PowerPoint プレゼンテーション

大きな青果
概要
本システムは、寝たきりの高齢者が、ベッド
から自分ひとりの力で起き上がれるように
なることを目的としている。そのため、手を
自由に動かせる、筋肉をつける運動をする
などの、高齢者の方の手の機能が回復す
るお手伝いをするものである。また、画像
を用いて、少しでも気軽に、楽しめるシステ
ム作りを目指した。
システムの構成
スイッチは手を自由に動かせるリハビリに
使用し、紐付きの握力計は腕力をつけるリ
ハビリに使用する。それらをパソコンに接
続し制御する。
パソコンの働きとして、クリアすべき課題を
出力し、高齢者の運動結果を情報として処
理する。
システムのフローチャート
システムの機能
手の運動を確認する「データ入力機能」
・ベッドに配置されたスイッチを押すことでO
N、OFFがデータとして入力される。
・紐を引っ張った力を握力計で測定し、設定
しておいたポイントに到達すれば、その値
がデータとして入力される。
入力データと関連付けた「表示機能」
・パソコンが出力した課題に対して正しい
色のスイッチを押すと、その分成長する青
果の動画像を出力する。
・紐を引っ張った分だけ抜ける青果の動画
像を出力する。
実現方法
~スイッチを用いたシステムについて~
○データの入力
・両手足のそばに置かれた4色のスイッチ
を押すことによって、接地され、LOWの信
号がコンピュータへ入力される。
画面に表示される色の指定と入力された
データの正誤を判定し、正しければポイン
トが加算される。
回路図
○データの出力
• コンピュータの画面にランダムに指定され
た色が文字として表示される。
• その回に獲得したポイント数によって画面
に育った植物が表示される。得点が高い
ほど植物の成長状態が進んで表示される。
~握力計を用いたシステムについて~
○データの入力
・紐を引く力を握力計で測定し、設定した幾
つかのポイントに到達すれば、その値を
データとして入力する。
○データの出力
・検出された値によって画面上の青果が、
段階に分けて抜かれた状態で表示される
到達したポイントの数値が高ければ高い
ほど抜けた状態で表示されることになる。
実行環境
使用OS: Free BSD
ハードウェア構成: スィッチ(パネル取り付
け用)
コネクタ(25ピン)
握力計
終わりに
本システムの利用により、手の運動機能が
回復し、高齢者の方の力だけでベッドから
起き上がれるようになることが期待出来る。
また、やり遂げたという達成感を得ることで
楽しく効率的にリハビリを行うことができる
と考えられる。