バルブ技術データ ■エスロンバルブ使用材質の概略 材 質 名 記 号 一 般 的 特 性 硬質塩化ビニル(硬質塩ビ) PVC 大部分の酸・アルカリおよび塩に対し、広範な濃度にわたり耐性をもっている。 しかし、 ごく僅かの薬液・芳香族炭化水 素、 ケトン類、 エステル類、塩素化炭化水素には侵される傾向がある。 耐衝撃性硬質塩化ビニル HI-PVC 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐衝撃性が高いので、耐久性能に優れている。 バ 耐熱性硬質塩化ビニル(HT) C-PVC ル ブ PP 本 ポリプロピレン 体 材 ガラス繊維強化ポリプロピレン GF-PP 質 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐熱性が高いので、硬質塩化ビニルより高温度域まで、使用可能である。 濃硝酸、 クロム酸混液など強酸化性薬品には不安定だが、 その他多くの酸、 アルカリおよび塩には耐性を示す。多くの 有機溶剤(とくに活性基を有する溶剤)に耐性を示すが、含塩素系溶剤、脂肪族、芳香族炭化水素には、侵される傾 向がある。 ポリプロピレンにガラス繊維を混ぜて成型したもので、強度と耐熱性、薬品性に富み軽量である。 ポリ弗化ビニリデン PVDF 通常の塩酸、および有機薬品に対し、高温度域まで優れた耐性を示すが、発煙硫酸や強塩基性アミン類には分解す る。また、 ケトン、 アミド、 エステル、有機溶剤、 アルカリ等には使用条件が制約される。 ポリテトラフルオロエチレン PTFE 通常の酸、 アルカリには耐性を示す。また一般の溶媒にも溶解したり変化することはない。融解アルカリ金属や高温 下における弗素・三弗化塩素などには侵される。 シ エチレンプロピレンゴム EPDM ー ル 材 弗素ゴム FPM 質 な ど 塩素化ポリエチレン(エラスレン) C-PE ポリ塩化ビニリデン PVDC 耐オゾン性、耐化学薬品性に優れている。ケトンおよびエステルには比較的耐性を示すが、芳香族系、脂肪族系およ びガソリン、耐油性には乏しい。 ゴムの中では最も耐薬品性に優れており、濃硫酸・硝酸のような酸化性強酸にもよく耐え、脂肪族系、芳香族系、耐油 性にも耐性を示すが、 ケトン類、無水アンモニア、濃苛性ソーダ等には弱い。 プラスチックやゴムの改質剤として使用し、耐薬品性に優れ特に次亜塩素酸やクロム酸、硝酸等に耐性を示す。耐油 性、耐オゾン性にも優れる。エラスレンは昭和電工の登録商標。 塩化ビニルとほとんど同じであるが、 さらに高温度域まで耐性を示す。 ■バルブ用プラスチックの基本物性(at20℃) 材 質 名 項 目 密 吸 引 水 張 強 ポリプロピレン PP 度 g/cc 1.43 1.40 1.48 0.92 率 mg/m2 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.01 さ MPa 47.1∼50.1 47.1∼50.1 49.0∼53.9 24.5∼34.3 24.5以上 14.7以上 ポリテトラ ガラス繊維強化 ポリプロピレン ポリ弗化ビニリデン フルオロエチレン PVDF PTFE GF-PP 1.04 82 1.77 2.17 0.04以上 0.00 49.0∼53.9 19.6 MPa 引 張 弾 性 率 MPa 2.94×103 2.26×103 2.94×103 1.18×103 7.3×103 1.5×103 曲 さ MPa 78.5∼88.3 79.4 88.3以上 24.5∼34.3 95.1 64.7以上 比 − 0.38 0.38 0.38 0.44 シャルピー衝 撃 強さ kJ/m2 6.86∼9.81 19.6∼29.4 6.86∼9.81 6.86∼9.81 11.8 17.7∼19.6 熱 変 形 温 度 ℃ 74 80以上 110 105 145 145 連続使用限界温度 ℃ 50 50 90 90 90 120 260 線 膨 張 係 数 /℃ 7×10−5 6∼8×10−5 7×10−5 12×10−5 4.5×10−5 12×10−5 10×10−5 率 W/m・K 0.15 0.15 0.14 0.12 0.12 0.7 圧 kV/mm 40以上 40以上 40以上 26 Ωcm 5.3×1015以上 5.3×105以上 5.3×1015以上 4.9×1015以上 熱 Ⅲ-1 耐衝撃性硬質塩ビ 耐熱塩ビ (HT) HI-PVC C-PVC 引 張 強さ( a t 9 0℃) げ 強 ポ ア ソ ン 技 術 デ ー タ 単 位 硬質塩ビ PVC 耐 伝 導 電 体 積 固 有 抵 抗 ※上記は参考データです。 24.5以上 3.9×102 0.28 26 2.94 70 5×1015以上 1×1018 ■材質別の一般的耐薬品性(参考) ◎侵されない △やや侵される ○ほぼ侵されないとみなしてよい ×使用できない 詳細は別冊の「エスロンプラスチック管材耐薬品性一覧表」を用意しています。 濃 度 ︵ % ︶ 薬 品 名 温 度 ︵ ℃ ︶ 塩化カルシウム Satu 塩化ナトリウム 飽和 水溶液 15 塩 酸 5 苛性ソーダ 15 Pure クレゾール 10 クロム酸 20 酢 酸 7 次亜塩素酸ソーダ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ × ◎ ◎ ○ ◎ △ ○ △ ◎ ◎ ○ ○ × × 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ △ × ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ × × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ △ △ ○ ○ ○ ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ △ △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ○ × F P M 濃 度 ︵ % ︶ 薬 品 名 ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × 硝 酸 10 水酸化アンモニウム 40 トルエン △ △ × ○ ○ ○ 弗 酸 Dilute ベンゼン Pure 35 ホルムアルデヒド ○ ◎ △ ○ × ○ ○ ◎ ○ ◎ △ ○ △ × ○ ◎ △ ○ △ △ メチルアルコール 硫化水素 10 硫 酸 温 度 ︵ ℃ ︶ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × × ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ △ △ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ × × ○ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ △ △ ○ ◎ ○ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ◎ ○ × ◎ ◎ ◎ F P M ◎ ◎ ○ × ○ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ■エスロンバルブの使用圧力と温度の関係(係数表示グラフ) エスロンバルブは他の熱可塑性プラスチック製品と同じように、温度 が上がると強度が下がる性質があります。 最高許容圧力に下のグラフから読みとったその温度における使用 PVCバタフライ PVCダイヤ PVCスイングチャッキ HTダイヤ 圧力変化係数を乗じて求めます。 なお、最高許容圧力とは使用圧力に水撃圧を加えたものです。 PPダイヤ PVDFダイヤ PVDFボール 1.0 0.9 0.8 使 用 圧 力 変 化 係 数 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0 0 10 20 PVCボール PVCストップ PVCロック PVCゲート PVCストレーナ PVCリフトチャッキ 30 40 50 60 70 80 90 100 GFPPバタフライ ミニボールバルブ PVCユニオン継手 HTボール PPボール PPスイングチャッキ 110 120 使用温度(℃) HTユニオン継手 技 術 デ ー タ 〔例〕PP製ダイヤフラムバルブ(呼び径:100A、隔膜:PTFE) を70℃で使用する場合の最高許容圧力は、 0.7MPa(常温の最高許容圧力)×0.75(70℃での使用圧力変化係数)=0.525MPaとなります。 Ⅲ-2 流量特性 ■エスロンバルブの開度と流量の関係 (当社測定による) 1.0 0.9 全 開 時 に 対 す る 流 量 割 合 0.8 ストップバルブ ゲートバルブ 0.7 バタフライ バルブ 0.6 ダイヤフラムバルブ 0.5 0.4 0.3 ロックボールバルブ ボールバルブ 0.2 0.1 開度(%) 0 0 10 20 ■エスロンバルブの Cv値とKv値について Cv値(Valve Constant) とは、米国で使用されている バルブの容量係数で、全開状態にしたバルブ前後の 差圧が1PSI( 0.0703kg/cm2 )のとき、60 F(15.5℃)の 清水が1分間に何ガロン (米ガロン=3.7852 )そのバ ルブを通過するかを表した無次元の数値で、1ガロンを Cv値1としています。 また、Kv値は国際規格(International Standard)で 使用されている容量係数で、全開状態にしたバルブ前 後の差圧が1バール(1.0197kgf/cm 2 )の時、1分間に 何リットルの清水がそのバルブを通過するかを表した 数値です。 液体でのCv値の一般式は次式で表されます。 γ Cv=Q ここに Cv Q P1 P2 γ P1−P2 : : : : : バルブの容量係数 体積流量〔ガロン〕 上流側圧力〔PSI〕 下流側圧力〔PSI〕 液体の密度〔b/gal〕 また、Cv値とKv値の関係は次式により計算すること ができます。 Cv=0.0703Kv 技 術 デ ー タ 30 50 60 70 80 90 100 Cv値・Kv値 品 バダ イ 名 ルヤ フ ラ 呼 ブム び 径 Cv (A) Kv 6.3 15 89.6 12.0 20 171 17.6 25 250 − 32 − 46.3 40 659 76.1 50 1083 135 65 1920 180 80 2560 280 100 3983 533 125 7582 857 150 12191 1113 200 15832 1864 250 26515 − 300 − − 350 − − 400 − − 450 − − 500 − 600 Ⅲ-3 40 − − ︵分 分岐 岐ダ 側イ ︶ヤ (当社測定による) バボ ボロ ー ルー ルッ バ ル ブル ブク Cv Kv 5.2 74 − − 13.1 186 − − 30.1 428 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − Cv Kv 12.1 172 31.5 448 48.9 696 80.1 1139 154 2191 267 3798 352 5007 471 6700 780 11095 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − ババ タ ルフ ルー ル ラ ッ ブト ブプ Cv Cv Kv Kv 10.0 − 142 − 26.8 − 381 − 43.1 − 613 − 69.6 − 990 − 115 74 1636 1053 196 172 2788 2447 − 282 − 4011 − 309 − 4395 − 446 − 6344 − 755 − 10740 − 993 − 14125 − 2213 − 31479 − 3440 − 48993 − 4929 − 70114 − 6311 − 89772 − 8757 − 124566 − 11107 − 157994 − 14622 − 207994 Cv Cv Kv Kv 4.7 − 66.9 − 6.7 − 95.3 − − 10.0 − 142 − 16.0 − 228 − 25.8 − 367 45.2 210 3000 643 66.3 360 5000 943 87.6 530 7500 1246 880 141 12500 2006 1050 − 15000 − 1400 − 20000 − 2390 − 34000 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 17945 255263 − − − − ト ブイ − − − − 17.6 250 24.2 344 − − 67.8 964 91.4 1300 222 3158 306 4353 596 8478 771 10967 1084 15420 1920 27312 − − − − − − − − − − − − バチ ルャ ッ ブキ ボ ー ル Cv Kv 10.5 149.0 25.7 366.0 36.9 525.0 − − 84.0 1195 146 2077 − − 322 4580 547 7781 − − − − − − − − − − − − − − − − − − バゲ バス − − − − ス イ ン グ ス バリ ト レ ー ル ナ ブフ 5.6 80.0 8.3 118.0 13.8 196 20.2 287 31.7 451 56.5 804 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − Cv Kv 2.8 39.8 4.9 69.7 7.2 102 13.2 188 17.9 255 28.7 408 39.8 568 52.6 751 84.6 1208 − − − − − − − − − − − − − − − − − − Cv Kv 2.46 35.0 7.20 102 7.58 107 19.4 275 21.3 302 21.3 302 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − リ フ ト リ ー ■エスロンバルブの圧力損失 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 0.01 1,000 0.001 10,000 0.01 1 1 98 0.01 100 10 1,000 0.001 10,000 0.01 0.098 10 100 1,000 10,000 15A 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80 100A A 15A 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80A 100 A 98 圧 圧 力 力 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.01 100 10 1,000 0.001 10,000 流量( /分) 100 1,000 15A 20A 25A 32A 40A 50A 15A 20A 25A 40A 50A 80A 100 A 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 98 圧 圧 力 力 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 15A 0.098 10 1,000 100 10,000 0.001 100,000 98 1 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 0.001 10,000 0.1 0.98 0.098 0.01 1 10 100 1,000 0.001 10,000 流量( /分) 0.98 0.01 100 1,000 流量( /分) 0.001 10,000 0.1 0.98 0.098 1 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 0.1 10 0.01 リフトチャッキ 1 1 1 流量( /分) ボールチャッキバルブ 98 0.98 流量( /分) 0.01 10 1 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 圧 圧 力 力 損 9.8 損 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 1 0.001 10,000 0.1 0.1 0.98 0.098 1,000 スイングチャッキ 0.1 1 0.001 100,000 ストレーナ 0.98 98 流量( /分) 1 100 10 圧 圧 力 力 損 9.8 損 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.98 ストップバルブ 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 1 0.1 流量( /分) 98 0.098 0.01 流量( /分) 1 圧 圧 力 力 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 1 0.001 10,000 0.98 ゲートバルブ(プラント用) 0.1 0.98 0.098 1,000 40A 50A 65A 80 100A A 125 150A A 200 250A A 300 A 350 400A 450A 500A 600A A 13A 20A 25A 30A 40A 50A 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 0.098 100 10 バタフライバルブ 98 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 0.1 流量( /分) ロックボールバルブ 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80A 100 A 圧 圧 力 力 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.98 0.098 1 50A 65A 80A 100 125A A 150 200A A 100 10 98 25A 30A 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A 200 A A 1 1 0.1 流量( /分) 0.098 25A 圧 圧 力 力 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.1 0.98 0.098 98 40A 1 ボールバルブ 16A 98 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A 200A 250A A 分岐ダイヤフラムバルブ 15A 20A 25A ダイヤフラムバルブ 0.01 1 10 100 1,000 0.001 10,000 流量( /分) 圧力損失線図の見方 〔例〕Q : ダイヤフラムバルブ50Aで毎分200 流した場合、バルブ1台当りの圧力損失はいくらか。 A : 流量200 /分のところで縦線と50Aの斜線の交点をさがし、 この点を並行移動した圧力損失を みると5.7kPa {0.058kgf/cm2} を得る。 技 術 デ ー タ Ⅲ-4 バルブ技術データ ■材質別の一般的耐薬品性(参考) ■エスロンバルブ使用材質の概略 材 質 名 記 号 硬質塩化ビニル(硬質塩ビ) 耐衝撃性硬質塩化ビニル PVC 一 般 的 特 性 大部分の酸・アルカリおよび塩に対し、広範な濃度にわたり耐性をもっている。 しかし、 ごく僅かの薬液・芳香族炭化水 素、 ケトン類、 エステル類、塩素化炭化水素には侵される傾向がある。 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐熱性が高いので、硬質塩化ビニルより高温度域まで、使用可能である。 濃硝酸、 クロム酸混液など強酸化性薬品には不安定だが、 その他多くの酸、 アルカリおよび塩には耐性を示す。多くの 有機溶剤(とくに活性基を有する溶剤)に耐性を示すが、含塩素系溶剤、脂肪族、芳香族炭化水素には、侵される傾 向がある。 PVDF 通常の塩酸、および有機薬品に対し、高温度域まで優れた耐性を示すが、発煙硫酸や強塩基性アミン類には分解す る。また、 ケトン、 アミド、 エステル、有機溶剤、 アルカリ等には使用条件が制約される。 ポリテトラフルオロエチレン PTFE 通常の酸、 アルカリには耐性を示す。また一般の溶媒にも溶解したり変化することはない。融解アルカリ金属や高温 下における弗素・三弗化塩素などには侵される。 シ エチレンプロピレンゴム EPDM ー ル 材 弗素ゴム FPM 質 な ど 塩素化ポリエチレン(エラスレン) C-PE PVDC 塩化カルシウム Satu 塩化ナトリウム 飽和 水溶液 ポリプロピレンにガラス繊維を混ぜて成型したもので、強度と耐熱性、薬品性に富み軽量である。 ポリ弗化ビニリデン ポリ塩化ビニリデン 薬 品 名 耐オゾン性、耐化学薬品性に優れている。ケトンおよびエステルには比較的耐性を示すが、芳香族系、脂肪族系およ びガソリン、耐油性には乏しい。 塩 酸 苛性ソーダ 15 ゴムの中では最も耐薬品性に優れており、濃硫酸・硝酸のような酸化性強酸にもよく耐え、脂肪族系、芳香族系、耐油 性にも耐性を示すが、 ケトン類、無水アンモニア、濃苛性ソーダ等には弱い。 プラスチックやゴムの改質剤として使用し、耐薬品性に優れ特に次亜塩素酸やクロム酸、硝酸等に耐性を示す。耐油 性、耐オゾン性にも優れる。エラスレンは昭和電工の登録商標。 クレゾール 密 吸 引 水 張 強 酢 酸 耐衝撃性硬質塩ビ 耐熱塩ビ (HT) HI-PVC C-PVC ポリプロピレン PP 度 g/cc 1.43 1.40 1.48 0.92 率 mg/m2 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.01 さ MPa 47.1∼50.1 47.1∼50.1 49.0∼53.9 24.5∼34.3 24.5以上 14.7以上 ポリテトラ ガラス繊維強化 ポリプロピレン ポリ弗化ビニリデン フルオロエチレン PVDF PTFE GF-PP 1.04 82 1.77 2.17 0.04以上 0.00 49.0∼53.9 19.6 MPa 引 張 弾 性 率 MPa 2.94×10 3 2.26×10 3 2.94×10 3 1.18×10 3 7.3×10 3 1.5×10 3 曲 さ MPa 78.5∼88.3 79.4 88.3以上 24.5∼34.3 95.1 64.7以上 比 − 0.38 0.38 0.38 0.44 シャルピー衝 撃 強さ kJ/m2 6.86∼9.81 19.6∼29.4 6.86∼9.81 6.86∼9.81 11.8 17.7∼19.6 熱 変 形 温 度 ℃ 74 80以上 110 105 145 145 連続使用限界温度 ℃ 50 50 90 90 90 120 260 線 膨 張 係 数 /℃ 7×10−5 6∼8×10−5 7×10−5 12×10−5 4.5×10−5 12×10−5 10×10−5 率 W/m・K 0.15 0.15 0.14 0.12 0.12 0.7 圧 kV/mm 40以上 40以上 40以上 26 Ωcm 5.3×1015以上 5.3×105以上 5.3×1015以上 4.9×1015以上 熱 Ⅴ-1 硬質塩ビ PVC 引 張 強さ( a t 9 0℃) げ 強 ポ ア ソ ン 技 術 デ ー タ 単 位 耐 伝 導 電 体 積 固 有 抵 抗 ※上記は参考データです。 Pure 塩化ビニルとほとんど同じであるが、 さらに高温度域まで耐性を示す。 ■各種プラスチックの基本物性(at20℃) 項 目 15 5 クロム酸 材 質 名 濃 度 ︵ % ︶ HI-PVC 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐衝撃性が高いので、耐久性能に優れている。 バ 耐熱性硬質塩化ビニル(HT) C-PVC ル ブ PP 本 ポリプロピレン 体 材 ガラス繊維強化ポリプロピレン GF-PP 質 ◎侵されない △やや侵される ○ほぼ侵されないとみなしてよい ×使用できない 詳細は別冊の「エスロンプラスチック管材耐薬品性一覧表」を用意しています。 次亜塩素酸ソーダ 10 20 7 温 度 ︵ ℃ ︶ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ × ◎ ◎ ○ ◎ △ ○ △ ◎ ◎ ○ ○ × × 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ △ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ × × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ △ ○ ○ ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ △ △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ○ × F P M ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × △ △ × ○ ○ ○ ○ ◎ △ ○ × ○ ○ ◎ ○ ◎ △ ○ △ × ○ ◎ △ ○ △ △ 薬 品 名 濃 度 ︵ % ︶ 硝 酸 10 水酸化アンモニウム 40 トルエン 弗 酸 Dilute ベンゼン Pure ホルムアルデヒド 35 メチルアルコール 硫化水素 硫 酸 10 温 度 ︵ ℃ ︶ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × × ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ △ △ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ○ ◎ × × ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ △ △ ○ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ × ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ◎ ○ × ◎ ◎ ◎ F P M ◎ ◎ ○ × ○ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 24.5以上 3.9×10 2 0.28 26 2.94 70 5×1015以上 1×1018 技 術 デ ー タ Ⅴ-2 バルブ技術データ ■材質別の一般的耐薬品性(参考) ■エスロンバルブ使用材質の概略 材 質 名 記 号 硬質塩化ビニル(硬質塩ビ) 耐衝撃性硬質塩化ビニル PVC 一 般 的 特 性 大部分の酸・アルカリおよび塩に対し、広範な濃度にわたり耐性をもっている。 しかし、 ごく僅かの薬液・芳香族炭化水 素、 ケトン類、 エステル類、塩素化炭化水素には侵される傾向がある。 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐熱性が高いので、硬質塩化ビニルより高温度域まで、使用可能である。 濃硝酸、 クロム酸混液など強酸化性薬品には不安定だが、 その他多くの酸、 アルカリおよび塩には耐性を示す。多くの 有機溶剤(とくに活性基を有する溶剤)に耐性を示すが、含塩素系溶剤、脂肪族、芳香族炭化水素には、侵される傾 向がある。 PVDF 通常の塩酸、および有機薬品に対し、高温度域まで優れた耐性を示すが、発煙硫酸や強塩基性アミン類には分解す る。また、 ケトン、 アミド、 エステル、有機溶剤、 アルカリ等には使用条件が制約される。 ポリテトラフルオロエチレン PTFE 通常の酸、 アルカリには耐性を示す。また一般の溶媒にも溶解したり変化することはない。融解アルカリ金属や高温 下における弗素・三弗化塩素などには侵される。 シ エチレンプロピレンゴム EPDM ー ル 材 弗素ゴム FPM 質 な ど 塩素化ポリエチレン(エラスレン) C-PE PVDC 塩化カルシウム Satu 塩化ナトリウム 飽和 水溶液 ポリプロピレンにガラス繊維を混ぜて成型したもので、強度と耐熱性、薬品性に富み軽量である。 ポリ弗化ビニリデン ポリ塩化ビニリデン 薬 品 名 耐オゾン性、耐化学薬品性に優れている。ケトンおよびエステルには比較的耐性を示すが、芳香族系、脂肪族系およ びガソリン、耐油性には乏しい。 塩 酸 苛性ソーダ 15 ゴムの中では最も耐薬品性に優れており、濃硫酸・硝酸のような酸化性強酸にもよく耐え、脂肪族系、芳香族系、耐油 性にも耐性を示すが、 ケトン類、無水アンモニア、濃苛性ソーダ等には弱い。 プラスチックやゴムの改質剤として使用し、耐薬品性に優れ特に次亜塩素酸やクロム酸、硝酸等に耐性を示す。耐油 性、耐オゾン性にも優れる。エラスレンは昭和電工の登録商標。 クレゾール 密 吸 引 水 張 強 酢 酸 耐衝撃性硬質塩ビ 耐熱塩ビ (HT) HI-PVC C-PVC ポリプロピレン PP 度 g/cc 1.43 1.40 1.48 0.92 率 mg/m2 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.04∼0.06 0.01 さ MPa 47.1∼50.1 47.1∼50.1 49.0∼53.9 24.5∼34.3 24.5以上 14.7以上 ポリテトラ ガラス繊維強化 ポリプロピレン ポリ弗化ビニリデン フルオロエチレン PVDF PTFE GF-PP 1.04 82 1.77 2.17 0.04以上 0.00 49.0∼53.9 19.6 MPa 引 張 弾 性 率 MPa 2.94×10 3 2.26×10 3 2.94×10 3 1.18×10 3 7.3×10 3 1.5×10 3 曲 さ MPa 78.5∼88.3 79.4 88.3以上 24.5∼34.3 95.1 64.7以上 比 − 0.38 0.38 0.38 0.44 シャルピー衝 撃 強さ kJ/m2 6.86∼9.81 19.6∼29.4 6.86∼9.81 6.86∼9.81 11.8 17.7∼19.6 熱 変 形 温 度 ℃ 74 80以上 110 105 145 145 連続使用限界温度 ℃ 50 50 90 90 90 120 260 線 膨 張 係 数 /℃ 7×10−5 6∼8×10−5 7×10−5 12×10−5 4.5×10−5 12×10−5 10×10−5 率 W/m・K 0.15 0.15 0.14 0.12 0.12 0.7 圧 kV/mm 40以上 40以上 40以上 26 Ωcm 5.3×1015以上 5.3×105以上 5.3×1015以上 4.9×1015以上 熱 Ⅴ-1 硬質塩ビ PVC 引 張 強さ( a t 9 0℃) げ 強 ポ ア ソ ン 技 術 デ ー タ 単 位 耐 伝 導 電 体 積 固 有 抵 抗 ※上記は参考データです。 Pure 塩化ビニルとほとんど同じであるが、 さらに高温度域まで耐性を示す。 ■各種プラスチックの基本物性(at20℃) 項 目 15 5 クロム酸 材 質 名 濃 度 ︵ % ︶ HI-PVC 硬質塩化ビニルとほとんど同じであるが、耐衝撃性が高いので、耐久性能に優れている。 バ 耐熱性硬質塩化ビニル(HT) C-PVC ル ブ PP 本 ポリプロピレン 体 材 ガラス繊維強化ポリプロピレン GF-PP 質 ◎侵されない △やや侵される ○ほぼ侵されないとみなしてよい ×使用できない 詳細は別冊の「エスロンプラスチック管材耐薬品性一覧表」を用意しています。 次亜塩素酸ソーダ 10 20 7 温 度 ︵ ℃ ︶ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ × ◎ ◎ ○ ◎ △ ○ △ ◎ ◎ ○ ○ × × 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ △ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ × × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ △ ○ ○ ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ △ △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ◎ ○ × F P M ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × △ △ × ○ ○ ○ ○ ◎ △ ○ × ○ ○ ◎ ○ ◎ △ ○ △ × ○ ◎ △ ○ △ △ 薬 品 名 濃 度 ︵ % ︶ 硝 酸 10 水酸化アンモニウム 40 トルエン 弗 酸 Dilute ベンゼン Pure ホルムアルデヒド 35 メチルアルコール 硫化水素 硫 酸 10 温 度 ︵ ℃ ︶ 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 20 40 60 80 P H V C T ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × × ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ △ △ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 材 質 P G P P P F V V T P P D D F P C F E ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ○ ◎ × × ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ △ △ ○ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ × ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ E P D M ◎ ◎ ○ × ◎ ◎ ◎ F P M ◎ ◎ ○ × ○ △ × × ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ △ × ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 24.5以上 3.9×10 2 0.28 26 2.94 70 5×1015以上 1×1018 技 術 デ ー タ Ⅴ-2 バルブ技術データ ■エスロンバルブの使用圧力と温度の関係(係数表示グラフ) エスロンバルブは他の熱可塑性プラスチック製品と同じように、温度 が上がると強度が下がる性質があります。 最高許容圧力に下のグラフから読みとったその温度における使用 PVCバタフライ PVCダイヤ 圧力変化係数を乗じて求めます。 なお、最高許容圧力とは使用圧力に水撃圧を加えたものです。 呼び径(A) 品 名 HTダイヤ PVDFダイヤ PPダイヤ 0.9 0.8 0.7 15 20 ダイヤフラムバルブ Cv Kv 6.3 89.6 ボールバルブ Cv Kv 12.1 172 バタフライバルブ Cv Kv − − PVDFボール 1.0 使 用 圧 力 変 化 係 数 ■エスロンバルブのCv値とKv値について Cv値・Kv値 25 12.0 17.6 171 250 (当社測定による) 32 40 50 − − 46.3 76.1 135 659 1083 1920 31.5 48.9 80.1 154 448 696 1139 2191 − − − − − − 74 1053 65 80 100 125 180 2560 280 3983 780 11095 267 3798 352 5007 471 6700 172 2447 282 4011 309 4395 150 300 350 400 450 500 600 533 857 1113 1864 7582 12191 15832 26515 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 200 − − 250 − − 446 755 993 2213 3440 4929 6311 8757 11107 14622 17945 6344 10740 14125 31479 48993 70114 89772 124566 157994 207994 255263 Cv値(Valve Constant) とは、米国で使用されているバルブの容量係数で、全開状態にしたバルブ前後の差圧が1PSI( 0.0703kg/cm2 )のとき、60 (米ガロン=3.7852 )そのバルブを通過するかを表した無次元の数値で、1ガロンをCv値1としています。 F(15.5℃)の清水が1分間に何ガロン 0.6 0.5 また、Kv値は国際規格(International Standard)で使用されている容量係数で、全開状態にしたバルブ前後の差圧が1バール(1.0197kgf/cm2) の時、1分間に何リットルの清水がそのバルブを通過するかを表した数値です。 0.4 0.3 0.2 液体でのCv値の一般式は次式で表されます。 0.1 0 0 10 20 30 40 PVCボール 50 60 GF-PPバタフライ 70 80 PPボール 90 100 110 120 使用温度(℃) HTボール 〔例〕PP製ダイヤフラムバルブ(呼び径:100A、隔膜:PTFE) を70℃で使用する場合の最高許容圧力は、 0.7MPa(常温の最高許容圧力)×0.75(70℃での使用圧力変化係数)=0.525MPaとなります。 ここに Cv Q P1 P2 γ γ Cv=Q P1−P2 : : : : : バルブの容量係数 体積流量〔ガロン〕 上流側圧力〔PSI〕 下流側圧力〔PSI〕 液体の密度〔b/gal〕 また、Cv値とKv値の関係は次式により計算することができます。 Cv=0.0703Kv ■エスロンバルブの圧力損失 全 開 時 に 対 す る 流 量 割 合 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A A 15A 20A 25A 98 0.9 1 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 0.8 0.7 バタフライ バルブ 0.6 バタフライバルブ ボールバルブ 0.98 98 1 圧 圧 力 力 0.1 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.1 0.01 0.01 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A A 200 250A A 300 A ダイヤフラムバルブ 1.0 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80A 100 A (当社測定による) 15A ■エスロンバルブの開度と流量の関係 98 圧 圧 力 力 損 9.8 損 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.98 1 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 0.1 0.98 0.01 ダイヤフラムバルブ 0.098 0.5 1 10 100 1,000 流量( /分) 0.001 10,000 0.098 1 10 100 1,000 0.001 10,000 流量( /分) 0.098 10 100 1,000 10,000 0.001 100,000 流量( /分) 0.4 圧力損失線図の見方 0.3 ボールバルブ 〔例〕Q : ダイヤフラムバルブ50Aで毎分200 流した場合、バルブ1台当りの圧力損失はいくらか。 A : 流量200 /分のところで縦線と50Aの斜線の交点をさがし、 この点を並行移動した圧力損失を みると5.7kPa {0.058kgf/cm2} を得る。 0.2 0.1 開度(%) 0 0 技 術 デ ー タ Ⅴ-3 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 技 術 デ ー タ V-4 バルブ技術データ ■エスロンバルブの使用圧力と温度の関係(係数表示グラフ) エスロンバルブは他の熱可塑性プラスチック製品と同じように、温度 が上がると強度が下がる性質があります。 最高許容圧力に下のグラフから読みとったその温度における使用 PVCバタフライ PVCダイヤ 圧力変化係数を乗じて求めます。 なお、最高許容圧力とは使用圧力に水撃圧を加えたものです。 呼び径(A) 品 名 HTダイヤ PVDFダイヤ PPダイヤ 0.9 0.8 0.7 15 20 ダイヤフラムバルブ Cv Kv 6.3 89.6 ボールバルブ Cv Kv 12.1 172 バタフライバルブ Cv Kv − − PVDFボール 1.0 使 用 圧 力 変 化 係 数 ■エスロンバルブのCv値とKv値について Cv値・Kv値 25 12.0 17.6 171 250 (当社測定による) 32 40 50 − − 46.3 76.1 135 659 1083 1920 31.5 48.9 80.1 154 448 696 1139 2191 − − − − − − 74 1053 65 80 100 125 180 2560 280 3983 780 11095 267 3798 352 5007 471 6700 172 2447 282 4011 309 4395 150 300 350 400 450 500 600 533 857 1113 1864 7582 12191 15832 26515 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 200 − − 250 − − 446 755 993 2213 3440 4929 6311 8757 11107 14622 17945 6344 10740 14125 31479 48993 70114 89772 124566 157994 207994 255263 Cv値(Valve Constant) とは、米国で使用されているバルブの容量係数で、全開状態にしたバルブ前後の差圧が1PSI( 0.0703kg/cm2 )のとき、60 (米ガロン=3.7852 )そのバルブを通過するかを表した無次元の数値で、1ガロンをCv値1としています。 F(15.5℃)の清水が1分間に何ガロン 0.6 0.5 また、Kv値は国際規格(International Standard)で使用されている容量係数で、全開状態にしたバルブ前後の差圧が1バール(1.0197kgf/cm2) の時、1分間に何リットルの清水がそのバルブを通過するかを表した数値です。 0.4 0.3 0.2 液体でのCv値の一般式は次式で表されます。 0.1 0 0 10 20 30 40 PVCボール 50 60 GF-PPバタフライ 70 80 PPボール 90 100 110 120 使用温度(℃) HTボール 〔例〕PP製ダイヤフラムバルブ(呼び径:100A、隔膜:PTFE) を70℃で使用する場合の最高許容圧力は、 0.7MPa(常温の最高許容圧力)×0.75(70℃での使用圧力変化係数)=0.525MPaとなります。 ここに Cv Q P1 P2 γ γ Cv=Q P1−P2 : : : : : バルブの容量係数 体積流量〔ガロン〕 上流側圧力〔PSI〕 下流側圧力〔PSI〕 液体の密度〔b/gal〕 また、Cv値とKv値の関係は次式により計算することができます。 Cv=0.0703Kv ■エスロンバルブの圧力損失 全 開 時 に 対 す る 流 量 割 合 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A A 15A 20A 25A 98 0.9 1 圧 力 損 9.8 失 (kPa) 0.8 0.7 バタフライ バルブ 0.6 バタフライバルブ ボールバルブ 0.98 98 1 圧 圧 力 力 0.1 損 損 9.8 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.1 0.01 0.01 40A 50A 65A 80 100A 125A 150A A 200 250A A 300 A ダイヤフラムバルブ 1.0 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80A 100 A (当社測定による) 15A ■エスロンバルブの開度と流量の関係 98 圧 圧 力 力 損 9.8 損 失 失 (kgf/cm2) (kPa) 0.98 1 圧 力 損 失 (kgf/cm2) 0.1 0.98 0.01 ダイヤフラムバルブ 0.098 0.5 1 10 100 1,000 流量( /分) 0.001 10,000 0.098 1 10 100 1,000 0.001 10,000 流量( /分) 0.098 10 100 1,000 10,000 0.001 100,000 流量( /分) 0.4 圧力損失線図の見方 0.3 ボールバルブ 〔例〕Q : ダイヤフラムバルブ50Aで毎分200 流した場合、バルブ1台当りの圧力損失はいくらか。 A : 流量200 /分のところで縦線と50Aの斜線の交点をさがし、 この点を並行移動した圧力損失を みると5.7kPa {0.058kgf/cm2} を得る。 0.2 0.1 開度(%) 0 0 技 術 デ ー タ Ⅴ-3 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 技 術 デ ー タ V-4
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