平成 27 年度 課題別統合実習(精神看護) 【目的】 既習の精神保健看護を含む諸看護学・諸理論・知識・技術を統合し、様々な精神看護の対象特性に 応じた看護や治療の実際、精神科における安全管理と人権擁護・多職種連携・訪問看護について理解 を深める。 【目標】 1)対象の特性・状態に即した援助の実際から優先順位を考慮した看護実践について理解できる。 2)治療が及ぼす影響について理解し、治療における看護師の役割について考察できる。 3)精神科病院における安全管理および人権擁護の在り方について考察できる。 4)精神科病院における多職種連携の中での看護師の役割について考察できる。 5)精神科訪問看護の役割・機能について理解できる。 【事前学習】 1)精神関係法規(精神保健福祉法・医療観察法) ①入院形態(医療保護入院の改正内容) ②行動制限と人権への配慮(通信・面会、隔離、身体拘束、行動制限最小化委員会の 活動など) ③医療観察法-目的・対象者・心神喪失(耗弱)・鑑定入院 2)精神科におけるリスクマネージメントと安全管理 ①起こりやすい事故とその要因 ②事故予防の実際 3)精神疾患に起因する「症状」 「看護問題」とそれに対する看護(観察項目) ①統合失調症②気分障害(うつ病・躁病・躁うつ病)③アルコール使用障害 ④パーソナリティ障害 4)精神科における主な治療に対する看護の役割 ①薬物療法②作業療法③心理社会教育(認知行動療法・SST)④精神療法(集団精神療法) 5)精神科における「チーム医療」 「多職種連携」と看護の役割 6)精神科訪問看護ステーションの役割・機能と看護の実際・ACT(包括型地域生活支援) 7)その他(精神保健看護に関することで特に深めたいこと)
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