司会の言葉

コアシンポジウム 2 炎症性腸疾患:「内科、外科からみた IBD 手術後の問題点」
~新たな治療戦略は必要か~
主司会
渡邉聡明 (東京大学大学院医学系研究科医学部
外科学専攻臓器病態外科学講座
副司会
腫瘍外科学)
長堀正和 (東京医科歯科大学消化器内科)
IBD 手術後における問題点のうち、内科医と外科医の良好なコミニュケーション
が期待されるものとして、周術期の栄養管理や術後のステロイドカバー、腸管外
合併症の他、潰瘍性大腸炎術後の回腸嚢炎、また、クローン病の術後再発予防など
が挙げられるであろう。これらの問題点に対して、外科、内科それぞれの立場の
他、診療科の垣根を越えたチームアプローチによる各施設の新たな治療戦略の試
みに関する発表及び活発な議論を期待する。