Ｅ&Dテクノデザイン㈱ 竹宮宏和（岡山大学名誉教授） 土木学会認定特別上級技術者 http://ed-techno.org 岡山市芳賀5303 岡山リサーチパーク、ORIC 109 Tel.&Fax.: 086-286-8519 伝播経路で振動を吸収する側壁型「複合WIB工法」を開発（特許4222812号） 織機工場からの振動伝播対策事例 織機工場 W I B 対象住宅 WIB工 施 工 域 側壁型振動対策工WIB工法 60 織機の稼働に対して 鉛直方向 55 振動加速度レベル（ｄB) ● 50 対策前 45 対策後 無稼動 40 35 30 工場内 WIB上 和室 リビング室 50 （1）地盤改良機によるセメント系固化材の注入作業 振動加速度レベル（ｄB) ● ターゲット振動数域を減振する設計工法：柱状地盤改良と高減衰材TDAの複合体 （*TDAはタイヤ・シュレッドを主体とする高減衰材） （水平成分に関して５～９dB、鉛直成分に関して４～８dBの減振効果確認） 費用対効果に基づく設計：狭隘な場所に施工可能（深さ、幅共に２ｍ以下の小規模） 固い壁セルの反射散乱と離散片TDAの摩擦エネルギー吸収で対応した卓抜した減衰効果 45 織機の稼働に対して 測線方向（東西方向） 対策前 40 対策後 無稼動 35 30 工場内 WIB上 55 振動加速度レベル（ｄB) ● 和室 リビング室 織機の稼働に対して 測線直角方向（南北方向） 50 対策前 45 対策後 無稼動 40 35 30 工場内 (2) 地盤改良柱と高減衰材〈TDA〉中詰めによる複合WIB WIB上 和室 リビング室 工場内応答を参照値として、WIB工対策前 地盤改良柱によるTDS中詰めWIB工の構築法〈特許工法） （3） 工場内のミシン稼働による振動源 （５）地盤改良柱壁による格子形状 （７）透水性pptシートの敷設 （４）地盤改良柱の出来型、隣接改良柱のラップ状況 （６）高減衰材（TDA)の中詰め作業 （８） WIB工の天端へ埋め戻し作業（免振層）
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