商学部の いま,そしてこれから 小島 平夫 西南学院大学 商学部長 http://www.seinan-gu.ac.jp/~kojima/ 2015/9/30 1 話の内容,流れ (下線トピックをクリックして,そこへ移れます) 学部のいま – 教育理念:商学部,商学科,経営学科 – 入試制度 – 卒業生の進路 これからの学部 – 教育改革の道筋 おわりに 2 学部のいま 商学部の教育理念 – 商学部は,建学の精神に基づいて,高い倫理観と 深い思考力を備えたビジネス・パーソンの育成を 目的とする。 – 具体的には,キリスト教学・商学・会計学・経営 学・経営情報学の分野における高度な学術理論の 教育と研究を通じて,←リンク:商学科と経営学科の教育 カリキュラム(演習テーマ含む),各教員の研究テーマ • 経済社会に生起する問題の本質を正しく認識し, • 高度な倫理観に支えられた論理的な思考力をもって, • 新たな環境を積極的に創造する志の高いビジネス・パー ソンを育成することで, – 広く社会への貢献を目指す。←リンク:卒業生の進路, 本年9月より12月まで公開講座「生活とビジネス」を実施 3 学部のいま 商学科の教育理念 – 商学科では,商学と会計学の分野における高度な 学術理論の教育と研究を通じて,商取引に関する 正しい理解を深めさせる。 • モノとカネの効率的配分や円滑な流通を目的とする商学 と • 企業成果の計算・公表を目的とする会計学について教育 することで, – 問題設定能力とその解決能力を有するとともに, 経済社会に柔軟に対応でき,かつ,高い倫理観と 高度な専門知識を身に付けたビジネス・パーソン の育成を目指す。 4 学部のいま 経営学科 – 経営学科では,経営学と経営情報学の分野におけ る高度な学術理論の教育と研究を通じて,企業経 営に関する正しい理解を深めさせる。 • 現代の経済活動の重要な一翼を担っている企業の経営に ついて,思想・戦略・組織・ヒト・モノ・カネ・情報・ 国際・環境などの観点から多面的に教育することで, – 高度な倫理観・理解力・構想力・表現力及び対人 関係形成能力を備えた優れたビジネス・パーソン の育成を目指す。 5 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:商学科 (1) 教育カリキュラム – カリキュラムは,商学科教育理念を基本 に,三つの趣旨のもと組み立てられてい ます: • ビジネス理論の修得 • 少人数教育による人間性の育成 • 実践的な知識の修得 – 詳細は,Seinan Gakuin University Prospectus for 2008 Entry -, p.31 をご覧 ください 6 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:商学科 (2) 教育カリキュラム – 少人数教育科目「演習」のテーマ • • • • • • • • • • • 東アジアと九州経済 日本企業の海外直接投資 現代の流通とマーケティング 現代日本の金融と銀行の諸問題 保険と金融の錯綜現象 日本の金融・証券市場の現状と課題 税法の基礎研究-所得課税法を中心として 会社経理と情報公開のメカニズム 会社会計の基礎 企業会計と財務分析入門 投資家,経営者のための会計技法について 7 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:商学科 (3) 教員の研究テーマ – – – – – – – – – – – 銀行制度と銀行行動 経済的保障制度としての保険 アジア地域の経済・貿易 東アジア地域の多国籍企業 日米の流通業の国際マーケティングの比較 金融・証券市場における市場インフラ 各国税法・会計の比較および税法判例 会計システムと情報公開のメカニズム 財務諸表監査と経営者不正 企業価値の向上に寄与する財務報告モデル 電気通信事業の料金設定 8 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:経営学科 (1) 教育カリキュラム – カリキュラムは,経営学科教育理念を基本 に,四つの趣旨のもと組み立てられていま す: • • • • 企業に詳しくなる 丁寧な指導を受けられる 外国語に強くなる コンピュータに強くなる – 詳細は, Seinan Gakuin University Prospectus for 2008 Entry -, p.35 をご覧く 9 ださい 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:経営学科 (2) 教育カリキュラム – 少人数教育科目「演習」のテーマ • 経営学入門 • Excel, Web そしてビジネス英語による企業の経営統計分 析 • 企業経営の理論と歴史と戦略 • 日本的経営と東アジア • 情報化社会とネットビジネス • 経営リスク解析と”R”によるシミュレーション • Web2.0時代のe-ビジネス • 少子高齢化社会における労働と生活 • 組織の機能と逆機能 10 • 企業財務理論の基礎とエクセルの操作 教育カリキュラム,各教員の 研究テーマ:経営学科 (3) 教員の研究テーマ – 国際経営論,経営戦略論,技術管理論 – 為替レート,貿易,国際経営データを中心に時系列分析, パネルデータ分析 – ビジネスの歴史と思想と理論 – 日本的経営論を中心に,雇用制度と人的資源の管理 – 情報システム,電子取引,e ラーニング – DEA を用いた銀行,自動車メーカーの経営効率性の比較, 倒産回帰分析 – コンピュータネットワーク,自然言語理解システム – 人事労務管理,労使関係 – 高リスク組織論のマネジメント,組織におけるルールと実 践の関係性 – 財務管理論,証券投資論 11 入試制度:2008年度 商学部が採用する入試制度 – 一般入試 – 大学入試センター試験利用入試(前期,後期) – 推薦入試制度 • • • • 全学指定校制 学部独自指定校制 西南学院高等学校 公募制 – 帰国子女入試 – 外国人入試 – 3年次転・編入学,学士入学 詳細については以下をご覧ください – 西南学院大学「入試情報」ウェブページ:ここをクリック してご覧になれます – 冊子 Gakuin University - Prospectus for 2008 Entry -, pp.98123 12 卒業生の進路 就職内定先 – 2007年3月卒業,および過去3年 • 金融・保険業,運輸・通信業,建設業,製造業,公務員 ほか,多岐に渡る • Seinan Gakuin University - Prospectus for 2008 Entry -, pp. 82-83 をご覧ください 大学院進学 – 本学大学院経営学研究科 – 他大学大学院 • 神戸大学 • ほか専門職大学院など 13 公開講座「生活とビジネス」 (本学にて,2007年9月~12月) 商学部教員による予定講演 – – – – – – – – – – – – 生活の中の貿易 生活者思考のマーケティングと流通革新 為替リスクと生活 複式簿記の今と昔 コーポレート・ガバナンスとアカウンタビリティー 物の値段と原価の関係 日本的経営と成果主義経営 ワークライフバランス-働き方と暮らし方の接合- 生活の中に潜むリスクを捉える視点 ビジネス予測で生活の将来を考える ネットビジネスと生活 ビジネスの視点・生活の視点 補足:2004年度には「現代のビジネス-現状・理論・展望-」 と題して,商学部が公開講座を担当。 14 これからの学部: 教育改革の道筋 改革のグランドデザイン:二つの柱 – セメスター制の導入 • 従来の通年(1年かける)科目を,半年(前期あるいは後期) で完結するよう,時間割を組む – 1年かけて週1回の授業科目が,半年で週2回となる • 来年度(2008年度)より予定 – 学内 GP (Good Practice) の実施 • 二つの目的 – 学部教育の改善 » 再来年度(2009年度),新カリキュラムに改定予定 – キャリア教育の充実 » 来年度,課外講座を試行実施予定 • 実施計画を申請中 • 来年度および再来年度実施に向けて – 本年度より準備開始 15 おわりに 西南学院大学商学部の現状と将来の方向を ご理解いただく一助になればと,この資料 を作成いたしました。 – 何かご不明な点などありましたら,本学入試セ ンターあるいは商学部長宛てにお問い合わせく ださい。 この「商学部のいま,そしてこれから」スラ イドショー(パワーポイントファイル)は, 以下をクリックして閲覧できます: – http://www.seinangu.ac.jp/~kojima/DptComm/DptCommNowFuture.ppt • このファイルはWindows OSで作成しました。できま したら,Macintoshではなく, Windowsでご覧くださ 16 い。
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