
12月にHP,メールまたは掲示にて指示
資料は、(情報・メディア)ゼミの中で配布。
冬季休暇中に家族とも相談して記入すること
希望業種(企業名も記入)
自己分析を再度確認しておくこと
M1/B3ガイダンス
32
応募形態(学科推薦)
推薦
・特定企業(日立、東芝、三菱電機、NEC)
・推薦基準
[学部生]GPA:2.5以上を目安に選定
[修士]以下のいずれかを満たした者
① 学部時代のGPA:2.5以上を1つの目安とし
かつ 修士1年次の成績:18単位以上取得かつ
1/2以上が「A」評価
② 査読付き論文(学会論文誌、国際会議)の受理
その他の企業
自由応募
企業から求められた場合、推薦を出す。
応募形態(学科推薦)
推薦
該当企業の結果が決
・特定企業(日立、東芝、三菱電機、NEC)
まるまでに、他社に決
・推薦基準
めた場合は卒業延期
もありうる
[学部生]GPA:2.5以上を目安に選定
[修士]以下のいずれかを満たした者
① 学部時代のGPA:2.5以上を1つの目安とし
かつ 修士1年次の成績:18単位以上取得かつ
1/2以上が「A」評価
一旦学科推薦を受けたら、必ずそ
② 査読付き論文(学会論文誌、国際会議)の受理
の企業を最優先すること。
その他の企業
自由応募
企業から求められた場合、推薦を出す。
自由応募の手順
(1) 各自で企業調査を行う。企業により開始時期は異なる。
(2) 企業のHPを参照し、それに基づいてセミナや
会社説明会に参加する。その際,エントリーシートの
提出を求められる場合が多い.
(3) 入社試験により、(複数企業から)内定をもらう。
(4) 段階を進むと大学の推薦書を要求する場合が多い。
(基本的には 内々定 用)
この場合は、同時2枚でない限り推薦書を出す。
(5) 推薦書を出した場合は、かならず受験し、内々定 後の
辞退はできない。
M1/B3ガイダンス
35
応募の心得
例:某企業人事部長
・想いを込めて応募すること
・合格の秘訣1:自信をもつこと(専門技術に)
秘訣2:自分が会社でどう
貢献できるか明確にすること
M1/B3ガイダンス
36
「非常に厳しい」
「比較」され「上」でなければ×
– 90点でも×のときも(会社の採用枠数内でなければ ×)
=>ある種の“席取り競争”
「並」、「普通」では×
誰でも言えることだけでは×
– 例:「私は責任感が強く、健康で。。。」
「これくらいOK?]が殆ど×
– 説明会の3分遅刻(電車の遅れ)
「オフレコ」は「オフ」でない。
– ここだけの話。どんな感じもってる?
「本番ではうまくいくよ」なんてことはない。
M1/B3ガイダンス
37
企業が求める人材
(1) 仕事ができる能力のある人材
= 新人教育が終わったら,
自分の人件費以上稼げる(可能性をもつ)人材
(人件費=給料×3)
=>学生,院生として,実力を養成すること
(2) チームプレーのできる人材
(3) 社会的良識があり,責任感のある人材
(4) 何事も積極的で前向きな人材
上記は,(1)が基本で,(2)以下をより多く備えているほど
望ましい!
資格や表彰実績はあった方が有利
M1/B3ガイダンス
38
就職活動の進め方アドバイス
一人で悩まない。
就職担当教員、配属教員、学生支援センタ
ーのアドバイザーなど、周囲の人の支援を受
ける。
説明会なども、友人と連れ立つなど、工夫し
て前に進む。
就職内定時期(2月ー4月)に向けて、自分の
モチベーション(やる気)を上げていく。
まとめ
(1) 備えあれば憂いなし。時機を得た活動が大事。
*夏休みの自己分析(自分探し)!
(2) 努力してもうまくいくとは限らない。しかし、うま
くいっている人は何らかの形で努力している。
(3) 人は2つの道を行くことができない。自分が選ん
だ道が正しい道である。決断は機を逸するな.
(4) 常に自分を振り返れ。
合格・不合格には、それなりの理由がある。
M1/B3ガイダンス
40
進学に関するガイダンス
- 院生は,各自研究活動に -
M1/B3ガイダンス
41
大学院進学について
大学院進学の利点
(1)専門分野が深くなる。
技術開発職に就く可能性が高まる。
(2)院卒を求める企業が非常に多い。
希望企業に入社できる確率が高くなる。
学校推薦は院卒のみという企業がある。
(3)新たな地平で活躍できる可能性が高まる。
本学の場合
(1)推薦入学制度あり(推薦入学の割合が多い)
(2)推薦入学が不可能な場合も、
就職斡旋に関して不利は生じない。
M1/B3ガイダンス
42
大学院生活の目的
これからのハイテク社会に貢献できる
高度な知識、技術を身につける。
研究における業績を残す。
=>企業でも他社のやっていないことを
やる必要があり,研究の体験は重要。
人格的に優れた技術者、社会人となる。
M1/B3ガイダンス
43
大学院での生活方法
講義受講:専門知識および広範な知識の獲得。
研究遂行:毎日研究室に来室し、研究を行う。
知識の開拓:文献調査や学会出席などを行い、
自主的に知識の吸収を図る。
特許調査や他社動向調査も同じ。
学会発表:専門家の前での発表.他流試合.
M1/B3ガイダンス
44
単位履修方法(修士課程)
必修科目
特別演習:専攻全員での全体輪講と演習(毎年)
グループ輪講:指導教授による輪講(2年)
特別研究:修士論文(2年)
選択科目
一般科目
M1/B3ガイダンス
45
修士課程修了要件
2年以上在学(業績により1年修了もある)
専攻の必修科目の修得
所要科目30単位以上修得
修士論文の審査に合格
M1/B3ガイダンス
46
大学院進学の手続き
(1) 進学希望者調査、進路調査書・面接
推薦(面接のみ),一般(ペーパ試験):各2回
(2) 入学方法、定員
・学内推薦 A: 6月中旬内定(面接のみ)
推薦資格:成績上位50%(4年進級次)
・学内推薦 B: 9月(Aと同じ条件)(前期終了時)
・一般入試 (ペーパ試験+面接): 6月
・一般入試 (ペーパ試験+面接): 2月
(3) 希望者は卒業研究指導教員に申し出ること。
(遅くとも,各試験の1ヶ月前に)
M1/B3ガイダンス
47
終わり
M1/B3ガイダンス
48