情報検索概説II(99秋)

情報検索概説II(99秋)
第3回 1999/10/14
情報検索の歴史(2)
使用文献
講座図書館の理論と実際5
情報検索 細野公男編
情報検索の歴史-1980年代(安
定期)
パーソナルコンピュータ
– 1970年代前半のマイクロプロセッサー
– 1970年代後半に製品としてのパソコン
パソコンがオンライン端末になる
– モデム、通信ソフト
ゲートウエイシステムの登場
検索システム同士の通信による接続
通信を継続したまま、異なる検索システム
を利用できる
複数の検索システムに対して同時に検索
ができる
検索支援システム
パソコンにより利用者の裾野が広がった
コマンド式からメニュー式へ
データベースの歴史-1980年代
(安定期)
全文データベースの増加
生活関連および娯楽情報のデータベース
CD-ROMの出現
商用検索サービス
パソコンへのダウンロード
ビデオテックス
– 電話回線とテレビを利用
– 多くは失敗、フランスのminitelのみ
国際化、産業化
1990年代~インターネット
通信手段の極端なグローバル化
– 通信インフラの拡充
– インターネット
CD-ROMの普及
– パソコンに必ず搭載されている
インターネットにおける情報検
索
サーチエンジン
– ディレクトリ型
– ロボット型
– 簡単に検索
自然言語解析とベクトル処理
– 言語を解析して意味に分ける
– ドキュメントの特徴抽出
情報検索がビジネスになる
データを提供するだけがビジネスではなく
なった
サーチエンジン、ポータルサイト自体がビ
ジネス
サーチエンジンで検索されないと、ビジネ
スが成り立たない