募集要項はこちらからダウンロードできます

各位
平成 27 年 6 月吉日
Smart Wellness Community 協議会
設立発起人一同
Smart Wellness Community 協議会
会員募集のご案内
拝啓
薫風の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
さて、ご高承の通り我が国では高齢化が急速に進み、現在 25%の高齢化率が 10 年後には
30%にも到達することが見込まれており、後期高齢者が爆発的に増えるという未曽有の事態
が差し迫っています。また、これに加えて少子化という問題も相俟って、今まさに今後の
日本の社会の在り方を根本から見直す時期に来ていると思われます。そうした環境におい
てこの度、活力ある健康長寿社会の実現を目指す産官学の有志により Smart Wellness
Community 協議会(以下、SWC 協議会)が発足されることとなりました。この協議会で
は、高齢化に伴う様々な課題を解決する最も有力な方策を健康長寿社会の実現に置きます。
加えて、この副次的効果として、現在 100 兆円を超えて増加の一途にある社会保障費を、
国民一人一人の健康増進への努力を喚起することにより抑制することも目的としておりま
す。このような困難な目的を達成するために本協議会の構成としましては、一つの領域に
のみ特化して課題を検証する形式ではなく、複数領域に跨りテーマを選定し、産業界・官
界・学界を代表される方々の幅広い叡智を集めて学際的な議論を行うことを通じて健康長
寿社会実現のための課題を解決していく体制を整えます。
各界の皆さまにおかれましては、待ったなしの日本の重要課題を解決するべく、これか
らの健康で明るい夢のある健康長寿社会を実現するという目的のために、本協議会活動へ
のご支援を賜りたく考えております。つきましてはこのような趣旨にご賛同下さる企業、
団体の皆さまを広く募集致したく、是非とも本協議会の会員としてご入会下さいますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
Smart Wellness Community 協議会会員募集要項
Smart Wellness Community 協議会では、健康長寿社会の実現に貢献するべく設立の趣
旨にご賛同頂ける会員を広く新規に募集致します。
<Smart Wellness Community とは>
全国各地域のコミュニティにおいて、健康長寿に資する総合的な情報が、健康づくり無
関心層も含めた多様なニーズを持つ全国民に届けられ、自律的にニーズに合った健康づく
りを選択でき、継続しやすい社会システムのことを意味する。
<協議会設立の趣旨>
健康な状態で寿命を全うする健康寿命の延伸を実現するためには、国民が自律的に健康
づくりを開始し、それを継続したくなるような新たな仕掛けが必要です。そのためには、
新しい制度や法律の手当てに加えて何よりもそのような仕組みの基盤を下支えする産官学
の自発的なサポート活動が重要になります。
このような趣旨に賛同する有志により、ここに Smart Wellness Community を実現する
社会イノベーションを引き起こす為の産官学連携のプラットフォームとしての協議会を立
ち上げることと致しました。
<社会イノベーションの概念図>
~国民の価値観における転換を促す仕組みと仕掛けとしての場の必要性~
技術のイノベーション
 ウエラブルセンサーの進化、それに伴
うビックデータの収集と解析技術の高
度化
 ロボット技術の貢献
 遺伝子情報解析の貢献 等
ビジネスのイノベーション
 成果の出る健康サービスの活発化
 健康都市への再構築
 ビックデータを活用した新サービスの創出 等
4つが融合されて初め
て社会イノベーションが
起こる
社会システムのイノベーション
国民のイノベーション
 便利から自律への価値観の転換
 ヘルスリテラシーの向上
 社会システム変革への理解 等
 努力したくなる、努力する人を後押し
できる社会保障制度への転換
 エビデンスに基づく自治体施策への
転換 等
<協議会の活動>
~本協議会では当面3年、中期的には 2020 年を目指して以下の諸活動を実施致します~
1.
コミュニティや ICT の力を活用して国民のヘルスリテラシーを向上するための諸
1
活動
2.
国民の健康づくりを推進するため「頑張った人が報われる」インセンティブの在
り方を検討し、制度として設計するための諸活動
3.
市町村自治体毎に、地域住民の健康寿命延伸を使命とする健康長寿推進員(仮称)
を遍く組織化し、健康寿命延伸に貢献するための教育啓蒙に関連する諸活動
4.
歩いて暮らせる健康的なまちづくり(健康都市)の必要性を啓蒙する諸活動
5.
健康づくり関連産業の競争力強化により、保険者や住民の健康づくりが活発化す
るための諸活動
<協議会の活動開始日>
平成 27 年 7 月から開始
<協議会の運営組織>
本協議会は、全会員から構成される総会組織の下、5つの「分科会」と当該分科会での
成果を対外的に発信するための合同会である「ヘルス&ICT リテラシー向上プロジェクト」
による運営体制とし、各種助言を受ける為のアドバイザリーボードと関係省庁からのオブ
ザーバーを設置します。
〔アドバイザリーボード〕
〔オブザーバー(関係省庁)〕
(代表)
厚労省
保険局
総務省
情報流通行政局
文科省
スポーツ・青少年局
経産省
商務情報政策局
国交省
総合政策局
都市局
住宅局
鴨下一郎
自民党衆議院議員
超党派構想議連会長
(アドバイザリーボード代表)
遠藤利明
自民党衆議院議員
自民党スポーツ立国調査会会長
古川元久
民主党衆議院議員
超党派構想議連会長代行
上川陽子
自民党衆議院議員
超党派構想議連幹事
中川俊直
自民党衆議院議員
超党派構想議連事務局
SWC協議会
会長:大内尉義(虎の門病院長)
辻哲夫
東京大学特任教授
村上周三
建築環境・省エネルギー機構
理事長
民間企業・学術団体
関心領域に参加
インセンティブ
制度・ビジネス
分科会
健康長寿推進
員・人材育成分
科会
座長:駒村康平
(慶應義塾大学教授)
座長:下光輝一
(健康・体力づくり事
業財団理事長)
データヘルス・
ICT分科会
スポーツ・レガ
シー分科会
座長:津下一代
座長:河野一郎
(日本スポーツ振興セ
ンター理事長)
(あいち健康の森健康
科学総合センター長)
まちづくり
分科会
座長:岸井隆幸
(日本大学教授)
<協議会の運営方法>
本協議会の運営は協議会規約に基づく運営とし、全会員が投票権を持つ総会と会員から
選任される幹事により構成される総務会により運営されます。総務会において幹事から会
長を選任します。
2
<協議会会員の資格>
本協議会の設立趣旨にご賛同下さる日本に居住地を置く民間、団体、学会の法人・個人
(但し、入会にあたっては総務会による所定の審査がございます。)
<会員の活動>
本協議会の全会員は、ヘルス&ICT リテラシー向上プロジェクト(後述)に所属してい
ただき、共同して本プロジェクトの目的の達成のための事業に参加します。また、5つ用
意されている何れかの分科会に登録していただき、分科会での活動を行います。なお、会
員が所属できる分科会数に制限はありません。
<ヘルスリテラシー&ICT リテラシー向上プロジェクト及び各分科会の活動内容(案)>
本協議会では各分科会の成果をまとめ、国民に広く効果的に伝達するために全会員参加
の合同会を置きます。当該合同会を「ヘルス&ICT リテラシー向上プロジェクト」と名付
け分科会横断的な共通のゴールとして、国民の7割を占める健康づくり無関心層を半減さ
せることを目指します。合同会の活動方針は下表の通りです。
合同会
リーダー
活動方針(案)
ヘルス&ICTリテラシー向上プロジェクト
久野譜也
(筑波大学教授)
 自治体単位での健康長寿推進員の養成をサポートし、イ
ンフルエンサー機能を強化することにより、住民のリテラ
シー向上につなげ、
 従来の狭義の健康情報のみならず、総合的な健康情報
をコミュニティを介して住民に伝達するシステムを構築し、
 ICTの活用により中山間地を含めた地方部においても情
報格差が生れない仕組みを考案することを目指します。
また各分科会では、以下のテーマ毎の切り口により健康長寿社会の実現に有効な施策を
調査研究し、政策提言に繋げる諸活動を行います。各分科会の座長と座長を補佐する副座
長は会員から任期付きで選任して、自律的な運営を行います。
分科会
座長
内容
①
インセンティブ制度・ビジネス分科会
駒村康平
(慶応義塾大学教授)
 保険者・被保険者の自助努力を引き出す効果的なインセンティ
ブ制度の設計・提言
 自助努力への行動変容に伴う健康寿命延伸に関連する多様な
民間サービスの創出
②
健康長寿推進員・人材育成分科会
下光輝一
(健康・体力づくり事業
財団理事長)
 健康長寿推進委員を自治体に組織化するための環境整備(役
割定義・資格認定など)
 自治体担当者向け研修カリキュラムの整備などの環境整備や
制度提言
③
データヘルス・ICT分科会
津下一代
(あいち健康の森健康
科学総合センター長)
 データヘルス知見の拡大と啓発、健康づくり施策への展開能力
の向上
 高齢者のICTリテラシーの向上
 日常生活情報等の活用方法、等 ICT分野が貢献できる領域及
び課題を明らかにし、産学官の取り組みに反映
④
スポーツ・レガシー分科会
河野一郎
(日本スポーツ振興セ
ンター理事長)
 スポーツ庁への政策提言(スポーツ無関心層、幼児から高齢者
までの各世代、及び障害者へのスポーツによる健康づくり普及
システムの策定)
 自治体担当者及び地域スポーツ指導者の施策構築力や指導力
向上のための人材育成
⑤
まちづくり分科会
岸井隆幸
(日本大学教授)
 自然と健康になれる都市像の検討
 従来のまちづくり行政を超えて「スポーツ・健康・医療・福祉」を積
極的にリンクさせるポリシーミックスの好事例発掘、横展開
 公共サービスと医療費の関係など、まちづくり行政施策立案の
ための基礎情報の分析
3
<協議会の規約と入会のお手続き>
「SWC 協議会規約(7 月 2 日制定予定)
」と「入会申込書」をご参考下さい。
<年会費>
会員種別
年会費
会員資格 A(大企業会員*)
800,000 円
会員資格 B(企業会員)
400,000 円
会員資格 C(非営利法人・団体会員)
200,000 円
会員資格 D(自治体会員)
50,000 円
有識者会員
無し
50,000 円
準会員**(総務会の認める非営利法人・
団体会員)
*大企業会員は、資本金 3 億円以上の企業で当該企業の他にグループ会社を 2 社まで登録可能
**準会員は、会長もしくは総務会での推薦のもと総務会の合意により参加する会員であり、投票権・幹事
資格はありません。総務会が定める要件に照らして会費免除が適用される場合があります。
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<協議会発起人>
Smart Wellness Community 協議会の設立発起人は下表の通りです。
学術
浅見 泰司
伊東 春樹
大内 尉義
金子 郁容
岸井 隆幸
久野 譜也
河野 一郎
駒村 康平
下光 輝一
園田 眞理子
津下 一代
東京大学教授
榊原記念病院副院長
虎の門病院長・東京大学名誉教授
慶應義塾大学教授
日本大学教授
筑波大学教授
日本スポーツ振興センター理事長・筑波大学名誉教授
慶應義塾大学教授
健康・体力づくり事業財団理事長・東京医科大学名誉教授
明治大学教授
あいち健康の森健康科学総合センター長
地方自治体
大森 雅夫
久住 時男
國定 勇人
倉田 哲郎
阪口 伸六
原田 英之
松崎 秀樹
岡山県岡山市長
SWC首長研究会会長・新潟県見附市長
新潟県三条市長
大阪府箕面市長
大阪府高石市長
静岡県袋井市長
千葉県浦安市長
民間・関連団体
石井 直
鵜浦 博夫
岡崎 助一
尾山 基
菰田 正信
櫻田 謙悟
佐々木 則夫
佐藤 康博
杉浦 昭子
南場 智子
新浪 剛史
荻野 勲
樋口 武男
増本 岳
水野 明人
渡邉 光一郎
㈱電通代表取締役社長執行役員
日本電信電話㈱代表取締役社長
公益財団法人日本体育協会専務理事
㈱アシックス代表取締役社長CEO
三井不動産㈱代表取締役社長
損保ジャパン日本興亜ホールディングス㈱代表取締役社長
㈱東芝取締役副会長
㈱みずほフィナンシャルグループ 執行役社長CEO
スギホールディングス㈱代表取締役副社長
㈱DeNA創業者
サントリーホールディングス㈱代表取締役社長
オムロンヘルスケア㈱代表取締役社長
大和ハウス工業㈱代表取締役会長・CEO
㈱カーブスジャパン代表取締役会長・CEO
美津濃㈱代表取締役社長
第一生命保険㈱代表取締役社長
( 五十音順)
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<募集要項に関するお問い合わせ先>
【企業の方】
㈱みずほ銀行 産業調査部
戦略プロジェクト室 山本
住所:〒100-8176 東京都千代田区大手町 1-5-5
TEL:03-6838-1674
FAX:03-6800-4174
E-Mail:[email protected]
【団体・個人の方】
㈱つくばウエルネスリサーチ
SWC 推進室 田頭 (窪寺)
住所:〒277-8519 千葉県柏市若柴 178 番地 4 KOIL505
TEL:04-7197-2360
FAX:04-7197-2361
E-Mail:[email protected]
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