２０１５年３月期 決算説明会 綜合警備保障株式会社 （証券コード：２３３１） ■ ２０１５年５月８日 目 次 Section １ ２０１５年３月期の決算概要 2 Section ２ ２０１６年３月期の業績計画 24 Section ３ 中期経営計画 ＧＤ（Grand Design）２０１７ 29 1 Section1 Section １ ２０１５年３月期の決算概要 Section ２ ２０１６年３月期の業績計画 Section ３ 中期経営計画 ＧＤ（Grand Design）２０１７ 2 ２０１５年３月期の決算概要 決算Topics １ ５期連続増収・増益を達成 ・売上、経常利益ともに過去最高を更新 ２ セキュリティ事業の売上が順調 ・引き続き常駐警備が好調 ・機械警備長期収入・機器売却も堅調 ３ M&Aによるグループ規模の拡大 ・ＡＬＳＯＫ双栄、日本ビル・メンテナンス、ＨＣＭ、 ＡＬＳＯＫあんしんケアサポート等の子会社化が寄与 3 Section1 損益の状況【前期比】 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 +11.4% 365,749 売上総利益 営業利益 Section1 経常利益 当期純利益 328,209 +13.0% 89,632 79,308 +21.3% 18,932 +19.1% 22,971 20,745 24,700 +23.5% 10,955 14/3期 15/3期 14/3期 15/3期 14/3期 15/3期 14/3期 15/3期 14/3期 13,534 15/3期 (単位：百万円) 4 損益の状況【計画比】 ２０１５年３月期の決算概要 （単位：百万円） 売 上 15/3期 実績 15/3期 計画 Section1 計画比 達成率 高 365,749 365,000 749 100.2% 売 上 総 利 益 89,632 92,300 ▲ 2,667 97.1% 営 業 利 益 22,971 27,800 ▲ 4,828 82.6% 経 常 利 益 24,700 30,000 ▲ 5,299 82.3% 当 期 純 利 益 13,534 16,000 ▲ 2,465 84.6% 5 ２０１５年３月期の決算概要 (単位：百万円) セキュリティ事業 業務別売上高の状況【前期比】 15/3期 実績 14/3期 実績 前期比 Section1 増減率 301,166 280,179 20,987 7.5% 機械警備 160,409 151,844 8,564 5.6% 常駐警備 88,429 77,284 11,144 14.4% 警備輸送 52,328 51,050 1,277 2.5% 58,309 44,808 13,500 30.1% 6,273 3,221 3,052 94.8% 365,749 328,209 37,540 11.4% 綜合管理・防災事業 介護・その他 合計 6 機械警備業務の状況 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 Section1 (単位：百万円) +5.6% 160,409 151,844 [契約収入： 前期比 +3.7% ] [工事収入： 前期比 +3.1% ] [売却収入： 前期比 +15.4% ] ・機械警備純増件数の順調な伸び ・防犯カメラ、出入管理装置等の機器売却も 好調 14/3期 15/3期 7 ２０１５年３月期の決算概要 機械警備業務の状況【法人向け】 機械警備契約件数の推移【法人向け】 Section1 (単位：件) 463,053 23,025 [純増件数 （ 前期比 ： 23,025 +5,673 件 件 ] +32.7% ） 440,028 422,676 396,580 7,727 11/3期 406,261 9,681 17,352 16,415 [新規受注件数： 前期比増加 ] [解約件数 ： 前期比増加 ] [新規受注単価： 前期比上昇 ] [平均単価 ： 前期比低下 ] 440,028 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 8 機械警備業務の状況【個人向け】 ２０１５年３月期の決算概要 Section1 機械警備契約件数の推移【個人向け】 (単位：件) ※ 340,548 ALSOKあんしんケアサポー トM&Aによる純増 67,734 従来ベースでの純増 237,644 208,301 174,002 145,074 9,219 28,928 11/3期 12/3期 35,170 29,343 [純増件数 （ ： 102,904 前期比 +73,561 件 （件） ] +250.7% ） [新規受注件数： 前期比増加 ] [解約件数 ： 前期比減少 ] [新規受注単価： 前期比低下 ] [平均単価 ： 前期比低下 ] 34,299 237,644 13/3期 14/3期 15/3期 9 ※ 集合住宅向けの対象戸数を含 めると約８３万戸となります。 常駐警備業務の状況 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 Section1 (単位：百万円) +14.4% 88,429 ・大型常駐警備の受注が順調 大手製造業の工場や都心の大型ビル等 77,284 ・臨時警備も増加 公的機関等からの受注 14/3期 15/3期 10 警備輸送業務の状況 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 (単位：百万円) +2.5% 51,050 Section1 52,328 〔ATM綜合管理 純増 約3,000台〕 ・大手銀行等を中心に受注拡大 ・大手コンビニエンスチェーンATMは引続き増加 〔入金機オンラインシステム 純増 約1,850台〕 ・飲食店、自動車ディーラー、運送業などで 受注増加 14/3期 15/3期 11 綜合管理・防災事業の状況 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 (単位：百万円) ・Ｍ＆Ａによる売上大幅増加 ALSOK双栄 +30.1% 58,309 日本ビル・メンテナンス ・ＡＥＤの販売が好調 44,808 14/3期 15/3期 12 Section1 介護・その他の状況 ２０１５年３月期の決算概要 売上高 Section1 (単位：百万円) ・Ｍ＆Ａによる売上増加 HCM +94.8% ALSOKあんしんケアサポート 6,273 ・安否確認サービス 純増契約件数 130件 ・ALSOK電報 3,221 14/3期 配達件数 15/3期 13 53,614件 業種別売上高・構成比の状況 ２０１５年３月期の決算概要 Section1 （ ）内は構成比率 (単位：億円) 4000 229 3500 3000 2500 2000 106 193 (3.8%) 883 (31.6%) (6.9%) 149 205 (4.9%) 907 (29.8%) (6.7%) 171 220 (5.4%) (7.0%) 180 228 (5.5%) 905 (27.6%) 898 (28.5%) (7.0%) (6.3%) 264 500 (7.2%) 官公庁 913 (25.0%) 金融機関 事業法人 1500 1000 個人 1609 (57.6%) 1784 (58.6%) 1967 1865 (60.0%) (59.1%) 2249 (61.5%) 0 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 14 15/3期 今回か ら一 部の 分類 方法を、過去に遡及し て、より実 態に即 した ものへ見直しいたしま した。 ２０１５年３月期の決算概要 項目 損益の分析 15/3期 累計 Section1 前期比 （単位：億円） 増減率 売上高 3,657 375 +11.4% 売上原価 2,761 272 +10.9% 労務費 1,349 132 +10.9% 738 78 +12.0% 97 19 +24.8% 工事・売却原価 575 41 +7.7% 販管費 666 62 +10.4% 19 ▲1 ▲6.5% 人件費 457 48 +11.9% その他 174 13 +8.5% 15 1 +14.4% 229 40 +21.3% 経費 減価償却費 広告宣伝費 減価償却費 営業利益 15 経常利益（率）の推移 ２０１５年３月期の決算概要 Section1 （単位：百万円） 24,700 25,000 12.0% 20,745 20,000 15,000 10,000 14.0% 10.0% 11,765 4.2% 12,558 4.1% 14,741 6.3% 6.8% 4.7% 8.0% 6.0% 4.0% 5,000 2.0% - 0.0% 11/3期 12/3期 13/3期 経常利益 16 14/3期 経常利益率 15/3期 ２０１５年３月期の決算概要 2015年3月期 重点施策総括 １ 個人向けブランド「ＨＯＭＥ ＡＬＳＯＫ」の売上の拡大 ホームセキュリティ 賃貸住宅セキュリティ「アパート・マンションプラン」が好調 高齢者向けサービス ・自治体 高齢者向けみまもりサービスが好調 介護事業への取組み ・医療/介護 介護事業会社３社をM&Aにて取得 個人向け新商品 個人向け商品のラインアップの拡充 17 Section1 ２０１５年３月期の決算概要 2015年3月期 重点施策総括 Section1 ２ 新しいセキュリティサービスの展開 ・ＡＬＳＯＫ‐ＦＭサポート 販売開始 2014年5月 ・セルフセキュリティ ＨＯＭＥ ＡＬＳＯＫアルボｅｙｅ 販売開始 2014年9月 ・飛行ロボットを活用したソーラーパネル点検 販売開始 2014年10月 ・アンダーパス監視サービス 販売開始 2015年1月 予約販売開始 2015年3月 ・多機能モバイルセキュリティ まもるっく 18 ２０１５年３月期の決算概要 2015年3月期 重点施策総括 Section1 ３ Ｍ＆Ａの推進と事業領域の拡大 ファシリティ マネジメント 介 護 ホーチキ株式会社 有限会社あんていけあ（2014年９月） 日本ファシリオ株式会社 警 備 株式会社ＨＣＭ（2014年10月） ＡＬＳＯＫ双栄株式会社（2014年４月） 綜警ビルサービス株式会社 ＡＬＳＯＫあんしんケアサポート株式会社（2015年１月） 日本ビル・メンテナンス株式会社（2014年４月） 19 2015年3月期 重点施策総括 ２０１５年３月期の決算概要 Section1 ４ 海外事業の展開 ●ALSOKタイランド （ALSOK‐GVをスタート） （AED販売をスタート） ●ソウル駐在員事務所 ●ALSOKコンサルティングタイ ミャンマー支店（2014年10月） ●ALSOK上海 ●ALSOKインディア ●台湾新光保全 （ 2015年4月より南部チェンナイ にも拠点開設） ●マニラ駐在員事務所（2014年4月） ●ALSOKベトナム ＡＣＳＡＣＡＣＳ ●ALSOKインドネシア ●ALSOKマレーシア 20 連結貸借対照表について ２０１５年３月期の決算概要 流動資産 現金及び預金 警備輸送業務用現金 及び警送用立替金 売掛金 棚卸資産 前払費用 その他 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 15/3期末 210,445 46,113 102,781 14/3期末 199,458 43,161 104,513 39,786 4,759 2,388 14,615 33,448 4,380 2,169 11,784 163,418 71,704 16,853 74,859 143,036 68,225 6,151 68,659 373,863 342,495 前期末比 10,986 流動負債 2,951 買掛金 ▲ 1,731 短期借入金 その他 6,337 378 固定負債 219 長期借入金 2,831 リース債務 退職給付に係る負債 20,381 その他 3,479 負債合計 10,701 株主資本 6,200 その他の包括利益 累計額合計 少数株主持分 純資産合計 31,368 負債純資産合計 21 Section1 15/3期末 130,464 19,480 62,997 47,987 （単位：百万円） 14/3期末 前期末比 114,322 16,142 17,790 1,689 59,637 3,359 36,893 11,093 39,035 1,915 5,832 25,484 5,802 169,500 179,557 1,389 47,968 3,983 5,510 33,554 4,919 162,290 163,766 ▲ 5,475 ▲ 8,932 ▲ 2,068 322 ▲ 8,069 883 7,209 15,791 6,865 23,415 204,363 373,863 21,914 180,205 342,495 1,501 24,158 31,368 ２０１５年３月期の決算概要 連結キャッシュ・フロー計算書の状況 Section1 （単位：百万円） 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の期末残高 15/3期 19,666 ▲ 24,295 6,596 37,976 14/3期 21,056 ▲ 16,701 ▲ 9,142 35,791 前期比 ▲ 1,389 ▲ 7,593 15,738 2,184 15/3期の主な内訳 ●営業活動によるキャッシュ・フロー ●投資活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 仕入債務の増減額 法人税等の支払額 警備輸送業務に係る資産・負債の増減額 有形固定資産の取得による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ●財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額 長期借入金の返済による支出 配当金の支払額 22 24,653 11,331 2,676 ▲ 8,573 ▲ 11,624 ▲ 12,153 ▲ 11,435 15,802 ▲ 3,447 ▲ 3,518 ２０１５年３月期の決算概要 設備投資等 設備投資推移 Section1 （単位：百万円） 13/3期 累計 14/3期 累計 15/3期 累計 13,249 19,617 13,627 減価償却費推移 （単位：百万円） 13/3期 累計 14/3期 累計 15/3期 累計 12,213 9,198 11,331 23 Section2 ２０１６年３月期の業績計画 Section １ ２０１５年３月期の決算概要 Section ２ ２０１６年３月期の業績計画 Section ３ 中期経営計画 ＧＤ（Grand Design）２０１７ 24 ２０１６年３月期 業績計画 ２０１６年３月期の業績計画 売上高 10.7% 405,000 365,749 売上総利益 89,632 営業利益 経常利益 11.3% 99,800 28.0% 29,400 22,971 Section2 当期純利益 25.5% 31,000 24,700 13,534 15/3期 16/3期 15/3期 16/3期 15/3期 25 16/3期 15/3期 16/3期 15/3期 25.6% 17,000 16/3期 （単位：百万円） ２０１６年３月期の業績計画 （単位：億円） ２０１６年３月期 営業利益計画 主要項目 Section2 前期比 前期比増減率 売上高 4,050 393 売上原価 2,915 154 1,414 64 経費 870 34 売却・工事原価 631 55 703 37 30 10 人件費 468 10 その他 205 14 294 64 労務費 販管費 広告宣伝費 営業利益 10.7% 5.6% 5.5% 28.0% ※本計画にの売上高には、新規Ｍ＆Ａの売上計画を含んでいますが、費用の内訳には含まれておりません。 26 ２０１６年３月期の業績計画 ２０１６年３月期 その他計画 Section2 １ 機械警備業務 純増件数 （単位：件） 機械警備件数 純増件数 60,000 増減率 7.5% 法人向け 25,000 5.4% 個人向け 35,000 10.3% ２ その他 （単位：百万円） 設備投資額 減価償却費 金額 17,700 12,100 27 増減 増減率 4,073 29.9% 769 6.8% 配当額の推移 ２０１６年３月期の業績計画 13/3期 14/3期 1株 あたり 配当額 （円） 配当性向 Section2 15/3期 16/3期 （予想） 40 25 30 38 （11）中間 （14）期末 （12.5）中間 （17.5）期末 （17.5）中間 （17.5）期末 （3.0）記念 （20）中間 （20）期末 29.3% 27.5% 28.2% 23.7% ※（ ）内は、1株あたり配当金 28 Section3 中期経営計画 ＧＤ２０１７ Section １ ２０１５年３月期の決算概要 Section ２ ２０１６年３月期の業績計画 Section ３ 中期経営計画 ＧＤ（Grand Design）２０１７ 29 中期経営計画ＧＤ２０１７ 中期経営計画 ＧＤ２０１７ ＡＬＳＯＫ中期経営計画ＧＤ２０１７ ＧＤ＝Ｇｒａｎｄ Ｄｅｓｉｇｎ 新たな発展段階へ 中期経営計画 ＧＤ２０１７ ２０１５ ＧＤ２０２０ ２０２０ ２０１７ 30 Section3 グループ 売上規模１兆円 ALSOKのスポーツ支援 31 資料についてのご注意 本資料に記載されている当社の現在の計画、戦略などのうち、歴 史的事実でないものは、将来の業績等に関する見通しであり、リ スクや不確定な要因を含んでおります。 そのため、実際の業績につきましては、経済情勢・競合状況・技術 革新等のさまざまな要因により、これら見通しと大きく異なる結果 となることがあり得ます。 32 33 Grand Design 2017 ＡＬＳＯＫ中期経営計画 １．長期的な発展 施設・人・財産を守りつつ、 人々の安全安心と快適な暮らしをサポートをする企業へ グループ売上 規模 1兆円 グループ売上規模１兆円を視野に入れながら、成長戦略実行のための 3か年計画としてGrand Design 2017(GD2017)を策定 成長戦略の実行により 新たな発展段階へ 中国・新興国経済と欧米経済の動向 地政学的リスクの変化 少子高齢化／構造的な人手不足 地方創生と社会保障費・財政の持続可能性 大規模イベント 技術進歩に伴うリスクの多様化 自然災害の脅威 大規模イベント プレ大会 震災復興事業等 創立 50周年 消費税増税 マイナンバー制 社会保険 加入問題 ラグビー ワールドカップ 大規模イベント 会場警備計画 2015 2020 GD2017 GD2020 1 ２．ステークホルダーの期待に応える成長 顧客のニーズ 顧客 サプライヤー ステーク ホルダー サプライヤー との協業 株主・投資家 株主・投資家 への還元 地域・社会 地域・社会の 安全安心 社員 社員の満足 2 ３．Grand Design 2017の基本方針 １ グループ売上高の拡大 ２ 高収益体質への転換 ①営業員の生産性向上による既存事業の 拡大 ①一人あたりの労働生産性の向上 ②グループのシナジー効果を最大限発揮 することによる売上拡大 ②グループ人財の活用（多機能化） ③お客様のニーズに応える新商品サービ スの提供 ③グループ全体での管理面を含めた コスト削減 3 ４．Grand Design 2017の戦略 次の50年へのスタート ～ALSOKグループの有機的連携による更なる発展～ Grand Design 2017 基本方針 お客様が抱える様々なリスクやアウトソーシングニーズへの対応 マーケット別戦略 事業法人 市場 金融法人 市場 公共法人 市場 個人市場 海外市場 マーケット別戦略の推進を支える取組み 多様化するリスクやニーズに対応 した複合的警備サービスの提供 ファシリティマネジメント 業務体制の構築 技術革新、環境変化等によって生じる様々なリスクからお客様を守るサービスへの 進化 警備、防災、工事、ビルメンテナンス等のサービスをワンストップで包括的に提供 新商品・サービスの開発 最新技術を活用した新商品・サービスの開発 事業領域の拡大 既存事業とシナジーのある分野へ事業を拡大 人財の安定確保と 競争力ある人財の育成 人財の安定確保 ／ 競争力ある人財の育成 ／ 活力ある職場づくり 4 ５．マーケット別戦略 （１）事業法人市場 企業施設 へのテロ 雑踏・イベント におけるトラブル・テロ 製品・商品への いたずら・攻撃 営業機密漏洩 サイバー攻撃 安全安心を脅かすあらゆるリスクから 企業を守るサービスの提供 人手不足 自然災害 人手不足、社員高齢化による 管理業務、自社による警備業務の受託 ■大型プロジェクトの受注強化 ■常駐警備、警備輸送、ファシリティマネジメント等のアウトソーシングニーズを捕捉 ■設備新設や既存設備リニューアルが見込まれる業界に注力 5 ５．マーケット別戦略 （２）金融法人市場 金融機関に 対するテロ サイバー攻撃 営業機密漏洩 地域金融再編 現金取扱に伴う リスク オンライン金融犯罪 の増加 警備のトータルサービスの拡充 協同金融機関の 再編 複合的金融サービスの進展 （生保、損保、信託、銀行） アウトソーシングサービスの拡充 ■銀行業務の合理化、効率化の推進をサポートするアウトソーシングサービスの拡充 ■ビジネスマッチングを通じた内外の新たな顧客の開拓と地域金融機関への貢献 ■店舗リニューアル・新型化の機会を捉えた、警備のトータルサービスの販売促進 6 ５．マーケット別戦略 （３）公共法人市場 国土の管理 重要防護施設 （官公庁、原発等） 大規模イベント 関連事業 PPP・PFI 公共インフラの 管理・点検 震災復興事業 高齢者サービス 公共事業・サービスとALSOKのコラボレーションサービスの提供 ■PPP・PFI事業の受注拡大 ■大型国際会議やイベント等の警備業務の受注拡大 ■安全安心に関する公的サービスの民間での補完 7 ５．マーケット別戦略 （４）個人市場 個々人の安全安心に関わる様々なニーズに応じた商品・サービスを展開 子どもの安全 女性の安全 家屋の安全 介護 （施設と在宅） 健康 ■緊急通報 ■健康相談 ■迷子・連れ去り対策 ■子どもを対象とした犯罪対策 ■ストーカー・性犯罪等対策 ■簡易ホームセキュリティ ■見守り ■ホームセキュリティ ・スマホ対応 ・屋外画像監視 ■マンションセキュリティ 8 ５．マーケット別戦略 （４）個人市場 特に高齢者向けサービスの拡大に注力し、警備と介護をつなぐ第三分野サービスの展開 健康相談ニーズ 健康状態に 応じたニーズ 医療相談 健康維持サービス 介護保険外 サービスニーズ 家事代行 みまもり・安否確認 緊急通報 その他 関連ニーズ 施設介護 サービスニーズ 在宅介護 サービスニーズ 福祉用具 訪問介護・デイサービス 有料老人ホーム 空き家管理 ニーズ 相続相談 ニーズ ALSOKグループのシナジーを生かしたワンストップサービスを提供 連携強化 ALSOKグループの領域 介護の領域 警備の領域 ・ハードおよびシステム ・見守り ・緊急対応 ・生活支援 警備と介護をつなぐ 第三分野 ・居宅介護支援 ・訪問介護 ・通所介護 ・有料老人ホーム シームレスなサービス提供を実現 健康関連の領域 9 ５．マーケット別戦略 （５）海外市場 各国の状況に即した事業の推進と拡大・新事業への挑戦 機械警備および綜合管理・防災業務の拡大 ローカルの警備会社との関係強化 日系工業団地とのタイアップ Shanghai Gurgaon Hanoi Yangon Chennai Bangkok Ho Chi Minh Jakarta 10 ６．マーケット別戦略の推進を支える取組み （１）多様化するリスクやニーズに対応した複合的警備サービスの提供 多様化するリスク 少年犯罪 テロ 窃盗 特殊詐欺 情報漏洩 サイバー犯罪 ストーカー 自然災害 技術革新、環境変化等によって生じる様々なリスクからお客様を守る サービスへの進化 守る対象の拡大 施設に加え、地域、屋外の空間を守る 個人の安全を守る 警備サービスの進化に必要な要素 より迅速でより詳細な状況把握 様々な事態へ対応した即応体制 警備員 センター機能 警備員のマルチタスク化 ICT技術活用による警備員の機能拡大 情報の収集・共有・分析および 関係機関との連携ハブ機能 11 ６．マーケット別戦略の推進を支える取組み （２）ファシリティマネジメント業務体制の構築 警備業務のみにとどまらず、ALSOKグループの有機的連携により 施設警備と各種サービスをワンストップで提供 プロパティマネジメント会社 ／ ビルオーナー 等 ファシリティマネジメント ニーズに合わせ、スキームを自在に変更 ALSOKのファシリティマネジメントサービス ビルメンテナンス 工事 設備 管理 警備 防火 防災 清掃 衛生 管理 ALSOKグループ 12 ６．マーケット別戦略の推進を支える取組み （３）新商品・サービスの開発 最新技術を活用した新商品・サービスの開発 GD2017 の戦略 マーケット別戦略 お客様が抱える様々なリスクやアウトソーシングニーズへの対応 ○警備員とICTを組み合わせた、高品質な警備サービスとコストの最適化を 実現する新たな警備サービスの開発 新商品・サービス ○国土強靭化対策をはじめとした、公共部門に対するソフト面でのサービス の拡充 ○常駐警備員とビルマネジメントシステムとの融合ソリューションの開発 ○介護サービスと警備サービスの融合による新たな個人市場向け商品・サー ビスの開発 技術進化 ・5Ｇ通信、より大容量・高速通信へ ・ビッグデータ ・ウェアラブル端末 ・飛行ロボット ・画像解析の高度化 ・センシング技術、認証技術の高度化 ・位置情報精度向上 13 ６．マーケット別戦略の推進を支える取組み （４）事業領域の拡大 既存事業とシナジーのある介護事業、ファシリティマネジメント事業等の 事業領域を拡大 事業領域拡大イメージ ファシリティマネジメント 事業 常駐警備 綜合管理 ・防災 介護・ 介護関連 事業 介護・介護関連 事業 機械警備 警備輸送 14 ６．マーケット別戦略の推進を支える取組み （５）人財の安定確保と競争力ある人財の育成 人財の安定確保 ☆新卒・キャリア人財の採用強化 ☆グループ採用の促進 ☆シニア人財の活躍を促進 基本戦略に合致した 人事施策の実現 競争力ある人財の育成 活力ある職場づくり ☆リーダー層と専門プロ人財の育成推進 ☆ワークライフバランスの継続推進 ☆グループ人事の推進 ☆評価制度の再構築 ☆教育・研修プログラムの充実 ☆ダイバーシティの推進 ～女性の活躍を推進～ 女性管理職率 ５％目標 15 ７．財務目標 2015年 3月期 2018年 3月期 3,657億円 5,000億円程度 247億円 400億円程度 経常利益率 6.8％ 8.0％程度 ROE 8.0％ 10.0％程度 売上高 経常利益 ROE向上に向けた戦略の位置づけ 経常利益率 向上 ROE 10％程度 基本方針 ①グループ売上高の拡大 ②高収益体質への転換 適正な 株主還元 マーケット別戦略 等 ・複合的警備サービスの提供 ・ファシリティマネジメント業務体制の構築 ・新商品・サービスの開発 ・事業領域の拡大 ・一人あたり生産性の向上 ・グループ人財の活用 ・グループ全体最適によるコスト削減 配当性向30％を目安に安定配当を維持 16 ８．投資方針 利益の拡大によりキャッシュを生み出し、戦略的投資による事業の成長を加速させ、 安定した財務基盤を維持しつつROEの向上を図る ROE 10％ 程度 戦略的投資 成長イメージ 利益率の向上 事業の成長 2015年3月期 2018年3月期 17 ９．コーポレートガバナンスコードへの対応 コーポレート ガバナンス コードの遵守 株主の権利・平等性の確保 株主総会 の円滑な 運営 資本政策 の 基本方針 政策保有 株式に関 する方針 株主以外のステークホルダーとの適切な協働 綜警憲章 ・ 経営指針 行動規範 女性活躍 元年 経営計画 コーポレート ガバナンス 基本方針 取締役会等の責務の遂行 中期計画 の実現 内部統制 ・ リスク管理 体制 株主との対話の実施 投資家 向け ﾐｰﾃｨﾝｸﾞ 中期的な 収益目標 適切な情報開示と透明性の確保 中期的な ROE目標 企業の持続的成長 18
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