救急看護技術(Ⅱ)

専門科目
科目名
科目のねらい・
目
標
回
救急看護技術(Ⅱ)
重症救急患者管理技術
内
容(方法)
1.呼吸管理
1)人工呼吸管理の基本的な知識
3-5
2)呼吸不全患者の病態とケア
3)人工呼吸管理中患者のケアとその根拠
4)人工呼吸管理中患者のケアに必要な看護技術
6
2.循環管理
1) 急性循環不全各論「虚血性心臓病」
①急性虚血による急性循環不全
②急性虚血の診断
③急性虚血の治療
④特殊な病態
2) 急性循環不全各論「弁膜症、不整脈、心筋症」
①弁膜症による急性循環不全
②不整脈による急性循環不全
③心筋症による急性循環不全
3)その他
①劇症型心筋炎による急性循環不全
②肺塞栓による急性循環不全
7-8
4)重症患者の循環管理
9-10
3.中枢神経管理
1)初療室における中枢神経管理
11-12
2)ICUにおける中枢神経管理
13-14
単位
45 時間
(23 コマ)
3 単位
1.人工呼吸管理の基本的な知識・人工呼吸管理中患者のケアとその根拠がわかり、
安全かつ有効なケア計画が立案できる。
2.せん妄のアセスメントがわかり、看護ケア計画が立案できる。
3.救急患者の急性期における早期リハビリテーションの目的・意義がわかり、安全
かつ有効なケア計画が立案できる。
数
1-2
授業時間
4.体液管理
侵襲時の体液管理(モニターリングも含めて)
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5.創傷管理
1)創傷の種類と特徴
2)創傷治癒過程
3)創傷治癒を遅延させる因子
4)褥瘡の発生機序とリスクアセスメント
5)体圧分散とポジショニング
6)褥瘡のケア
14
16-18
6.疼痛・鎮静鎮痛
1)痛みのメカニズム
(1)痛みの発生機序と神経伝達
(2)痛みの分類
2)痛みの病態生理
7.痛みのアセスメントとその対処
1)痛みの緩和方法と効果
2)鎮痛薬の種類と使い方
8.痛みを訴える救急患者の初期診療と対応
9.救急・急性期医療における鎮静
1)鎮静薬の種類と使い方
2)鎮静評価(各種スケール)
3)鎮静による合併症とその対処
19—23
10.急性期リハビリテーション
1)安静と運動・重症患者の早期回復への援助
(1)安静と鎮静における動向
(2)早期リハビリテーションの目的・意義
(3)早期リハビリテーションに必要な基本的技術
(4)呼吸理学療法の実際
(5)廃用性症候群の予防と対策
(6)リラクゼーション
(7)患者主体の離床へ(提案)
2)せん妄
(1)せん妄の発生機序と病態生理
(2)せん妄評価スケールの理解と活用方法
評
価
筆記試験
テキスト
参考文献
1.道又元裕他:クリティカルケア実践の根拠.照林社 2012
2. 深井喜代子:ケア技術のエビデンス.へるす出版.2006
3. ウィガン/カールソン,卯野木健監訳:AACN クリティカルケア看護マニュアル.
エンゼルピアジャパン.2007
4. 山勢博彰 編 クリティカルケアアドバンス看護実践 南江堂 2013
5. 道又元裕 編 ICUディジーズクリティカルケアにおける看護実践 学研 2013
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