平成25年度新入会員向け研修会 平成25年6月 日臨技執行理事 丸茂 美幸 上原 昭浩 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 JAMT Japanese Association of Medical Technologists 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 第3条 (目的) この法人は、臨床検査技師及び衛生検査技師(以 下「検査技師」という。)の制度・身分の確立及び学 術・技術の向上並びに福利厚生・相互団結の充実 を図り、もって検査技師の職能意識を高めることに より、国民の健康増進及び公衆衛生の向上に寄 与することを目的とする。 日臨技の活動目的 臨床検査を通じて、医療ならびに公衆衛生 の向上に貢献すること この社会的責任を果たすために 生涯にわたる幅広い教育研修と職場環境の整備に努力してい ます 日臨技は 職能団体であると同時に学術団体です 日臨技倫理綱領 • 会員は、臨床検査の担い手として、国民の医療及び公 衆衛生の向上に貢献する • 会員は、学術の研さんに励み、高い専門性を維持する ことに努める • 会員は、適切な臨床検査情報の管理に努め、人権の 尊重に徹する • 会員は、医療人として、医療従事者相互の調和に努め、 社会福祉に貢献する • 会員は、組織人として、会の発展と豊かな人間性の涵 養に努め、国民の信望を高める 2012~13年度 日臨技キャッチフレーズ 臨床検査は健康へのナビゲーター 私たちは良質な検査を365日、24時間提供しています 日臨技の沿革と行政 • • • • 1952年 7月 1954年 5月 1961年 5月 1962年12月 • • • • 1977年 1981年 1985年 1989年 • 1990年 3月 • • • • • • • • • • 3月 1月 8月 3月 1992年 4月 1994年 2月 4月 1995年 1月 1996年12月 1997年 5月 1998年 9月 1999年 1月 2001年 4月 2002年 8月 9月 2003年 6月 設立 日本衛生検査協会と改組 日本衛生検査技師会発足 (社) 日本衛生検査技師会として 厚生省より認可 (社)日本臨床衛生検査技師会 短波事業開始 日本臨床検査標準協議会へ参画 厚生省へ臨床検査技師、衛生検 査技師等に関する法律の一部 改正に関する要望書他提出 厚生省精度管理基準による精度 管理講習会 会誌医学検査改題 日臨技生涯教育制度施行 臨地実習ガイドライン作成 会員証の磁気カード使用開始 会報JAMT発行 会員のための福利厚生事業設置 アジア医学検査技師会(設立 生涯教育制度(専門)本施行 日本臨床検査技師連盟発足 総合情報システム(JAMTIS)運用開始 認定検査技師機構発会式 日本学術会議から学術団体承認 検査データの共有化事業開始 1958年 4月 7月 1959年10月 1965年 6月 1970年 5月 1971年 1月 8月 1981年 3月 1987年12月 衛生検査技師法(法律第76号)公布 衛生検査技師法施行令公布 第1回衛生検査技師国家試験実施 衛生検査技師法の所管を公衆衛生局 から医務局へ移転 臨床検査技師・衛生検査技師等に関す る法律公布 臨床検査技師に関する法律施行 第1回臨床検査技師国家試験施行 衛生検査所の登録義務化法律施行 臨床検査技師国家試験の一元化 1993年 4月 生理学的検査の業務拡大(5項目) 9月 生理学的検査の業務拡大(2項目) 1999年 2月 生理学的検査の業務拡大(聴力検査) 2002年10月 臨床検査技師、衛生検査技師に関する あり方等検討会スタート 2003年 3月 同検討会中間報告書成分化 日臨技の概要 • 1952年 日本衛生検査技術者会設立 • 1977年 (社)臨床衛生検査技師会 • 2012年 (一社)日本臨床衛生検査技師会 • 現事務所 東京都大田区大森北4丁目 • 会員数 約51,000名(平成25年7月1日現在) (病院に勤務する従事者数としては、看護、理学療法師についで多い) 臨床検査技師の勤務状況 医療従事者 62,458人 うち、会員37,175人 登録衛生検査所 8,950人 うち、会員 4,738人 会員勤務施設数 約8,000施設 そして2012年 宮島会長をはじめとして、執行理事の共通認識は 1)これまでの歴史を大切にし、先人の努力に敬意を表 し、その上に今日のわれわれがいる。 2)患者中心の医療の中で検査技師が、いかに役割を 果たせるか。 3)そのためには、高い学術活動をきちんと展開する。高 い知識と技術に裏打ちされた安心・安全な医療を、臨床 検査を通じて提供する。 4)それができてこそ、社会からの評価が向上し、臨床検 査技師の地位向上に結び付くのだ。 5)役員は会員目線で仕事をし、全国47都道府県会員と 繋がりながら、一緒に考えて行動する団体としていこう。 日臨技の取り組みその1 • 検査に伴う血圧測定を検査技師が行うことにつ いて →厚労省医政局医事課から回答を得た (検査技師の血圧測定が認められた) • 味覚・嗅覚検査を生理学的検査に加えることに ついて →耳鼻咽喉科学会と連携、厚労省へ要望書 提出 • 2012年8月 臨床検査振興協議会に加盟 • 2012年10月 チーム医療推進協議会へ参加 • 学術部門への取り組み →生涯教育制度構築に向けて 学術組織再構築検討委員会での検討 日本臨床検査医学会での合同シンポ ジウム開催 2016年IFBLS学会日本招致 • 精度保証事業への取り組み →精度管理事業、臨床検査標準化事業を 図り、精度認証施設の全国への普及 2012年から2013年へ • 行政や臨床検査関連団体との関係構築や日臨 技新生に向けた方向付けができた2012年であっ た。 • 今年度は、昨年立ち上げた臨時委員会の答申 書に沿って検討の具体化や事業化を進めていき たい。 • 臨床検査の認知度向上の第一歩として11月 に全国一斉「検査と健康展」開催する。 日臨技の取り組みその2 2013年 • • • • • 第4次マスタープラン策定に着手 全国検査と健康展に向けての活動 グレーゾーン業務への対外的取取り組み 検査説明のできる検査技師育成 東日本大震災への対応 福島原発事故後の甲状腺エコー検査協力 • 先駆的実践セミナー開催計画 これからの私たちは • 組織運営の充実をはかる • 国際学術交流を推進する • 学術事業の活性化をはかる • 「国民のため」のチーム医療を実践する • 国民への広報活動を強化する 日臨技発展のために • • • • • • 会員一人一人の努力と協力 行政や医療他団体への働きかけ 学術部門の拡充 臨床検査の精度保証 将来を見据えた方向性の策定 公益法人取得を目指しての活動 • 日臨技は、全国7支部、47都道府県の様々 な活動を支援します • 臨床検査、臨床検査技師の未来のために日 臨技役員と一般会員はお互いに協力しなが ら日々、精進していきましょう • 臨床検査が進むべき「これから」を見つめて、 ともに進みましょう
© Copyright 2024 ExpyDoc