入 札 説 明 書 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及 び「いきものログアプリ」改修業務 [全省庁共通電子調達システム対応] 環 境 省 自然環境局生物多様性センター は じ め に 本入札等については、会計法(昭和22年法律第35号)、予算決算及び会計令(昭和22年勅令 第165号)、契約事務取扱規則(昭和37年大蔵省令第52号)、その他の関係法令及び環境省入 札心得(別紙)に定めるもののほか、この入札説明書によるものとする。 1.契約担当官等 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 中山 隆治 2.競争入札に付する事項 (1)件 名 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改 修業務 (2)特 質 等 別添2の仕様書による (3)納 入 期 限 平成28年3月31日 (4)納 入 場 所 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター (5)入 札 方 法 落札者の決定は、最低価格落札方式をもって行うので、 ア.入札者は、業務に係る経費のほか、納入に要する一切の諸経費を含め契約金額を見積もるも のとする。 イ.落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8パーセントに相当する額を 加算した金額(当該金額に1円未満の端数がある時は、その端数金額を切り捨てた金額とす る。)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者 であるかを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を記載した入札書 を提出しなければならない。 (6)入札保証金及び契約保証金 免除 3.競争参加資格 (1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年者、被保佐人又 は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある 場合に該当する。 (2)予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。 (3)環境省から指名停止措置が講じられている期間中の者でないこと。 (4)平成25・26・27年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の「情報 処理」又は「ソフトウェア開発」において、開札時までに「A」、「B」又は「C」級に格付さ れている者であること。 (5)環境省入札心得において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。 (6)当該業務と同等規模のウェブサイト改修業務の実績が平成 20 年度以降に1件以上あること を証明したものを提出した者であること。 ( 7 )ISO27001(ISMS)の公的機関による認証を取得している、またはこれと同等の情 報セキュリティマネジメントシステムを確立していること。 (8)本件に従事する責任者は、本業務と同等規模のシステムの開発・導入またはコンサルタント業 務を実施した経験を含む情報処理業務(システムの開発、運用等)の経験を3年以上有する者で あること。 4.契約条項を示す場所等 (1)契約条項を示す場所 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター 情報システム科 本嶋 TEL 0555-72-6033 FAX 0555-72-6035 (2)入札説明会の日時及び場所 開催しない。 (3)競争参加資格書類(証明書等)の確認等 ア.提出期間 ・電子調達システムによる場合 平成 27 年 5 月 12 日(火)17 時まで ただし、電子調達システムの運営時間中とする。 ・持参又は郵送による場合 平成 27 年 5 月 12 日(火)17 時まで ただし、土日祝祭日を除く平日 10 時から 17 時までとする。 イ.提出場所 4(1)に示す場所 ウ.結果通知 平成 27 年 5 月 14 日(木)17 時までに電子調達システムにて通知する。 ただし、書面で提出された場合は書面で通知する。 5.競争執行の日時、場所等 (1)入札・開札の日時及び場所 日時 平成 27 年 5 月 15 日(金)14 時 00 分 場所 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 環境省自然環境局生物多様性センター1 階 大会議室 (2)入札書の提出方法 ア.電子調達システムによる入札の場合 入札書は、(1)の日時までに電子調達システムにより提出するものとする。 イ.書面による入札の場合 環境省入札心得に定める様式3による書面を平成 27 年 5 月 15 日(金)14 時までに4(1) の場所に持参又はFAXにより提出すること。 また、環境省入札心得に定める様式2による入札書を(1)の日時及び場所に持参すること。 電話、FAX、郵送等による提出は認めない。なお、入札書の日付は、入札日を記入すること。 ウ.入札者は、その提出した入札書の引換え、変更又は取消しをすることができない。 (3)入札の無効 本入札説明書に示した競争参加資格のない者又は入札条件に違反した者の提出した入札書は 無効とする。 6.落札者の決定方法 (1)有効な入札書を提出した入札者であって、当該入札者の入札価格が予算決算及び会計令第79 条及び80条の規定に基づいて作成及び決定された予定価格の制限の範囲内であり、かつ、最低 価格をもって入札を行った者を落札者とする。 (2)落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がな されないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩序 を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認められるときは、予定価格の制限の範 囲内の価格をもって入札した他の者のうち最低の価格をもって入札した者を落札者とするとき がある。 7.入札に関する質問の受付 (1)この入札説明書、仕様書等に関する質問がある場合は、次に従い書面(様式は任意)により提 出すること。 ア.提出期限 平成 27 年 4 月 24 日(金)12 時まで (持参の場合は、12時から13時を除く) イ.提出場所 4(1)の場所 ウ.提出方法 持参、郵送(書留郵便に限る)又はFAXによって提出すること。 (2)(1)の質問に対する回答は、平成 27 年 4 月 30 日(木)17 時までに下記のURLに質問及び回 答を掲載する。 http://www.biodic.go.jp/chousa/order.html 8.暴力団排除に関する誓約 当該業務の入札については、環境省入札心得において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約の 上参加すること。なお、書面により入札する場合は、誓約事項に誓約する旨を入札書に明記するこ ととし、電子調達システムにより入札した場合は、誓約事項に誓約したものとして取り扱うことと する。 9.その他 (1)入札結果の公表 落札者が決定したときは、入札結果は、落札者を含め入札者全員の商号又は名称及び入札価格 について、開札場において発表するとともに、環境省ホームページで公表するものとする。 (2)電子調達システムの操作及び障害発生時の問い合わせ先 全省庁共通電子調達システムホームページアドレス https://www.geps.go.jp/ ただし、入札の締め切り時間が切迫している等、緊急を要する場合には、前記4(1)の場所 に連絡すること。 (3)契約締結日は本業務に係る平成27年度予算(暫定予算を含む。)が成立した日以降とする。 また、暫定予算となった場合、全体の契約期間に対する暫定予算の期間分のみの契約とする場合 がある。 ◎ 添付資料 ・別紙1 環境省入札心得 ・別添1 契約書(案) ・別添2 仕様書 (別紙1) 環 境 省 入 札 心 得 (物品役務 最低価格落札方式) 1.趣旨 環境省の所掌する契約(工事に係るものを除く。)に係る一般競争又は指名競争(以下「競 争」という。)を行う場合において、入札者が知り、かつ遵守しなければならない事項は、法 令に定めるものの他、この心得に定めるものとする。 2.入札説明書等 (1)入札者は、入札説明書及びこれに添付される仕様書、契約書案、その他の関係資料を熟読 のうえ入札しなければならない。 (2)入札者は、前項の書類について疑義があるときは、関係職員に説明を求めることができる。 (3)入札者は、入札後、(1)の書類についての不明を理由として異議を申し立てることがで きない。 3.競争参加資格の確認等 (1)本競争の参加希望者は、入札説明書に掲げる競争参加資格を有することを証明するため、 様式1及び競争参加資格確認資料を提出し、分任支出負担行為担当官から競争参加資格の有 無について確認を受けなければならない。なお、期限までに様式1及び確認資料を提出しな い者並びに競争参加資格がないと認められた者は、本競争に参加することができない。 (2)電子調達システムにて提出できない場合(合計ファイル容量が3MBを超える場合)には、 郵送(書留郵便に限る。締切日時必着)で提出しなければならない。郵送で提出する場合に は、必要書類の一式を郵送で送付し、「郵送書類の目録、会社名、担当者名及び連絡先」を 記載した書面(様式自由)を電子調達システムより、様式1及び競争参加資格確認資料とし て送信しなければならない。なお、この処理を行わなかった場合、書面により提出した場合 であっても電子調達システム上は提出したと見なされない。 (3)提出された書類は返却しない。また、提出された書類の差し替え及び再提出は認めない。 4.入札保証金及び契約保証金 環境省競争参加資格(全省庁統一資格)を保有する者の入札保証金及び契約保証金は免除す る。 5.入札書の書式等 入札者は、様式2による入札書を提出しなければならない。ただし、電子調達システムによ り入札書を提出する場合は、同システムに定めるところによるものとする。 なお、入札説明書において「電子調達システムにより入札書を提出すること」と指定されて いる入札において、様式2による入札書の提出を希望する場合は、様式3による書面を作成し、 入札説明書で指定された日時までに提出しなければならない。 6.入札金額の記載 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8パーセントに相当する額を 加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額とす る。)をもって落札価格とするので、入札者は消費税に係る課税事業者であるか免税事業者で あるかを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載する こと。 7.入札書の提出 (1)入札書を提出する場合は、入札説明書において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約の 上提出すること。なお、書面により入札する場合は、誓約事項に誓約する旨を入札書に明記 することとし、電子調達システムにより入札した場合は、当面の間、誓約事項に誓約したも のとして取り扱うこととする。 (2)書面による入札書は、封筒に入れ封印し、かつその封皮に氏名(法人の場合はその名称又 は商号)、宛名(分任支出負担行為担当官環境省自然環境局生物多様性センター長殿と記載) 及び「平成○年○月○日開札[平成○年度○○○業務]の入札書在中」と朱書きして、入札 日時までに提出すること。また、競争参加資格を証明する書類を開札日時までに提出するこ と。 (3)電子調達システムにより入札する場合は、同システムに定める手続に従い、入札日時まで に入札書を提出すること。通信状況により提出期限内に電子調達システムに入札書が到着し ない場合があるので、時間的余裕を持って行うこと。 8.代理人等(代理人又は復代理人)による入札及び開札の立会い 代理人等により入札を行い又は開札に立ち会う場合は、代理人等は、様式4による委任状 を持参しなければならない。また、代理人等が電子調達システムにより入札する場合には、 同システムに定める委任の手続きを終了しておかなければならない。 9.代理人等の制限 入札者又はその代理人等は、本入札に係る他の入札者の代理人等を兼ねることができな い。 10.入札の無効 次の各項目の一に該当する入札は、無効とする。 ① ② 競争に参加する資格を有しない者による入札 指名競争入札において、指名通知を受けていない者による入札 ③ 委任状を持参しない又は電子調達システムに定める委任の手続きを終了していない代 理人等による入札 ④ 書面による入札において記名押印(外国人又は外国法人にあっては、本人又は代表者の 署名をもって代えることができる。)を欠く入札 ⑤ 金額を訂正した入札 ⑥ 誤字、脱字等により意思表示が不明瞭である入札 ⑦ 明らかに連合によると認められる入札 ⑧ 同一事項の入札について他人の代理人を兼ね又は2者以上の代理をした者の入札 ⑨ 入札者に求められる義務を満たすことを証明する必要のある入札にあっては、証明書が 契約担当官等の審査の結果採用されなかった入札 ⑩ 入札書の提出期限までに到着しない入札 ⑪ 別紙において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約しない者による入札 ⑫ その他入札に関する条件に違反した入札 11.入札の延期等 入札参加者が相連合し又は不穏の行動をする等の場合であって、入札を公正に執行するこ とができない状態にあると認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入 札の執行を延期し若しくはとりやめることがある。 12.開札の方法 (1)開札は、入札者又は代理人等を立ち会わせて行うものとする。ただし、入札者又は代理人 の立会いがない場合は、入札執行事務に関係のない職員を立ち会わせて行うことができる。 (2)電子調達システムにより入札書を提出した場合には、入札者又は代理人等は、開札時刻に 端末の前で待機しなければならない。 (3)入札者又は代理人等は、開札場に入場しようとするときは、入札関係職員の求めに応じ競 争参加資格を証明する書類、身分証明書又は委任状を提示しなければならない。 (4)入札者又は代理人等は、開札時刻後においては開札場に入場することはできない。 (5)入札者又は代理人等は、契約担当官等が特にやむを得ない事情があると認めた場合のほか、 開札場を退場することができない。 (6)開札をした場合において、予定価格の制限内の価格の入札がないときは、直ちに再度の入 札を行うものとする。電子調達システムにおいては、再入札を行う時刻までに再度の入札を 行うものとする。なお、開札の際に、入札者又は代理人等が立ち会わず又は電子調達システ ムの端末の前で待機しなかった場合は、再度入札を辞退したものとみなす。 13.落札者となるべき者が2者以上ある場合の落札者の決定方法 当該入札の落札者の決定方法によって落札者となるべき者が2者以上あるときは、直ちに 当該者にくじを引かせ、落札者を決定するものとする。なお、入札者又は代理人等が直接く じを引くことができないときは、入札執行事務に関係のない職員がこれに代わってくじを引 き、落札者を決定するものとする。 14.落札決定の取消し 落札決定後であっても、入札に関して連合その他の事由により正当な入札でないことが判 明したときは、落札決定を取消すことができる。 15.契約書の提出等 (1)落札者は、契約担当官等から交付された契約書に記名押印(外国人又は外国法人が落札者 である場合には、本人又は代表者が署名することをもって代えることができる。)し、落札 決定の日から10日以内(期終了の日が行政機関の休日に関する法律(昭和63年法律第9 1号)第1条に規定する日に当たるときはこれを算入しない。)に契約担当官等に提出しな ければならない。ただし、契約担当官等が必要と認めた場合は、この期間を延長することが できる。 (2)落札者が前項に規定する期間内に契約書を提出しないときは、落札は、その効力を失う。 16.契約手続において使用する言語及び通貨 契約手続において使用する言語は日本語とし、通貨は日本国通貨に限る。 別紙 暴力団排除に関する誓約事項 当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記事項について、入札書(見積 書)の提出をもって誓約いたします。 この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることとなって も、異議は一切申し立てません。 また、官側の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報告書に記載のもの(生年月日を含む。)。 ただし、有価証券報告書を作成していない場合は、役職名、氏名及び生年月日の一覧表)及び登 記簿謄本の写しを提出すること並びにこれらの提出書類から確認できる範囲での個人情報を警 察に提供することについて同意します。 記 1.次のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはありません。 (1)契約の相手方として不適当な者 ア 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人であ る場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、 団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2 条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定す る暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき イ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加え る目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき ウ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直 接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき エ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき (2)契約の相手方として不適当な行為をする者 ア 暴力的な要求行為を行う者 イ 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者 ウ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者 エ 偽計又は威力を用いて会計課長等の業務を妨害する行為を行う者 オ その他前各号に準ずる行為を行う者 2.暴力団関係業者を再委託又は当該業務に関して締結する全ての契約の相手方としません。 3.再受任者等(再受任者、共同事業実施協力者及び自己、再受任者又は共同事業実施協力者が 当該契約に関して締結する全ての契約の相手方をいう。)が暴力団関係業者であることが判明 したときは、当該契約を解除するため必要な措置を講じます。 4.暴力団員等による不当介入を受けた場合、又は再受任者等が暴力団員等による不当介入を受 けたことを知った場合は、警察への通報及び捜査上必要な協力を行うとともに、発注元の契約 担当官等へ報告を行います。 (様式1) 競争参加資格確認申請書 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 会 所 社 名 代表者氏名 印 平成 27 年 3 月 26 日付けで公告のありました「平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及 び「いきものログアプリ」改修業務」に係る競争参加資格について確認されたく、下記の書類を 添えて申請します。 なお、予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当 する者でないこと並びに添付書類の内容については事実と相違ないことを誓約します。 1. 平成 25・26・27 年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)審査結果通知書の写し 2 . 当該業務と同等規模のウェブサイト改修業務の実績が平成 20 年度以降に1件以上ある ことを証明したものを提出した者であること。 3. ISO27001(ISMS)の公的機関による認証を取得している、またはこれと同等 の情報セキュリティマネジメントシステムを確立していること。 4. 本件に従事する責任者は、本業務と同等規模のシステムの開発・導入またはコンサルタント業 務を実施した経験を含む情報処理業務(システムの開発、運用等)の経験を3年以上有する者 であること。 (担当者) 所属部署: 氏名: TEL/FAX: E-mail: (様式2) 入 札 書 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 所 会 社 名 代表者氏名 印 (復)代理人 印 注)代理人又は復代理人が入札書を持参して入札 する場合に、(復)代理人の記名押印が必要。 このとき、代表印は不要(委任状には必要)。 下記のとおり入札します。 記 1 入札件名 :平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改 修業務 2 入札金額 :金 円 3 契約条件 :契約書及び仕様書その他一切貴省の指示のとおりとする。 4 誓約事項 :暴力団排除に関する誓約事項に誓約する。 (様式3) 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 会 所 社 名 代表者氏名 印 電子入札案件の紙入札方式での参加について 下記入札案件について、電子調達システムを利用して入札に参加できないので、紙入札方式で の参加をいたします。 記 1 入札件名:平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」 改修業務 2 電子調達システムでの参加ができない理由 (記入例)電子調達システムで参加する手続が完了していないため (様式4-①) 委 任 状 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 住 (委任者)会 所 社 名 代表者氏名 印 代理人住所 (受任者)所属(役職名) 氏 当社 名 印 を代理人と定め下記権限を委任します。 記 (委任事項) 1 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改修業務の入 札に関する一切の件 2 1の事項にかかる復代理人を選任すること。 (様式4-②) 委 任 状 平成 年 月 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 殿 代理人住所 (委任者)所属(役職名) 氏 名 印 復代理人住所 (受任者)所属(役職名) 氏 当社 名 印 を復代理人と定め下記権限を委任します。 記 (委任事項) 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改修業務の入札 に関する一切の件 (別添1) 印 契 約 書 紙 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局生物多様性センター長 中山 隆治(以下「甲」とい う。)は、 (以下「乙」という。)と 「平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改修業務」(以下「業務」 という。)について、次の条項により契約を締結する。 (契約の内容) 第1条 乙は、別添の仕様書に基づき業務を行うものとする。 (契約金額) 第2条 契約金額は金 円(うち消費税及び地方消費税の額 円)とする。 2 前項の消費税及び地方消費税の額は、消費税法(昭和63年法律第108号)第28条第1項及 び第29条並びに地方税法(昭和25年法律第226号)第72条の82及び第72条の83の規 定に基づき、契約金額に108分の8を乗じて得た額である。 (履行期限及び納入場所) 第3条 履行期限及び納入場所は次のとおりとする。 履行期限 平成28年3月31日 納入場所 環境省自然環境局生物多様性センター (契約保証金) 第4条 甲は、この契約の保証金を免除するものとする。 (再委任等の禁止) 第5条 乙は、業務の処理を他人に委託し、又は請け負わせてはならない。但し、書面により甲の承 諾を得たときはこの限りではない。 (監督) 第6条 乙は、甲の指示監督により業務を行うものとする。 2 業務の遂行にあたって疑義又は不明の点が生じたときは、甲の指示に従うものとする。 (検査及び引渡し) 第7条 乙は、業務の全部を完了したときは業務終了報告書を作成し、その旨を書面により甲に通知 しなければならない。 2 甲は、前項の通知を受けたときは、その日から10日以内に検査を行い、検査に合格した後、乙 が成果物の引渡しを申出たときは、直ちにその引渡しを受けなければならない。 3 乙は、前項の検査に合格しないときは直ちに修補して甲の検査を受けなければならない。この場 合においては、前項の期間は甲が乙から修補を終了した旨の通知を受けた日から起算する。 (契約金額の支払い) 第8条 乙は、前条第2項の検査に合格したときは、契約金額(この契約の締結後、契約金額の変更 があった場合には、変更後の契約金額。以下同じ。)の支払いを請求するものとする。 2 甲は、前項の規定による請求を受けたときは、その日から起算して30日以内(以下「約定期間」 という。)に契約金額を支払わなければならない。 (支払遅延利息) 第9条 甲は、第8条の約定期間内に契約金額を乙に支払わない場合は、約定期間満了の日の翌日か ら支払いをする日までの日数に応じ、契約金額に対し、政府契約の支払遅延に対する遅延利息の率 を定める告示により財務大臣が決定する率を乗じて計算した金額を遅延利息として乙に支払わな ければならない。ただし、約定期間内に支払わないことが、天災地変等甲の責に帰すことのできな い事由によるときは、当該事由の継続する期間は、遅延利息の算定日数に算入しないものとする。 (仕様書等の変更) 第10条 甲は、必要があると認めるときは、仕様書等の変更内容を乙に通知して、仕様書等を変更 することができる。この場合において、甲は、必要があると認められるときは履行期間若しくは契 約金額を変更し、又は乙に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。 (業務の中止) 第11条 天災地変その他止むを得ない事由により、業務の遂行が困難となったときは、乙は、甲と 協議の上契約の解除を行うものとする。 2 前項の規定により契約を解除するときは、第7条から9条までの規定に準じ精算する。 (契約の解除) 第12条 甲は、次の各号の一に該当するときは、催告することなくこの契約の全部又は一部を解除 することができる。 一 乙の責に帰する事由により、乙がこの契約の全部又は一部を履行する見込みがないと認められ るとき。 二 乙が第5条、第19条又は第20条の規定に違反したとき。 三 乙又はその使用人が甲の行う監督及び検査に際し不正行為を行い、又は監督官等の職務の執行 を妨げたとき。 四 履行期限内に業務結果の提出がなかったとき。 2 甲は、乙が次の各号の一に該当すると認められるときは、催告することなくこの契約を解除する ことができる。 一 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人である場合 は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団体である場 合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、暴力団(暴力団員に よる不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団 をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。) であるとき 二 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害を加える目 的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき 三 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あ るいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき 四 役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなどしていると き 五 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき 3 甲は、乙が自ら又は第三者を利用して次の各号の一に該当する行為をした場合は、催告すること なくこの契約を解除することができる。 一 暴力的な要求行為 二 法的な責任を超えた不当な要求行為 三 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為 四 偽計又は威力を用いて甲等の業務を妨害する行為 五 その他前各号に準ずる行為 (再受任者等に関する契約解除) 第13条 乙は、契約後に再受任者等(再受任者及び共同事業実施協力者並びに乙、共同事業実施協 力者又は再受任者が当該契約に関して個別に契約する場合の当該契約の相手方をいう。以下同じ。) が第12条第2項及び第3項の一に該当する者(以下「解除対象者」という。)であることが判明 したときは、直ちに当該再受任者等との契約を解除し、又は再受任者等に対し契約を解除させるよ うにしなければならない。 2 甲は、乙が再受任者等が解除対象者であることを知りながら契約し、若しくは再受任者等の契約 を承認したとき、又は正当な理由がないのに前項の規定に反して当該再受任者等との契約を解除せ ず、若しくは再受任者等に対し契約を解除させるための措置を講じないときは、催告することなく この契約を解除することができる。 (違約金等) 第14条 甲が第12条又は前条第2項の規定により契約の全部又は一部を解除した場合は、乙は契 約金額の100分の10に相当する額を違約金として甲の指定する期間内に支払わなければなら ない。 2 乙が、次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、乙は、甲の請求に基づき、契約金額の10 0分の10に相当する額を違約金として甲の指定する期間内に支払わなければならない。 一 この契約に関し、乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第5 4号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定に違反し、又は乙が構成事業者である事業者 団体が独占禁止法第8条第1号の規定に違反したことにより、公正取引委員会が乙に対し、独占 禁止法第7条の2第1項(独占禁止法第8条の3において準用する場合を含む。)の規定に基づ く課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)を行い、当該納付命令が確定したとき(確定 した当該納付命令が独占禁止法第51条第2項の規定により取り消された場合を含む。)。 二 納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除措置命令(これらの命 令が受注者又は受注者が構成事業者である事業者団体(以下「乙等」という。)に対して行われ たときは、乙等に対する命令で確定したものをいい、乙等に対して行われていないときは、各名 宛人に対する命令全てが確定した場合における当該命令をいう。次号において「納付命令又は排 除措置命令」という。)において、この契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1号の規定 に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。 三 納付命令又は排除措置命令により、乙等に独占禁止法第3条又は第8条第1号の規定に違反す る行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった取引分野が示された場合に おいて、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件について、公正取引委員会が乙に対し 納付命令を行い、これが確定したときは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該 違反する行為の実行期間を除く。)に入札(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、か つ、当該取引分野に該当するものであるとき。 四 この契約に関し、乙(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑法(明治40年法 律第45号)第96条の6又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号に規定 する刑が確定したとき。 3 乙が前二項の違約金を甲の指定する期間内に支払わないときは、乙は、当該期間を経過した日か ら支払いをする日までの日数に応じ、年5パーセントの割合で計算した額の遅延利息を甲に支払わ なければならない。 (損害賠償) 第15条 甲は、第12条第2項、第3項又は第13条第2項の規定によりこの契約を解除した場合 は、これにより乙に生じた損害について、何ら賠償ないし補償することは要しない。 2 乙は、甲が第12条第2項、第3項又は第13条第2項の規定によりこの契約を解除した場合に おいて、甲に損害が生じたときは、その損害を賠償するものとする。 (表明確約) 第16条 乙は、第12条第2項及び第3項のいずれにも該当しないことを表明し、かつ、将来にわ たっても該当しないことを確約する。 2 乙は、解除対象者を再受任者等としないことを確約する。 (不当介入に関する通報・報告) 第17条 乙は、自ら又は再受任者等が、暴力団、暴力団員、社会運動・政治運動標ぼうゴロ等の反 社会的勢力から不当要求又は業務妨害等の不当介入(以下「不当介入」という。)を受けた場合は、 これを拒否し、又は再受任者等をして、これを拒否させるとともに、速やかに不当介入の事実を甲 に報告するとともに、警察への通報及び捜査上必要な協力を行うものとする。 (かし担保) 第18条 甲は、第7条の規定により引渡しを受けた後1年以内に隠れたかしを発見したときは、直 ちに期限を指定して当該かしを修補させることができるものとする。 (秘密の保全) 第19条 乙は、この契約の履行に際し知得した相手方の秘密を第三者に洩らし又は利用してはなら ない。 (債権譲渡の禁止) 第20条 乙は、この契約によって生じる権利又は義務の全部若しくは一部を甲の承諾を得た場合を 除き第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会及び中小企業信用保険法 施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融機関に対して売掛債権を譲渡する 場合にあっては、この限りではない。 (紛争又は疑義の解決方法) 第21条 この契約について、甲乙間に紛争又は疑義を生じた場合には、必要に応じて甲乙協議して 解決するものとする。 本契約の証として本書2通を作成し、当事者記名押印のうえ、各自1通を保有する。 平成 年 甲 乙 月 住 所 氏 名 住 所 氏 名 日 分任支出負担行為担当官 環境省自然環境局 生物多様性センター長 中山 隆治 印 印 (別添 2) 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改修業務 仕様書 1. 調達件名 平成 27 年度「いきものログ」ウェブサイト及び「いきものログアプリ」改修業務 2. 業務の目的 平成 24 年 10 月に閣議決定された「生物多様性国家戦略 2012-2020」では、新たに科学的基盤の強 化に関する基本戦略が加わり、生物多様性に関する情報を継続して把握することの重要性、行政機関・ 研究機関・市民などのさまざまな主体が把握している生物多様性情報の相互利用、共有化の促進の必要 性が述べられている。そこで環境省自然環境局生物多様性センター(以下、「生物多様性センター」と いう。)では、生物多様性情報をインターネット上で効率的に収集し、提供するためのシステム(以下、 「いきものログ」という。)を新たに開発し、広く一般に公開している。生物多様性センターでは、「い きものログ」が、我が国の生物多様性情報を総合的に管理する中核的基盤として今後も活用されること を目指している。 本業務では、「いきものログ」が、今後も我が国の生物多様性情報を総合的に管理する中核的基盤と して活用されるために、システム応答性やユーザビリティの向上、拡張性・カスタマイズ性の改善を実 現することを目的とする。 3. 用語の定義 用語 いきものログ 定義 生物多様性情報をインターネット上で効率的に収集し、提 供するためのシステム。 (http://ikilog.biodic.go.jp/) しおかぜ自然環境ログ 「いきものログ」コンテンツの一部であり、東日本大震災 の影響を受けた太平洋沿岸の自然環境の情報を収集・整理 ・提供するためのウェブサイト。 (http://www.shiokaze.biodic.go.jp/) 巨樹・巨木林ページ 「いきものログ」のウェブサイト内に設置されており、 「い きものログ」同様にユーザが巨樹・巨木林の情報を登録・ 更新することができる。 (http://ikilog.biodic.go.jp/kyojyu/) インターネット自然研究所システム インターネット自然研究所システム(以下「自然研」とい う。)には以下のウェブサイト等が格納されている。 ・インターネット自然研究所:自然環境に関する普及啓発 のためのウェブサイト。 (http://www.sizenken.biodic.go.jp/) ・いきものログ:生物多様性情報をインターネット上で効 率的に収集し、提供するためのウェブサイト。 (http://ikilog.biodic.go.jp/) ・しおかぜ自然環境ログ:東日本大震災が自然環境に与え た影響に関する情報を収集・提供するためのウェブサイト。 (http://www.shiokaze.biodic.go.jp/) 生物名データベース 生物情報報告ページ及び生物情報の検索・閲覧ページにお いて、自然環境保全基礎調査の対象種を中心に、生物名の 和名や学名、分類群の整合を図ると同時に、生物名の横断 的な検索を可能にするため、生物情報の入力支援、横断検 索の補助等の様々な機能を網羅的に装備し、生物名に関す る約 300,000 件の文献レコードを登録したものであり、環 境省レッドリスト及び都道府県レッドデータブック掲載種 の位置情報の公開精度を制御するためのバックデータとな っている。 しおかぜ自然環境調査 生物多様性センターが実施する、東日本大震災による自然 環境への影響を調査する市民参加型調査。 一意な URL へのアクセスに対し、ステートレスな応答をデ REST API ータ形式(本件の場合、JSON 形式)で返す API 設計スタ イル。 (http://ja.wikipedia.org/wiki/REST) 政府情報システム管理データベース 政府における情報システムに関係する情報を一元的に管理 (Official information system total するため、総務省において整備及び管理し、各府省の用に management Database) 4. 供するデータベース。以下「ODB」という。 本調達に関連する調達案件について 本調達及び本調達に関連する調達案件の調達の方式、実施時期を「図表 4-1 本調達に関連する調達案 件一覧」に示す。 【図表 4-1 本調達に関連する調達案件一覧】 No. 調達案件名 1 平成 26 年度次世代型生物多 様性情報システム設計業務 調達の方式 実施時期 ・入札公示(官報公示): 一般競争入札 平成 26 年 9 月 (最低価格落札方式) ・落札者決定: 平成 26 年 9 月 No. 調達案件名 2 平成 27 年度生物多様性情報 システム設計・開発及び運 用サービス業務 3 4 5. 調達の方式 実施時期 ・入札公示(官報公示): 一般競争入札 平成 27 年 3 月 (総合評価方式) ・落札者決定: 平成 27 年 4 月 ・入札公示(官報公示): 平成 26 年度 「いきものログ」 平成 26 年 8 月 企画競争 ウェブサイト設計業務 ・落札者決定: 平成 26 年 9 月 ・入札公示(官報公示): 平成 27 年度 「いきものログ」 一般競争入札 平成 27 年 3 月 ウェブサイト及び「いきも (最低価格落札方式) ・落札者決定: のログアプリ」改修業務 平成 27 年 5 月 業務の内容 請負者は、本業務の遂行に当たり、環境省自然環境局生物多様性センター担当官(以下、「環境省担 当官」という。)と業務の進め方及び業務の詳細について、緊密に連絡を取りつつ、以下の業務を実施 するものとする。なお、「いきものログ」が格納されている自然研は、平成 28 年 1 月 31 日に更新時期 を向かえる。そのため、本業務で改修する「いきものログ」は、請負者の開発環境で改修を行い、自然 研には格納しない。本業務で改修した「いきものログ」は、平成 28 年 2 月 1 日から新システム上で運 用を開始するので、それに合わせて作業を進めること。ただし、下記(2)(ア)で構築するサブサイ トについては、平成 27 年度中に運用を開始できればよい。開発環境から新システムへの移行について の詳細は、下記の 10.6 を参照のこと。 本業務の実施にあたっては、「政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン」(平成 26 年 12 月 3 日第 58 回各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定)(以下、「管理標準ガイドラ イン」という。)に基づき、作業を実施すること。また、「標準ガイドライン」に基づく ODB 登録用 シートを、環境省担当官の依頼に基づき適時提出すること。 <参考>政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai58/honbun.pdf (1) 主要機能の再構築 主要機能の再構築を行う。詳細は「別紙 要件定義書」を参照のこと。なお、その他の機能につ いては、原則現行の機能を保持すること。管理者メニューやマスターメンテナンスツールについて も現行の機能を保持すること。 (2) サブサイトの構築 各調査や利用目的に応じた下記(ア)のサブサイトを構築すること。詳細については「別紙 要 件定義書」を参照のこと。なお、(イ)については「いきものログ」サイト内のページでありサブ サイトではないが、技術的に同様のカスタマイズ作業となるためここに列挙する。 機能の再利用性を高めるため、上記(1)で再設計した「いきものログ」の中核的機能・主要機 能を活用し、個別のカスタマイズ機能を追加していくことで各調査・目的における閲覧性・ユーザ ビリティを向上する。 (ア) 鳥類繁殖分布調査ページ (イ) 「いきものログ」サイト内「モデル地域」ページ 検索結果内の生物種を一覧化し、報告数を集計表示する。期間指定による比較表を作成する ことができる。 ① 富士山周辺 ② 東日本太平洋沿岸浸水地域(市区町村) ③ 東日本太平洋沿岸浸水地域(都道府県) (3) 市区町村合併メンテナンス機能の実装 市区町村合併による市区町村テーブルと関連したデータベースの変更を可能とする機能を実装 すること。詳細は「別紙 要件定義書」を参照のこと。 (4) 絶滅危惧種情報ページの構築 生物多様性情報システム(以下「J-IBIS」という。)のサイト「レッドデータブック/リスト(絶 滅危惧種情報)」(http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html)及びインターネット自然研究所(以 下「自然研」という。)のサイト「RDB(希少な野生生物)図鑑」(http://www.sizenken.biodic. go.jp/rdb/)を統合し、「いきものログ」に移行する。詳細については「別紙 要件定義書」を参照 すること。 (5) システム移行への対応 平成 27 年度に生物多様性センターのシステムを更新する。そのため、本業務の請負者は自社の 環境を用いて開発を行い、別途発注予定である「平成 27 年度生物多様性情報システム設計・開発 及び運用サービス業務」請負業者(以下、「新システム保守業者」という。)に仮想化サーバイメ ージの形式で受け渡しを行うこと。詳細は下記 10.6 (6) 移行要件を参照すること。 「巨樹・巨木林ページ」の分離 「巨樹・巨木林ページ」は、平成 26 年度改修によってウェブサイトとしての分離が図られた。 ただしこの作業はウェブページの外見的な分離にとどまっており、ウェブアプリケーション単位、 サーバ単位では分離されていない。 請負者は「巨樹・巨木林ページ」についてサーバ(仮想化サーバイメージ)単位での分離を図り、 上記(5)のシステム移行時に運用を開始すること。詳細は「別紙 要件定義書」を参照のこと。 (7) スマートフォンアプリの改修 現行のスマートフォンアプリに対し、上記(1)(2)の新機能のうち、スマートフォンアプリ として必要なものについて反映させる改修を行うこと。 なお現行のスマートフォンアプリは専用の API を用いてサーバとの通信を行っており、本作業の REST API はこれを統合する。 (8) 現行システムの運用 請負者は、現行システムの「いきものログ」、「しおかぜ自然環境ログ」、「巨樹・巨木林ペー ジ」及び「いきものログアプリ」の運用業務を行うこと。詳細は 10.7 運用要件を参照のこと。 (9) 関係者との連絡会議 別途発注予定の「平成 27 年度東日本大震災の影響把握のための市民参加型調査等「いきものロ グ」運営業務」請負業者(以下、「事務局」という。)及び「平成 27 年度生物名データベース更 新業務」(以下、「生物名データベース更新業務」という。)と連携を図るための打合せを、1 ヶ 月ごとを目途に生物多様性センターで実施する。会議開催にあたっては、会議に必要な資料を作成 し、7 日前までを目途に事務局へ会議資料を送付すること。なお、打合せの日程調整等については、 事務局が行う。 また、別途発注している「平成 27 年度インターネット自然研究所等に係る電子計算機一式借上 げ及び運用支援等業務」請負者(以下、「現行システム保守業者」という。 )及び新システム保守業 者との打合せを必要に応じて行う。打合せに係る調整は本業務請負者が行うこと。 (10)業務打合せ (9)の関係者との連絡会議とは別に、業務開始時及び業務終了時に環境省担当官と打合せを行 う。場所は生物多様性センターで行う。打合せ終了後には速やかに打合せ記録簿を作成し提出する こと。 6. 業務履行期限 契約の締結日から平成 28 年 3 月 31 日(木)までとする。 7. 成果物 紙媒体:報告書 2 部(A4版) 電子媒体:報告書の電子データを収納した電子媒体(DVD-R 等) 2 式 報告書等とその電子データの仕様及び記載事項は、別添によること。 提出場所 環境省自然環境局生物多様性センター 業務開始後、業務実施計画書を提出すること。なお、業務実施計画書は、作業体制、実施スケジュ ール、管理方法、コミュニケーション方法等を記載したものとし、下記の期間内に環境省担当官の承 認を得ること。 ・業務実施計画書 契約締結後 7 日以内 以下の成果物については、業務実施計画書に記載する本業務の実施スケジュールに従い、環境省担 当官に提出し、承認を受けること。また、最新版一式を本業務終了時に、納品成果物として納品する こと。 納品期日:平成 28 年 3 月 31 日(木) ① 公開用サーバに適用するための、OS・ミドルウェアにウェブアプリケーションを組み込んだ 状態の仮想化サーバイメージ ② 基本設計書 ③ 詳細設計書 ④ 開発環境構築手順書 ⑤ 情報システムテスト仕様書 ⑥ 情報システムテスト報告書 ⑦ ソースコード一式 ⑧ セキュリテイ報告書 ⑨ 各種マニュアル・手順書類 ⑩ ODB 登録用シート ⑪ その他、本業務に係る作成提出文書一式 ※①の納品日は平成 27 年 11 月末頃を想定しているが、詳細については環境省担当官及び新シ ステム保守業者と協議の上決定すること。ただし、上記5.(2)(ア)で構築するサブサイト についてはこの限りではない。 8. 著作権等の扱い (1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下「著作権等」 という。)は、環境省が保有するものとする。 (2)請負者は自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格権を行使しないものとす る。 (3)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下「既存著作物」という。)の 著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。 (4)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の使用に必要な 費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする。 9. 機能要件 9.1. 機能要件 「図表 9-1 システム機能一覧」に現行の「いきものログ」システムの機能を示す。原則現行の機能を 保持することとするが、詳細については「別紙 要件定義書」を参照のこと。 【図表 9-1 システム機能一覧】 No. 大分類 C1-1 C1-2 小分類 報告 いきもの報告 検索 C1-3 個別表示 C2-1 報告 C2-2 巨樹・巨木林 検索 C2-3 個別表示 C3-1 報告位置選択 C3-2 地図 地図検索 C3-3 地図表示 C4-1 ユーザ登録 C4-2 C4-3 ユーザ ログイン認証 承認フロー C4-4 レッドデータブック(RDB)掲載希少種の表示制限機能 F1-1 地図上への情報表示 F1-2 F1-3 検索結果表示 F1-4 比較表示 データダウンロード F2-1 F2-2 グラフ表示 連続報告 報告機能のバ リエーション 一括報告 F2-3 比較報告 F3-1 プロフィール編集 F3-2 F3-3 マイページ お知らせ 承認フロー関連の操作 F3-4 メッセージ F4-1 団体作成 F4-2 F4-3 団体機能 団体編集 対象種管理 F4-4 メンバー管理 F5-1 調査作成 F5-2 F5-3 調査 調査管理 調査参加 No. F6 9.2. 大分類 小分類 同定依頼 画面要件 「いきものログ」全体のデザイン設計・色彩基本設計は現行システムを踏襲することを可能とするが、 ユーザビリティ等の観点からシステム統廃合による画面レイアウトの統一など利便性の高い画面を実 現すること。なお、新規機能及び新規構築ページについては、請負者がデザイン案を作成し、環境省担 当官と協議の上決定すること。詳細は、「別紙 要件定義書」を参考にすること。なお、「別紙 要件 定義書」に示す内容は本資料作成時点の想定であるため、契約締結後、内容を確認した上で、環境省担 当官の承認を得ること。 9.3. 情報・データ要件 「いきものログ」にて保管・管理する情報・データは、「図表 9-2 情報・データ一覧」を想定して いる。なお、登録件数は平成 27 年 2 月末時点のものである。また、情報・データの保持方法・構成に ついては、汎用性を持たせたうえで、効率的な構成で設計すること。 【図表 9-2 情報・データ一覧】 No. 10. 情報・データ名 1 生物情報 2 ユーザ情報 情報・データ概要 登録件数 国民、地方公共団体、研究機関等の様々な主 体から提供される生物の生息地点や写真等の 情報。 「いきものログ」に情報を提供する際のユー ザ登録情報。電話番号、生年月日、メールア ドレス。 約 450 万件 約 1200 人 非機能要件 10.1. 規模・性能要件 (1)規模要件 「図表 10-1 システム利用者数」に「いきものログ」の利用者を示す。 【図表 10-1 システム利用者数】 No. 利用者 ユーザ数 利用時間帯 1 一般ユーザ(国民) 約 1200 名 24 時間 「図表 10-2 区分ごとの想定データ量」に、想定されるデータ量を示す。 【図表 10-2 区分ごとの想定データ量】 想定データ量(単位:GB) No. 区分 1 生物情報 平成 27 年 平成 28 年 100 平成 29 年 150 平成 30 年 200 250 (2)性能要件 「いきものログ」における 1 時間当たりの平均アクセス数及びピーク時の平均アクセス数は「図表 10-3 ピーク利用時間帯のアクセス数」に示すとおりである。 【図表 10-3 ピーク利用時間帯のアクセス数】 区分 アクセス数 平均アクセス数 約 460 アクセス/時間 ピーク時間帯アクセス数 約 700 アクセス/時間 「いきものログ」の応答時間に関する性能要求は、「図表 10-4 情報表示に求める応答時間」のと おりとし、請負者は、ピーク利用時間帯においても以下の要求を遵守すること。なお、災害等により 業務停止に陥った場合にも、業務が復旧した時点で、以下の要求を遵守すること。 【図表 10-4 情報表示に求める応答時間】 区分 応答時間 2 秒以内 生物情報の検索・表示 10.2. 信頼性等要件 (1)信頼性 ア 機密性 請負者は、以下の「いきものログ」の機密性に関する要件を満たした完全性の高いシステムと なるよう考慮すること。 ①システム接続時にデータ暗号化による機密性を確保すること。 ②「図表 10-5 権限設定一覧」、「図表 10-6 公開区分の設定一覧」に基づき、分類及び担当 部署課別に設定された権限によるデータアクセス制限を行うこと。なお、権限によるデータアク セス制限は管理者によって自由に設定できるようにすること。 【図表 10-5 A)ログイ B)一般ユーザ 権限設定一覧】 C) 専門家 ンなし ID 付与方法 - D) 地方 E)環境省 F)事務局 環境省が - 公共団体 自分で登録 環境省が付 環境省が 閲覧 与 付与 付与 区分 I × × × ×(※) ○ ○ 区分 II ○ ○ ○ ○ ○ ○ 区分 I × × × ×(※) ○ ○ 区分 II ○ ○ ○ ○ ○ ○ 使用 (※)ただし、所在の都道府県内のみ○。 【図表 10-6 分類群 データ 動物 普通種(環境省 RL、 (鳥類 都道府県 RDB 掲載種 以外) を除く。) 公開区分の設定一覧】 都道 市区 80km 20km 10km 5km 1km ポイ 府県 町村 四方 四方 四方 四方 四方 ント (1 次 (2 次 (3 次 M) M) M) ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × ● ● ● ● ● × × × 都道府県 RDB 掲載種 (環境省 RL 掲載種を 除く。) 環境省 RL 掲載種 鳥類 普通種(環境省 RL、 都道府県 RDB 掲載種 を除く。) 都道府県 RDB 掲載種 (環境省 RL 掲載種を 除く。) 環境省 RL 掲載種 植物 普通種(環境省 RL、 都道府県 RDB 掲載種 を除く。) 都道府県 RDB 掲載種 (環境省 RL 掲載種を 除く。) 環境省 RL 掲載種のう ち日本植物分類学会 が定める公開種 561 種 環境省 RL 掲載種(公 開種 561 種を除く。) ● ● ● ● ● × × × ×:区分 I ●:区分 II (2)拡張性 平成 28 年度以降に、上記5.(1)で再設計した「いきものログ」の中核的機能・主要機能を活 用し、サブサイトを構築する予定である。機能の再利用性を高め、個別のカスタマイズ機能を追加し ていくことで容易にサブサイトを構築できる設計とすること。 (3)システム中立性 請負者は、以下に示す「いきものログ」におけるシステム中立性要件を満たすこと。 ①ソフトウェアの中立性 「いきものログ」の構築方法として、独自開発を提案する場合は、特定の事業者に偏ることが ないように特定の製品や技術に依存しない技術で、信頼性の高い及びソフトウェアを選定するこ と。 ②データ移行への対応 「いきものログ」の稼働前に実施予定のデータ移行の際、円滑なデータ移行が可能なシステム 構成であること。 ③設計技法の中立性 本業務における設計に当たっては、特定の事業者の設計技法に偏ることがないように標準的な 設計技法を用い、仕様が公開されている柔軟性の高い技術を用いること。 ④ドキュメントの中立性 本業務実施時に作成するドキュメント類が、第三者にも分かりやすく作成されること。 10.3. 情報セキュリティ要件 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施方法及び管理 体制を業務実施計画書に定め、環境省担当官に提出すること。 (2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性の格付けに応 じて適切に取り扱うための措置を講ずること。 また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指示に応じて 適切に取り扱うこと。 (3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履行が不十分と 見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ事故が発生したときは、必 要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に関する監査を受け入れること。 (4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になった場合には、 確実に返却し又は廃棄すること。 また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当官からの指示に応じて 適切に廃棄すること。 (5)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠したシステムを構築すること。 (6)動的なコンテンツを含むホームページを作成する場合は(独)情報処理推進機構の下記の情報を 参照し、外部からの不正な攻撃などへの情報セキュリティ対策を実施すること。 ①「安全なウェブサイトの作り方」(チェックリストを含む) http://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html ②「セキュアプログラミング講座」 http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/programming/index.html (7)ソフトウェアの開発を行う場合は(独)情報処理推進機構の下記の情報を参照し、情報セキュリ ティ対策を実施すること。 ①「セキュリティエンジニアリング-ソフトウェア開発者向けのページ」 http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/software.html (8)ホームページのドメイン名は政府機関の属性型ドメインである「*.go.jp」を利用し、かつ、メー ルを送信しないサイトであっても、なりすまし対策として送信ドメイン認証(SPF)を設定す ること。 (9)請負者は、本業務における情報システムの構築・改良等が完了し運用を開始する前に、請負者の 品質管理責任者による品質報告およびセキュリティ報告を実施すること。また、第三者の企業等 (請負者における本プロジェクトの実施部門以外の部門を含む)による脆弱性診断等のセキュリ ティ検査を受けること。セキュリティ検査は、動的コンテンツに対して実施すること。 セキュリティ報告書には、脆弱性診断等のセキュリティ検査の結果を添付するとともに、不備 が指摘された場合は、運用開始までに適切な対処を実施すること。 (10)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告すること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf (11)請負者は、内閣官房セキュリティセンターが公開している「情報システムに係る政府調達に おけるセキュリティ要件策定マニュアル(SBD マニュアル)」にもとづいて導き出された以 下の要件に基づきシステムを構築すること。ただし、新システム保守業務に係るサーバ側の要 件についてはこの限りではない。 ①マルウェア(ウィルス、ワーム、ボット等)による脅威に備えるため、マルウェアの感染を 防止する機能を備えるとともに、新たに発見されるマルウェアに対応するために機能の更新が 可能であること。 ②情報システムを構成するソフトウェア及びハードウェアの脆弱性に悪用した不正を防止す るため、開発時及び構築時に脆弱性の有無を確認の上、運用上対処が必要な脆弱性は修正の上 で納入すること。 ③運用開始後、新たに発見される脆弱性を悪用した不正を防止するため、情報システムを構成 するソフトウェア及びハードウェアの更新を行う方法(手順等)を備えること。 ④情報システムに対する不正の検知、発生原因の特定に用いるために、情報システムの利用記 録、例外的事象の発生に関する証跡を蓄積し、2 年間の期間保管すること。 ⑤証跡の不当な消去や改ざんを防止するため、証跡に関するアクセス制御機能を備えること。 ⑥不正行為の追跡や情報セキュリティ侵害時において証跡の解析等を容易にするため、システ ム内の機器を正確な時刻に同期する機能を備えること。 ⑦アカウント管理者による不正を防止するため、アカウントの管理権限を制御する機能を備え ること。 ⑧情報の漏えいを防止するため、記憶装置の設置時のロック及び暗号化等によって、物理的な 手段による情報搾取行為を防止・検知するための機能を備えること。 ⑨物理的な手段によるセキュリティ侵害に対抗するため、情報システムの構成装置(重要情報 を扱う装置)については、安全区域に設置可能な設計とすること。 ⑩障害・事故等の発生要因を減らすとともに、障害・事故等の発生時には迅速に対処するため、 構築時の情報システムの構成(ハードウェア、ソフトウェア及びサービス構成に関する詳細情 報)が記載された文書を提出するとともに、文書どおりの構成とすること。 ⑪サービスの継続性を確保するため、情報システムの各業務の異常停止時間が復旧目標時間と して 24 時間を超えることのない運用を可能とし、障害時には迅速な復旧を行う方法又は機能 を備えること。 10.4. システム稼動環境 (1)全体構成 本調達の対象範囲は、「図表 10-7 システム概略図」に記載した「いきものログ www」及び「いき ものログ DB」サーバにおけるウェブサイト改修及び運用管理、またアプリケーション開発を含むシス テム構築に係る業務である。 【図表 10-7 システム概略図】 (2)ハードウェア構成 現在稼働している「いきものログ」のハードウェア構成は、下記 12.(3)の方法により閲覧する ことができる。新システムのハードウェア構成は、現行と同等のものを想定しているが、詳細につい ては契約締結後に環境省担当官に確認すること。 (3)ソフトウェア構成 現在稼働している「いきものログ」のソフトウェア構成は、下記の 12.(3)の方法により閲覧す ることができる。ソフトウェア構成については、原則現行と同等のものを想定しているが、OS は Ubuntu Server 12.04.2 LTS から RedHat Enterprise Linux 6.5 に変更する。また、Web アプリケー ション開発言語は PHP5.3 以降、Ajax 開発言語は Java Script、jQuery 等とする。詳細については契 約締結後に環境省担当官に確認すること。 (4)ネットワーク構成 「いきものログ」は、環境省データセンターで運用している。また新システムについても環境省デ ータセンターで運用する予定である。ネットワーク構成に関する詳細ついては、下記の 12.(3)に 示す方法により資料を閲覧することができる。 (5)アクセシビリティ 請負者は以下の要件を踏まえ、「いきものログ」のコンテンツにおける適切なウェブアクセシビリ ティ基準を達成すること。 【図表 10-8 ウェブアクセシビリティ基準】 No. 区分 基準 1 環境省職員のみが閲覧 JIS X 8341-3:2010 に基づくウェブアクセシビ するウェブページ リティ等級「A」を準拠 2 一般ユーザ(国民)が JIS X 8341-3:2010 に基づくウェブアクセシビ 閲覧するウェブページ リティ等級「AA」を準拠 平成 22 年 8 月 20 日に改正公示された JIS X 8341-3:2010 に基づき、境省のウェブアクセシビ リティ方針を等級「AA」準拠と定めている。本業務において作成するウェブサイトにおいても、等 級「AA」に準拠可能なウェブアクセシビリティを確保すること。また、「いきものログ」では、日 本語で記述されたコンテンツのみを取り扱う。 10.5. テスト要件 基本設計書及び詳細設計書のテスト計画を踏まえ、テストマニュアルを作成し、単体テスト、結合テ スト、総合テスト等のテストを実施し、結果を報告すること。なお、これらのテストにおいて、全ての 機能要件・非機能要件を満たしていることを確認すること。 テスト結果の報告では、進捗状況で確認できるよう概要を随時報告すること。また、報告の際には総 テスト数、実施済テスト数、バグ数、解決済バグ数、バグ概要等を含めること。なお、画面表示につい ては、以下のブラウザ要件でのテストを実施すること。 【図表 10-9 No. 1 ブラウザテスト要件】 区分 基準 Microsoft 提供のウェ Internet Explorer 9、Internet Explorer 11、お ブブラウザ よびテスト開始時点までに新たなバージョンも しくは名称でリリースされたウェブブラウザ 10.6. 2 Google Chrome テスト開始時点での最新版 3 Mozzila Firefox テスト開始時点での最新版 4 Apple Safari テスト開始時点での最新版 移行要件 (1)移行要件 請負者は、新システム保守業者及び現行システム保守業者と具体的な日程等の調整を行い、下記の要 件に従いデータ移行及びシステム移行を実施すること。 ① データ移行要件 請負者は、現行システムから抽出されたシステムデータを、本業務請負者が調達する開発環境 に移行し、システム構築を実施する。なお、現行システムからのシステムデータ抽出作業は、本 業務請負者が現行システム保守業者に依頼すること。費用等が発生する場合は、本業務請負者が 負担すること。 ② システム移行要件 請負者が調達する開発環境から新システムへの移行は新システム保守業者が実施するので、仮 想化サーバイメージの形式を新システム保守業者に提供すること。ただし、移行後の動作検証は 本業務請負者が実施すること。 (2)教育要件 請負者は、基本設計書及び詳細設計書を踏まえ、必要な操作マニュアルを作成し、環境省担当官に 報告の上、承認を受けること。 10.7. 運用要件 請負者は、現行システムの「いきものログ」、「しおかぜ自然環境ログ」及び「巨樹・巨木林ページ」 の運用業務を行うこと。運用業務は、成果物の掲載やお知らせの表示、サイトの更新、不具合の修正等 を想定している。 また、「いきものログアプリ」について管理を行うこと。「いきものログアプリ」は iOS 及び Android 版を公開している。アプリの公開、維持・管理に必要な経費は請負者が負担することとし、必要な手続 きについても請負者が行うこととする。 10.8. 作業の体制及び方法 (1)作業体制要件 本業務を実施する体制表を、業務開始時に提示すること。 (2)開発方法要件 ア プロジェクト計画書(標準管理要領) 本業務実施にあたり、システム構築等業務全体の管理について以下の記載事項を明記した業務実 施計画書を契約締結後 7 日以内に作成し、必要に応じて環境省と協議し、承認を得た上で提出す ること。また、システム保守業務に関する業務実施計画書をシステム保守業務の業務開始の 14 日 前までに作成し、承認を得た上で提出すること。 ① 全体管理 ・主要マイルストーンを含めた本業務スケジュール ② 進捗管理 ・進捗管理方法 ・会議体 ③ 品質管理 ・品質管理方法 ・リスク管理方法及び課題管理方法 ④ 変更管理 ・変更管理手法(業務内容など変更に対する依頼の定義及び手順) ⑤ リソース管理 ・本業務実施体制及び役割 イ プロジェクト標準 各成果物の整合性を確保するために、成果物の記載方法及び体裁等について定義したドキュメン ト標準を作成し、必要に応じて環境省担当官と協議し、承認を得た上で提出すること。 ウ 開発前提条件 基本設計工程及び詳細設計工程の成果物に基づき、プログラム設計を行い、業務アプリケーショ ンのプログラム開発を行うこと。 エ 開発環境 開発環境(ハードウェア、OS・ミドルウェア、ツール、設置場所等)は、請負者が準備するこ と。開発環境の整備を実施するにあたり、開発環境構築手順書を作成し、環境省担当官に提示する こと。 (3)瑕疵責任 請負者が負うべき瑕疵担保責任及び保証について、以下に記載する。 ① 瑕疵担保責任範囲 「いきものログ」に関する技術的問題、ソフトウェアのバグ等が生じた場合、問題の切り分け を行い、環境省担当官に報告すること。なお、問題の切り分けの結果、本業務での作業が原因で あると環境省が判断した場合は、請負者の負担と責任において必要な処置を実施すること(プロ グラムの修正等に係る費用の負担を含む)。 ② 瑕疵担保期間 本業務における瑕疵担保責任期間は、本仕様書に基づき提出された成果物について検収完了後 12 ヶ月以内とする。 10.9. 特記事項 請負者は、「いきものログ」の改修・移行作業等において、新・現行システム保守業者と必要な調整 を実施すること。また、関係業者との調整及びその他必要な作業の支援を実施すること。 11. 資格要件 11.1. 組織の実績・資格等 本件の入札に参加するものは以下の資格及び実績を有する者であること。 ①ISO27001(ISMS)の公的機関による認証を取得している、またはこれと同等の情報 セキュリティマネジメントシステムを確立していること。 ②当該業務と同等規模のウェブサイト改修業務の実績が平成 20 年度以降に1件以上あることを 証明したものを提出した者であること。 11.2. 従事者の実績・資格等 本件に従事する責任者は、本業務と同等規模のシステムの開発・導入またはコンサルタント業務を実 施した経験を含む情報処理業務(システムの開発、運用等)の経験を3年以上有する者であること。 11.3. 入札制限等 (1)各工程の調達仕様書の作成に直接関与した事業者等に関する入札制限 本調達の調達仕様書の作成に直接関与した事業者及びその関連事業者(「財務諸表等の用語、様式及 び作成に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)第 8 条に規定する親会社及び子会社、同一の親会 社をもつ会社並びに委託先事業者等の機密な利害関係を有する事業者を言う。)について、本調達への 入札に参加することは出来ないものとする。 (2)要件定義等の工程支援に携わった事業者及びその関連事業者に関する入札制限 本調達の要件定義等(注)の工程支援に携わった事業者及びその関連事業者(「財務諸表等の用語、 様式及び作成に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)第 8 条に規定する親会社及び子会社、同一 の親会社をもつ会社並びに委託先事業者等の機密な利害関係を有する事業者を言う。)について、本調 達への入札に参加することは出来ないものとする。 (注)要件定義等とは、最適化指針の「仕様書(要件定義書)の作成」に相当する作業及び調達計画書 の作成に係る作業をいう。 12. その他 (1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、あるいは本仕 様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やかに協議しその指示に従うこと。 (2)ホームページ作成に当たっては、 「環境省ウェブサイト作成ガイドライン」及び受注後に提供さ れる「環境省ホームページ対応基準書」並びに「動的コンテンツ構築ガイドライン」に基づくこと。 また、 「環境省ウェブサイト作成ガイドライン」は以下の URL において公開している。 http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/web_gl/ (3)本業務を行うに当たって、入札参加希望者は、必要に応じて本業務に係る資料を、所定の手続 きを経て環境省内で閲覧することを可能とする。 資料閲覧を希望する者は、以下の連絡先に予め連絡の上、訪問日時及び閲覧希望資料を調整する こと。 ただし、コピーや写真撮影等の行為は禁止する。また、閲覧を希望する資料であっても、情報セ キュリティ保護等の観点から、提示できない場合がある。 連絡先:環境省自然環境局 生物多様性センター 情報システム科 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾 5597-1 Tel:0555-72-6033 Fax:0555-72-6035 (別添) 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 27 年 2 月 3 日閣議決定。 以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。 なお、「資材確認票」(基本方針 198 頁、表3参照)及び「オフセット印刷又はデジタル印刷の 工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 199 頁、表4参照)を提出するとともに、印刷物 にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準に したがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製してい ます。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針 (http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な表示を行うこ と。 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word(ファイル 形式は Word2010 以下) ・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 ( 3 ) ( 2 ) に よ る 成 果 物 に 加 え 、 「 PDF ファイル形式」による成果物を作成すること。 (4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R 等とする。事業年度及び事業名称等を収納ケース及び DVD-R 等に必ずラベルにより付記すること。 (5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は 無償で速やかに必要な措置を講ずること。 (別紙) 要件定義書 1. いきものログの改修 1.1 機能要件 (1)主要機能の再構築 いきものログの主要機能を以下のとおりに再構築すること。「図表 1-1 システム機能一覧」に現行の 「いきものログ」システムの機能及び新機能を示す。改修後も原則現行の機能を保持し、新機能の実現を 行うこと。なお、「図表 1-1 システム機能一覧」に記載した機能は本資料作成時点の想定であるため、 契約締結後、環境省担当官に確認すること。巨樹・巨木林ページについては、下記4.に別途示す。 なお、平成 28 年度以降に実施を予定する「巨樹・巨木林ページ」の再構築を想定し、成果を適用可能 な設計を行うこと。 (ア) 中核的機能の REST API 化 下記に列挙する機能は、 画面遷移回数を削減することによるユーザビリティの向上、 および3. に後述するサブサイト構築に応じたカスタム機能提供と下記(ウ)の検索性能確保・維持の両立 のため、REST API 化する。 ① 「いきもの報告」機能 報告機能 検索機能 個別表示機能 ② 地図基本機能 報告位置選択機能 地図検索機能 地図表示基本機能 ・地図移動への追従機能 ・ズーム等の操作への追従機能 ③ ユーザ機能 ユーザ登録機能 ログイン認証機能 承認フロー機能 レッドデータブック(RDB)掲載希少種の表示制限機能 (イ) 主要機能のモジュール化・汎用化 下記に列挙する機能は、3.に後述するサブサイトの構築との関連が高いため、採用したフレ ームワークを活用し、拡張性・カスタマイズ性を重視したモジュール設計に改める。 ① 検索結果表示機能 地図上への情報表示機能 グラフ表示機能 比較表示機能 データダウンロード機能 ② 報告機能のバリエーション 連続報告機能 一括報告機能 比較報告機能 ③ マイページ機能 お知らせ機能 プロフィール編集機能 承認フロー関連の操作機能 メッセージ機能 ④ 団体機能 団体作成機能 団体編集機能 対象種管理機能 メンバー管理機能 ⑤ 調査機能 調査作成機能 調査管理機能 調査参加機能 ⑥ 同定依頼機能 (ウ) パフォーマンス・チューニング 件数として 1000 万件規模を想定する「いきもの報告」データベースに対し、実用的な(主要 な検索条件に対し、2 秒以下の)検索応答を実現するため、下記のチューニングを実施すること。 ① データベーステーブル定義の見直し 性能向上の観点、および上記(1)(ア)、(イ)の設計の観点から必要とされるデータ ベーステーブル定義の見直しを行うこと。また、変更部分について既存テーブルからのデー タ移行(マイグレーション)手段を提供すること。 ② データベースシステムのパフォーマンス・チューニング 約 350 万件の「いきもの報告」を格納した検証サーバにおいて、約 30 万件ヒットする検 索クエリーを実行した場合、約 53 秒を要した。 ここで、ORDER BY 句をインデックスが設定されている life_darwincore_id のみとする と、約 2 秒で検索結果を得ることができる。 このように、実際に発行されている検索クエリーの条件を分析し、データベースシステム 上のインデックス設定をはじめとする各種設定を適切にチューニングすることによって、実 用的な検索応答性能を実現すること。 ③ ウェブアプリケーションのパフォーマンス・チューニング 現在のウェブアプリケーション実行環境(PHP 実行環境)は、APC、memcached といっ たウェブアプリケーションレベルのキャッシュ機能、高速化機能を利用していない。これら のキャッシュ機能を適切に導入、設定することで、PHP 実行部分において 10 倍程度の性能 向上を実現すること。 (エ) ウェブアプリケーション・フレームワークの更新 現在採用されている PHP 言語によるウェブアプリケーション・フレームワーク(以下フレー ムワーク)は、機能・性能・メンテナンス性・ウェブ標準への準拠といった点で、今後想定され る「いきものログ」の機能展開に対し不十分となっている。このため本業務において、大規模か つ中立的に開発が行われているフレームワークを評価・選定し、以下の①及び②のとおりウェブ アプリケーション部を更新すること。 ① HTTP GET ベースの画面遷移機能 現在のフレームワークは、状態を保持した画面遷移を HTTP POST による変数受け渡しで 実装している。このため、下記のようなユーザビリティ上の課題がある。 ブラウザの「戻るボタン」が利用できない。 ブラウザブックマークへの登録ができない。 ブラウザのリロード時に「フォーム内容を再送信しますか?」といったダイアログ表示 が発生する。 これらの課題に対し、より高機能な URL ルーティング・マッピング機能を持つフレーム ワークを採用し、これらの問題を解決する。 なお、上記(ア)の REST API 化について単純に実現した場合、本項目の要求を満たさな い。そこで同等の画面アクセス機能を HTTP GET 方式においても提供し、検索条件を保持 した検索結果画面・個別 ID を指定した個別情報表示画面の画面内にその HTTP GET 型の URL を表示し、本項と REST API の持つユーザビリティ上のメリットを両立する。 ② JavaScript モーダル・ダイアログ機能 現在のフレームワークは確認・警告のポップアップダイアログの実現手段として新規ブラ ウザウィンドウの生成を行い、ポップアップへの変数の受け渡しを HTTP POST で行って いる。現在のウェブ標準として、この目的による新規ウィンドウの生成は推奨されないため、 JavaScript モーダル・ダイアログによる実現手法に更新すること。 【図表 1-1 システム機能一覧】 No. 大分類 C1-1 C1-2 報告 いきもの報 告 検索 C1-3 C2-1 小分類 個別表示 地図 報告位置選択 現行機能概要 新機能 報告内容に「必須条件」「内容条 件」によるチェックを行い、条件 を満たすものについて登録・更新 を行う。これらの条件は「ユーザ 権限」「ユーザの調査参加状態」 「報告先調査の設定」によって可 変する。 「いきものログ」生物情報の検索 機能を提供する。検索機能は「ユ ーザ権限」「生物情報の承認状 態」「生物情報の所属する調査の 設定・状態」「ユーザの調査参加 状態」を反映し、開示/非開示を 制御する。 生物情報 ID による個別情報表 示。「ユーザ権限」「生物情報の 承認状態」「生物情報の所属する 調査の設定・状態」「ユーザの調 査参加状態」を反映し、開示/非 開示を制御する。 生物情報を報告するために必要 な位置情報の選択インタフェー ス。「都道府県」「市区町村」「5 種類の地域メッシュ」「緯度経度 (10 進)」「緯度経度(度分秒)」 の形式を選択し、地図のクリック もしくはフォーム入力によって 指定を行うことができる。 項目に対するチェック機能を 内部的に1つのモジュールに 集約する。可変する条件に対応 するため、個別のチェック機能 のカスタマイズを可能にする。 REST API 化により画面遷移 から完全に切り離し、各画面・ 各機能からの再利用を容易に する。 HTTP POST を経由しない完 全な REST API 化の実現。内 部実装の共通化を進める。 No. 大分類 小分類 C2-2 地図検索 C2-3 地図表示 C3-1 ユーザ登録 C3-2 ログイン認証 C3-3 ユーザ 承認フロー C3-4 レッドデータ ブック(RDB) 掲載希少種の 表示制限機能 F1-1 地図上への情 報表示 検索結果表 示 F1-2 グラフ表示 現行機能概要 新機能 生物情報の検索条件としての位 置情報の選択インタフェース。 「都道府県」「市区町村」「5 種 類の地域メッシュ」の形式を選択 し、地図のクリックもしくはフォ ーム入力によって指定を行うこ とができる。 生物情報の検索結果を「都道府 県」「市区町村」「5 種類の地域 メッシュ」「ポイント(緯度経 度)」形式で表示する。地図移動 への追従機能、ズーム等の操作へ の追従機能を持つ。 「いきものログ」及びサブサイト REST API 化により、サブサイ 共通のユーザアカウントを発行 トからも機能呼び出しが容易 する。登録メールアドレスに確認 に行えるようにする。 メールを送信し、メールアドレス の実在確認を行う。 「いきものログ」及びサブサイト 共通のユーザ認証機能。 現状「承認」「未承認」の2種 類である承認ステータスを拡 ユーザ権限に応じて、各種アクシ 張し、「修正依頼(ユーザへの ョン(生物情報報告、団体登録等) 修正依頼)」といった承認フロ に「いきものログ」事務局の承認 ーにおける各状態を追加する。 が必要である。 この拡張に伴い、他ユーザから の違反報告機能を統合する。 生物情報表示機能全般において、 ユーザ権限と環境省レッドリス ト及び都道府県レッドデータブ ック対象種の関係を反映し、適切 に開示レベルを制御する。詳細要 件は仕様書 10.2(1)(ア)を参 照のこと。 C2-3「地図表示」機能をベースと 地図上クリックに対するポッ して、地図上クリックに対するポ プアップ情報(吹き出し)表示 ップアップ情報(吹き出し)表示 のカスタマイズを可能とする。 を可能とする。 体裁の整ったグラフ表示を実 現するとともに、検索結果が 年度・生物種・報告数を項目とし 1000 件以上の場合にも対応で た積み上げ棒グラフを生成する。 きるようにすること。また、多 様なグラフ表示をサポートす る。 No. F1-3 F1-4 F2-1 F2-2 F2-3 F3-1 大分類 現行機能概要 新機能 年度・調査・地域を項目として 年度比較表、調査比較表が作成で 生物種・報告数の比較表を生成 比較表示 きる。 する。実装を統合し、再利用性 を高める。 検索結果に対し、 CSV 形式、 KML データダウン 形式、SHP 形式によるデータダ ロード ウンロード機能を提供する。 C1-1「報告」機能をベースとして、 連続報告 同一地点、同一調査といった複数 の報告を連続的に行える機能。 C1-1「報告」機能をベースとして、 CSV データのアップロードを受 け付け、全データに対するチェッ 報告機能の 一括報告 クを行い、報告が行える機能。 バリエーシ なお1回の一括報告で可能な写真 ョン 付きの報告件数は 10 件までであ る。 年度・調査・地域を項目として F1-3 比較表示機能とも関連して、 生物種・報告数の比較表を生成 比較報告 ある調査の結果を参照しながら する。実装を統合し、再利用性 新規に報告を行える機能。 を高める。 サブサイトによって項目が可 プロフィール ユーザ登録項目を編集する機能。 変する。 編集 F3-2 F3-3 小分類 お知らせ マイページ F3-4 「いきものログ」事務局による情 報発信機能。 C3-3「承認フロー」 と関連して、 承認フロー関 未承認一覧・承認済み一覧をリン ユーザ側の通知受け取り、対応 連の操作 クとして提供する。 機能。 団体内利用を前提とした、掲示 板(コミュニティ)機能。団体 ユーザによる団体内ユーザへの メッセージ を立ち上げたユーザが、掲示板 メッセージ発信機能。 利用の可否を選択できるよう にする。 F4-1 団体作成 新しい団体を登録(申請)する機 能。 F4-2 団体編集 団体プロフィールの編集機能。 F4-3 対象種管理 団体が扱う一般調査・団体調査に 対し「調査対象種」を設定するこ とができる。この調査対象種の作 成・編集・削除機能。 F4-4 メンバー管理 団体のメンバーを招待・退会・代 表移譲を行う機能。 団体機能 No. 大分類 F5-1 F5-2 調査 F5-3 F6 小分類 現行機能概要 調査作成 一般調査・団体調査を作成する機 能。 調査管理 調査内容の編集・調査のまとめ作 成機能。 調査参加 同定依頼 新機能 団体メンバーもしくは一般ユー ザが、調査に参加することができ る機能。 ユーザが種名判別出来ない場合、 ここに報告することで専門家の 同定支援を得ることができる機 能。 (2)新機能の構築 1)市区町村合併メンテナンス機能の実装 市区町村合併による市区町村テーブルと関連したデータベースの変更について、下記の機能を実現する こと。 (ア) 合併定義テーブルの作成 自治体 A と自治体 B が合併して自治体 C になる場合、A>C を定義するレコードと B>C を定義す るレコードの 2 件となる。 (イ) 合併定義に従った、市区町村テーブルとその関連テーブルの更新機能。 (ウ) 合併定義に従った、生物情報テーブルに記載された市区町村コードの更新機能。 (エ) 上記(ウ)の更新作業に対する、更新履歴テーブルの作成と記録。 (オ) 管理画面において上記(エ)の更新履歴テーブルを対象とする、旧名(自治体 A・自治体 B)に よる検索・参照機能の実現。 (カ) 更新履歴テーブルは、2005 年~2006 年にピークを迎えた市町村合併(平成の大合併)の履歴か ら反映すること。 1.2 画面要件 「図表 1-2 画面一覧」に掲載の画面要素を整備すること。整備にあたっては、ユーザビリティ等の観点 から利便性の高い画面を実現すること。また、「図表 1-7 画面遷移図」に現行のいきものログの画面遷移 図を示す。 なお、「図表 1-2 画面一覧」及び「図表 1-7 画面遷移図」に記載した画面は本資料作成時点のものであ るため、契約締結後、内容を確認し基本設計業務において再整理した上で、環境省担当官の承認を得るこ と。巨樹・巨木林ページについては、下記4.に別途示す。 また、本業務において「いきものログ」全体のデザイン設計・色彩基本設計(トーン&マナー)につい ては前年度までの成果を踏襲することを可能とするが、ボタン・アイコン・見出し類など、各要素の追加 ・変更およびレイアウト見直しについての作業は含むものとする。 【図表 1-2 画面一覧】 No. S1-1 大分類 小分類 機能概要 新機能 いきもの報 調査名・確認日・場所・補足情報 REST API と Ajax により、 基本情報入力 S1-1からS1-6までの既存画面 告 の入力画面。 No. 大分類 小分類 機能概要 新機能 S1-2 大分類・中分類・生物名(和名・ を統合する。 生物種情報入 学名)・確認数・カウント補足・ 力 出現ステータス・コメントの入力 画面。 S1-3 写真登録 S1-4 詳細情報入力 ダーウィンコア情報の入力画面。 S1-5 確認画面 入力内容の確認画面。 S1-6 完了画面 入力完了画面。連続入力ボタンか ら、基本情報入力画面へ、入力内 容を引き継いだ状態で移動でき る。 S2-1 簡易検索 S2-2 S2-3 S2-4 最大6枚までの写真アップロード ・動画 URL の入力画面。 大分類・和名・都道府県・市区町 REST API と Ajax により、 S2-1からS2-6までの既存画面 村による検索画面。 大分類・中分類・生物名(和名・ を統合する。S2-7 グラフ表示 学名・あいまい)・確認年月日(期 機能は REST API 化しないた 間指定)・モデル地域・調査団体 め、別画面とする。 名・調査カテゴリ・調査名・調査 名(完全一致または曖昧のどちら 詳細検索 かを選択)・ユーザ名・ユーザレ ベル・出現ステータス・シノニム 検索・国外外来種・環境省レッド リスト・承認ステータス・都道府 県・市区町村・地域メッシュによ る検索画面。 検索条件入力画面下部に、写真(1 いきもの検 枚目)・ユーザ名・学名・和名・ 索 大分類・中分類・調査名・位置の 精度・場所・管理番号・確認年月 検索結果一覧 ・ステータスを一覧表示する。個 別表示へ移動するボタンを表示 する。ページ送り機能・並べ替え 機能を持つ。 C3-3「地図表示」機能の画面。生 物情報の検索結果を「都道府県」 「市区町村」「5 種類の地域メッ 検索結果一覧 シュ」「ポイント(緯度経度)」 (地図) 形式で表示する。地図移動への追 従機能、ズーム等の操作への追従 機能を持つ。生物種リスト表示を 持つ。 No. S2-5 S2-6 S2-7 S3-1 S3-2 大分類 小分類 機能概要 検索結果一覧 生物種リストに期間ベースの比 (地図・モデ 較機能を付加する。 ル地域) 年度・調査・地域を項目として生 検索結果一覧 物種・報告数の比較表を生成す (比較表示) る。この比較表から新規の報告を 行えるようにする。 F1-2「グラフ表示」機能の画面。 年度・生物種・報告数を項目とし 検索結果一覧 た積み上げ棒グラフを生成する。 (グラフ) また本業務の新規機能として、多 様なグラフ表示をサポートする。 生物情報の個別情報表示。ユーザ REST API と Ajax により、 権限がある場合、承認状態の変更 S3-1からS3-2までの既存画面 個別表示 ・削除・更新が可能。違反報告が を統合する。 いきもの個 可能。 別表示 ダーウィンコア詳細情報の表示 詳細表示 画面。 S4-1 ユーザ登録 S4-2 ログイン認証 ログイン認証画面。 ユーザ 新規ユーザ登録画面。 S4-3 パスワード再 パスワード再発行画面。 発行 S4-4 ログアウト S5-1 一括報告 S6-1 マイページ マイページ 一括報告 ログアウト完了画面。 複数のいきもの報告を記載した CSV データをアップロードし、 データチェック、登録、写真のア ップロードが可能な画面。 アカウントプロフィールの編集 掲示板(コミュニティ書き込 ・お知らせの確認.・いきもの報告 み)閲覧画面。 に対する承認状態の確認をする 画面。 S7-1 団体作成 新しい団体を登録(申請)する画 面。 S7-2 団体編集 団体プロフィールの編集画面。 対象種管理 団体が扱う一般調査・団体調査に 対し「調査対象種」を設定するこ とができる。この調査対象種の作 成・編集・削除画面。 団体機能 S7-3 新機能 No. 小分類 機能概要 S7-4 メンバー管理 団体のメンバーを一覧表示し、招 待・退会・代表移譲を行う画面。 S8-1 調査作成 一般調査・団体調査を作成する画 面。 調査管理 調査内容の編集画面。 S8-2 大分類 調査 S8-3 調査のまとめ 調査のまとめ作成画面。 S9-1 同定依頼一覧 同定依頼と回答状況の一覧画面。 同定依頼 S9-2 S10-1 同定依頼登録 同定依頼を新規作成、返信の記入 ・編集 を行える画面。 「レッドデー タブック/リ スト(絶滅危 惧種情報)」 他サイトの の統合 統合 「RDB 図鑑」 の統合 S10-2 新機能 J-IBIS のサイト「レッドデー タブック/リスト(絶滅危惧種 情報)」を、「いきものログ」 に統合する。本業務で作成する 新規ページ。 自然研のサイト「RDB 図鑑」 を、「いきものログ」に統合す る。本業務で作成する新規ペー ジ。 主な画面の新機能の要件、画面イメージは以下のとおり。 (1)いきもの報告(図表 1-2 S1) HTTP POST による遷移から REST API / Ajax による同一ページ内の表示切り替えに変更する。 URL としては 1 画面なので、ブラウザの戻るボタンを押すと前画面(トップページ等)に戻る。 (このとき、ページ移動してよいか確認のダイアログを表示する。) Ajax による画面内「入力パネル」の切り替えとして、現状の画面遷移を実装する。 調査名・場所・確認日・補足情報入力 生物種情報入力 写真登録 確認画面 詳細入力 ナビゲーションバーとして提示される上記の項目タイトルをクリックすることで、任意の入力パ ネルへ行き来することができる。 入力項目の必須チェック・内容チェックによりエラーがあった場合は、可能な限り早いタイミン グで動的に入力パネルに追加表示する。 サブサイトに対応した、入力パネル・項目単位のカスタマイズ(非表示化・固定入力化)を実施 する。 (2)いきもの検索(図表 1-2 S2) HTTP POST による遷移から REST API / Ajax による同一ページ内の表示切り替えに変更する。 検索応答の高速化により、結果を確認しながら検索条件を調整して絞込操作する、といった操作 シナリオを快適にする。 現行のシステムでは、検索結果は「一覧で見る」と「地図で見る」の 2 ページに分かれているが、 この 2 ページを Ajax により統合し、ユーザビリティを向上する。 一つの地図表示で、検索画面や報告画面において場所を指定するインタフェースと、検索結果を 地図上に表示するインタフェースを統一する。 サブサイトに対応した、入力パネル・項目単位のカスタマイズ(非表示化・固定入力化)を実施 する。 下記図表 1-3 から 1-6 までの画面は、F1-3 比較表示機能として統合する機能の画面表示である。 ・検索結果内の生物種を一覧化し、報告数を集計表示する。(図表 1-3 参照) 本機能は「モデル地域」画面表示において既存機能である。 ・検索結果内の調査を一覧化し、報告数を集計表示する。(図表 1-4 参照) ・生物種一覧を拡張し、期間指定による比較表を作成することができる。(図表 1-5 参照) ・調査一覧から 2 つの調査を選択し、比較表を作成することができる。(図表 1-6 参照) 本機能は「検索結果(地図)」画面表示において既存機能である。 比較表から、新規の報告を行うことができる。 【図表 1-3 生物種一覧】 【図表 1-4 調査一覧】 【図表 1-5 期間指定による比較表画面】 【図表 1-6 調査指定による比較表画面】 (3)いきもの個別表示((図表 1-2 S3) HTTP POST による遷移から REST API / Ajax による同一ページ内の表示切り替えに変更する。 生物情報の概要表示と詳細表示を統合する。 サブサイトに対応した、パネル・項目単位のカスタマイズ(非表示化)を実施する。 (4)ユーザ((図表 1-2 S4) HTTP POST による遷移から REST API / Ajax による画面遷移に変更する。 ログイン・ログアウトについては、任意のページ・サブサイト内からの呼び出し(モーダル・ダ イアログによるログイン)を可能にする。 アカウントはサブサイトも含めて共通とする。 (5)一括報告(図表 1-2 S5) 内部的に登録 REST API を共通機能として利用する実装に変更する。 入力パネルが順番に1つずつ開いて入力を促していく。 入力項目の必須チェック・内容チェックによりエラーがあった場合は、可能な限り早いタイミン グで動的に画面内に表示する。 サブサイトに対応した、本機能のある・なしのカスタマイズを実施する。 サブサイトに対応した、アップロードファイルの CSV フォーマットのカスタマイズを実施する。 (6)マイページ(図表 1-2 S6) 承認フローに関連した生物情報一覧(未承認一覧・公開中一覧)は、検索 REST API を活用し、 本画面内に一覧表示する。 サブサイトに対応した、パネル・項目単位のカスタマイズ(非表示化・固定入力化)を実施する。 (7)団体機能(図表 1-2 S7) 外見的な機能は変更しないが、他機能と同様、PHP フレームワークの変更に伴い内部実装をすべ て更新する。 【図表 1-7 画面遷移図】 2. 新規ページの構築 2.1 絶滅危惧種情報ページの構築 生物多様性情報システム(以下、「J-IBIS」という。)のサイト「レッドデータブック/リスト(絶滅 危惧種情報)」(http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html)及びインターネット自然研究所(以下、「自然 研」という。)のサイト「RDB(希少な野生生物)図鑑」(http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/)を統 合・改修し、「いきものログ」に絶滅危惧種情報ページとして移行する。要件は以下のとおりである。 (1)環境省は、哺乳類、鳥類、爬虫類・両生類、貝類、その他無脊椎動物を対象としたレッドデータブ ック 2014(以下、「環境省版 RDB2014」という。)を平成 26 年 10 月に公開したが、現行のサイトで はその内容を反映していない。絶滅危惧種情報ページでは環境省版 RDB2014 の内容を反映すること。環 境省版 RDB2014 の情報は環境省担当官から提供する。 (2)生物名データベースには都道府県版レッドデータブック(以下、「都道府県版 RDB」という。) の掲載種の情報が登録されている。この情報を用いて、都道府県版 RDB 掲載種を検索・表示できるペー ジを絶滅危惧種情報ページ内に新規に構築すること。新規構築するページは、種名を選択または検索後に、 都道府県版 RDB 指定状況一覧表等の詳細ページが表示されるものを想定している。都道府県版 RDB 指 定状況は地図化させる必要はない。詳細ページには、種名、学名、分類、環境省版 RDB2014 指定状況、 都道府県版 RDB 指定状況を掲載すること。詳細については環境省担当官と協議の上決定すること。 (3)URL は「http://ikilog.biodic.go.jp/×××」とすること。 (4)絶滅危惧種情報ページを新規に構築するにあたり、「いきものログ」のトップページに絶滅危惧種 情報ページへのボタンを配置すること。 (5)現行のレッドデータブック/リスト(絶滅危惧種情報)」にある、第 2 次レッドリスト掲載種検索 機能及び平成 3 年版レッドデータブック掲載種検索機能は廃止する。検索機能は、第 4 次レッドリスト及 び環境省版 RDB 2014 にのみ対応していればよい。報告書や csv 形式ついては、現状公開しているものす べて及び環境省版 RDB2014 についてダウンロードできるようにすること。 (6)図表 2-1 に、「レッドデータブック/リスト(絶滅危惧種情報)」と「RDB(希少な野生生物)図 鑑」に掲載されている情報一覧をトピック別に示す。一部内容が重複している内容があるので、統合する こと。 【図表 2-1 掲載情報一覧表】 レッドデータブック/リスト(絶滅危惧種情報) トピック ID レッドリスト・レッドデータブック(RDB)とは 1 レッドリストとレッドデータブックの違いについて 2 カテゴリー(ランク)の概要 3 初版レッドデータブックについて 4 第2次レッドリストについて 5 第3次レッドリストについて 6 第4次レッドリストについて 7 分類群ごとのレッドリスト見直し状況 8 絶滅危惧種(植物 I 維管束植物)分布情報 9 第 4 次レッドリスト掲載種対応 絶滅危惧種検索 10 第 2 次レッドリスト掲載種対応 絶滅危惧種検索 11 旧絶滅危惧種検索 12 地域の絶滅危惧種情報 13 RDB(希少な野生生物)図鑑 トピック ID はじめに 14 RDB とは 15 ナゼ絶滅するの? 16 ナゼ守るの? 17 生息環境 18 原因・理由別 19 分類別 20 全リスト 21 (7)図表 2-2 に新規ページのメニュー構成案を示す。ただし、以下のメニュー構成案は本資料作成時の ものなので、構築にあたっては環境省担当官と協議の上決定すること。 【図表 2-2 メニュー構成案】 元とする情報 メニュー構成 レッドデータブック/リスト RDB(希少な野生生物)図鑑 (絶滅危惧種情報) トップページ ID:1 ・レッドデータブック ID:14 ・はじめに ID:2 /リストとは ID:15 ・RDB とは ID:3 ・レッドデータブック ID:16 ・なぜ絶滅するの? /リストの違い ID:17 ・なぜ守るの? ・カテゴリー(ランク) の概要 レッドデータブ ID : 4 ・初版~第 4 次レッド ック/リスト ~9、 データブック/リス トについて 環境省絶滅危惧 ID:10 種検索 都道府県絶滅危 惧種情報検索 RDB 図鑑 ID:18 ・各カテゴリで分類 ~21 ・写真・動画や生息 域情報 リンク集 ID:13 地域の絶滅危惧種情 報 備考 現行のものを ベースに新規 構築、統合 整理・集約 ID:10 をベー スに新規構築 新規構築 改修 整理 (8)図表 2-3 にトップページの画面イメージを示す。ただし、具体的な画面レイアウト・構成について は請負者が提案をして、環境担当官と協議の上で決定すること。 【図表 2-3 画面イメージ】 絶滅危惧種情報 絶滅危惧種情報 絶滅危惧種情報 はじめに ナゼ絶滅するの? はじめに レッドデータブック/リスト 環境省絶滅危惧種検索 都道府県絶滅危惧種情報検索 RDB 図鑑 リンク集 ナゼ守るの? レッドデータブック/リストとは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3. サブサイトの構築 3.1 鳥類繁殖分布調査ページ 環境省生物多様性センターでは、全国の鳥類の繁殖状況等を把握するため、鳥類繁殖分布調査を予定し ている。鳥類繁殖分布調査では、全国の登録された調査員がいきものログを利用して調査の報告、進行状 況の把握、とりまとめ等を行うことを想定している。そのため、調査を行う上で必要な情報を表示し、円 滑な調査報告及びとりまとめが行えるよう鳥類繁殖分布調査専用のページを構築する。 機能の再利用性を高めるため、上記1.で再設計した「いきものログ」の中核的機能・主要機能を活用 し構築すること。機能要件また画面イメージは以下の(1)~(9)のとおりである。ただし、具体的な 画面デザイン・画面構成については請負者が提案をして、環境担当官と協議の上で決定すること。また、 画面遷移図を「図表 3-10 画面遷移図」に示す。 (1)トップページ(ログイン前) ・鳥類繁殖分布調査についての説明文を載せる。 ・調査結果の地図を表示し、絞り込み検索等ができるよう検索窓を配置する。検索項目は「種名」、「観 察年月日」、「繁殖ランク」とする。繁殖コード・ランクは図表 3-9 のとおり。 ・地図表示のデフォルト画面は調査対象種全種の繁殖分布結果を表示させる。 ・種名入力ボックスは、調査対象種の種名をインクリメンタルに表示し、全種及び種ごとに複数選択でき るようにする。 ・種名を検索して、記録のあるメッシュを表示。メッシュ色は繁殖ランクに応じて色分けされ、同じメッ シュに複数のデータがあるときは一番高いランク(a と b なら a)の色を表示する。 ・地図上のメッシュをクリックすることでメッシュに紐付いた属性情報を表示させる。 ・アンケート調査報告ページ、現地調査報告ページへの入口を設けること。 ・検索結果において希少種のデータについてはマスクをかけること。 ・調査マニュアル及び調査票のダウンロードボタンを設けること。 ・鳥類繁殖分布調査事務局への問合せ先等を記載すること。 ・「アンケート調査報告へ」又は「現地調査報告へ」ボタンを押した際には、いきものログのログイン画 面へ遷移すること。 【図表 3-1 トップページ(ログイン前)の画面イメージ】 (2)トップページ(ログイン後) ・このページは、いきものログ ID で既にログインしているユーザに対して表示されるページである。 ・ニックネーム、調査員 ID、お知らせ等の表示。 ・鳥類繁殖分布調査についての説明文を載せる。 ・検索窓を配置する。検索項目は「管理番号」、「ニックネーム」、「調査者 ID」、「種名」、「観察者」、 「観察年月日」、「繁殖ランク」、「調査コース ID」とし、検索結果として表示させる調査区分を「現地 調査報告」、「アンケート調査報告」のいずれか又は両方を選択できるようにする。 ・登録調査地周辺の地図を表示し、初期状態では白地図と調査が実施されたメッシュ(面)、自分の担当 している調査コース(線)を表示。地図を拡大していくと、地理院地図が表示されるようにする。 ・種名入力ボックスは、調査対象種の種名をインクリメンタルに表示し、全種及び種ごとに複数選択でき るようにする。 ・検索は、「自分の登録データをみる」または「全体の登録データをみる」を選択可能にする。 ・種名を検索して、記録のあるメッシュを表示。メッシュ色は繁殖ランクに応じて色分けされ、同じメッ シュに複数のデータがあるときは一番高いランク(a と b なら a)の色を表示する。 ・地図上のメッシュをクリックすることでメッシュに紐付いた属性情報を表示させる。 ・「全体の登録データをみる」を選択した場合は、調査全体で報告のあったデータ一覧を表示。 ・「自分の登録データをみる」を選択した場合は、個人が報告したデータの一覧表示、承認件数の表示。 ・アンケート調査報告ページ、現地調査報告ページへの入口を設けること。 ・検索結果において希少種のデータについてはマスクをかけること。但し、「自分の登録データをみる」 を選択した場合には希少種のデータであってもマスクの必要はない。 ・調査マニュアル及び調査票のダウンロードボタンを設けること。 ・鳥類繁殖分布調査事務局への問合せ先等を記載すること。 ・調査者 ID を取得していないユーザが「現地調査報告へ」ボタンを押した際には、調査者 ID 取得を促す ページに遷移すること。 【図表 3-2 トップページ(ログイン後)の画面イメージ】 (3)アンケート調査報告ページ ・ログインユーザのみ報告できるようすること。 ・地図表示及び入力フォームを表示。 ・種名を選択して全体の調査結果を地図表示できるようにする。メッシュ色は繁殖ランクに応じて色分け され、同じメッシュに複数のデータがあるときは一番高いランク(a と b なら a)の色を表示する。 ・予め情報入力タイプを選択した上で地図上のメッシュをクリックすると、選択したメッシュがハイライ トされるか、ポイントが打たれる。但し、位置を正確に入力するため、地図が一定の縮尺まで拡大されて いない場合は入力できないようにし、拡大を催すメッセージを表示する。 ・情報入力タイプが未選択の場合には選択を促すメッセージを表示する。また、地図上にハイライトされ るメッシュ又はポイントは、情報入力タイプの指定により制御する。 ・登録位置精度は 2 次メッシュ(10 ㎞四方)、5 倍地域メッシュ(5 ㎞四方)、3 次メッシュ(1 ㎞四方)、 ポイント(緯度・経度)からユーザが選択可能とする。 ・入力フォームの項目はいきものログのデータベースと同じものとし、調査設計時に表示項目、必須項目 の設定、表示順等を指定できること。 ・情報登録は、入力フォームで行う。地図に表示されている種名、ニックネーム等の自動入力可能な項目 についてはデフォルトで入力されるようにすること。 ・繁殖コードはコンボボックスから選択入力できるようにし、繁殖ランクは、繁殖コードを基にして自動 で割り当てる。但し、繁殖コード及び繁殖ランクの区分については本調査のみで有効とし、その他の調査 においては調査ごとに設定できるよう工夫すること。 ・アンケート調査報告を行っていることがわかるように表示を工夫すること。 ・保存ボタンを押すと、一覧表にデータが追加される。 ・データを保存すると、入力フォームの繁殖コード、観察年月日は内容をクリア。それ以外のフィールド は直前の入力値を引き継ぐ。また、入力フォームのクリアボタンを押すことで種名選択を含めた全項目が 初期化されること。 ・地図表示する種名を変更することで、それ以外の種を入力することも可能とする。 ・すでに情報のあるメッシュでも、登録は可能とする。 ・一覧表にある「編集」ボタンを押すと、対応する地図上のメッシュまたはポイントがハイライトされ、 同時に、情報更新フォームを表示して、ユーザ本人が報告したデータの編集及び削除を可能にする。調査 とりまとめ終了後は、ユーザ本人が報告したデータでも編集及び削除はできないものとする。 ・報告したデータは承認情報としてデータベースに格納され、調査事務局及びいきものログ管理者は登録 データの承認、非承認の選択を可能とする。 ・管理者から修正依頼のきたデータについて、修正後に管理者に対して承認申請ができる機能を実装する こと。 ・種名入力ボックスを選択した際に、種名一覧表が表示されるようにする。また、種名は複数選択できる こと。 【図表 3-3 アンケート調査報告ページの画面イメージ】 (4)現地調査報告ページ ・ログインユーザかつ調査事務局が付与した調査者 ID の登録がされたユーザのみ報告できるようするこ と。 ・地図表示及び入力フォームを表示。 ・調査者 ID を基に自分の担当している調査コースのみが全て地図上に表示され、表示されたコースに紐 づく報告だけができるようにする。 ・入力フォームの調査コースは、担当している調査コースの中からプルダウン選択できるようにし、選択 した調査コースは地図上でハイライトする。 ・登録位置精度は 3 次メッシュ(1 ㎞四方)とするが、選択した調査コースに紐づく 3 次メッシュを自動 的に全て選択し登録データの位置情報として記録すること。 ・調査コースが変更になった場合には、調査者が入力フォームに設置された「コース変更申請」ボックス にチェックを入れることで報告するデータにフラグを立てるとともに、調査事務局等の管理者に対して自 動で通知(管理番号及び調査者 ID 等)を行うこと。 ・入力フォームの項目はいきものログのデータベースと同じものとし、調査設計時に表示項目、必須項目 の設定、表示順等を指定できること。 ・情報登録は入力フォームで行う。調査コース、調査者 ID 等の自動入力可能な項目についてはデフォル トで入力されるようにすること。 ・繁殖コードはコンボボックスから選択入力できるようにし、繁殖ランクは、繁殖コードを基にして自動 で割り当てる。但し、繁殖コード及び繁殖ランクの区分については本調査のみで有効とし、その他の調査 においては調査ごとに設定できるよう工夫すること。 ・保存ボタンを押すと、一覧表にデータが追加される。 ・データを保存すると、入力フォームの種名、繁殖コード、調査コースの紐づけは内容をクリア。それ以 外のフィールドは直前の入力値を引き継ぐ。また、入力フォームのクリアボタンを押すことで調査コース 選択を含めた全項目が初期化されること。 ・続けて、それ以外の種を入力することも可能とする。 ・現地調査報告であること、どのコースの報告を行っているかがわかるように表示を工夫すること。 ・すでに情報のある調査コースでも、登録は可能とする。 ・一覧表にある「編集」ボタンを押すと、対応する調査コースがハイライトされ、同時に、情報更新フォ ームを表示して、ユーザ本人が報告したデータの編集及び削除を可能にする。調査とりまとめ終了後は、 ユーザ本人が報告したデータでも編集及び削除はできないものとする。 ・報告したデータは承認情報としてデータベースに格納され、調査事務局及びいきものログ管理者は登録 データの承認、非承認の選択を可能とする。 ・調査コースをクリックすることで調査コースに紐付いた属性情報(調査予定者の調査員 ID、調査予定日、 調査実施の有無等)が表示されるようにすること。 【図表 3-4 現地調査報告ページの画面イメージ】 (5)一括報告 ・一括報告ページの基本構造は既存のいきものログ一括報告ページと同様とする。 ・入力必須項目は、調査区分ごとに環境省担当官と協議の上決定すること。 ・一括報告画面上に調査区分の選択ボックスを用意し、ユーザがどの調査の一括報告を行うかを選択でき るようにすること。 ・アンケート調査において位置精度として経緯度情報が記録されている場合には、自動的にメッシュコー ドも割り当てる。 ・現地調査報告においては、調査コース ID から自動的にメッシュコードを割り当てる。 ・繁殖ランクは、繁殖コードを基にして自動で割り当てる。 ・一括報告ファイルを登録する際には、選択された調査区分ごとにシステム上でエラーチェックを行い、 エラーがあった場合にはエラー内容を表示、ダウンロードを可能とするとともに、エラー修正後でなけれ ば登録ができないように工夫すること。 ・調査区分ごとの一括報告用ファイルをダウンロードできるようにする。 【図表 3-5 一括報告の画面イメージ】 (6)管理者専用ページ ・検索窓を配置する。検索項目は「管理番号」、「ユーザ ID」、「調査者 ID」、「種名」、「観察者」、 「観察年月日」、「繁殖ランク」、「調査コース ID」とし、検索結果として表示させる調査区分を「現地 調査報告」、「アンケート調査報告」のいずれか又は両方を選択できるようにする。 ・「現地調査報告」を選択した場合には、(4)で記したコース変更申請の有無で表示切り替えを可能に すること。 ・登録調査地周辺の地図を表示し、初期状態では白地図と調査が実施されたメッシュ(面)、全調査コー ス(線)を表示。地図を拡大していくと、地理院地図が表示されるようにする。 ・種名入力ボックスは、調査対象種の種名をインクリメンタルに表示し、全種及び種ごとに複数選択でき るようにする。 ・種名を検索して、記録のあるメッシュを表示。メッシュ色は繁殖ランクに応じて色分けされ、同じメッ シュに複数のデータがあるときは一番高いランク(a と b なら a)の色を表示する。 ・地図上のメッシュをクリックすると、そのメッシュに記録されているデータ(メッシュ型、ポイント型 の両方)の属性情報として種名や承認状況等が一覧表に表示される。 ・一覧表のデータは、編集ボタンを押すと、入力フォームに表示されてデータの編集を可能にする。 ・登録データは承認情報としてデータベースに格納され、調査事務局及びいきものログ管理者は登録デー タの承認、非承認の選択を可能とする。 ・登録データに紐付いたコース変更申請フラグについて、調査事務局等の管理者が編集を可能にする。 ・調査事務局等の管理者が編集又は承認、未承認処理を行った場合には、そのデータの登録ユーザに対し て自動で通知(管理番号及び修正内容)を行うこと。また、登録されたデータの修正を依頼するボタンを 配置し、そのデータの登録ユーザに対して自動で通知(管理番号及び依頼内容)を行うこと。 ・調査とりまとめ終了後は、データの編集及び削除はできないものとする。 ・一覧表のデータをダウンロードできるようにすること。ファイル形式は csv 形式とする。 ・ダウンロード時には、全データ一括、調査区分ごと、種名ごと等の絞込が行えるようにすること。 【図表 3-6 管理者専用ページの画面イメージ】 (7)管理者用データアップロード ・(6)で実装したダウンロード機能でダウンロードしたデータをアップロードできる機能、及び新規デ ータのアップロードができる機能を実装する。 ・入力必須項目は、環境省担当官と協議の上決定すること。 ・アップロード時には、調査区分の選択の他に新規、更新の選択ボックスを用意し、どの調査のアップロ ードを行うかを選択できるようにすること。 ・アップロードの際に必須項目等の記入のないデータはシステム上でエラーチェックを行い、エラーがあ った場合にはエラー内容を表示、ダウンロードを可能とするとともに、エラー修正後でなければ登録がで きないように工夫すること。 ・ダウンロードしたデータは管理番号をキーとして、更新クエリ等で元データの書き換え(更新)を可能 にすること。 ・新規データのアップロードは、他のユーザのデータも登録できるようにすること。 【図表 3-7 管理者用データアップロードの画面イメージ】 (8)管理画面 ・いきものログのデータベース各項目について管理者が公開・非公開の設定をできるようにすること。 ・現地調査参加者のいきものログ ID、調査者 ID、調査コース、コース変更フラグ等を紐づけ管理できる 機能を実装すること。 ・ソート機能を実装すること。 ・トップページ(ログイン後)に表示する「お知らせ」の編集機能を実装すること。 ・更新ボタンを押すことによって、更新した内容が反映されるようにすること。また、調査コースが割り 当てられたユーザに対して自動でお知らせがいくようにすること。 【図表 3-8 管理画面の画面イメージ】 (9)その他の要件 ・現行のいきものログデータベース項目の他に環境省担当官が指定する項目を追加すること。 ・環境省担当官から提供される調査コースのラインデータ(Shape)を基に調査者 ID と紐付いた調査コ ースを各ページの地図表示画面に表示できるようにすること。 ・いきものログトップページ内に専門調査ページへの入口ボタンを配置し、鳥類繁殖分布調査等の調査ペ ージに移れるようにすること。 【図表 3-9 繁殖コード・ランク一覧】 対象 観察事項 ランク 観察コード 19 ヒナのいる巣をみた。 ヒナの声をきいた。 ヒナについて a 巣からほとんど移動していないと思われる巣立ちビナをみ た。 21 かなり移動可能と思われる巣立ちビナを見た。 b 家族群を見た。 成鳥について 成鳥が巣あるいは巣のあるらしい所にくり返し出入りして いる。 成鳥が抱卵又は抱雛している。あるいはしているようだ。 20 a 39 40 10 11 成鳥が巣のあるらしい所にとびこむと同時にヒナの餌をね だる声がきかれた。 12 成鳥がヒナのフンを運搬している。 13 成鳥が巣のヒナに餌を運搬している(餌をくわえたまま観察 者を警戒し移動する気配のない場合を含める)。 14 擬傷をみた。 15 その種が営巣し得る環境で繁殖期に、その種のさえずり(キ ツツキ類のドラミングを含める)を聞いた。ただし、その鳥 が冬鳥、旅鳥かもしれない時は除く。 30 求愛行動をみた。ただし、その鳥が冬鳥、旅鳥かもしれない 時は除く。 31 交尾行動をみた。ただし、その鳥が冬鳥、旅鳥かもしれない 時は除く。 32 威嚇行動、警戒行動により、付近に巣又はヒナの存在が考え られる。 33 巣があると思われる所に成鳥が訪れた。ただし、そこが塒(ね ぐら)である場合は除く。 34 造巣行動(巣穴掘りを含む)を見た。 35 成鳥が巣材を運搬している。ただし、明らかに同一メッシュ 内に巣を構えていると思われる場合に限る。 36 成鳥がヒナへの餌を運搬しているが、巣が同一メッシュ内に あるかどうかわからない。 37 その種が営巣し得る環境で繁殖期にその種を確認したが、他 には繁殖の兆候が認められない。ただし冬鳥または旅鳥は過 去にその地方で繁殖の記録があるもの。 50 c 繁殖期に鳴き声を確認したが、さえずりかどうかわからな い。 51 その種の生息を確認したが、そのメッシュ内にその種が営巣 し得る環境はないと思われる。例)アマツバメ類、ワシタカ 類の上空通過を確認したが、そのメッシュ内には営巣可能な 環境はないと考えられる場合。 60 d 冬鳥または旅鳥で、繁殖期に生息がみられたが、過去にその 地方で繁殖の記録がないもの。 61 巣立ち後の巣がある。 16 卵のある巣をみた。 巣について b a 成鳥がおちついてすわっている巣の近くで、その種が営巣し 得る環境でその種の卵殻がみつかった。 巣を発見したが、卵、ヒナともなく、成鳥がそこに来るのを 認めなかった。 17 18 b 38 【図表 3-10 画面遷移図】 4. 「巨樹・巨木林ページ」の分離 現行のウェブアプリケーションを改修し「いきものログ」関連の機能・データベースを削減す る。この作業によって「巨樹・巨木林ページ」のみの画面・機能を有する単独のウェブアプリケ ーション・ウェブサーバ・データベースサーバを構築する。 ただし図表 1-1「C3-1 ユーザ登録」「C3-2 ユーザログイン」「C3-3 承認フロー」機能につい ては「1.いきものログの改修」の成果物を活用し、組み込むこと。既存のユーザ登録情報につい ても「いきものログ」システムに一括して移行する。ユーザ ID は「いきものログ」と共通とす る。 また、図表 4-1 に機能一覧を示す。機能は現行のものを保持すること。また画面については原 則現行のものを保持することとするが、環境省担当官と協議の上変更することも可能である。 【図表 4-1 巨樹・巨木林ページ機能一覧】 No. 大分類 GTF1-1 小分類 報告 巨樹・巨木林 GTF1-2 検索 GTF1-3 個別表示 GTF2-1 報告位置選択 GTF2-2 GTF2-3 地図 地図検索 地図表示 機能概要 報告内容に「必須条件」「内容条件」によ るチェックを行い、条件を満たすものにつ いて登録・更新を行う。巨樹・巨木林報告 情報はデータ形式が「いきものログ」生物 情報と異なり、また更新情報入力を新規レ コードとして記録する仕様のため、別テー ブルとなっている。 巨樹・巨木林報告に対する検索機能を提供 する。検索機能は「ユーザ権限」「情報の 承認状態」を反映し、開示/非開示を制御 する。 巨樹・巨木林報告 ID による個別情報表示。 「ユーザ権限」「生物情報の承認状態」を 反映し、開示/非開示を制御する。 巨樹・巨木林報告に必要な位置情報の選択 インタフェース。「都道府県」「市区町村」 「5 種類の地域メッシュ」「緯度経度(10 進)」「緯度経度(度分秒)」の形式を選 択し、地図のクリックもしくはフォーム入 力によって指定を行うことができる。 巨樹・巨木林報告の検索条件としての位置 情報の選択インタフェース。「都道府県」 「市区町村」「5 種類の地域メッシュ」の形 式を選択し、地図のクリックもしくはフォ ーム入力によって指定を行うことができ る。 巨樹・巨木林報告の検索結果を「都道府県」 「市区町村」「5 種類の地域メッシュ」「ポ イント(緯度経度)」形式で表示する。地 図移動への追従機能、ズーム等の操作への 追従機能を持つ。 No. 大分類 GTF3-1 報告機能のバ リエーション 小分類 GTF4-1 マイページ GTF4-2 機能概要 一括報告 CSV データのアップロードを受け付け、全 データに対するチェックを行い、報告が行 える機能。 プロフィール 編集 ユーザ登録項目を編集する機能。サブサイ トによって項目が可変する。 お知らせ 「巨樹・巨木林」事務局による情報発信機 能。 【図表 4-2 巨樹・巨木林ページ画面一覧】 No. GTS1-1 大分類 巨樹・巨木林報 告 GTS2-1 GTS2-2 小分類 報告・更新 検索 巨樹・巨木林検 検索結果一覧 索 検索結果一覧 (地図) GTS2-3 GTS3-1 巨樹・巨木林個 別表示 個別表示 GTS4-1 一括報告 一括報告 GTS5-1 マイページ マイページ 機能概要 巨樹・巨木林の報告画面。新規入力・更新 入力が可能。 樹種名・主幹の幹周・樹高・保護制度指定 ・更新種別・独自の呼称・更新ステータス ・都道府県・市区町村・地域メッシュによ る検索画面。 検索条件入力画面下部に、写真(1 枚目)・ ユーザ名・更新種別・都道府県・市区町村 ・独自の呼称・樹種・主幹の幹周・確認年 月日を一覧表示する。個別表示へ移動する ボタンを表示する。ページ送り機能・並べ 替え機能を持つ。 巨樹・巨木林報告情報の検索結果を「都道 府県」「市区町村」「5 種類の地域メッシュ」 「ポイント(緯度経度)」形式で表示する。 地図移動への追従機能、ズーム等の操作へ の追従機能を持つ。 巨樹・巨木林報告 ID による個別情報表示。 ユーザ権限がある場合、更新情報登録ボタ ンが表示される。 複数の巨樹・巨木報告を記載した CSV デー タをアップロードし、データチェック、登 録、写真のアップロードが可能な画面。 アカウントプロフィールの編集・お知らせ の確認・自分の報告一覧を確認する画面。
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