2008/6/27 ウォーキングによる姿勢の矯正と保持 姿勢指導の必要性 1661050155-2 山本愛 1 研究目的 正しい姿勢で立ち、歩き、座ることは最も身体 に負担の少ない姿勢をとるということである。 ☆正しい姿勢を保つことのメリット ・疲労、筋肉の衰弱の改善 ・腰痛、ゆがみ、関節痛の予防 ・肩こりの緩和 etc。。。 不良姿勢が原因となる健康障害を姿勢を正すことで改善するこ とができる。 2 研究目的 姿勢矯正の問題点 ・自分の意志と実際の姿勢が必ずしも一致しない ・アンバランスな筋肉の使い方が固定され偏った姿勢を矯正することは困難 正しい姿勢を習慣化させるには… ・正しい姿勢を理解させ自分の意識で矯正をできるよ うに指導することが必要不可欠である ・バランスよく筋肉を使う運動を取り入れ「いい姿勢」を 保持する 3 姿勢矯正としてのウォーキングのメリット いい姿勢を保持するために有効とされている 運動には様々なものがある。 Ex)ヨガ、ピラティス、バランスボール… その中でもウォーキングは… ・比較的低コストである ・ストレス解消 ・日常生活に無理なく取り入れることが出来る ・脳の活性化 etc… 身体的にも精神的にもメリットが多く、誰もが気軽に参加で きる運動であり、先行研究からも姿勢改善には効果が高いこ とが示唆されている。 4 疑問点 先行研究より、ウォーキングをすることで「姿 勢がよくなった」という効果が得られることが 明らかになっている 客観的に見ても「いい姿勢」であるか?? いい姿勢≠背筋を伸ばす、胸を張るという認識 は一般では弱い為、「いい姿勢」と言えない可 能性があるのでは? 5 対象者 姿勢を正したいと思っている人 姿勢を正したくても思うように矯正できなかっ た人 ウォーキングに興味があり、やってみたいと 思ってる人 6 独立変数 姿勢、ウォーキングに関する指導 直立姿勢を左側からデジタルカメラで撮影 自分の姿勢を正確に評価する 歩数計による記録のフィードバック 7 従属変数 姿勢の改善 その他身体的変化(O脚の改善、体重の変化 など) 精神的変化 8 方法 ウォーキングのみ指導を行うA群 姿勢指導、ウォーキング指導共に行うB群 に被験者を分けて介入し、結果を比較する ・課題分析法による姿勢、歩き方に関する各チェックリストを作成 しそれに基づいて指導を行う ・直立姿勢の記録をとり、姿勢を正確に評価する チェック項目をほぼ全て満たすことができるようになるま で指導を行う 9 方法 日常場面においても姿勢、歩き方を意識するよ うに教示する ・歩数の記録を取ることで、ウォーキングの習 慣化を図る ・セルフチェックシートに姿勢、歩き方を意識で きたか、歩数、体調、感想を記録してもらう 10 参考文献 橋本優花.(2007).ウォーキングフォームの改善 による身体的・精神的変化とダイエット効果 泉嗣彦・河島孝.(2002).行動分析学的アプロー チによる生活習慣病の予防・改善―運動習 慣(ウォーキング)の形成において―.日本行 動分析学会第20回年次大会発表論文集.24 11 参考文献 塩田徹・森尻強・佐藤幹夫.(2007)女子大学生 における姿勢矯正の意識と姿勢変化の関連 について.作新学院大学紀要.vol17.91-103 12
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