KJ法 - 佐賀県教育センター

この説明資料の内容は以下のとおりです。
〇 KJ法についての説明
〇 進め方の例
KJ法とは
・ 問題そのものの全体像がはっきりせず、どこに問
題があるか見付け出すときや、問題解決段階で、
出された解決策がどんな関係になっているかを理
解し合うのに有効である。
KJ法とは
〇観察者の気付き等を反映させ、授業を多角的に分析する際に有効で
ある。
〇視覚に訴えることで全参加者が課題の共有を図ることができる。
●整理したり構造化したりするためには慣れが必要である。
リーダーの役割もより重要となる。
(状況によって、グループ内にファシリテーターを設定するとよい。)
〔進め方の例〕
国語科授業研究会
① 出されたアイデアや収集した情報を付箋に記入する。
*1枚に1つの内容を記入する。(10分)
成果
課題
② まとめてタイトルを付ける。
ア)付箋の内容について、コメントしながら模造紙に貼る。(10分)
*同じような意見は近い場所に貼る。
ノートの
振り返り
使い方が
シートの
記入が適切
定着して
いる
理由を加
えた発言
ができて
いる
班活動の時に
何をしたらい
いか分からな
い子がいた
ノートを
写せない
子がいた
活動に対す 子どもの発言
る具体的な を受けた補助
指示だった 発問だった
多面的な
評価
評価の
観点が
適切
明確な目的
意識を
もっていた
ノートに書
かせる時間
が不十分
指名の間合
いが十分
確保されて
いた
板書の
文字数が
多い
② まとめてタイトルを付ける。
イ)付箋を見て、共通するものをまとめ、簡潔な文言でタイトルを付ける。
(10分)
ノートの
使い方が
定着してい
る
振り返り
シートの
記入が適切
理由を加え
た発言が
できている
班活動の時に
何をしたらい
いか分からな
い子がいた
ノートを
写せない
子がい
た。
子どもの発
言を受けた
補助発問
だった。
明確な目的
意識を
もっていた
活動に対す
る具体的な
指示だった
ノートに書
かせる時間
が不十分
指名の間合
いが十分
確保されて
いた
多面的
な評価
評価の
観点が
適切
板書の
文字数が
多い
③小さなカテゴリーを大きなカテゴリーにまとめたり、カテゴリー
ごとの関連を矢印で結んだりして構造化する。(5分)
ノートの
使い方が
定着して
いる
振り返り
シートの記
入が適切
子どもの発
言を受けた
補助発問
だった。
明確な目的
意識をもっ
ていた
理由を加え
た発言がで
きている
班活動の時に
何をしたらい
いか分からな
い子がいた
活動に対す
る具体的な
指示だった
ノートを
写せない
子がい
た。
ノートに書
かせる時間
が不十分
指名の間合
いが十分確
保されてい
た
多面的
な評価
評価の観
点が適切
板書の
文字数が
多い
④作業を通して分かったことなどを文章化して、
まとめたり話合いを行ったりする。 (10分)
(話し合う内容例)
・明確な発問・指示について
・支援体制・内容
・効果的な評価とは
グループでの解決策を全体で報告・協議