第 70 期 報告書 株主のみなさまへ

株主のみなさまへ
社会に貢献できる「総合エンジニアリング企業」を目指して
第 70 期 報告書
2014.4.1→2015.3.31
証券コード :1937
トップメッセージ
当期の業績について
ごあいさつ
国内経済は、政府による経済政策の一体的推進や円
安による輸出関連企業の収益改善が見られ、緩やかな
回復基調で推移しました。
情報通信分野におきましては、固定通信市場での光
サービスの利用拡大と合わせ、携帯市場におけるスマ
ートフォンやLTE等の超高速モバイル通信の普及・
拡大、更にはICTインフラを活用した各種サービス
の展開等が進展しましたが、当社グループの主要事業
であります情報通信工事業におきましては、通信事業
者間の熾烈なシェア競争によるコスト低減等もあり、
取り巻く環境は厳しい状況にあります。また、再生可
能エネルギーの買取制度見直しによる太陽光関連ビジ
株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り
厚くお礼申しあげます。
ここに第70期(平成26年4月1日から平成27年
3月31日まで)の当社グループの業績および決算
等の内容についてご報告申しあげます。
株主の皆様におかれましては、今後とも引き続
き当社グループへのご指導、ご支援を賜りますよ
うお願い申しあげます。
ネスの減少等、情報通信分野以外の事業においても、
先行きが不透明な状況にあります。
このような事業環境の中、当社グループはソリュー
ション事業及びその他事業における受注の確保・拡大、
新たなビジネスの展開等に取り組むとともに、安全・
品質の確保、人材育成の強化、各種システム化による
業務の効率化等を推進し、経営基盤の強化に努めてま
いりました。
当連結会計年度の業績は、情報通信工事業の工事量
の減少やソリューション事業・その他事業における大
平成27年 6月
代表取締役社長
宮川 一巳
型工事の減少などにより、受注高は510億5千1百万
円(前期比13.1%減)
、完成工事高は540億1千8百
万円(同7.5%減)となりました。
損益につきましては、完成工事高の減少及び工事原
価率の上昇により、営業利益は3億6千3百万円(前
期比81.3%減)、経常利益は6億7千7百万円(同
69.2%減)
、当期純利益は4億5千4百万円(同61.7
1
Seibu Electric Industry Report 2015
%減)となりました。
●
受注高の推移
43,086
前期
38,375
当期
(単位:百万円)
6,181
9,486
5,778
6,897
58,754
44,016
前期
当期
ては、既存分野及び新たなビジネス分野における受注
を図ってまいります。
6,406
7,944
58,368
40,529
を推進し、業務の効率化及び生産性の向上を図るとと
拡大等に取り組み、完成工事高及び利益の確保・拡大
(単位:百万円)
5,921
しては、進捗管理の徹底や各種システムの積極的活用
もに、ソリューション事業及びその他事業におきまし
51,051
■情報通信工事業 ■ソリューション事業 ■その他
完成工事高の推移
このような経営環境の中、情報通信工事業におきま
7,567
次期の連結業績の見通しにつきましては、完成工事
高は516億円(前期比4.5%減)、営業利益は7億円
(同92.7%増)、経常利益は9億5千万円(同40.2%
増)、当期純利益は6億円(同32.1%増)を見込んで
おります。
54,018
株主還元について
■情報通信工事業 ■ソリューション事業 ■その他
次期の見通しについて
当社は、株主の皆様への利益還元を重視し、徹底し
た効率化施策の推進、財務体質の更なる向上により、
国内の景気は、政府経済政策の更なる推進等により、
安定した株主配当を行うことを基本方針としておりま
改善が見込まれ、引き続き回復に向かっていくものと想
本方針に基づき、今回の期末配当は1株当たり10円
当社グループの主要事業領域である情報通信分野にお
配当額は1株当たり15円(前期同額)となりました。
介護等様々な分野におけるICTサービスの重要性が
に努めてまいります。
スタートに伴う多種多様なサービスの展開が期待される
に努め、より安全で高品質なサービスの提供を通じて、
雇用・所得環境の改善、輸出や生産の増加、企業収益の
す。
定されます。
を実施させていただきました。これにより当期の年間
きましては、地域活性化をはじめ、安心・安全、医療・
利益還元の更なる拡充を目指し、引き続き業績の向上
益々高まるとともに、光アクセスの「サービス卸し」の
当社グループは、これからも技術力と総合力の向上
一方、光新設工事への影響や通信事業者間における熾烈
社会への貢献を果たしてまいります。
な顧客獲得競争等によるコスト低減、ソリューション事
業をはじめとする各事業における競争激化等、引き続き
厳しい状況が想定されます。
●
Seibu Electric Industry Report 2015
2
連結財務ハイライト
(単位:百万円)
(単位:百万円)
50,867
55,516
58,754
51,051
52,200
(予想)
50,000
50,151
52,737
58,368
54,018
51,600
(予想)
1,946
2,000
1,560
1,500
1,000
25,000
25,000
(単位:百万円)
2,500
75,000
75,000
50,000
営業利益
完成工事高
受注高
916
700
(予想)
363
500
0
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
0
2016/3
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
2012/3
経常利益
2013/3
2014/3
(予想)
3
600
(予想)
600
677
2013/3
2014/3
2015/3
Seibu Electric Industry Report 2015
●
2016/3
0
42.85
27.10
(予想)
20.51
15
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
2012/3
2016/3
53.49
18.07
300
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
2015/3
30
454
400
500
2014/3
(単位:円)
45
948
950
1,000
2013/3
1 株当たり当期純利益
1,184
900
1,143
2012/3
2012/3
60
1,200
1,813
1,500
0
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
(単位:百万円)
1,500
2,200
2,000
0
2016/3
当期純利益
(単位:百万円)
2,500
2015/3
2013/3
2014/3
2015/3
2016/3
0
第 67 期 第 68 期 第 69 期 第 70 期 第 71 期
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
2016/3
西部電気工業グループのセグメント別業績・事業紹介
1. 情報通信工事業
当期のセグメント業績
既設通信設備の整備工事や移動体の基地局建設工事等の受注減により、受注高は383億7千5百万円(前期比
10.9%減)、完成工事高は405億2千9百万円(同7.9%減)となりました。
□ 事業内容
西部電気工業株式会社
【情報通信エンジニアリング事業】
【土木・情報インフラ設備事業】
西部電気工業株式会社は昭和22年の創業当時から電気通信
網の拡大・発展に寄与してきた歴史があります。現在も当社
におけるコア事業である「情報通信エンジニアリング事業」は、
これまでに培ってきた施工実績と技術力をベースに情報通信
基盤設備の構築を行っています。
また、携帯電話サービスを支え
る無線基地局を建設する移動通信
施設工事は、高品質な通信エリア
の確保・拡大に貢献するため、基
地局の設計、施工、試験、構築後
のメンテナンスに至るまでトータ
ルでサポートしています。
西部電設株式会社
【情報通信工事】
西部電設株式会社は昭和40年7月に設立し、今年
は創立50周年の節目の年にあたります。
事業内容は、西部電気工業株式会社が受注した情
報通信設備工事の設計・施工管理業務及び、保守業
務の受託をメイン業務として実施しています。
また、熊本県や熊本市をはじめとした官公民需の
情報通信工事の受注拡
大 を 図 っ て お り、 今 後
も西部電気工業グルー
プの情報通信エンジニ
アリング部門における
中核子会社として躍進
していきます。
長年にわたって培った情報通信土木工事の技術ノ
ウハウで、上下水道、ガス、無電柱化、電線共同溝
などの社会インフラ構築工事を行っています。
快適な暮らしを
支えるため、これ
からも蓄積してき
た技術力を活かし
ていきます。
九州通信産業株式会社
【情報通信資材販売】
九州通信産業株式会社は昭和41年11月に設立し、電気通信
設備工事用の資材需給を通じて情報通信の発展に寄与してき
ました。
電気通信資材のなかでも主として、電柱及び付属金物やご家庭
までの光配線、宅内配線等光関連物品等を多種多様に取り扱っ
ており、九州一円(離島含む)の通信建設会社に供給しています。
これからも、「必要な資材を・必
要な時に・必要な量を・より廉価
に・指定の場所へ・確実にお届けす
る」を使命として、通信建設会社各
社の要望に迅速に応えることができ
るよう努めます。
●
Seibu Electric Industry Report 2015
4
西部電気工業グループのセグメント別業績・事業紹介
2. ソリューション事業
当期のセグメント業績
消費税増税前の駆込み需要の反動による上期受注の伸び悩みや大型案件の受注減などにより、受注高は57億
7千8百万円(前期比6.5%減)、完成工事高は59億2千1百万円(同7.6%減)となりました。
□ 事業内容
西部電気工業株式会社
【ソリューション事業】
長年培ってきた豊富な経験と、最新のICTを駆使し、
お客様の業務改革をトータルサポート。コンサルティ
ングから設計・構築・導入・運用・保守まで、一貫し
たサービスを提供します。
「お客様に信頼されるソリューションパートナー」そ
れが私たちの使命です。 ・文教市場向け
・映像監視 ・セキュリティ ・地域情報化
・医療・介護系
・業務支援
・音声・映像系
・環境・省エネ
・運用・監視・保守サービス
・ネットワーク
5
Seibu Electric Industry Report 2015
●
【ソフトウェア開発事業】
企業活動の根幹となる基幹業務や個別の販売管理、
物流・流通などのシステム開発・導入を実施しており、
通信分野の運用系システム開発にも取り組んでいます。
また、スマートフォンやタブレット端末/無線基地
局/ネットワーク監視装置などに組み込むソフトウェ
ア開発も手掛けています。
・基幹系業務システム ・通信系運用システム
・個別の業務アプリ ・組込み系ソフトウェア
・システム保守・運用
・WEB系システム
西部電気工業グループのセグメント別業績・事業紹介
3. その他
当期のセグメント業績
オフィスビルやマンション等の大型設備工事、太陽光発電設備の受注減などにより、受注高は68億9千7百
万円(前期比27.3%減)、完成工事高は75億6千7百万円(同4.7%減)となりました。
□ 事業内容
西部電気工業株式会社
【太陽光発電・売電事業】
西部電気工業株式会社は平成12年から再生可能エネルギーの太陽光発電システム
に取り組んでおり、長年の実績をもとに現地調査、設計、施工、運用を総合的にサ
ポートしています。
また、自社における発電・売電事業にも積極的に取り組んでいます。
【建築設備事業】
マンションやオフィスビル、
商業ビルなどにおける各種設
備の企画・設計・施工・メン
テナンスを行っており、人々
が安全・快適に過ごせる居住
空間を提供します。
【環境プラント事業】
環境保全に目を向けた
多角的な事業を展開。
「水」
と「ごみ」に着目し、環境
に優しい設備の構築に貢
献します。
九州ネクスト株式会社
【運輸事業】
九州ネクスト株式会社は、昭和40年7月に設立し、物流を通じて情報通信の
発展に寄与してきました。「お客様の信頼を運ぶ」をモットーに、全国各地に輸
配送を行っています。また、地球環境の保全を社会的使命として、資源循環型
産業社会を推進する企業を目指し、産業廃棄物の収集運搬にも積極的に取り組
んでいます。
・資材輸送(主にケーブル)
・移転・引越
・信書便配送
・産廃・リサイクル
・電話帳配達
・機器搬出入
・電報配達
【リース事業】
急 速 に 高 度 化、 多 様 化 す る
現 代 社 会 に お い て、 リ ー ス は
経 営 の 合 理 化、 効 率 化 に 大 き
な 役 割 を 果 た し ま す。 九 州 ネ
ク ス ト で は、 お 客 様 の ニ ー ズ
に 応 じ、 特 殊 車 両 を は じ め、
普 通 車 両 や 機 械 設 備、 各 種 O
A 機 器 に 至 る ま で、 多 種 多 様
なリース・割賦販売を行って
います。
※その他九州ネクスト株式会社では、物品販売及び人材派遣も行っております。
●
Seibu Electric Industry Report 2015
6
連結財務データ
資産の状況 前連結会計年度
当連結会計年度
当連結会計年度
流動負債
13,042
流動負債
11,315
固定負債
5,592
固定負債
5,237
純資産
27,044
純資産
28,011
負債純資産合計
負債純資産合計
固定資産
21,841
固定資産
19,702
資産合計
資産合計
45,679
44,563
45,679
総資産
!
POINT
総資産は有形固定資産、投資有価
証券が増加した一方で、現金及び預
金、受取手形・完成工事未収入金等
が減少したことなどにより、前期末
に比べ11億1千5百万円減少し、
445億6千3百万円となりました。
負債合計は短期借入金や繰延税金
負債が増加しましたが、支払手形・
工事未払金等、退職給付に係る負債
が減少したことなどにより、前期末
に比べ20億8千2百万円減少し、
165億5千2百万円となりました。
純資産は、利益剰余金やその他有
価証券評価差額金の増加などによ
り、前期末に比べ9億6千7百万円
増加し、280億1千1百万円となり
ました。
1株当たり純資産
自己資本・自己資本比率
30,000
60,000
42,813
44,563
(単位 : 百万円)
(単位 : 百万円)
43,008
(単位:百万円)
前連結会計年度
流動資産
22,722
流動資産
25,977
45,679
23,387
44,563
20,000
40,000
54.4
24,364
56.9
25,387
26,307
100
1,500
80
55.6
59.0
1,055.94
1,100.27
1,146.58
1,188.23
1,000
60
40
10,000
20,000
(単位 : 円)
(単位 :%)
500
20
0
第 67 期
2012/3
7
第 68 期
2013/3
第 69 期
2014/3
Seibu Electric Industry Report 2015
第 70 期
2015/3
●
0
第 67 期
2012/3
第 68 期
2013/3
第 69 期
2014/3
第 70 期
2015/3
0
0
第 67 期
2012/3
第 68 期
2013/3
第 69 期
2014/3
第 70 期
2015/3
損益の状況
前連結会計年度
完成工事高
58,368
経常利益
税金等調整前
2,200
当期純利益
営業利益
2,188
1,946
(単位:百万円)
当連結会計年度
!
当期の完成工事高は、
情報通信工事業の工事量
の減少等により、540億
1 千 8 百 万 円( 前 期 比
7.5%減)となりました。
損益につきましては、
完成工事高の減少及び工
事原価率の上昇により、
営業利益は3億6千3百
万円(前期比81.3%減)
、
経常利益は6億7千7百
万円(同69.2%減)、当
期純利益は4億5千4百
万円(同61.7%減)とな
りました。
完成工事高 完成工事原価
54,018 51,217
販売費及び
一般管理費
2,437
当期純利益
1,184
特別利益
208 特別損失 税金等調整前 法人税等
当期純利益 328
49
営業外収益 営業外費用 経常利益
836
17
332
677
少数株主利益 当期純利益
54
営業利益
454
363
キャッシュ・フローの状況
前連結会計年度
営業 CF
1,801
期首残高
3,875
(単位:百万円)
当連結会計年度
投資 CF
△1,253
財務 CF
△297
期末残高
4,126
期首残高
4,126
営業 CF
530
投資 CF
△1,780
期末残高
0,000
財務 CF
△319
25/4
26/3
26/4
期末残高
2,556
27/3
POINT
!
POINT
当期末における現金及び現
金同等物は、前期末に比べ15
億6千9百万円減少し、25億
5千6百万円となりました。
営業活動の結果得られた資
金は、5億3千万円、投資活
動の結果使用した資金は、有
形固定資産の取得等により
17億8千万円、財務活動の
結果使用した資金は、短期借
入金や長期借入金による収入
等に対し、長期借入金の返
済、配当金の支払等、支出が
収入を上回ったため、3億1
千9百万円となりました。
●
Seibu Electric Industry Report 2015
8
トピックス
島原太陽光発電所の完成
〜当社5カ所目太陽光発電設備〜
西部電気工業は、平成25年度から太陽光発電システ
ムを活用した発電・売電事業に取り組んでおり、平成
27年3月には長崎県島原市に当社として5ヵ所目となる
太陽光発電所を建設し、運用を開始しています。
5ヵ所合わせた総設置容量は約5,200kW、年間想定総
発電量は約530万kWhとなりました。
これまで培ってきた経験・技術を結集し、新たな付加
価値を提供していくとともに、多様な事業展開により、
快適な暮らしを支え環境
保全に貢献します。
発電所名称
設置容量
パネル枚数
年間想定発電量
設置面積
運用開始
島原発電所
1,286kW
5,145枚
144万kWh
約23,000㎡
平成27年3月10日
「与那国(26)駐屯地新設通信工事」の実施
西部電気工業は、平成26年12月に沖縄防衛局よ
り、「与那国(26)駐屯地新設通信工事」を受注しまし
た。この工事は、平成28年4月の与那国駐屯地運用
開始に向け駐屯地内の管路、マンホール、通信ケー
ブル等の敷設及び建物内弱電設備等の工事を行うも
のです。この工事に先立ち、平成26年2月には「与
那国(25)通信線路整備工事」を受注し、祖納通信施
設から駐屯地までの約6km
の管路・マンホールとケーブ
ルの敷設工事を併せて施工し
ています。
これまで培ってきた情報通
信工事の技術等を活かし、あ
らゆる分野での通信工事等に
積極的に取り組み、安心で安
全な社会づくりに貢献してい
きます。
9
Seibu Electric Industry Report 2015
●
道路系ビジネスの受注拡大・施工について
西部電気工業は、平成25年度から本格的に道路系ビジネ
スの受注拡大、施工に取り組んでまいりました。
平成26年度においては国土交通省発注の「東九州道(佐
伯~蒲江)佐伯トンネル外非常用設備設置工事」、「東九州道
(佐伯~蒲江)非常電話設備設置工事」の大型案件を受注し、
無事施工完了いたしました。
これらの大型案件は発注者様から高い評価を頂き、今後の
入札にも好影響を与える
ことが期待できます。
これまで培ってきた技
術力・工事実績等を活か
し、今後も道路系ビジネ
スを通じて受注拡大に向
けて取り組んでいきます。
「西部の森」づくり活動
~地球環境保全、地球温暖化防止の取り組み~
西部電気工業は、平成22年4月から、熊本県菊池市と『企業・
法人との協働の森づくり「西部の森きくち」協定』に基づき、森
林の機能である水源かん養、地球温暖化防止および地域社会との
交流などを目的とする森林整備に対する支援を行ってきました。
この度、5年間の協定期間が満了することを契機に、新たに3年間
の協定を締結しました。締結にあたっては、これまでの協定の目
的に加えて、菊池市の『「日本一の桜の里」プロジェクト』の推進
を目的とする森林整備への支援を行うこととしました。
これまでの5年間の活動により熊
本県知事から、約1,300t-CO2 の
吸収が見込まれるとした「二酸化
炭素の吸収に関する証明書」の交
付を受けています。
今後とも、「西部の森きくち」の
活 動 の 他、 他 の 地 域 に お い て も
CSR活動に取り組んでいきます。
会社情報
会社概要(平成27年3月31日現在)
役 員(平成27年6月19日現在)
商 号
代表取締役社長
設 立
本 社 所 在 地
資 本 金
従 業 員 数
事 業 目 的
上場金融商品取引所
西部電気工業株式会社 Seibu Electric Industry Co.,Ltd.
昭和22年7月3日
福岡市博多区博多駅東3-7-1
16億円
929名
1. 電気通信・信号装置工事業、電気工事業
2. 管工事業
3. 機械器具設置工事業、道路標識設置工事業
4. 土木工事業、舗装工事業、建築工事業
5.大工工事業、
とび・土工・コンクリート工事業、屋根
工事業、鉄骨・鉄筋工事業、石工・れんが・タイル・
ブロック工事業、塗装工事業、床・内装工事業
6.ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業
7.建物売買業、土地売買業、不動産売買の代理・
仲介業
8. 駐車場業
9. 事業用・家庭用電気機械器具小売業
10. 前各号に関する機材、機器類の販売および輸送
11. 介護事業および附帯事業
12. 労働者派遣事業
13. 貨物利用運送事業
14. 発電及び電気の供給・販売に関する事業
15. 前各号に附帯関連する一切の事業
東京証券取引所 市場第一部
福岡証券取引所
主要な事業所(平成27年3月31日現在)
名称
福岡支社
長崎支社
鹿児島支社
東京支社
大阪支社
熊本支社
北九州支店
佐賀支店
長崎支店
大分支店
宮崎支店
鹿児島支店
沖縄支店
所在地
福岡市博多区榎田1-3-29
諫早市津久葉町5-130
鹿児島市谷山港1-1-4
東京都中央区日本橋人形町1-8-4
大阪市北区梅田1-12-12
熊本市中央区坪井2-1-42
北九州市小倉北区江南町7-3
佐賀市末広1-9-35
諫早市津久葉町5-130
大分市日吉町17-5
宮崎市下北方町牟田田1165
鹿児島市谷山港1-1-4
那覇市銘苅266-3
取
締
役
取
締
役
取
取
取
取
取
取
取
取
締
締
締
締
締
締
締
締
役
役
役
役
役
役
役
役
常 勤 監 査 役
監
査
役
監
査
役
監
査
役
宮川 一巳
元太 輝幸
本田 健一
増田 毅
杉田 和哉
加藤 裕史
渡邊 浩三
猿渡 徳一
中江 章三
加賀 吉弘
松本 仁告
清元 桂介
榮田 晶夫
伊尻 文男
飛田 憲一
(注)1. 取締役松本仁告氏は、社外取締役です。
(注)2. 監査役伊尻文男、飛田憲一の両氏は、社外監査役です。
グループ会社(平成27年3月31日現在)
会社名
主な事業内容
西部電設株式会社
情報通信工事
九州通信産業株式会社 情報通信資材販売
連 結
運輸事業
九州ネクスト株式会社
及びリース事業
ひばりネットシステム ネットワーク
株式会社
ソリューション
子会社
電気設備工事
公栄設備工業株式会社
及び管工事
非連結
株式会社カープラザ
自動車等の整備
Seibu
及び販売
株式会社福岡通信工材 通信用資材の
製作所
製造、販売
通信用製品の
九州電機工業株式会社
修理、開発
関連会社
株式会社仁和
情報通信工事
●
Seibu Electric Industry Report 2015
10
株式の状況 (平成27年3月31日現在)
発行可能株式総数
発行済株式総数(普通株式)
株主数
大株主の状況
56,000,000株
23,138,400株
3,552名
株主名
持株数(千株)
西部電気従業員持株会
第一生命保険株式会社
株式会社肥後銀行
三井住友信託銀行株式会社
株式会社十八銀行
株式会社ナカヨ
明治安田生命保険相互会社
株式会社SYSKEN
株式会社西日本シティ銀行
東京海上日動火災保険株式会社
株主メモ
事 業 年 度
毎年6月開催
基 準 日
定時株主総会
毎年3月31日
期末配当金
毎年3月31日
中間配当金
毎年9月30日
持株比率(%)
1,053
1,018
1,012
863
510
505
503
489
484
436
4.8
4.6
4.6
3.9
2.3
2.3
2.3
2.2
2.2
2.0
そのほか必要があるときは、あらかじめ
公告して定めた日
単 元 株 式 数
1,000株
公告掲載新聞
日本経済新聞
株 主 名 簿 管 理 人 お よ び 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
特別口座の口座管理機関 三井住友信託銀行株式会社
株主名簿管理人
事務取扱場所
(郵便物送付先)
(注1)自己株式998千株を保有しておりますが、上記大株主の状況からは除いております。
また、持株比率は自己株式を控除して算出しております。
(注2)株式会社ナカヨ通信機は、平成26年8月1日付で株式会社ナカヨに商号変更しております。
(注3)西日本システム建設株式会社は、平成26年10月1日付で株式会社SYSKENに商号変更して
おります。
株式分布状況 外国法人等
58名
1,237,556株
(5.3%)
その他国内法人
72名
2,611,407株
(11.3%)
個人・その他
3,378名
11,660,133株
(50.4%)
(平成27年3月31日現在)
証券会社
16名
203,091株
(0.9%)
合 計
3,552名
23,138,400株
100.0%
金融機関
28名
7,426,213株
(32.1%)
株価・出来高の推移 株価(円)
●株価・■出来高
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
(電話照会先)
(ホームページURL)
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
〒168-0063
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
0120-782-031
http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html
【株式に関する住所変更等のお届出およびご照会について】
証券会社に口座を開設されている株主様は、住所変更等のお届出お
よびご照会は、口座のある証券会社宛にお願いいたします。証券会社
に口座を開設されていない株主様は、上記の電話照会先にご連絡くだ
さい。
【特別口座について】
株券電子化前に「ほふり」(株式会社証券保管振替機構)を利用さ
れていなかった株主様には、株主名簿管理人である上記の三井住友信
託銀行株式会社に口座(特別口座といいます。)を開設しております。
特別口座についてのご照会および住所変更等のお届出は、上記の電話
照会先にお願いいたします。
出来高(千株)
550
450
1,000
350
800
期末現在の株主の皆様に対し、株主優待を実施しております。
平成26年度は、つぎの内容で実施いたしました。
600
250
400
150
200
0
株主優待制度のご案内
4
5
2014
6
7
8
9
10
11
12
1
2
2015
3
0
割当基準日
贈呈優待券
優 待 内 容
平成27年3月31日
1,000株(1単元)以上:ギフト券1枚
ギフト券1枚で、阿蘇の名水(2.0ℓ×9本)
とお引き換え。
(注)
株価は毎月末の終値で表示しております。
http://www.seibu-denki.co.jp/
本社 〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1
TEL 092-418-3111(代表) FAX 092-418-3349