TeaPoTマニュアル - 滋賀大学

TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
指導案作成支援システム
TeaPoT
岩井研究室
TeaPoT 開発チーム
TeaPoT とは
文化情報コース岩井研究室で開発・研究されているシステムです．
指導案を作る際に，どうしても時間がかかり，手直しが多くなるという話をよく聞きます．
このような手間を省くために生まれたのが TeaPoT です．
主な機能
１．ログイン
http://teapot.ilab.sue.shiga-u.ac.jp/
へアクセス
TeaPoT のトップページです．
ここでユーザ名・パスワードを入力してログイ
ンしてください．
ユーザ登録者以外に作成した指導案を見られ
ることはありません．
ログイン後に最初に現れる画面です．
指導案の新規作成などのメニューがあります．
※ TeaPoT を利用するには，ユーザ登録が必要です．
ユーザ登録は以下のアドレスから行うことができます．
http://teapot.ilab.sue.shiga-u.ac.jp/TeaPoT/Registration
（TeaPoT のトップページにも「ユーザ登録」というユーザ登録用のリンクがあります．）
滋賀大学教育学部岩井研究室 TeaPoT 開発チーム
TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
２．指導案の作成
メニュー画面から「指導案の新規作成」を選択し，指導細案・指導略案のいずれを作るかを選
択します．（現在は，指導細案のみのサービスです．）
（１）オーサリング画面（記入画面）
選択後，オーサリング画面が現れます．
※ TeaPoT では，授業の段階（導入・展開・まとめ）
に沿った流れを記述することができます．ただし，
分岐や繰り返しの流れを書くことはできません．
表示に従って，単元や学習内容などの項目に記入してください．
・項目については全て記入する必要はありません．指導の先生と相談しながら書けるところ
だけご利用下さい．
・段階の種類や目安の時間はなるべく入れて下さい．特に時間については，後述する授業支援
ナビゲータを利用する上で必要となります．
・学習内容と学習活動については，それぞれ概ね「その段階での目標・ねらい」と「その段階
での具体的な活動」のつもりですが，実際の利用については，特にとらわれなくてもかまい
ません．指導の先生にご相談下さい．併せてその他のプルダウンメニューについても可能で
あれば，ご利用下さい．
・図を利用する場合は，リスト表示から使いたいものを選び，その名前と拡張子をローマ字で
記入してください．
上下にあるボタンについては以下の通りです．
・展開部分を１行追加：展開部分の一番下に新しく展開部分を追加します．
・展開部分の１行削除：一番下の展開部分を削除します．
・指導案を保存：作成した指導案を保存します．（文末の「注意事項」を参照下さい．）
・ワークシート作成：（２）で説明します．
・授業支援ナビゲータ：（３）で説明します．
・印刷用画面へ：（４）で説明します．
※ 上記の「展開部分を１行追加」
「展開部分の１行削除」以外に，画面下部，
「段階」の下に下図
のように任意の段階を削除・挿入することができます．ただし，段階の内容をコピーして増や
したり，一度削除した段階を復元することはできませんのでご注意下さい．
滋賀大学教育学部岩井研究室 TeaPoT 開発チーム
TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
（２）ワークシート作成
展開部分のワークシート，図からワークシー
トを作成します．あらかじめオーサリング画面
の「ワークシート」の項目に説明を入れておく
と，ワークシートの説明文に反映されます（左
図，白枠内）
．
この画面を印刷すると，生徒への配布用プリ
ントになります．
（３）授業支援ナビゲータ
作成した指導案から，授業の流れをあらかじ
め設定した時間に沿ってリハーサルをするこ
とができます．
また，練習の途中で関連指導案の検索ができ
ます．
※必ず一度保存してからご利用下さい．
（４）印刷機能
作成した指導案を PDF 形式で印刷すること
ができます．
滋賀大学教育学部岩井研究室 TeaPoT 開発チーム
TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
３．指導案の検索と参照
メニュー画面より，「指導案の検索」ボタンで
検索画面へリンクできます．
参照したい指導案の，校種・科目等を選んで下
さい．
参照したい指導案を選択すると，右のような確
認画面を見ることができます．
また，
「この指導案のオーサリングを開始する」
ボタンをクリックすると，記入済みの作成画面を
見ることができます．
その他分からないことがございましたら，
岩井研究室TeaPoT開発チーム
[email protected]
までご連絡ください．
滋賀大学教育学部岩井研究室 TeaPoT 開発チーム
TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
その他の機能
１．コメント機能
他のユーザや指導教官の方が，作成された指導案に対して，コメントや評価を書き込むことの
できる機能です．記入した通りに掲示板のような形で書き込みされます．
改行も使用することができます.
オーサリング画面上（下部）で提供しています．
２．参考資料・URL 貼り付け機能
この指導案を利用する上で必要となる資料や情報源の URL を貼り付けることができます．
オーサリング画面上（下部）で提供しています．
※一度保存してからご利用下さい．
３．検索機能の充実
「段階」部分にプルダウンメニューによる
見出しを作り，その見出しを用いた検索が
できる機能を提供しています．
左図のようにプルダウンメニューから
見出しを選択してもらう形式です．
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TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
４．RSS 配信機能
TeaPoT では，指導案の新着情報を RSS で提供しています．RSS とは，特定の Web サイトの更新
情報を手軽に知ることができる便利な仕組みです．
RSS を閲覧するためには，RSS リーダーが必要となります．RSS リーダーには，専用のソフトウ
エアや，「Internet Explorer 7 , 8」や「Firefox」など RSS 対応ブラウザの標準機能になってい
るものがあります．
トップページとログイン後のページで提供しています．
以下に，Internet Explorer7 での利用法を紹介します．
Internet Explorer7 では，TeaPoT のトップページにアクセスすると，ツールバー上の RSS アイ
コンの色がオレンジに変わります．オレンジになった RSS アイコンをクリックすると，最近作成
または更新された指導案の一覧が表示されます．ここで参照したい指導案をクリックすると，そ
の指導案の詳細画面が現れます．
※トップページとログイン後のページのどちらのページでも，RSS アイコンをクリックすると，
指導案の一覧が表示されますが，指導案の参照はログイン後のみ行えます．
５．ヘルプ機能（ツールチップ機能）
用語や入力フォーム等の項目に関する補足情報を含んだヘルプ（ツールチップ）を表示します．
項目にマウスポインタを置くことで提供されます．
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TeaPoT マニュアル（2010 年度作成版第 1 版）
ＦＡＱ（よくある質問）
：
・複数画面利用について：
現在のバージョンでは，複数画面の閲覧は可能ですが，編集はできません．
・保存について：
新規指導案保存の場合：「指導案を保存」ボタンを押せば保存されます．
キャンセルすれば，保存されません．
既存指導案保存の場合：一度保存した指導案を保存する場合ですが，
「指導案を保存」ボタンを押せば上書き保存されます．
上書きしたくない場合はキャンセルして下さい．
続いて新規の指導案として保存するかどうかを尋ねますので，
「新規指導案保存の場合」に準じてご対応下さい．
元の指導案のバージョン違いを作成したい場合：
単元名をver.1，ver.2 とするなどして名前を変えて下さい．
・指導案の保存に関する問題：
TeaPoT はサーバ上に指導案を保存しますので，ネットワークの混み具合などでサーバとの
通信に不具合が生じた場合，保存し損なう可能性があります．その際には次のように対応し
て下さい．
●書いたデータが（見かけ上）なくなった場合：
ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってみて下さい．記載データが残っているはずです．
このとき，あきらめてウインドウを閉じてしまったら二度と戻すことはできません．
上記の操作でデータが残っていたら，以下の手順で保存をお願いします．
（１）別ウインドウで新たにログインし直して，現在これから保存するはずのデータが
あるかどうかを検索して調べて下さい．あれば保存できています．
（２）保存ができていない場合，「別ウインドウで新たにログインし直した」ことにより，
サーバとの通信が復活しています．元のウインドウからそのまま保存作業を
行って下さい．
「せっかく作ったのに保存ができなかった」ということのないように，こまめな保存を心が
けてください．
滋賀大学教育学部岩井研究室 TeaPoT 開発チーム

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