ヨコハマアートサイト2014参加団体の各事業報告レポートをアップしました。

目 次
INTRODUCTION
02
INTRODUCTION
CONTENTS
CONTENTS
R E P O R T (団体名50音順)
横 浜 市 地 域 文 化 サ ポ ー ト 事 業「 ヨ コ ハ マ ア ー ト サ イ ト
02
2 0 1 4 」は 、横 浜 が 魅 力 的 な ま ち に な る こ と を 目 指 し 、そ れ ぞ
れ の 地 域 で コミュ ニ テ ィの 活 性 化 や 地 域 資 源 の 活 用 に 取 り 組
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む ア ー ト プ ロ ジ ェ クト の 発 信 と 成 長 を サ ポ ー ト す る 場 で す 。
地 域 の 魅 力 や 特 性 を 活 か し 、ま ち の 活 性 化 に つ な が る 、個
性 あ る 文 化 発 信 を 続 け る 事 業 の 支 援 を 行 い まし た 。
今 年 度 か ら は 時 期 を 拡 充 し 、2 0 1 4 年 7 月 ~ 2 0 1 5 年 1 月
06
多 彩 な 活 動 が 展 開 さ れ た イ ベ ン ト そ の も の は も ち ろ ん 、イ ベ
ま た 今 年 度 か ら は 、公 益 財 団 法 人 横 浜 市 芸 術 文 化 振 興 財
団 ・ 横 浜 市 文 化 観 光 局 ・ 特 定 非 営 利 活 動 法 人 S T ス ポ ット 横
浜 の 協 働 に よる 事 務 局 体 制 に 変 更 しまし た 。
旭区地域生活支援拠点 ほっとぽっと
ほっとたつはな亭
居場所「カドベヤで過ごす火曜日」
カドベヤ・オープンDAY ― つどおう・かたろう・つながろう
大岡川アートプロジェクト実行委員会
10
NPO法人Offsite Dance Project
12
金沢文庫芸術祭実行委員会
14
霧が丘思い出まつり実行委員会
ント 開 催 期 間 の 事 前・事 後 に わ た っ て 数 多 くの ま ち の 人 々 と
の 対 話 を 重 ね た 各 事 業 は 、実 り 多 い 成 果 を ま ち に 残 し ま し た 。
AOBA+ART2014
08
に 開 催 す る 7 か 月 間 の 助 成 対 象 事 業 を 公 募 し 、2 0 の 事 業 が
採 択 さ れ まし た 。
AOBA+ART2014実行委員会
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大岡川アートプロジェクト
「光のぷろむなぁど2014」
第16回金沢文庫芸術祭
霧が丘思い出まつり
『里帰りイルミネーション盆踊り大会』
ぐるぐる白楽実行委員会
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GROUP創造と森の声
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サイト・イン・レジデンス実行委員会
森ラボ2014『横浜の森美術展7』
サイト・イン・レジデンス2014「環世界」
さかえ de つながるアート
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スクール・オブ・ダンスプロジェクト
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28
30
本牧アートプロジェクト2014
ぐるぐる白楽 はためきアート展
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さかえ de つながるアート2014
School of Dance Project2014
NPO法人打楽器コンサートグループ・あしあと
こころに響く打楽器作っちゃおう
長者町アート☆プラネタリウム実行委員会
長者町アート☆プラネタリウム
都筑アートプロジェクト
ニュータウン遺跡ハウス
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NPO法人都筑民家園管理運営委員会
34
ともだちの丘えんげきぶ
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横浜開港アンデパンダン展実行委員会
38
横浜下町パラダイスまつり実行委員会
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ライフアートユニオン
第3回 都筑・遺跡公園・民家園アート月間
エイブルフレンドネットワーク
市民のトリエンナーレ
横浜下町パラダイスまつり2014
横浜のお稽古場から世界へ発信!ハマげいこプロジェクト
横 浜 の 地 域 文 化 を 考 え る 冊 子 と し て「 季 刊 ヨ コ ハ マ ア ー ト
サ イト 」を 新 た に 発 刊 し た 他 、交 流 す る 場「 ア ート サ イト ラ ウ ン ジ 」
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の 開 催 を 続 け まし た 。
ヨコハマアートサイト2 0 1 4をふりかえる
横 浜 の 地 域 文 化 が 生 み 出 さ れ る 現 場 の 報 告 が 、こ れ か ら 新
た な 取 り 組 み を 始 め る 人 々 の 力 に な ること を 願 っ て や み ま せ ん 。
ヨ コ ハ マ ア ー ト サ イト 2 0 1 4
地域の歴史や自然、景観などを活用し、
アートを通じ
てその 魅 力を引き出し、地 域 に 寄 与 するもの 。
また 、
開 催 地 域 外からの集 客も見 込めるフェスティバル性
を有するもの。
“ 3つのテーマ”
福祉・環境・街づくり・国際交流等の社会課題につい
て、
アートを通じて解 決を目指すもの。
また、
アートに
触れる機 会を広げ 、参 加 者 間におけるコミュニケー
ションの醸成や感性を育むことを目的としたもの。
横 浜 独自の魅 力 的な芸 術 作 品を創 造し、市 内 外へ
発信することを目的とした活動。
青葉区
AOBA+ART2014
実行委員会
AOBA+ART
2014
団体紹介
2 0 0 8 年 秋 の 現 代 美 術 を 中 心 にし た イベ ントを 皮 切 りに 、
毎 年 ア ートイベ ントを 開 催し 、地 域 に 根 付 い た 活 動 を 継 続
連絡先
URL
E-mail
することを 目 標 とし て い ます 。 住 宅 街 を 舞 台 に 展 開 され る
空 間 の 特 異 性 や 、作 家 や 地 元 住 民 によって 構 成 される 実 行
h t t p : / / w w w. a o b a a r t . c o m [email protected]
委 員 会も特 色 の 一 つで す 。
遊 歩 道を 歩 いて 見る
ア ー カ イヴ さ れ た 作 品 群
谷 山 恭 子《 L a t / L o n g p r o j e c t 》2 0 1 4 /ただ(ゆかい)
会 期:2 0 1 4 年 9 月2 0日( 土 )~ 1 0 月5 日( 日 )
会 場:たまプラーザ 駅 周 辺 、遊 歩 道 、美しが 丘 住 宅 街 、
3丁目カフェ、東 洋 英 和 女 学 院 大 学 付 属 かえで 幼 稚 園
来 場 者 数:7 , 2 5 0 人
参加アーティスト:谷山恭子、井口雄介、杉浦藍、
イーハンスタジオ、大津芳美
主催:AOBA+ART 2014実行委員会
協賛:
【次世代郊外まちづくり】横浜市・東急電鉄株式会社、川本歯科
協力:3丁目カフェ、美しが丘中学校、東洋英和女学院付属かえで幼稚園、
田園都市建築家の会
谷山恭子《Lat/Long pr o j e c t 》2 0 1 4
ただ(ゆかい)
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Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
9月20日
(土)~10月5日
(日)
AOBA+ART2014
「リビング・アーカイヴ展
―作品と暮らす街―」
9月20日(土)
AOBA+ART2014
「リビング・アーカイヴ展
―作品と暮らす街―」
オープニングパーティー
10月2日
(木)3日
(金)
ワークショップ<大津芳美>
9月20日
(土)、21日
(日)、
お散歩ツアー
2008年から開催している、住宅街を舞台にした現代美術
この ほ か 、テキスタイル アー ティストで ある 大 津 芳 美
の展覧会です。7年目となる2014年は「アーカイヴ」をテーマ
は 幼 稚 園 児 たちとパッチワークをつくるワークショップを
として、5組の作家を迎えた展覧会を開催しました。会期中に
行 いました 。できあ が った 作 品 は 運 動 会 のフラッグとし
は作家の谷山恭子、井口雄介、杉浦藍、イーハンスタジオの
て使 用され 、作 家 にとっても貴 重な 経 験となりました 。
作品がたまプラーザ団地内に点在して設置されました。遊歩
オープニングパーティーや作品設置ポイントの一つとして
道や駅前に作品をささやかにインストールすることで、
まちに
活躍したコミュニティカフェである
「3丁目カフェ」のロゴマーク
なじみ 、暮らしの 中 に 息 づ いている作 品を通して、日常 の
は、AOBA+ART2014の受注生産事業として制作されたもの
風 景や 暮らしをあらためて再 考する機 会となりました。
です。たまプラーザのファーマーズマーケット
「軽トラ元気市」
これらの作品創作と同時に進められた冊子「街のはなし」
のウェブサイト構築などとあわせ、
まちの中のデザインワーク
制作は、昭和40年代に造成された「美しが丘」のまちの歴史
をアーティストに制作依頼する際の仲介を行うこれらの活動
を、個 人 史を顧みながら引き継いでいくためのプロジェクト
は、地域の方々に受け入れられていると感じています。
で す 。実 施 にあ たっては 近 隣 の 中 学 校 の 協 力 が 得られ 、
住 民 が 地 域 活 性 化 に 関 心 を 向 け る 中 で 、ア ート や
夏休みの社会科の宿題に役立てるため集まった中学生とと
デ ザインを 用 い て 地 域 にクリエイティブ な 要 素 を 吹き込
もに 、幼 稚 園 児 から8 0 代 後 半まで のまちの 住 民 にインタ
む 期 待 が 、私 た ち に は 向 けら れ て い ます 。そ れ は 過 去
ビューを行いました。地区の土地造成時のエピソードをはじ
6 年 間 の 活 動 の 中 で 培 った 、地 域 から 分 担 され た 役 割
め引き出された逸話は、作品として冊子にまとめられました。
で あるの で はな い かと考 えています 。
23日
(火・祝)、27日
(土)、
28日
(日)、10月4日
(土)、
5日
(日)
イーハンスタジオ× 谷 山 恭 子《 街のかたち
ー美しが丘1丁目~3丁目ー》2014/ただ(ゆかい)
杉浦藍《空とある風景》2014
ただ(ゆかい)
井口雄介《KALEIDOSCAPE》2014
ただ(ゆかい)
大津芳美 ワークショップの様子
木村雅章
Yokohama Artsite 2014 Report
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旭 区
旭区地域生活支援拠点
ほ っとぽ っと
ほ っと た つ は な 亭
団体紹介
「 旭 区 地 域 生 活 支 援 拠 点 ほっとぽ っと」は 、精 神 障 害 を 持 つ
人 たちが 自 分らしく安 心して 暮らせるような 支 援と地 域 づくり
連絡先
URL
TEL
を 行っています 。当 事 者・支 援 者・地 域 の 方々と共 に 活 動 する
h t t p : / / w w w. g e o c i t i e s . j p / h o t t o p o t _ a / t o p
045-953-6727
ことを 大 事 にしています 。文 化 活 動 で は 、当 事 者 が 中 心 にな
る企 画も多 いで す 。
「 偏 見 」と い うまな ざ し で
ア ート の 場 を 見 直 す
ほっとた つ はな 亭 で は 、精 神 障 害 者 の 地 域 生 活 支 援
街 角コンサートのサックスカルテット
会 期:2 0 1 4 年 7 月1日( 火 )~ 2 0 1 5 年 1 月3 1 日( 土 )
会 場:鶴ヶ峰 地 域 ケアプラザ 、ほっとぽっと別 館 サロン 、
喫 茶 ゆいまーる、二 俣 川 ハウス
来 場 者 数:4 1 4 人
参加アーティスト:松 井イチロー、植木啓示、横山貢介、Green Ray Saxophone
Quartet (グリーンレイサクソフォンカルテット)、Dozen Notes
(ダーズンノーツ)、小笠原伸子、河端秀樹 、中山育美、安久津太一、
築城知子、山上亮、
としょくん
主催:旭区地域生活支援拠点ほっとぽっと
共催・協賛:NPO法人「木々の会」
協力:横 浜市旭区民文化センターサンハート、喫茶「ゆいまーる」、
NPO法人横浜市
中途障害者地域活動支援センターフェニックス旭・工房アリアーレ
地域ケアプラザでのギャラリ-「 私を見て展 」
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Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
7月9日(水)~23日(水)
「私を見て」展~精神障害者の私~
7月24日
(木)
夏休みわくわくワークショップ
「松井イチローさんとアフリカの太鼓
で遊んでみよう!」
8月26日
(火)
持ち寄り朗読会
10月18日
(土)、19日
(日)、
「『公然の秘密』
第15回ギャラリー
21日
(火)、22日
(水)
~偏見について考える宴~」
10月28日
(火)
街角コンサート
11月13日
(木)
ほっとたつはな亭コンサート
(小笠原伸子)
11月21日
(金)
秋のわくわく音楽会 バイオリンとビオラの時間
12月10日
(水)
親子企画 親子で楽しむ整体講座&紙しばい
12月24日
(水)
クリスマスコンサート
1月16日
(金)
ほっとたつはな亭コンサート
(松井イチロー)
ほっとぽっと別 館クラシックコンサート
まりにしていくということでした 。今 回 は 活 動を重 ねる中で 、
拠 点を主な 会 場として、コンサートや 展 覧 会を開 催してき
参 加メンバーの 意 識 が 変 わり始めたのを感じました 。外 部
ました 。作 品 鑑 賞だけでなく、ティータイムの 交 流などを通
との やり取りを 含 む 企 画を 検 討 する際 だけでなく、運 営 側
して、
その 空 間を身 近に感じ、楽しんでもらえるよう工 夫を
の 内 部 でもさまざまな 距 離 感を 縮めることに 成 功しました 。
こらしています 。今 回 は 、いままで 以 上 に 来 場 者 が 参 加し
活 動 のパートナーであるNPO法 人 木々の 会とは 、会 場 の
やすいようにイベント内 容そのものを検 討しました 。
活 用 方 法 や 広 報 の 問 題などを共に検 討し、具 体 的な試 み
展 覧 会 のテーマは「 偏 見 」。目玉となった の は 、担 当し
を 行ったことで 、つな がりを 深 めることが できました 。
また 、
た 文 化 班スタッフの 作 品 で ある「 わたしは 精 神 障 が い 者
旭 区 民 文 化 センター サンハートとはコンサ ート出 演 者 の
で す 」とバックプリントされ た T シャツでした 。この 作 品
協 力 依 頼を 通じ、お 互 いに 協 力する関 係 が 生まれ つ つあ
は 鑑 賞 するだ けでなく、実 際 に 着ることもできます 。偏 見
り、地 域と一 緒に歩んできた 成 果を感じています。
を 受 けることを 疑 似 的 に 体 験してもらう試 み で す 。しか
今 後 の 課 題 は 、真 摯 に 向き合う「 場 」を 前 提とした 活
し 会 期 直 前 に 起こった 身 近 な 事 件 を 契 機 に 、着 用 体 験
動 で す 。例えば「 1 人 でも多くの 人 に 知って楽しんでもら
者 に おこる心 の 変 化 を 巡 って 、ギリギリまで 開 催 するか
い た い 」と言 ったとき、それ は 地 域 に 孤 立している 精 神
否 か 話し 合 いました 。結 果 、配 慮しつ つも勇 気 をもって
障 害 者 に 向 けてで あるか 、障 害 をもた な い 地 域 の 人 に
開 催 する決 断をしました 。
向 けてな の か 。さまざまな 可 能 性 を 考 えな がら 、今 後 も
昨 年 度 の 課 題 は「 一 緒に 創っていく」
を大 事にできる集
出 会 い の 場を 丁 寧 に 創 造していきます 。
ゆいまーるクリスマスコンサート
親子で楽しむ整体講座&紙芝居
整体体験編
ギャラリー
「公然の秘密~偏見について考える宴~」
Yokohama Artsite 2014 Report
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居場所
「 カド ベ ヤ で 過 ご す 火 曜 日 」
カド ベ ヤ・オ ー プ ン D A Y ―
つ ど お う・か た ろう・つ な が ろ う
中 区
連絡先
URL
E-mail
TEL
団体紹介
カドベヤは2 0 1 0 年 4 月に設 立したオルタナティブ・スペースです。
2012年3月までは文部科学省大学教育推進事業の一つに位置付
けられていましたが、事業終了に伴い、携わっていたアーティストや
http://ameblo.jp/kadobeya2010/ http://lib-arts.hc.keio.ac.jp
[email protected]
045-566-1251
参加者たちにより、運営委員会が立ち上げられました。背景の異な
る人々が集い、互いの夢を育み、実現する居場所を目指しています。
守られる 人 から
相 手 に 働きか ける 人 へ
私にとっての「あなた」を描いてみる
会 期:2 0 1 4 年 7 月1日( 火 )~ 2 0 1 5 年 1 月3 1 日( 土 )の 間 の
毎 週 火 曜日
会 場:オル タナティブ・スペ ー ス「 カドベ ヤ 」
来 場 者 数:4 3 1 人
参加アーティスト:稲 田 奈 緒 美 、黒 沢 美 香 、木 檜 朱 実 、花 崎 杜 季 女 、花 崎 三 千 花 、
富永法子、本間光枝、松浦正子、小林菜摘子、大藪勝彦
主催:居場所「カドベヤで過ごす火曜日」
後援:コトラボ合同会社、NPO法人「さなぎ達」、樂庵、一般社団法人「地唄舞普及協会」、
黒沢美香&ダンサーズ、The Dance Times、
ヨコハマホステルヴィレッジ
協賛:慶應義塾大学教養研究センター
親子企画「じぶん人 形を作る」
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Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
7月1日
(火)
黒沢美香「健康と夜」
7月8日
(火)
「むすんでひらいて」
三枝まり
7月15日
(火)
NPO光輝「光輝エクササイズ」
7月22日
(火)
稲田奈緒美「だべってダンス」
7月29日
(火)
手塚千鶴子「コラージュに気持ちを託す」
8月5日
(火)
大藪勝彦「カドベヤで納涼」
8月12日
(火)
小林菜摘子「自分人形を作る」/
夏休み親子企画「じぶん人形を作る」
8月19日
(火)
本間光枝、松浦正子「土人形の夕べ」/
夏休み親子企画「土人形を作る」
8月26日
(火)
木崎治恵「季節の折り紙」
9月2日
(火)
のん「心のお話」
9月9日
(火)
渡辺恵子「素読・音読・遊んどく?」
9月16日
(火)
「カドベヤ音頭の日」
花崎杜季女・花崎三千花
9月23日
(火・祝)
山口修「私は誰?」
9月30日
(火)
「むすぶ、
つながる、
からだの冒険」
アーティストU
10月7日
(火)
岡部耕太郎「名将の采配――
そのとき歴史はどう動いたか?」
10月14日
(火)
渡辺恵子「素読・音読・遊んどく?」
10月21日
(火)
「むすぶ・つながる・からだの冒険」
アーティストU
10月28日
(火)
三枝まり
「じぶん酵母のパン作り」
11月4日
(火)
花崎杜季女「カドベヤ音頭の日」
11月11日
(火)
花崎三千花「カドベヤ音頭の日」
11月18日
(火)
のん「心のお話をしよう」
11月25日
(火)
稲田奈緒美「だべってダンス」
12月2日
(火)
黒沢美香「健康と夜」
12月9日
(火)
奥野響子「カラダの動きを感じてみよう」
12月16日
(火)
木檜朱実「からだを聴く」
12月23日
(火・祝)
「カドベヤクリスマス」
12月30日
(火)
「カド鍋の日」
1月6日
(火)
稲田奈緒美「だべってダンス」
1月13日
(火)
岩間俊樹「みんなで陶芸!」
1月20日
(火)
花崎三千花「カドベヤ音頭の日」
1月27日
(火)
三枝まり
「むすんでそしてひらいてみよう」
今 回 は「 一 人 ひとりが 主 役 」を テ ー マ に 、参 加 者 が
2 0 1 4 年 の 冬 、私 たちは 重 要な 参 加 者 で あり運 営 にも
ワークショップ の 案 内 人となることを目指し、毎 週 火 曜日
関 わっていたメンバー二 人を立て続けに失いました 。後日、
の「ストレッチと夕 めし」を 開 催しました 。
遺 族 から
「 火 曜日は い つも本 当 に 楽しそうで 、生き生きと
カドベヤは 、参 加 者自身 が「 居 場 所 」で自分を 見 出して
していた 」
という言 葉を聞き、本 人 にとってカドベヤがどれ
いくという要 素も持っています 。参 加し続けることで 、各自
ほど大きな存 在であったのかを知りました。
同 時に週に一 度
が 少しず つ自分 の 役 割を 見 出していったことは 大きな 成
会えるということの 大 切さも実 感 することができました 。
果 でした 。特 に 近 隣 の 寿 地 区 から来 たある参 加 者 は 、障
今 後 の 事 業 継 続 にあたっては 、参 加 者 の 心 身 の 健 康
が いを 理 由 にしばらくは「 見 守られる」立 場 にいたもの の 、
を 見 守るための システムを 整える必 要 が あると考えてい
や が て 新しく来 た 人 々を「 見 守り」、や が て 積 極 的 に 働き
ます 。カウンセラーや 医 師とも連 携を 取り、見 守りシステム
かけるようになりました 。そのような 能 動 的な 動きを引き出
の 整 備 を 進 めていきます 。その た め にも、運 営 に 積 極 的
したことは 、場 所としての 大きな 意 義であるといえます 。
にか か わるメンバーを増 やしていくことが 大きな 課 題です 。
特 筆 すべきことは 、夏 休 み 親 子ワークショップ や 、子ど
また 、長 年この 場 所 を「 居 場 所 」としている人 たちはどう
もたちに「 言 葉 の 力 」を 感じてもらおうと始 めた「 素 読・
してこの 場 に 集まるの か 、そして居 場 所としてカドベ ヤを
音 読 」のワークショップ シリーズ が 好 評を 博したことで す 。
活 用 する中 で 自 分 や 他 者 に 対しての 見 方 はどう変 わっ
子どもたちにとっての 居 場 所 、見 守りの 場 所としての「カド
た の か 、聞 き取りを 進 め ていくことで 、場 所 の 意 味 を 内
ベ ヤ 」の 役 割 は 、今 後 大 切 に 育 んで いきた いもので す 。
側 から見 つめていこうと考えています 。
昔ながらの遊びをからだで表現
「素読・音読・遊んどく?」の
ワークショップ
ともに食べるのも大切な時間
Yokohama Artsite 2014 Report
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南 区
大 岡 川 ア ートプ ロ ジ ェ クト
実行委員会
大 岡 川 ア ートプ ロ ジ ェ クト
「 光 の ぷ ろ む な ぁど 2 0 1 4 」
団体紹介
吉 野 町 市 民プラザ が 2 0 0 8 年 に 立ち上 げ た 大 岡 川アートプロ
ジェクトのメンバー
( 町 内 会 、近 隣 公 共 施 設 、
マスコミ、企 業など)
連絡先
URL
Facebook
が 中 心となり、0 9 年に 実 行 委 員 会を設 立しました 。南 区 の 蒔 田 、
http://ohokagawaart.blog45.fc2.com
h t t p s : / / w w w. f a c e b o o k . c o m / o h o k a g a w a a r t
お 三の宮 、南 太 田 、井 土ヶ谷などの 住 民を中 心に、子どもや 各 種
団 体を巻き込 みながら、住 民のつながりを作っていきます。
人 と 人 を つ なぐ 光 が
冬 の 川 面 に う つ りこ む
大 岡 川 で 区 切 られ てい る3つ の 地 域 を つ なぐ「 光 の
市 民プラザ 、フォーラム南 太 田 で 同 時 開 催イベントが で
ぷろむなぁど 」。今 回 は 川 の 分 岐 点を「 交 差 点 」と定 義し、
きたことは 大きな 成 果 で す 。それぞ れ を つなぐ道 を 行 燈
「 分 ける 」イメー ジ から「 交 わる 」イメー ジ へ 変 換 を 図り、
で 照らし 、拠 点 同 士 が 交 わるきっか け 作りに 貢 献 できた
「 アート交 差 点 」というテーマのもと、地 域 の 魅 力 を 引き
と考えています 。
出 すプロジェクトとして展 開しました 。
「 光 の 屋 台 」も盛 況 で 、訪 れ た 人 々は 白 い 息 を 吐きな
今 回 は 、地 元 からの アーティスト・デ ザ イナー が 新 た
がら温 か い 食 べ 物 を お いしそうに 食 べ ていました 。平 均
に 加 わりました 。キッズクラブ・中 学 校 美 術 部 の 皆さんに
年 齢 の 高 いこの 地 域 で は 防 災 や 町 内 会 の 高 齢 化 が 課
よる作 品 が 年 々、大きく見ごたえのあるもの になってきた
題 とな っ て い ます が 、こうし た ア ートイベ ントを 介 し て 、
ことも成 果 で す 。特 に 大 量 の 空 ペットボトルを 材 料とした
「 クリスタル・ドレス 」は 高 さ3メートル ほど の 大 迫 力 で 、
首 都 高ライトアップ
会 期:2 0 1 4 年 1 2 月1 3日( 土 )~ 1 2 月1 4 日( 日 )
会 場:蒔 田 公 園
来 場 者 数:7 , 5 3 0 人
参加アーティスト:ふじたおさむ、竹本真紀、石渡文、勝野真美、丹羽亮太、藤田勝美、
今井尋也
主催:大岡川アートプロジェクト実行委員会
後援:横浜市南区役所、神奈川新聞社、
ラジオ日本、FMヨコハマ
協賛:神 奈川県宅地建物取引業協会横浜南部支部、株式会社カンザイ、株式会社
平岡電機工事、横浜建物管理協同組合、アズビル株式会社、鹿島建設株式
会社横浜支店、三徳エステート株式会社、神奈川ドライビングスクール、蒔田
連合子ども会、横浜みなとマリンライオンズクラブ、旅館 松島、横浜信用金庫
吉野町支店、株式会社 浅岡装飾、株式会社サニテック、株式会社グローバル
横浜警備保障、南吉田町町内会、お三の宮通り商店会、株式会社敷嶋あられ嵯
峨乃家本店、医療法人佐藤病院、横浜建設一般労働組合南支部、横浜ツーリスト、
株式会社山本建設、花之木歯科クリニック、株式会社横濱屋、
カラオケパブ ポテト、
鮨わかし、菓子工房KANON、横浜蒔田吉野連、有限会社ミナミファーマシー、
若山商店、おにぎり弁慶、ぱあら~泉、カッセルカフェ、カフェらいさー、
ブラッ
セリーマルミット、洋風酒場 まっちゃげ、有限会社サンホワイト、Café Kukuru、
有限会社ムツミ硝子、
カフェレストランルシェール、夢庵 横浜宮元町店、コカ・
コーラ セントラルジャパン株式会社、株式会社伊藤園、
カメヤマキャンドルハウス、
アド・ワークス、
アーバンエンジニアーズ株式会社、株式会社小田部工務店
広報協力:横浜市交通局、株式会社タウンニュース社
協力:蒔 田 連 合 町 内 会 、お三の宮 地 区 連 合 町 内 会 、太 田 地 区 町 内 連 合 会 、太 田
地区東部連合町内会、吉野町町内会、蒔田公園愛護会、神奈川県立横浜清陵
総合高等学校、横浜市立蒔田中学校、横浜市立共進中学校、横浜市立日枝
小学校、横浜市立南太田小学校、横浜市立大岡小学校、横浜商業高校おやじ
の会、蒔田中学校PTA、南太田小学校おやじの会、蒔田連合子ども会、南太
田1丁目第4町内会子ども会、井土ケ谷下町第一町内会子ども会・第ニ町内会
子ども会、日蓮宗 本正院、蒔田エコサロンの会 、水 辺 荘 、株 式 会 社ジェー・
エス・エス、首都高速道路株式会社、神奈川県横浜川崎治水事務所、横浜市
環境創造局、横浜市南土木事務所、横浜市水道局 中・南地域サービスセンター、
大岡地区センター、
フォーラム南太田、横浜市吉野町市民プラザ(順不同)
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Yokohama Artsite 2014 Report
冬 の 夜 を 美 しく 演 出 し まし た 。1 5 団 体 が 出 演 し た
「 水 辺 の 光 コ ン サ ート 」や 川 上 で の パ フォ ー マ ン ス
実施イベント
6月22日
(日)
光のぷろむなぁど2104
キックオフミーティング
7月26日
(土)、27日
(日)
第39回南まつり参加
10月25日
(土)、26日
(日)
第39回南区文化祭参加
12月13日
(土)、14日
(日)
光のぷろむなぁど2014
「 光 のカヌー 」、
「 首 都 高 速 橋 脚ライトアップ 」などの 定 番
プログラムも好 評を 博しました 。
幅 広 い 年 齢 層 が 集 い 交 流 することに 活 動 の 意 義 を 感じ
ています 。実 は 、屋 台 の 出 店 は 防 災 訓 練 の 側 面も持って
いるので す 。町 内 会 の 中 でも、このイベントをきっか けに
新しい 回 路 が 生 み 出され つ つあります 。
また 、イベントが 年 々成 長していくことで 、新 たな 課 題
も見 えてきました 。これ からも関 わること自 体 が た のしく、
新 た な 試 みとして 川 を 隔 てた 地 域 に あるそれぞ れ の
地 域 住 民 が「自分 たちで 作っている場 」として誇りをもっ
公 共 施 設 で あるまい た エコサロン( 蒔 田 公 園 )、吉 野 町
て活 動 できるための 工 夫 が 必 要 だと考えています 。
光の屋台
クリスタル・ドレス
イベント全体
Yokohama Artsite 2014 Report
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中 区
NPO法人
Offsite Dance Project
本 牧 ア ートプ ロ ジ ェ クト
2014
団体紹介
劇 場 以 外 のさまざまな 場 所 でダンスを 軸とした パフォーミング
ア ー ツ を 推 進 す る N P O で す 。公 共 交 通 機 関 や 近 代 建 築 、
連絡先
URL
E-mail
TEL
美 術 の 建 物 資 産 、商 業 空 間 、ストリートなど 、横 浜を 拠 点 に 国
http://honmoku-art.jp/
[email protected]
090-6346-5820
内 外 の 都 市 空 間 でアクセスビリティの 高 い パフォーマンスプロ
ジェクトを 企 画・制 作しています 。
地 元 を 巻 きこ ん だ
本 牧 地 区の発 信
2回目となる「 本 牧アートプロジェクト2 0 1 4 」は 、本 牧
本 牧の夜 2 0 1 4 H O T H O U S E / 旧マイカル松 竹シネマズ本 牧 ホワイエ/ 森日出 夫・a m a n o s t u d i o
会 期:2 0 1 4 年 9 月5日( 金 )~ 1 1 月2 4 日( 月・祝 )
会 場:本 牧 エリア 一 帯( 旧 マイカル 松 竹 シ ネマ ズ 本 牧 、本 牧
せ せらぎ公 園 、他 )
来 場 者 数:3 , 1 7 2 人
参加アーティスト:大 谷 能 生 / 菊 地 成 孔 / N A D J A /アモーレ&ルル / R E A L
BOPPERS FROM TOKYO:坪口昌恭・永見寿久・藤井信雄・
津上研太・類家心平/rokapenis/吉田アミ/鈴木ユキオ/吉
田ヨウヘイGroup/関山雄太/ジェコ・シオンポ(インドネシア)
/ピトス・ハリス
(インドネシア)/ゲゲ・ディアス
(インドネシア)/
伊東歌織/クリタマキ/武藤大祐/BricolaQ:藤原ちから・落
雅季子/石神夏希/宮永琢生/伊藤有壱/池亜佐美/川口
恵里/村本 咲/村上寛光/テラミチ健一郎/横浜市立間門小
学校3年生の子どもたち/稲葉まり/松井ゆきみ
主催:NPO法人Offsite Dance Project
共催:本牧地区センター
後援:横浜市文化観光局
助成:国際交流基金アジアセンター
特別協賛:株 式会社エスタディオホールディングス、国際埠頭株式会社、株式会社
日本運搬社
協賛:イオン本牧店、おおたに家電、大谷不動産、
カナリアカフェ、喜月堂本店、天然
ダンス工房、
フレッシュビーンズ本牧珈琲、本牧葬儀社、香港路的!沙龍、本牧
玉家、満寿屋、美濃屋あられ製造本舗、横浜君嶋屋、横浜ビール、横浜本杢堂、
横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜ロイヤルホテル、H e l l o ! c a f e 、
kuusen、McCoy’s Country Store
企画協力:有 限 会 社スタジオカルーセル 、I. T O O N L t d . 、東 京 藝 術 大 学 大 学 院
映像研究科アニメーション専 攻
撮影協力:M OONEYES Area-1/M O O N C a f é
機材協力:L UFTZUG、DOTWORK S
協力:横浜市交通局、横浜市立間門小学校、天然ダンス工房、
フィールズ プランニング
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Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
9月5日
(金)〜9日
(火)三渓園連携企画/観月会
「稲葉まり 幻灯インスタレーション」
10月12日
(日)
本牧地区センター連携企画:
演劇クエスト・本牧ブルース編/
ワークショップ
「本牧のお宝クエスト!」
10月19日
(日)
・25日
(土)
本牧かぼちゃまつり連携企画/
「 思 い 出 」や「 地 域 の 文 化 」の 象 徴 で あ った の だと強く
の 人 々に 惜しまれ な が ら 閉 場した 旧 映 画 館 をメイン 会
実 感しました 。さらには 、これをきっかけにビルのオーナー
場 に 、まち 中 や 港 湾 エリアを 舞 台とする6プ ログ ラムで
から、この 旧 映 画 館 を 本 牧 地 区 の コミュニティ施 設とし
構 成 し まし た 。三 夜 連 続 ラ イブ「 本 牧 の 夜 2 0 1 4 」、
て継 続 的 に 開 い ていきた いという意 向 が 示されました 。
インド ネシ ア の 振 付 家 ジェコ・シ オン ポ の 新 作 、ガ イド
実 施 にあたっては 、会 場・機 材・車 両・駐 車 場 の 提 供 、
ブック・冒 険 の 書を 手 に 本 牧を 巡る「 演 劇クエスト・本 牧
広 告 協 賛 、カフェ・バ ーの 出 店など 地 元 企 業 の 多 大な 支
ブ ル ー ス 編 」など 、音 楽 、ダ ン ス 、演 劇 を 中 心 にまちを
援 を 得 ることが で き 、課 題 で あ った 地 元 を 巻 き 込 ん だ
彩りました 。映 画 館 内 で は 地 元 の 子どもたちが 作 成した
コラボレーションは 大きな 前 進 が ありました 。それぞれ の
クレイアニメなども上 映 。若 手 映 像 作 家 による屋 外 上 映
企 画 を 通 し て 、地 域 の 人 々との 密 接 な 関 係 が 生 ま れ 、
や 、本 牧 生 まれ の 移 動 式 メリー ゴ ーランド は 見 慣 れ た
次 に つな がる貴 重 な 財 産 になったと思 っています 。また 、
まち を 変 容 さ せ 、冬 の は じまりに も か か わ ら ず 多くの
昨 年 連 携した 三 渓 園 、本 牧 地 区 センターとも、さらなる
人 々で 賑 わ いました 。
関 係 強 化 を 目 指 し 、プ レ 企 画 を 開 催 しまし た 。今 後 は
今 年 度 の 活 動 の 中 で 、旧 映 画 館「 マイカル 松 竹 シネマ
こうして培ったネットワークを 、継 続・発 展していくことが
ズ 本 牧 」の 存 在 は 特 に 大 きな も の でし た 。
「映画館が
課 題 で あると考えています 。
開 い ている!」と懐 かしそうに やってくる地 元 の 人 たちも
多く、こちら の 想 像 を 上 回 る 反 響 に 、ここ は か つ て の
ワークショップ&パフォーマンス
「本牧ロコモーション」
11月22日
(土)~24日
(月・祝) 本牧アートプロジェクト2014
ジェコ・シオンポ『 S TAY o r G o 』
港 湾エリア
森日出 夫・a m a n o s t u d i o
メリーゴーランドがやってきた!
本牧せせらぎ公園
森日出夫・amano studio
伊藤有壱 映像企画
旧マイカル松竹シネマズ本牧 シアター
森日出夫・amano studio
アニメーション・イン・ザ・シティ 村上寛光
焼き鳥「纏(まとい)」横
森日出夫・amano studio
Yokohama Artsite 2014 Report
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金沢区
金沢文庫芸術祭
実行委員会
第16回
金沢文庫芸術祭
連絡先
URL
E-mail
TEL
Facebook
団体紹介
年 齢 、職 業 、地 域 問 わ ず 集 まった 、イベ ントの プ ロで は なく
素 人 で 構 成 され た ボランティア 市 民 活 動 団 体 で す 。スタッフ、
h t t p : / / w w w. b u n k o - a r t . o r g / [email protected]
045-788-9119
h t t p s : / / w w w. f a c e b o o k . c o m / b u n k o a r t
出 展 者 、来 場 者 、関 係 者 み んなと一 つ になって 新しい 繋 がり、
広 がり、成 長 が できることを 心 が けて活 動しています 。イベント
が 地 域 に 根 付きい い 意 味 で の 定 番 化を目指しています 。
子 どもた ち に 届 け!
1 6 回 目 の 野 外 イ ベ ント
1 DAYイベントより地 球オペラ上 演 後の出 演 者とこどもたちの集 合 写 真 / K o u i c h i I i d a
会 期:2 0 1 4 年 9 月1 4日(日 )~ 1 1 月1 5 日( 土 )
会 場:横 浜 市 海 の 公 園 、アサ バアートスクエア、カフェばおば ぶ 、
その 他
来 場 者 数:2 1 , 0 0 0 人
参加アーティスト:ロコサトシ、
ウィンチェスター・ニテテ、100%パレード、はち
実施イベント
9月14日
(日)
「子供の未来は地球の未来」
1DAYイベント
9月14日
(日)~11月15日
(土)
「子供の未来は地球の未来」
街角アートラリー
海 の 公 園 を はじ めとし た 自 然 と 、鎌 倉 時 代 か ら 続く
キッズダンス、紙 芝 居 、スタンプラリーなど、準 備 から運 営
歴 史 資 源 に 恵まれ た 金 沢 。この 場 所 で 人 々が つ な がり、
まで 子 ども が 中 心 に な って 実 施 され まし た 。この ほ か 、
新 た な コミュニ ティを 成 長 さ せ る 場としてスタートした
幼 稚 園・保 育 園 の 園 児たちと作 成した 長 いロール 布 へ の
金 沢 文 庫 芸 術 祭 は 、今 回 で 1 6 回目を 迎えました 。
自由なお 絵 描きコーナー「 お 絵 描きバトン 」も好 評 でした 。
9 月に 開 催した「 1 D AYイベント」には 、約 1 8 , 0 0 0 人 の
また 1 0 ~ 1 1 月に は「 街 角 アートラリー 」として 金 沢 区
参 加 者 が あ つまりました 。メインとなる「アートストリート」
内 各 地 で 小 規 模 な 企 画 を 開 催 。草 木 染 や 陶 芸 、木 彫 、
は 絵 画 、オブ ジェ、陶 芸 、アクセサリー 、木 工 品など 、アー
ガ ラス 細 工 、篆 刻 など のワークショップ や 、つ るし 雛 や
ティストの 作 品 を 展 示 販 売 するコーナー で 、1 0 0 近くの
ちりめ ん 細 工 の 展 示 、人 形 劇 の 上 演 や 、民 族 楽 器 の
出 展ブ ースが 並 びました 。世 界 の 先 住 民 族 文 化 に 触 れ
演 奏 会 などなど 。多 彩 なジャンル のイベントに 参 加 者 が
て学 べる「 先 住 民 族 広 場 」で は 、写 真 展 やワークショップ
親しみました 。
が 開 催 されました 。この ほ か「 B e e ステー ジ 」
「ワー ルド
多くの スタッフが 芸 術 祭 を 支 え 、回 を 重 ね てきました 。
ステージ 」で は 、オペラや パ ーカッション 、和 太 鼓 からフラ
そ の 中 で 、経 験 の 長 い スタッフの 負 担 が 大 きくな っ て
ダンスまでさまざまな 演目が 上 演されました 。
きているという課 題もあります。スタッフ一 人 一 人が 楽しみ
芸 術 祭のテーマは「 子 供の 未 来は 地 球の 未 来 」。子ども
つ つも自 分 なりの目 的 を 持 って 参 加し「 私 たち み んな の
も気 軽 に 参 加 できる 企 画 を 多く用 意しました 。
「虹の翼
芸 術 祭 」ととらえてもらえるよう 、全 員 の 意 識 を 高 め て
隊 のヒミツきち 」で は 、親 子 で 楽しめるワークショップ や
い けれ ばと考えています 。
主催:金沢文庫芸術祭実行委員会
共催:横浜市緑の協会 海の公園
後援:横 浜 市 教 育 委 員 会 、神 奈 川 県 教 育 委 員 会 、T V K 、F M 横 浜 、横 浜 市 金 沢 区 、
横浜金澤観光協会
協賛:浅 葉デザイン教室、ASABA ART CAFE&GALLERY、池川クリニック、
( 有)
石井紙工、
( 株)エッチアールディ、
カトリック金沢教会、Cafe&Bar EN、金沢
三師会、金沢白百合幼稚園、
( 株)金沢臨海サービス、かわせみの庄、金八家
ラーメン、
くま薬局、啓進塾本部教室金沢文庫、KRデンタルクリニック金沢文庫、
Zinギター工房、昭和精工(株)、一般財団法人白百合学園、STUDIO JUST、
セブンイレブン横浜寺前店、大成整形外科クリニック、
( 有)
タッドライン、
ダン
デザイン、東光禅寺、
ネッツトヨタ横浜(株)
マイネッツ金沢、
カフェ&窯 ばおばぶ、
浜 坂 医 院 、パレットプラザ 金 沢 文 庫 、
ビーズ玉の世 界 船 山 、H i ! 鍼 灸 整 骨 院 、
ふみくら茶屋、
まいど金沢文庫店、
( 株)
ミックコーポレーション、むとう教材店、
焼 鳥 修 、焼 鳥 番 長 、山 本 助 産 院 、横 浜セレモ( 株 )セレモホール金 沢 文 庫・
新杉田・富岡・上郷、吉田製麺店、
ルンビニー・わらべ園
協賛:金 沢はれはれプレイパーク、横浜市南部市場共栄会(愛と勇気とさんま支援)、
NPO鎌倉ガーディアンズ
1 D AYイベントよりアートストリートの
出店風景/Kouichi Iida
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Yokohama Artsite 2014 Report
1 DAYイベントより ファイナルライブの
様子/Kouichi Iida
1DAYイベントより プレイパークの
協力出展の模様/Kouichi Iida
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緑 区
霧 が 丘 思 い 出 ま つり
実行委員会
霧 が 丘 思 い 出 ま つり
『 里 帰 りイ ル ミネ ー シ ョン 盆 踊 り 大 会 』
団体紹介
霧 が 丘 思 い 出まつり実 行 委 員 会 は 本 企 画 のために 本 年 結 成 。
霧 が 丘 六 丁目自治 会 の 下 部 組 織『 みんなで 街 づくりクラブ 』と
連絡先
E-mail
TEL
Facebook
[email protected]
0 4 5 - 3 1 4 - 5 8 8 4 マインド内
h t t p s:/ / w w w. f a c e b o o k . c o m / k i r i g a o k a . o m o i d e
本 企 画 の 企 画 制 作 を 行う人と街 を 音 楽 で つなぐ『 N P O 法 人
アークシップ 』が 協 働 で 祭を 作り上 げます 。
ピ カピ カ 光 の 発 信 が
人 の 発 信 に つ な が る 盆 踊り
ピカピカ点 灯 式
会 期:2 0 1 4 年 9 月6日( 土 )
実施イベント
会 場:霧 が 丘 6 丁目周 辺
来 場 者 数:2 , 6 6 1 人
霧が丘音頭制作発表
8月9日
(土)、30日
(土)
霧が丘音頭継承者
『きりきりまい』踊り練習会
9月6日
(土)光る浴衣、
ピカピカ灯籠帽子、
ピカピカ
参加アーティスト:椿 昇、
日下淳一、N.U、木村真紀、松井ゆきみ、
紙芝居師なっちゃん、仲倉正伸
帽子ワークショップ、イルミパレード、
主催:霧が丘思い出まつり実行委員会
後援:霧が丘6丁目自治会、霧が丘第1小学校卒業生有志、
山鹿市経済部商工観光課
山鹿灯籠体験(記念撮影コーナー)、
N .U.
14
8月27日
(水)
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思 い 出 スクリーン 、思 い 出ツアー 、
霧が 丘 思い出まつり
「 里 帰りイルミネーション盆 踊り大 会 」
こどもたちが自由に 触って楽しみました 。夜には 灯りが 灯り、
は、
ワークショップ で L E D の 入 ったピカピカ帽 子 を つくり、
大きくカラフルなその 姿 は 存 在 感を増していきました 。
それをか ぶ って 参 加 するお 祭りで す 。参 加 型 の お 祭りを
暗くなってからの 盆 踊りタイムで は 、今 回 の 企 画 の目
通し 、自 分 の 住 むまちを 大 切 に 思 える 機 会 を つくるた め
玉 で ある 霧 が 丘 のまち の 応 援 歌「 霧 が 丘 音 頭 」を お 披
スタートしました 。今 回 は 初 開 催ということもあり地 域 内
露 目しました 。この 歌 は 、横 浜 で 活 躍 するフォークデュオ
連 携 の む ず かしさもありました が 、チラシを 持 参して P R
の N . U .と、振り付 けの 松 井 ゆきみさん の 力 を 借りること
活 動を 続 けていると、開 催 が 近 づくにつ れ て「 楽しみにし
で 印 象 的 な 仕 上 がりとなりまし た 。地 元 有 志 で 踊り手
ている」
とまちの 人 から応 援 の 声を聞くことも増えました 。
グループ「きりきりまい 」
も結 成 。練 習 会を繰り返し、お 祭り
「 思 い 出 企 画 」として、街 の 中 心 地 小 学 校 跡 地 の 校 庭
当 日 は 光 る 浴 衣とピ カピ カ 灯 籠 帽 子 を 身 に 着 け て 踊り
で は「 思 い 出ツアー 」を 開 催 。卒 業 生 や 先 生 が 再 会を 喜
を 先 導しました 。
びました 。夕 方 からは 、霧 が 丘 のまちが つくられ はじめた
普 段 は 暗 闇 に 沈 む 公 園 が 光 の 乱 舞 に 包まれ 、祝 祭 感
頃 の 風 景 写 真 や 空 撮 写 真 などを 投 影した「 思 い 出 スク
あ ふ れる幻 想 的 な 空 間となりました 。光 の 発 信 が 、人そ
リーン 」も始まり、徐 々に 雰 囲 気 が 高まっていきます 。
のものの 発 信に 通じるところがあるのでしょう。アンコール
盆 踊り会 場となった 草 木 公 園 には 、お 祭 の シンボルと
に 応 え 何 度も繰り返し 演 奏される「 霧 が 丘 音 頭 」を 聞き
して 、現 代 美 術 家・椿 昇さん の 大 型 バ ル ーン 作 品 、原 生
な が ら 、このまちだ け の 盆 踊りが 、新 た な 思 い 出として 、
植 物をモチーフにした「ビフォアフラワー 」を中 央 に 設 置し、
このまちを 元 気 づ ける力 になった のだと確 信しました 。
光る衣装体験(記念撮影コーナー)、
里帰りイルミネーション盆踊り大会
紙 芝 居なっちゃん
ハマのイルミネーター☆日下 淳 一
霧が丘音頭/松井ゆきみ、
きりきりまい
ピカピカ帽子ワークショップ
ビフォアフラワーを囲んで盆踊り
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神奈川区
ぐ るぐ る 白 楽
実行委員会
ぐるぐる 白 楽
『 は た め き ア ート 展 』
団体紹介
「 C A M P + A R T 街 中 や 公 園 でアートを 楽しもう!」を 合 い 言
葉 に 、展 覧 会 会 場 と 表 現 形 式 にとら わ れ な い C A M P A R T
連絡先
URL
E-mail
TEL
( 於:大 倉 山 公 園 )の 活 動をベ ースに 、参 加アーティストが 地 元
h t t p:/ / g u r u g u r u - a r t . j i m d o . c o m /
[email protected]
0 4 5 - 3 1 4 - 5 8 8 4( 有 )マインド内 担 当 西
白 楽 で 結 成した 団 体 で す 。
まち をぐ るぐ る 歩 い て
ア ート コミュ ニ テ ィを つ くろ う
小 学 校 3 年 生フラッグ 完 成
会 期:2 0 1 4 年 9 月2 0日( 土 )、1 0 月2 日( 木 )、
1 0 月2 5日( 土 )~ 1 1 月8 日( 土 )
会 場:ギャラリーあけ/たて、横 浜 市 立 白 幡 小 学 校 体 育 館 、六 角 橋
商 店 街 連 合 会 、白 楽 商 店 会 、白 幡 商 興 会 、白 幡 向 町
商 栄 会 、仲 手 原 商 愛 会 、二 階 劇 場 、あるC A F É 、ベラ
来 場 者 数:5 6 8 人
実施イベント
9月20日
(土)
アートフラッグ作画ワークショップ
(一般参加)
10月2日
(木)
アートフラッグ作画ワークショップ
(白幡小学校)
10月18日
(土)
アートフラッグ作画ワークショップ
(一般参加)
東 急 線・白 楽 駅を中 心とした 商 店 街 の 沿 道 に 、小 学 生
小 学 校と商 店 街 が つながった 瞬 間でした 。学 校にも、児 童
や 一 般 市 民 が 作 画したフラッグアートを 掲 揚し、アートの
がアーティストとふ れ あい 、自らの 作 品 が 教 室 で はなくま
機 運を創り出すプロジェクト・ぐるぐる白 楽「 はためきアート
ち 中 に 飾られ たことの 意 義を 感じてもらいました 。
展」
を開 催しました 。
自分 のまちがアートであ ふ れることで 、
また 周 辺 の コミュニ ティスペ ー ス 、あ け / た て 、あ る
ひとりひとりの 創 造 意 欲を刺 激し自らの 可 能 性に気 付く機
c a f e 、ベラの3会 場で は 、落 語 やライブ 、作 品 展を開 催し、
会となるよう、会 期 中 は 商 店 街 のスペ ースでアーティスト
まちで の 回 遊 性を 重 視した 展 開を 行 いました 。
の 作 品 展 示 、音 楽・パフォーマンスなども展 開しました 。
関 連 する 商 店 街 組 織 で は 商 店 主 の 高 齢 化 や 相 次ぐ
近 隣 にある白 幡 小 学 校 は 開 か れ た 学 校を目指してい
廃 業など 、連 携 の 確 保 が むず かしかった 部 分もあります 。
ることもあり、私 たちの「 アートをオープンに 」とのコンセ
そうい った 状 況 の 中 でも、フラッグ の 取 付 作 業 を 行う頃
プトに 共 感してい た だき、全 面 的 な 協 力 が 得られました 。
には 、各 店 舗 の 方 々から感 謝されるなど 、今 後 継 続 に 向
3・4 年 生 が 全 員 参 加してのワークショップ を 行 い 、児 童
けて協 力を 得る機 運 は 得られ たと感じています 。
が 体 育 館 で 描 きあ げ た アートフラッグ は 会 期 中 の 商 店
私 たち が 目 指 す「 は た めきアート展 」の 理 想 形 はまち
街 を 飾りました 。旗 に 描く絵 の テーマ は「 私 の 宝 物 」。あ
の 風 物 詩 になること。子どもから大 人まで 地 域 住 民 の 描
る 小 学 生 が 描 い た の は「 お 母 さん の シ チュー 」でし た 。
い たフラッグ が は た めき、さまざまなアーティストが 作 品
作 画 に 参 加した 小 学 生 が 友 だちや 保 護 者とまちをぐるぐ
を 発 表し、多くの 住 民 がアートに 触 れ 、交 わり、発 見を 楽
る回りな がら支 柱 を 見 上 げ 、自 分 のフラッグ を 探 す 光 景 。
しむまちを目指して活 動していきます 。
10月25日
(土)~11月8日
(土) アートフラッグ展示
10月25日
(土)~11月8日
(土) 大型アートフラッグ展示
参加アーティスト:轟 友 宏 、吉 本 伊 織 、吉 沢 香 代 子 、楢 崎 翠 、内 村 友 宏 、宮 川 真 治 、
稲 見 明 子 、稲 見 行 雄 、S Yプロジェクト、新 藤ブキチ、キモケン、
古田朝映
(一般参加、
あおぞら保育園園児作品)
10月25日
(土)
(練り歩き)
ぐるぐるパレード
10月25日
(土)~11月8日
(土) アートエリア作品展示・販売・
パフォーマンス公演
主催:ぐるぐる白楽実行委員会
協力:横 浜 市 立 白 幡 小 学 校 、六 角 橋 商 店 街 連 合 会 、白 楽 商 店 会 、白 幡 商 興 会 、
白幡向町商愛会、仲手原商栄会、神奈川区役所、神奈川区内町内会、
あおぞら保育園
ベラにて作 品 展 示・販 売
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Yokohama Artsite 2014 Report
ぐるぐるパレード
ぐるぐる寄席
フラッグ取付 白幡商興会
平面プロレス
Yokohama Artsite 2014 Report
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緑 区
GROUP
創 造と森 の 声
森 ラボ 2 0 1 4
『横浜の森美術展7』
団体紹介
「 森 の 中 で 美 術 展を 開きたい!」から始まり、その 他 様々なイベ
ントを 毎 年 企 画し、
「こんな 森 が 大 都 市 横 浜 にもあるんだ!」と、
連絡先
E-mail
TEL
Facebook
[email protected]
045-933-1460
w w w. f a c e b o o k . c o m / S o u z o u t o M o r i n o k o e 1 9 9 7
忘 れ か け て い る 森 を 紹 介 し て い ます 。美 術 家 、教 師 、職 人 、
退 職 者 、など様々な職 種 経 歴に年 齢も幅 広く集まった「 森 好き」
のグループ で す 。
まちと 森 を 楽 し ん だ 作 家 た ち の
ス ケ ー ル の 大 きな 野 外 美 術 展
緑 区 にある横 浜 動 物 の 森 公 園 予 定 地 の 一 角 にある森
作 家キム・ジュンミン作 品「 H O U S E 」
展 覧 会 期 間:2 0 1 4 年 8 月3 1 日( 日 )~ 1 0 月5 日( 日 )
8月24日
(日)
アート森フォーラム
8月24日
(日)〜9月6日
(土)
森からまちへ作品展(作家情報展示)
8月31日
(日)
『横浜の森美術展7』
オープニング&アートツアー
9月7日
(日)
竹で楽器を作ろう!ワークショップ
9月14日
(日)
森のアラベスクワークショップ、
森の素材でままごと器を作ろう!
参加アーティスト:J ems Robert KokoBi、Ingrida Vaitkiene、Kyan Bishop、
Kim JungMin、ASADA、木賀陽子、睡アンリ、八代萌、吉川陽一郎
ワークショップ、
あかりの鉢植えワークショップ
9月21日
(日)
森の石けんワークショップ
主催:GROUP創造と森の声
後援:横浜市環境創造局
協賛:EU・ジャパンフェスト日本委員会
協力:横浜市交通局
森に住む小さな生き物を作ろう!
ワークショップ
作 品 制 作 期 間:2 0 1 4 年 8 月1 7 日( 日 )~ 8 月3 0 日( 日 )
会 場:横 浜 動 物 の 森 公 園 予 定 地 、
横 浜 市 営 地 下 鉄 中 山 駅 地 下 スペ ー ス
来 場 者 数:2 , 0 0 0 人
オープニングのアートツアー風 景
Kyan Bishop
18
実施イベント
Yokohama Artsite 2014 Report
10月5日
(日)
展覧会クロージング、
パフォーマンス
アートツアー&演奏会、
てきた 痕 跡 が 見 て 取 れる作 品も数 多く、この 企 画 のコン
で 、毎 年 開 催している野 外 美 術 展「 横 浜 の 森 美 術 展 7 」。
セプトがよく表され た 展 覧 会 でした 。またアートツアー や
実 験 的 なアートの 手 法 によって 都 市 に 残 され た 森 の 重
ワークショップも行 い 、森 へ の 多 様 なアプ ローチの 回 路
要 性 を 見 出し 、現 代 社 会 に メッセ ー ジ を 投 げ か けます 。
を 開きました 。
今 年 は 8 名 のアーティストが 、森との 対 話を 試 みました 。
この ほ か アートサ イトラウン ジとして 、海 外 作 家 の 各
国 内 の ほ か 、コ ート ジ ボ ア ー ル 、リトア ニ ア 、米 国 、
国 のアート事 情と各 作 家 の 今まで の 作 品 の 紹 介 が でき
韓 国 から、それぞ れ 作 家 を 招きました 。民 家 へ の ホ ーム
た の は 意 義 あることでした 。展 覧 会 の 作 品 だけで は 分 か
ステイという形をとったことにより、日本 の日常 生 活 環 境
らない 、作 家 の 活 動 環 境までも知る事 が でき、彼らの 作
の 中 でまちと森との 対 比 を 楽しみ 、自 然との 関 係 を 体 感
品 をより身 近 に 感じる 事 が で きまし た 。社 会 の 場 で の
で きたと評 価してくれました 。そうした 外 か らの 視 点 で
アートの 位 置 や 価 値 、行 政とアートとの 関 係も、国によって
日 本 の 森と向き合う彼らとの 活 動 は 、国 内 作 家 にとって
さまざまで あることが 明 確 になりました 。
も良 い 刺 激となりました 。今 年 はここ数 年 に 比 べ 、全 体
今 回 の 企 画 の 終 盤 、今 後 の 事 業 展 開を 考える上 で 重
的 に 大きな 作 品 が 制 作され 、観 覧 者 が 作 品 の 中 に 入 っ
要 な ニュースが 入 ってきました 。私 たちの 企 画 で 借 用し
たり、寝そべ ったりすることが できるもの 、作 品 の 中 で 遊
ている 森 が 、平 成 2 9 年 春 に 予 定 され ている「 全 国 都 市
べ るもの などもあり、これまで 以 上 に 作 品と対 話 できる
緑 化フェア」の 会 場となることが 決まった ので す 。動 向を
展 覧 会となりました 。森 の 環 境を 理 解し、森と共 に つくっ
見 守っていきた いと考えています 。
ワークショップ
「森のアラベスク」制作風景
作家ジェムス・ロバート・ココビー
作品制作風景
作家木賀陽子作品
「えっちらおっちら」
Yokohama Artsite 2014 Report
19
泉 区
サ イト・イン・レ ジ デ ン ス
実行委員会
サ イト・イン・レ ジ デ ン ス 2 0 1 4
「環世界」
団体紹介
「 土 地との 関 係 性を 生きる」をテーマに 横 浜 市 在 住 の 地 域 住
民を 中 心 に 結 成しました 。生 活 圏 内 にありながら、何 気なく眺
連絡先
URL
E-mail
めるだ け の 周 囲 の 風 景 にあらた めて 意 識 を 向 け 、関 わろうと
することで 、自 分 たち の 生 の 現 場 を 改 め て 生 き直 そうとする
http://siteinresidence.org
[email protected]
実 践です。
丸く区 切 ら れ た
奥 行きの ある 土 地 の 姿
アーティスト滞 在 活 動 岩 田とも子 活 動 風 景
会 期:2 0 1 4 年 7 月1日( 火 )~ 2 0 1 5 年 1 月3 1 日( 土 )
7月1日
(火)~
アーティスト滞在活動
2015年1月31日
(土)
岩田とも子、藤井光、森弘治
9月22日
(月)
土地を歩く 1
9月22日
(月)
アーティスト同士の対話
岩田とも子、藤井光、森弘治
11月6日
(木)
土地を歩く 2 高山登SPACE TOTSUKA
参加アーティスト:岩田とも子、藤井光、森弘治
11月15日
(土)
土地を歩く 3 ミヤギフトシ×森弘治
主催:サイト・イン・レジデンス 実行委員会
協力:汲沢西団地管理組合
american boyfriend
11月23日
(日)
土地を歩く 4 上崎千×森弘治 site-seer
12月7日
(日)
土地を歩く 5 清右衛門×岩田とも子
「種」
と
「仕掛け」
とほか何か
12月14日
(日)
土地を歩く 6 藤井光×青木深 めぐりあうものたちの群像
1月6日
(火)
土地を歩く 7 小熊英二×藤井光
返還された米軍基地の向こうに
1月12日
(月・祝)
土地を歩く 8
会 場:深 谷 通 信 所 周 辺 地 域 、戸 塚 地 区 セン ター 、
S PA C E T O T S U K A 跡 地 、
深 谷 小 学 校コミュニティハウス、汲 沢 西 団 地 集 会 所
来 場 者 数:2 2 6 人
サイト・イン・レジデンス2 0 1 4「 環 世 界 」
出典:国土地理院ホームページ
20
実施イベント
Yokohama Artsite 2014 Report
清右衛門×岩田とも子
「ちょうどいい」
からみる立体的な土地
1月22日(木)~25日
(日)
環世界資料室
1月24日
(土)
アーティスト同士の対話2 岩田とも子、藤井光、森弘治
サ イト・イン・レ ジ デ ンス「 環 世 界 」は 、泉 区 に ある 米
信 所 に 関 するさまざまな 資 料( 耕 作 者 の 管 理 資 料 、野 球
軍 施 設 跡 地( 深 谷 通 信 所 )を 主 な 会 場 とし て い ま す 。
チームや 隣 接 する幼 稚 園 の 各 種 資 料 )
の 収 集を 行 いまし
いくつもの 歴 史 が 積 み 重 なり、2 0 1 4 年 6 月に 返 還 され
た。
当 初は 、
アーティストの 創 造 活 動をサポートする目的で
たこの 土 地 の 現 在と記 憶 を 可 視 化 するた め 、実 施 一 年
始 めた 活 動でしたが 、数 が 集まるにつれて資 料 収 集 は 一
目となる今 回 は 、3人 のアーティストによるリサ ーチプ ロ
つの自立した 活 動となって行き、移り変 わる風 景 の 中で 行
グ ラムを 行 い まし た 。作 品 制 作 を 依 頼 する の で は なく、
わ れたアーティストの 活 動 は 、時 間 の 経 過とともに 、
この 土
まず 場 所 に 通 い 、そこでできることを 考えるという仕 組 み
地の一つの 歴 史 的な資 料としての 意 味を帯び 始めました。
によって 、アーティストの 活 動 は 三 種 三 様それぞ れ の 興
「 環 世 界 資 料 室 」で は 、周 辺 の 集 会 所 を 会 場としてこ
味 に 基 づ い た 形 式となりました 。
れまで 収 集した 資 料 を 展 示 することで 、この 土 地 で 起き
丸く区 切られたこの 土 地 は 、現 在 、
自然 発 生 的に生まれ
たさまざまな 出 来 事を 多くの 方と共 有 することが できまし
た 市 民 農 園 や 少 年 野 球 場などを通して地 域 住 民の 暮らし
た 。多 様 な 資 料 が 集 められ 、ある種 の「まとまり」が 可 視
と密 接に関 係しています。
アーティスト、
地域住民、
遠 方から
化されることで 、その 土 地 が 奥 行きをもって 立ち 現 れる。
の 参 加 者という、
異なる立 場の 人々が 集うことで 、
地 域の 多
その 準 備をすることで 、
やっと聞ける話もたくさんありました 。
様な 未 来 像を考える機 会を創 出することを目標 のひとつと
今 後 は 、こうして 集まったこの 土 地 に 関 するアーカイヴ
し、
半 年 間とにかくこの 土 地を歩きました 。
また 、
アーティスト
を 活 動 の 基 盤とし 、どのように 開き、共 有していくの か を
の 創 造 活 動と並 行して、
実 行 委 員 会 が 中 心となり、
深谷通
検 討しながら、つないで いきたいと考えています 。
環世界資料室
Gosuke Sugiyama (Gottingham)
サイト・イン・レジデンス2014「環世界」
サイト・イン・レジデンス2014「環世界」
Yokohama Artsite 2014 Report
21
栄 区
さか えd e
つ な が る ア ート
さか え d e
つ な が る ア ート 2 0 1 4
連絡先
URL
E-mail
TEL
Facebook
団体紹介
横 浜 市 栄 区 で 、地 域とアートを つなげる活 動 をしている市 民
グループ で す 。コミュニティアートのチカラを 活 かし、世 代 や 立
h t t p : / / w w w. s a k a e - a r t . j p [email protected]
080-4150-2700
http://www.facebook.com/sakaedetsunagaruart
場を越えて人々が つながり、地 域で 豊 か に 暮らせることを目標
としています 。他 団 体 や 地 域 施 設との 連 携も深 め つ つ 、活 動
を 充 実・発 展させています 。
地 域 活 動 を ささえる
コミュ ニ テ ィア ート の 力
コドモアートキャラバン6
「 大 小の箱で音あそび 」三 縄 公 一 、松 本 光 世
会 期:2 0 1 4 年 7 月1日( 火 )~ 2 0 1 5 年 1 月3 1 日( 土 )
会 場:豊 田 地 域 ケアプラザ 、中 野 地 域 ケアプラザ 、
小 菅ヶ谷 地 域 ケアプラザ 、野 七 里 地 域 ケアプラザ 、
実施イベント
7月20日
(日)
、
8月24日
(日)
、
アートdeキャラバン リリスの大冒険
10月19日
(日)
、
11月16日
(日)
、
12月7日
(日)
桂 台 地 域 ケアプラザ 、笠 間 地 域 ケアプラザ 、
7月 6日
(日)、9月20日
(土)、
して草木染をしてみませんか」
あ ーす ぷらざ
7月27日(日)、
9月28日(日)、
アートdeスクール
栄 区 民 文 化 センターリリス、小 山 台 中 学 校 、
来 場 者 数:1 , 7 3 2 人
参加アーティスト:松 本 光 世 、カイフチ エリ、工 房・野 楽ネットワーク、高 橋 寛 行 、
ASADA、北川小絵子、三縄公一、伊藤文人、佐藤良仁、本田淳、
浅 葉 克 己 、うし、栗 林 孝 之 、しんじえりこ、堤 岳 彦 、藤 元 秀 征 、
MazKen、
渡辺邦夫、
渡邊さかえ、
そうとめよしえ、
高田和明、
斎藤学、
上平崇仁、黒須治
アートdeスクール
10月12日
(日)、12月13日
(土)草木染研究室「自然のめぐみをいか
今 回 は 、企 画 内 容・講 師 の 顔 ぶ れも多 彩 になり、はじ
それ により大 人 は 不 必 要な 干 渉を せ ず 、子どもの 想 像 力
め て の 人 はもちろん 、多くのリピ ーター が 訪 れ 、栄 区 民
や 創 造 力 を 尊 重して 必 要 な サ ポ ートを する 姿 勢 が 多く
文 化 センターリリスとの パ ートナーシップも順 調 で す 。
見 ら れ るように なり、大 人 と 子 ども 、そ れ ぞ れ の 活 動 も
アートd e スクール「 草 木 染 研 究 室 」で は 古 典 の 染 色
活 性 化してきました 。
技 法を 手 本 にしながら、自由な 発 想を 大 切 に 創 作 できる
他 団 体との 関 わりにも力を 入 れました 。特 に「アートd e
よう心 が けました 。日本 古 来 の 絞りの 技 法 にもチャレンジ
カフェ/ 生 活 デ ザイン 倶 楽 部 」で の 中 学 生とデ ザイナー
し つ つ 、身 近 な 材 料 を 使 って 模 様 を つ ける 方 法 を 考 案
によるポ スター の 制 作 講 座と展 示 で は 、学 校と連 携し 、
するなど 、子どもも大 人も簡 単 に 楽しめる工 夫 を 重 ねま
学 校 内 の 教 科 活 動と地 域 活 動 を 連 動 することが できま
した 。上 級 者 に は 、少しず つ 楽し み な が らスキル アップ
し た 。学 校 の 授 業 とは 違うアプ ロー チ で 生 徒 の 興 味・
できる方 向 へ 配 慮 をし 、毎 回ワークショップ のまとめとし
関 心 を 引き出し 、継 続 的 に 関 わる機 会 を つくることが で
て 作 品 発 表 を 行 い 、参 加 者 相 互 の 交 流 の 場 になるよう
きたことが 大 きな 成 果 で す 。クリエイティブ 教 育 に 関 心
努 めまし た 。参 加 者 自 身 の 発 表 は 、振り 返りに もなり 、
の 高 い プ ロフェッショナル・クリエイター 団 体と連 携し 、
次 回 へ の 課 題を 見 つける動 機 になったと思 います 。
関 係 を 深 め ることが で きた ことも 収 穫 でし た 。今 後 は
学 び の 場 で ある「 ワークショップ 研 究 室 」で は 、まず
若 手クリエイターの 参 加しや すい 環 境を 作ることが 必 要
大 人 がじっくりと自 己 や 他 者 の 表 現を 味 わう体 験をした
で あると考えています 。
後 で 、子どもの 創 作 現 場 に 入 るという流 れ をとりました 。
11月30日(日)、
12月20日(土)、
ワークショップ研究室A. 1月17日(土)
五感ワークショップ
7月27日(日)、12月20日
(土)
アートdeスクール ワークショップ研究室B さかえdeこどもアート
7月13日(日)~8月10日
(日)
ティーンズクリエイション展2014
inよこはまさかえ
主催:さかえ de つながるアート
共催:栄 区民文化センター リリス、JAGDA神奈川(日本グラフィックデザイナー協会
神奈川)、かながわデザイン機構、
日本広告制作協会・教育支援部会
後援:横浜市栄区
協力:栄 区中学校長会、小山台中学校、桂台中学校、神奈川県立地球市民かながわ
プラザ(あーすぷらざ)、
フレンズ☆SAKAE、栄区内横浜市地域ケアプラザ6館
( 小 菅ヶ谷 地 域 ケアプラザ 、豊 田 地 域 ケアプラザ 、中 野 地 域 ケアプラザ 、
野七里地域ケアプラザ、桂台地域ケアプラザ、笠間地域ケアプラザ)、
さかえ
地域通貨プロジェクト・イタッチ、専修大学上平研究室、
( 株)
タウンニュース社、
(株)J:COMよこはま、他
コドモアートキャラバン2
「ペタペタ・キラキラ・コラージュの海」
カイフチエリ
22
Yokohama Artsite 2014 Report
ティーンズクリエイション展2014in
よこはまさかえ「事前企画・小山台
中学校美術科授業」伊藤文人
草木染研究室「茜と藍のかさね染め」
工房・野楽ネットワーク
Yokohama Artsite 2014 Report
23
神奈川区
ス ク ー ル・オ ブ・
ダ ン ス プ ロ ジ ェ クト
School of Dance
Project 2014
団体紹介
スクール・オブ・ダンスプロジェクトは 、ダンス教 育 の 在り方を
探る若 手ダン サ ーを 中 心 に 結 成しました 。現 場 を 重 ねる中 で 、
連絡先
URL
E-mail
TEL
学 校とアート現 場との 連 携をより深 めること、アーティストが 学
http://school-dance.jp
[email protected]
090-6340-1127
び 合う情 報 共 有 の 場と今 後 のアート教 育 の 担 い 手 が 育 つ 環
境 づくりを 行っています 。
ダ ン ス 教 育 をきっ か け に
地 域 社 会 に 触 れる
キッズダンスシアター v o l . 3 公 演 /かなっくホール/ b o z z o
会 期:2 0 1 5 年 1 月1 9日( 月)~ 1 月2 5 日( 日 )
会 場:横 浜 市 立 西 寺 尾 小 学 校 、
かなっくホール( 横 浜 市 神 奈 川 区 民 文 化 セン ター )
来 場 者 数:3 1 3 人
参加アーティスト:川 合ロン、宮内康乃、楠原竜也、太田早織、瀧澤優子、松岡綾葉、
政岡由衣子、米田沙織
実施イベント
1月23日
(金)
キッズダンスシアター vol.3
(日)
1月25日
ダンス教育ラボ vol.2
今 回 は「 キッズダ ンスシアター v o l . 3 」と「 ダ ンス教 育
気 込 むなど、非 常に良 い 成 果を残 すことができたと自負し
ラボ v o l . 2 」の 2 つ の 事 業を 実 施しました 。神 奈 川 区 で の
ています。会 場までの 電 車 移 動も含めて、舞 台 芸 術を通し
2つ の 事 業 開 催 にあたって 、地 域とつな がりた いと希 望
て地 域 社 会に触 れる貴 重な 機 会にもなったようです。
する神 奈 川 区 民 文 化 センター か なっくホ ールと、わ たし
ダ ンス教 育ラボ で は 、キッズダ ンスシアターで 講 師 を
たちの「ダンス教 育を 通じて地 域 社 会とつながる」という
務 めた 川 合 ロン 、そして 西 寺 尾 小 学 校 の 瀧 澤 優 子 校 長
ねらい が 合 致し、大きな 足 が かりを 得ることが できました 。
を 招 き、学 校 で の ダ ンスの 取り組 み に つ い て の 話 や 貴
キッズダンスシアターには 、西 寺 尾 小 学 校 の 5 年 生 が
重 な 学 校 現 場 の 様 子 な どう か が うこと が で きまし た 。
参 加してくれました 。小 学 校とは 、2 0 1 2 年 に 横 浜 市 芸 術
また 、神 奈 川 区 に ある 神 奈 川 大 学 で 舞 踊 教 育 の 研 究・
文 化 教 育プラットフォームの 枠 組 み でダンス授 業 のコー
教 育 を 行う太 田 早 織 助 教 からは 学 問としての 観 点 から
ディネートを 行って 以 来 、毎 年ダンス授 業 で の 交 流 が 続
ダンス教 育 に つ い て話をうか がうなど 、多 角 的な 視 点 で
いています 。今 回 は 短 いワークショップ 期 間ながらも、
3年
のトークセッションとなりました 。
このように 本プロジェクト
間 積 み 上げてきたアーティストと生 徒たちとの 信 頼 関 係 の
を 通して 、地 域 の 小 学 校と大 学と劇 場 による繋 がりを 構
もと、児 童 の自由な 発 想を 促 す 有 意 義なクリエーションが
築 できたこと事 は 大きな 収 穫 で ありました 。また 、音 楽 家
行 われました 。出 演した 児 童 は 大きな 劇 場 体 験をし、
その
の 宮 内 康 乃 によるワークショップ で は 、ダンスと音 楽とい
多くが「また 来 年もやりたい 」
と語り、
また 客 席 で 観 覧して
う異 なるジャンルを 組 み 合 わ せ たワークショップ の 可 能
いた 他 学 年 の 子どもたちも
「 来 年 は 僕らが やりたい 」
と意
性 が 示 唆され 、今 後 の 展 望 が 膨らみました 。
主催:スクール・オブ・ダンスプロジェクト、N P O 法 人 O f f s i t e D a n c e P r o j e c t 、
横浜市立西寺尾小学校(キッズダンスシアター)
後援:横浜市文化観光局、横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール
協賛:神奈川県(キッズダンスシアター)、子どもゆめ基金(ダンス教育ラボ)
キッズダンスシアター v o l . 3
授業風景/西寺尾小 学 校 / b o z z o
24
Yokohama Artsite 2014 Report
キッズダンスシアター vol.3
公演/かなっくホール/bozzo
ダンス教育ラボ vol.2
ワークショップ風景/かなっくホール
ダンス教育ラボ vol.2
ラボトーク/かなっくホール
Yokohama Artsite 2014 Report
25
中 区
ほ か
N P O 法 人 打 楽 器 コ ン サ ート グ ル ー プ・
あし あと
こころ に 響 く
打 楽 器 作 っちゃ お う
団体紹介
打 楽 器 奏 者 、横 浜 在 住 の 母 親 達 、造 形 アーティストが 主 体と
なり、子ども達 の 為 のコン サ ートを 開 催しています 。子 育 て 支
連絡先
URL
E-mail
TEL
援 拠 点 、地 区 センター 、ケアプラザ などの 協 力 を 得 て 広 い 範
http://ashiato-dagakki.jp/
[email protected] 03-3762-6335
囲 に 出 張し、様 々な 問 題を 抱える子 育 て環 境 に 少しでも役 立
つイベントを 届 けたいと考えています 。
オリジ ナ ル 楽 器 を 作 っ て
参 加 で き る コ ン サ ート
子どもたち や 、その 保 護 者 の た め に 行う本 格 打 楽 器
コンサートの様 子
会 期:2 0 1 4 年 9 月1 3日( 土 ) ~ 2 0 1 5 年 1 月2 5 日( 日 )
会 場:戸 塚 区 民 文 化 セン ターさくらプラザ 、新 山 下 二 丁 目 保
育 所 、瀬 谷 養 護 学 校 、都 筑 民 家 園 、ボ ー ネ ル ンド
M A R K I S みなとみらい 店 、横 浜 市 中 区 地 域 子 育 て
支 援 拠 点のんびりんこ、ボーネルンドたまプラーザテラス店 、
磯 子 地 域 ケアプラザ
来 場 者 数:1 , 2 6 0 人
実施イベント
9月13日
(土)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
10月2日
(木)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
10月24日
(金)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
11月2日
(日)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
1月10日
(土)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
1月16日
(金)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
1月17日
(土)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
1月25日
(日)
こころに響く打楽器つくっちゃおう♪
て継 続 できる可 能 性 が 広 がりました 。
コン サ ートを 、市 内8か 所 で 1 2 公 演 開 催しました 。今 回
新 た に 開 拓 し た 地 域 で の 活 動 箇 所 など か ら は 、他
は 子どもたち が 制 作 する 作 品としての 打 楽 器 に 力 を 入
イベ ントへ の 参 加 のきっか け 作りとしても役 立 ったとの
れ 、自 分 だ けのオリジナル 楽 器(カスタネット)をアイロン
声 が 聞 か れ「 また 来 年 も 」と 次 回 の コン サ ートを 切 望
ビーズで 作って一 緒 に 合 奏 する打 楽 器 コンサ ートとしま
されました 。その 一 方 で 費 用 面 も 含 め て 、ど のような 形
した 。見 たり聴 い たりするだ け で は なく、本 物 の 打 楽 器
で 継 続した 活 動 に つ な げ てい けるの か 、無 理 の な い 方
を 触ったり体 験 するコーナーもある、子どもたちとその 保
法を 模 索しています 。
護 者 、保 育 者 のための 参 加 型イベントでした 。
今回の事業のテーマは「子どもたちにもっと生の音楽を!」
昨 年 度 からの 課 題 は 、実 施 箇 所 や 地 域 の 拡 大 でした 。
でした 。気 軽 に 近 場 の 施 設 に 遊 び に 来 た 子どもたち が 、
各 方 面 との 交 渉 を つ づ け 、今 回 は 、子 育 て 支 援 拠 点 、
自 分 たちで 作った 楽 器 で 、本 物 のコンサ ートへ 参 加 する
養 護 学 校 、地 域 ケ アプ ラ ザ 、保 育 園 、ア ート サ イト 内
ことが できる機 会 を 多くつくることが でき、目 標 に 近 づく
別 団 体との 屋 外 イベ ント、企 業 店 舗 で 開 催 することが
ことが できたと思 います 。
できました 。
同 時 に 、私 た ち の イベ ントに 参 加 す ることによっ て 、
実 施 にあ たっては 、知 育 玩 具 の 店 舗 を 展 開 する企 業
子どもたちだ けで はなく、子 育 てに 忙しい 保 護 者 や 保 育
からの サ ポートにより、ワークショップ で 製 作 する作 品 が
者 にとっても、音 楽 に 関 心 を 持 つきっか けになった の で
充 実し 、資 金 面 で の 交 渉も行うことが でき、イベントとし
はない かと考えています 。
参加アーティスト:池野ひとみ、臼井麻意子、山本優香、秋葉正樹、冨岡春絵
主催:NPO法人打楽器コンサートグループ・あしあと
協賛:株式会社ボーネルンド
協力:横 浜中区子育て支援拠点のんびりんこ、新山下二丁目保育所、都築民家園、
横 浜 戸 塚 区 子 育て支 援 拠 点とっとの 芽 、磯 子ケアプラザ 、瀬 谷 養 護 学 校
(順不同)
本 物の楽 器 体 験
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Yokohama Artsite 2014 Report
カスタネットを製作する様子
子供たちと一緒に演奏
カスタネットの型えらび
Yokohama Artsite 2014 Report
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長 者 町 ア ート ☆ プ ラ ネ タリウム 実 行 委 員 会
長 者 町 ア ート ☆
プ ラ ネ タリウ ム
中 区
連絡先
URL
E-mail
TEL
Facebook
Twitter
団体紹介
長 者 町 7・8・9 丁目界 隈 は 、治 安 の 悪 いイメージが ありますが 、
http://artplanet159.web.fc2.com/artplanetarium.html
[email protected]
080-8824-5234
h t t p s:/ / w w w. f a c e b o o k . c o m / a r t p l a n e t 1 5 9
h t t p s:/ / t w i t t e r. c o m / C H A P 1 5 9
味 のある老 舗 や 飲 食 店 が あり、吉 田 勘 兵 衛 ゆ かりの 土 地 でも
あります 。文 化 的 なイベントを 行うことでまちの 魅 力 を 創 出し 、
安 心 、安 全 にまちを歩 いてもらえるようなきっかけづくりを行 い
ます 。
地 域 の 中 にある
行 っ た こと が な い 場 所 へ
今 年 は「 長 者 町 小 唄 」の 紹 介を 筆 頭 に 、地 元 で 長く活
この ほ か 、日 頃 か ら 町 内 の 問 題 になってい た 落 書 き
を 開 催 するなど、まちにもともとあったクリエイティブなも
が 多 か った 壁 に 壁 画 を 制 作し 、イベント終 了 後もまちを
の に 焦 点をあてたイベントを 開 催しました 。
散 策 するツールとして 活 用 できるようにしました 。さらに 、
「 長 者 町 小 唄 」は 、長 者 町 7・8・9 丁 目 町 内 会 長 の 田
まち の 中 の 音 の 採 取 する「 まち の 中 に 音 楽 を み る 」や 、
代 信 太 郎 さん が 作 詞 作 曲し 、まち の 情 緒 ある 雰 囲 気 を
町 内 で自 分 が 美 術 品 だと思うものを 撮 影 する「まちの 中
うた った 作 品 で す 。舞 踏 家・嶋 田 勇 介 さん による「 長 者
に 美 術 作 品 を み る 」な ど 数 々 の まち 歩 き 企 画 を 続 け 、
町 小 唄を 踊る」や 、大 谷 能 生さん が コーディネイトをした
まち の 意 外 な 側 面 を 探りました 。町 内 の 人 たちも、町 内
「 長 者 町 小 唄 P V 配 信 」など 、さまざまな 切り口 で 展 開 を
壁 画 制 作 竹 本 真 紀「 長 者 町 小 唄 」
会 期:2 0 1 4 年 8 月1日( 金 )~ 2 0 1 4 年 1 1 月3 日( 月)
実施イベント
会 場:長 者 町 アートプラネットC h a p t e r 2 、
長 者 町 7・8・9 丁目町 内 、F I R S T
来 場 者 数:2 2 3 人
参加アーティスト:大 谷能生、
三輪二郎、
岩淵弘樹、
市原幹也、
竹本真紀、
嶋田勇介、
村田真、
上畠益雄、
香野雄吉、
佐藤やすしこ、
阿部道子、
木村優博、
香野惠理子、
メリノ
8月28日
(木)
まちの中に音楽をみる
〈大谷能生〉
10月13日
(月・祝)
(村田真)
まちの中に美術作品をみる
10月16日
(木)
まちの中に思い出と未来をみる
(田代信太郎)
10月24日
(金)
まちの中に人をみる
(竹本真紀)
10月10日
(金)~26日
(日)
地元作家の絵画展 壁画制作
10月26日
(日)
長者町小唄を踊る
10月30日
(木)
長者町小唄演奏会
する場を 作り出しました 。
動している画 家と新しくまちに 来 た 画 家 で のグ ル ープ 展
会 の 用 事 以 外 で 集まるきっか けとなったようで す 。
行 いました 。ジャズ バ ー F I R S T で 、町 内 会 長 によるオン
三 年 目となる今 回 のイベントで す が 、私 たちが 訪 れ た
ステージも開 催しました 。
ことが な か った 場 所 の 扉 を 開 けることが でき、地 域 の 風
また「 地 元 作 家 の 絵 画 展 」として、町 内 にアトリエを 構
通しがよくなったように 感じられました 。今 回 のイベント
えたり、長 年 絵 画 教 室 を 開 い たり、地 道 に 活 動 を 続 けて
を 通して 、地 域 の 中 で 活 動 する 他 の 分 野 の 方と交 流 を
いるベ テラン 画 家と黄 金 町 など のプ ロジェクトで 新しく
持 つようになり、まちの 問 題 に つ い て 課 題 を 共 有 すると
入 ってきた 若 手 アーティストのグ ル ープ 展 を 開 催 するこ
いうことに つながりました 。これらの 活 動 に 伴 走したアー
とで 、新 たな 人 脈 を 発 掘し 、作 家 が 互 い の 技 術 をシェア
ティスト側もまちを 再 認 識し、新しい 発 見を 得られました 。
主催:長者町アート☆プラネタリウム実行委員会
後援:長者町アートプラネットChapter2運営委員会
協賛:長 者町7・8・9丁目商栄会、田代信太郎、株式会社シティコミュニケーションズ、
吉田興産株式会社、竹内化成株式会社
まちの中に思い出と未 来をみる
28
Yokohama Artsite 2014 Report
長 者 町 小 唄を踊る/ S U N C O
長者町小唄演奏会
地元作家の絵画展/石下理栄
壁画制作 竹本真紀
Yokohama Artsite 2014 Report
29
都筑区
都 筑 ア ートプ ロ ジ ェ クト
ニ ュ ー タウ ン
遺 跡 ハウス
連絡先
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E-mail
TEL
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団体紹介
http://chikara.p1.bindsite.jp/tsuzuki_art_project.html
ht tp://tsuzukikun.wix.com/TsuzukiAr t
[email protected]
045-507-3477
h t t p s:/ / w w w. f a c e b o o k . c o m / T s u z u k i A r t
h t t p s:/ / t w i t t e r. c o m / T s u z u k i A r t
港 北 ニュータウンの 成り立ちや 風 景 、土 地 の 歴 史 に 深 い 関 心
を 持 つアーティストと地 域 の サポーターによって運 営されてい
ます。街 や 遺 跡を舞 台に、展 覧 会 、ライブ 、ワークショップを展 開 。
「アート」
「日常 」
「 歴 史 」を楽しくつなげるプロジェクトを目指し
ています 。
「 家 」か ら 考 え る
遺 跡 公 園 で の 現 代 ア ート
ワークショプ「 家に絵を描こう!」/ 林 道 子
会 期:2 0 1 4 年 9 月2 1日(日 )~ 1 0 月1 9 日( 日 )
会 場:赤 い 家 、大 塚・歳 勝 土 遺 跡 公 園 、セン ター 北 駅 構 内
来 場 者 数:2 3 , 5 0 5 人
9月6日
(土)
オープンギャラリー展
9月21日
(日)
オープニングライブ
9月23日
(火・祝)
家に絵を描く!・カポエイラ
9月27日
(土)、10月19日
(日)
アートツアー
参加アーティスト:有 坂 蓉 子 、今 井 紀 彰 、襟 草 丁 、岡 典 明 、金 井 聰 和 、川 口 朋 美 、
コレイ、
とし田美津夫 、松 本 力 、VO Q 、嶋 田 勇 介 、齋 藤 浩 太
9月27日
(土)、10月4日
(土)、
体験!たてもの書道
9月28日
(日)、10月12日
(日)
弥生式ゴルフ講座
主催:都筑アートプロジェクト
後援:横浜市都筑区
協賛:株式会社亜東、都筑開発株式会社
協力:横浜市交通局、横浜市歴史博物館、美術教室オリーブ、e-プロジェクトKITA
10月12日
(日)
ダンスパフォーマンス
随時開催
家に絵を描く!
10月19日(日)
座談会
Korei「ツヅキ人 」/ 柏 木かおり
30
実施イベント
Yokohama Artsite 2014 Report
11日
(土)、18日
(土)
2 0 1 1 年 以 来 3 年 ぶりとなる大 塚・歳 勝 土 遺 跡 公 園を
るとともに 、ワークショップ スペ ース、ボランティアの みな
メイン 会 場とした 今 回 の 展 覧 会 は「 家 」
「 住まう」という
さん の 休 憩 所 や 座 談 会 会 場として活 用 できました 。
テーマで 、歴 史 的な 時 間 軸 から俯 瞰した「 今 」をさまざま
また 、書 道 庵 などの 建 物 の 建 て 込 み に は 近 隣 の 美 大
な 表 現 で 探る試 みとなりました 。
生 6 名 が 、会 場 見 回りに は 横 浜 市 歴 史 博 物 館 の 登 録
最 寄り駅であるセンター 北 駅 から遺 跡 公 園まで の 動 線
ボランティア1 6 名 が 参 加してくれました 。参 加 ボランティ
も含 め 、街と遺 跡 がアートで 一 体となるような 会 場 構 成と
アの 方 々に は 、アートツアーを 行 い 、展 示 作 品 へ の 理 解
した 点 は 、地 元 の 参 加 者 や 協 力 者を 増 やし、街 の 中 で の
を 深 めてもらう機 会を 作りました 。
遺 跡の面 白さにあらためて目を向けることにつながりました。
休日は 、参 加 作 家 によるワークショップ 、ライブ 、アート
駅 から 会 場 へ の 誘 導 ル ートを 飾る平 面 展 示「 お 菓 子 の
ツアー 、パフォーマンスなどで 来 場 者との 交 流を密 に 行 い 、
家 」は 、地 元 の 美 術 教 室 に 声をかけ 、
そこに 通う生 徒 たち
遺 跡 の 活 用 の 幅 を 広 げることが できました 。最 終 日に は
に 参 加してもらうことで 実 現しました 。
また 、連 動して携 帯
大 塚 遺 跡 の 発 掘 に 携 わ った 研 究 者 を 交 え 地 元 の 参 加
できる街 角 マップも制 作し 、地 元 商 店 内 に 設 置しました 。
者 、来 場 者 、参 加 作 家 で 座 談 会 を 行 い 、考 古 学 の 調 査
準 備 期 間 中 には 地 元 の 方 が 声をか けてくれるなど 、展 覧
現 場 からの 視 点 で 遺 跡 を 含 めたまちを 見 つ め 直 す 機 会
会 の 地 域コミュニティへ の 浸 透を感じました 。
を 得ました 。さらに 考 古 学とアートの 関 わりの 可 能 性 に
大 塚 遺 跡 で は 訪 れ た 人 が 鑑 賞 以 外 の 関 わりを 持 てる
つ い ても意 見 を 交 わ すことが でき、プ ロジェクトの 次 の
「 絵 の 家 」や「 書 道 庵 」を 建 て 、竪 穴 住 居との 対 比 を つく
金井聰和「遺跡の我が家」
林道子
展 開を 検 討 するうえで 有 益 でした 。
嶋田勇介+齋藤浩太
ダンスパフォーマンス/林道子
有坂蓉子「メタル富士」
柏木かおり
Yokohama Artsite 2014 Report
31
都筑区
NPO 法 人 都 筑 民 家 園
管理運営委員会
第3回
都 筑・遺 跡 公 園・民 家 園 ア ート 月 間
団体紹介
市 民 協 力 により公 園 や 指 定 文 化 財である文 化 体 験 施 設( 都 筑
民 家 園 )の 維 持 保 全 、伝 統 的 な 年 中 行 事 等 を 企 画 運 営 し 、
連絡先
URL
E-mail
TEL
文 化 普 及 に 努 めるとともに 、地 域 に 根ざした 文 化 体 験 事 業 や
h t t p:/ / t m i n k a e n . o r g /
t m i n k a e n @ g a l a x y. o c n . n e . j p
045-594-1723
コミュニティアートを 行うことで 、都 筑 民 家 園 を 多くの 世 代 に
伝 承 することを目的として活 動しています 。
若 い 世 代 へ の 取り組 み で
コミュ ニ テ ィア ート を 広 げ る
遺 跡 音 楽ライブ
会 期:2 0 1 4 年 1 0 月1 1日( 土 )~ 1 2 月6 日( 土 )
会 場:都 筑 民 家 園 、横 浜 市 歴 史 博 物 館 、
大 塚・歳 勝 土 遺 跡 公 園 、遺 跡 公 園 竹 林
来 場 者 数:6 , 8 5 5 人
参加アーティスト:粕谷尚弘、藤井志帆、鬼頭稚雅、井上健、櫻井健雄、
ドラマーズハイ、
さかまきねこ、森下由美
主催:NPO法人都筑民家園管理運営委員会
共催:横浜市歴史博物館、都筑区
後援:都筑区ふるさとづくり委員会
協力:横 浜市環境創造局、横浜市立中川中学校、横浜市立中川西中学校、
中央大学付属横浜中学校・高等学校
写真展「丘の手の中学生から見た横 浜 」
桜井健雄
32
Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
10月11日
(土)、11月3日
(月・祝) 缶バッジを作ろうワークショップ
10月12日
(日)
あそびフォーラムIN都筑民家園
10月12日
(日)~11月2日
(日)
馬屋でアートワークショップ
10月13日
(月・祝)
アーツ&クラフツ ガーデン
10月13日
(月・祝)
地産地消・都筑野菜パーティー
11月2日
(日)
キッズ弓矢体験、遺跡音楽ライブ、
フラッシュモブdeラジオ体操
10月11日
(土)~26日
(日)
写真展
「丘の手の中学生から見た横浜」
11月1日
(土)~3日
(月・祝)
粕谷尚弘 いけばな展「悠久と華の間」、
アート茶会
オモヤカフェ、
11月24日
(月・祝)
発見!
~12月6日
(土)
都筑サファリツアーワークショップ
国の 史 跡 公 園である大 塚・歳 勝 土 遺 跡 公 園 、江 戸 中 期
の 指 導 により近 隣 の 中 川 中 学 校 、中 川 西 中 学 校 、中 央 大
の 建 築 様 式 の 古 民 家( 市 の 文 化 財 )の 主 屋 、主 庭 、竹 林
附 属 横 浜 中 学 校・高 等 学 校 の 美 術 部の 生 徒 約 5 0 名の 動
や 横 浜 市 歴 史 博 物 館を 舞 台 に 、イベントをはじめ 、アート
物 作 品 展を開 催し、
キリンやゾウからハリネズミまで 多くの
ワークショップ 、地 元 中 高 生との 写 真 展 など 多 彩 な 展 示
動 物 が 勢ぞろいしました 。他 の 人 の 作 品を見ることで 相 互
や パフォーマンスを市 民に 提 供 することを目指しました 。
に影 響を受け合い 、
いい 刺 激となったようです。
会 期を3つに 分け、前 期で は 、大きなパネル 一 杯 にモザ
この「 都 筑・遺 跡 公 園・民 家 園アート月間 」は 前 身 企 画
イク画を作るワークショップ
「 馬 屋でアート」
や、
13団 体の手
とあ わ せると今 年 が 9 年 目で す 。アートを 通じた 来 場 者
作り市「アーツ&クラフツガ ーデン 」、地 元 でとれ た 野 菜を
へ の 驚きを提 供できる仕 掛けづくり、具 体 的 には 観 賞より
ベースに芋 煮 汁をいただく
「 地 産 地 消・都 筑 野 菜 パーティ」
も参 加 型・体 験 型 のイベントの 充 実 が 望まれ ていると感
などを開 催しました 。
中 期には 、
区 民まつり連 携イベントとし
じています 。
て、
わびさびとは 違う現 代アート的な 床 飾りでのアート茶 会
私 たちの 基 本 的 な目 標 は 芸 術 活 動 が 暮らしを 豊 か に
「 花 茶 会 」、粕 谷 尚 弘さんのいけばな 展「 悠 久と華 の 間 」
を
するコミュニティアートの 実 現 、素 晴らしい 作 品 や 作 家
行いました 。
地 元の 資 源である竹 材をふんだんに使ったは
と の 遭 遇 で す 。ファミリー の 人 口 が 多 い 都 筑 区 で は 、
ないけの 展 覧 会 は 都 筑 民 家 園ならではの内 容で 、
華道家
若 い 世 代 との 取り組 み が 重 要 で す 。近 隣 校 の 美 術 の
の 方々も思う存 分 、
都 筑 の 魅 力を感じる作 品 制 作 ができま
先 生 方との 連 携も定 着させ 、アートの すそ野 を 広 げられ
した 。後 期 は 、今 年 初 の 試 みとして美 術 家・藤 井 志 帆さん
る活 動 に つなげ ていきた いと考えています 。
粕谷尚弘
いけばな展「悠久と華の間」
発見!都筑サファリツアー
アーツ&クラフツガーデン
Yokohama Artsite 2014 Report
33
港北区
中区
エ イブ ル フレ ンド
ネ ットワ ー ク
とも だ ち の 丘
えんげきぶ
団体紹介
連絡先
URL
E-mail
TEL
ことのな か った 方 が 笑うようになり、歌 えな か った 方 が 大きな
知 的 障 が い 者 の 訓 練 実 習 や 学 齢 障 が い 児 余 暇 支 援 、自 立 支
援 実 習 の 一 環として始まった 1 3 年 間 続く演 劇 活 動 で す 。笑う
w w w. a b l e f r i e n d . c o m [email protected]
080-6705-1359
声 で 歌 ったり、表 現 や コミュニ ケー ション の 楽しさを 体 験し 、
心を 開 いていく活 動 で す 。
芸 術 の 力で
あらゆるボーダ ーラインを 乗り越えていく
鈴 木ユキオ/ 健 常 者と障がい者のためのダンスワークショップ
会 期:2 0 1 4 年 7 月2日( 水 )~ 2 0 1 5 年 1 月2 8 日( 水 )
会 場:港 北 区 障 害 者 地 域 活 動 ホーム・ともだちの 丘 、
大 倉 山 記 念 館 、象 の 鼻 テラス
来 場 者 数:2 , 3 2 7 人
参加アーティスト:黒 沢 美 香 、鈴 木 ユキオ、若 栗 文 則 、小 澤 綾 子 、伊 地 知 裕 子 、
今井尋也、矢萩竜太郎、RIMI、富田大介、山田賢明
主催:ともだちの丘えんげきぶ
共催:エイブルフレンドネットワーク
後援:メガロシアター、
ステージオフィス横浜
協賛:FM川崎
協力:N PO法人げんき、横浜市障害者地域作業所連絡会、港北区社会福祉協議会、
港北区作業所連絡会、大倉山商店街振興組合、
エイブルフレンドフェスティバル
実行委員会
ともだちの丘えんげきぶ
34
Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
7月2日
(水)、7月9日
(水)、
ゼロボディワークショップ
7月23日
(水)、8月6日
(水)、
8月13日
(水)、8月27日
(水)、
9月3日
(水)、9月10日
(水)、
9月24日
(水)、10月15日
(水)、
10月22日
(水)、11月12日
(水)、
この 事 業 は 利 用 者 が 演 劇 を 通して 、自 己 表 現 の 場 を
によるフェスティバルは好 評を博し、障がい 者 芸 術に対する
作り、表 現 を 楽しむことを目 的として 2 0 0 1 年 にスタート
イメージが 変 わったという声 が 多く寄 せられました 。
しまし た 。私 た ち の 活 動 は ゼ ロ ボ デ ィワ ー ク ショップ 、
現 在 、障 が い 者 が 芸 術 活 動と関 わ れる機 会 や 場 所 は
エイブルフレンドフェスティバル 、エイブルフレンドシンポ
必 ずしも 多くは ありま せ ん 。特 に 身 体 的 な 芸 術 活 動 は
ジウムという三 つ の 柱 から成り立っています 。
理 解されるの が 難しい 状 況 で す 。しかし 、この 活 動 で は
ゼロボディワークショップ は 、
「 障 が い のあるなしに 関 わ
それらの 芸 術 活 動 に 注 目し 、障 が い の 有 無 に 関 わらず
らず 、カラダとオンガクとコトバを 使ってあらゆるボーダ ー
誰 もが 楽しく芸 術 体 験 が で きる 機 会 を 創 造 することが
ライン( 境 界 )
を乗り越えていく」
をテーマにした 演 劇ワーク
できました 。また 、ふ だ ん は 歩 か ない 人 が 歩くようになっ
ショップ で す 。港 北 区 障 害 者 地 域 活 動 ホームを 会 場とし
たり、話さな い 人 が 話し 出したりという感 動 的 な 瞬 間 に
年 間を 通して定 期 開 催 することで 、地 域 の 人 々を 中 心 に 、
立ち 会うこともあります 。
福 祉 や 芸 術と関 わりの 少 な い 方 も 、この 活 動 に 触 れ る
エイブルフレンドネットワークが 願うこと。それは 、障がい
可 能 性 が 広 がり、活 動 が より充 実し たと 感じ て い ます 。
者 芸 術 の 素 晴 らし さを たくさ ん の 人 に 知 っ て ほ し い 。
エイブ ルフレンドフェスティバ ル 、エイブ ルフレンドシンポ
芸 術 の 力 を 使 って 、健 常 者 や 障 が い 者とい った 枠 組 み
ジウムは、
より多くの市 民に活 動を知ってもらうことを目指し、
を乗り越えていきたい 。そして、芸 術 活 動そのもののレベル
みなとみらい の 文 化 活 動 の 拠 点 のひとつ で ある象 の 鼻
を 高 め 、その 成 果 を 市 民と共 有した い 、ということで す 。
テラスにて開 催しました 。多 様なパフォーマンスプログラム
そのために 、今 後もさらなる活 動 の 拡 充を目指します 。
11月19日
(水)、12月10日
(水)、
12月17日
(水)
、
12月25日
(木)
、
1月14日
(水)
、
1月21日
(水)
、
1月28日
(水)
9月19日
(金)、10月3日
(金)、
黒沢美香のエイブルダンスワーク
10月10日
(金)、10月24日
(金)、 ショップ
10月31日
(金)、11月7日
(金)、
11月28日
(金)、12月5日
(金)、
12月12日
(金)、12月19日
(金)、
1月8日
(木)、1月9日
(金)
12月19日
(金)
エイブルフレンドシンポジウム
1月17日
(土)、18日
(日)
エイブルフレンドフェスティバル
小澤綾子 筋ジストロフィーシンガー
ライブパフォーマンス
障がい者が親子でダンスを楽しむ
STREETJAM
手話パフォーマンス RIMI
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中 区
西 区
横 浜 開 港 アンデ パンダン 展
実行委員会
市民の
トリ エ ン ナ ー レ
団体紹介
横 浜 開 港 アンデ パ ンダ ン 展 は「 無 審 査 」、
「 無 褒 章 」、
「自主
独 立 」を 掲 げ た 、一 般 市 民 が 出 展・参 加 で きる 展 覧 会 で す 。
連絡先
URL
E-mail
TEL
平 面 にとどまらず 、立 体 、インスタレー ション 、映 像 、パフォー
h t t p:/ / y o k o h a m a i . c o m
[email protected]
070-6646-3977
マンスなど 、あらゆる表 現 が 可 能 で す 。横 浜 から市 民アートを
発 信します 。
ア ートと 市 民 を つ なぐ
画 廊 の ネ ット ワ ー ク
パフォーマンスイベントで演 奏 中の隼 人 高 校 和 太 鼓 部 / 宮 崎 和 之
会 期:2 0 1 4 年 7 月2 1日( 月)~ 1 1 月3 日( 月)
会 場:吉 田 中 学 校 前 路 上 、ギャラリー S H I M I Z U 、画 廊 楽 、
鶴見画廊、
ぎゃらりー 彩 光 、A r t B a b o o 1 4 6 、
吉 田 町 画 廊 、画 廊 土 瓶 、アトリエ K・アートスペ ー ス、
アートスペ ースイワブ チ 、み つい 画 廊 、
g a l l e r y a n d c a f e f u 、仲 通りギャラリー 、
戸 塚 ギャラリー 、ギャラリーぴお 、横 浜 みなと町 ギャラリー 、
爾 麗 美 術 、県 民 共 済 ギャラリー 、
リーブ ギャラリー 、
横 浜 バロック 関 内 サロン 、ギャラリー A R K
来 場 者 数:2 0 , 0 0 0 人
参加アーティスト:浅 野康則、宮崎和之、下村典子、山田Tom、西山彰、猪田七夏、
Rieko Oki、琴野杏、丸山健太
主催:横浜開港アンデパンダン展実行委員会
後援:公 益 財 団 法 人 横 浜 市 芸 術 文 化 振 興 財 団 、横 浜 市 文 化 観 光 局 、神 奈 川 県 、
神 奈 川 新 聞 社 、テレビ神 奈 川( T V K )、読 売 新 聞 東 京 本 社 横 浜 支 局 、朝日
新聞横浜総局、毎日新聞横浜支局、FMヨコハマ
36
Yokohama Artsite 2014 Report
実施イベント
8月2日
(土)
7月21日
(月・祝)~27日
(日)
7月28日
(月)~8月2日
(土)
7月30日
(水)~8月5日
(火)
7月23日
(水)~8月4日
(月)
8月6日
(水)~18日
(月)
8月20日
(水)~9月1日
(月)
8月4日
(月)~10日
(日)
9月1日
(月)~6日
(土)
7月5日
(土)~20日
(日)
9月13日
(土)~28日
(日)
10月17日
(金)~31日
(金)
8月4日
(月)~10日
(日)
9月1日
(月)~7日
(日)
8月12日
(火)
~31日
(日)
10月21日
(火)~26日
(日)
9月1日
(月)~7日
(日)
8月27日
(水)~31日
(日)
8月29日
(金)~9月2日
(火)
8月2日
(土)~8日
(金)
8月18日
(月)~23日
(土)
8月25日
(月)~9月3日
(水)
10月22日
(水)~27日
(月)
7月26日
(土)~8月10日
(日)
8月19日
(火)〜25日
(月)
9月1日
(月)~7日
(日)
7月13日
(日)~20日
(日)
7月17日
(木)~26日
(土)
9月4日
(木)~13日
(土)
10月2日
(木)~11日
(土)
11月3日
(月・祝)
市民のトリエンナーレ オープニング
セレモニー&パフォーマンスイベント
楽展
鶴見美術家協会小品展
市民のトリエンナーレ 彩光展
もっともっとトリエンナーレ!!! Ⅰ期
もっともっとトリエンナーレ!!! Ⅱ期
もっともっとトリエンナーレ!!! Ⅲ期
吉田町画廊展
市民のトリエンナーレ 土瓶展
笹井祐子展
上條陽子と韓国作家2人展
青木美也子展
花咲展
市民のトリエンナーレ みつい画廊展
こども、親子夏休み応援企画
「KID’S WARKSHOP FESTIVAL」
小泉さかえ個展
「サークル←→サイクル」
アトリエ21
スケッチ展 第三弾~長崎紀行~
戸塚ギャラリー絵画展
市民のトリエンナーレ 瀬谷区美術展
若手作家によるグループ展
アンデパンダン実行委員会 グループ展
交差する視点
写真・美術展
横山和江・横浜中華街・写真展
華の宴
横浜・鎌倉 風景画展
第2回横浜の夏展 ~アーティスティック
Tシャツと原画・はがき展
矢吹多歌子展
私の横浜展
和田直樹展
市民のトリエンナーレ
クロージング・イベント
横 浜 開 港アンデパンダン展は、ヨコハマトリエンナーレに
知 ってもらうこともできました 。こういった 認 知 が 進 め ば 、
市民の側から協力するため立ち上げたアートイベントで、関内・
画 廊 ご と の 小 さな 取り 組 み も やりや すくな る で しょう 。
桜 木 町にある画 廊をつなぎ「 市 民 のための 市 民によるトリ
数 多くの 画 廊 が つ な がり、アートをきっか け にまちを 周
エンナーレ」
として横浜のアートのお祭りを盛り上げました。
遊 できる 取り組 み は 、全 国 で も 珍しい は ず で す 。アート
8 月 2 日 に 行 った 、吉 田 中 学 校 前 の 路 上 で の オープ
は 難 解 なもの で はなく、誰 でも入 ってい けるもの 。アート
ニ ン グ・セ レ モ ニ ー & パ フォー マ ン ス・イベ ント で は 、
と市 民 を つなぐ仲 介 的 な 位 置 をとることでアートの 裾 野
美 術 作 家 だ け で は なく、ダ ン サ ー やミュ ー ジ シャンと
を 広 げ てい けると感じています 。
いった パフォーマー 、高 校 の 和 太 鼓 部 やダンスチームに
私 たちの 企 画 の 実 行 委 員 には 作 家 が 多 い ので 、画 廊
も 参 加してもらいました 。全 体 の 企 画 の 観 覧 者 総 数 は
との 付き合 い が 深くお 互 い に 実 情 をよく分 か っています 。
概 算 で 2 0 , 0 0 0 人を 達 成しました 。
画 廊 側 は 展 覧 会 を 企 画 するの に 苦 心しています が 、
また 、順 次 開 催され た 各 画 廊 の 展 覧 会 の 会 場 は 広 い
同 業 同 士 で 自 発 的 に 手 を 組 むことの 難しさもあります 。
地 域 におよぶことから、各 画 廊をとりまとめた 周 遊 マップ
その 点 、作 家 は 真 ん 中 に 立 って 画 廊 を つなぐことが でき
を 制 作し 広 報しました 。数 字として 見 える反 響 以 外 にも
ます 。また 、作 家 側も今まで 関 わりの 薄 か った 団 体 同 士
「 次 は 市 民 のトリエンナーレに 参 加した い 」と声を 掛 けて
が 結 び つく機 会 とな ったようで す 。特 に 今 回 の 企 画 の
くれる画 廊 が 出るなど 反 響 が ありました 。
トリエンナーレ
一 環 とし て 開 催 し た 巡 回 展 で は 、出 展 者 や 来 場 者 が
をきっか けとした 観 客 の 来 場もあり、まちのギャラリーを
い つもとは 違う画 廊 に 足 を 運 ぶきっか けにもなりました 。
パフォーマンスイベントでの
キッズのダンスステージ
ArtBabbo146展示の様子
県民共済ギャラリー展示の様子
Yokohama Artsite 2014 Report
37
横 浜 下 町 パ ラ ダ イ ス ま つり
実行委員会
横 浜 下 町 パ ラ ダ イス ま つ り
2014
中 区
団体紹介
2 0 0 9 年から毎 年 夏に開 催してきた「 横 浜 下 町パラダイスまつり」
( 過 去 5 回 の 主 催:A R T L A B O VA )の 参 加アーティストたち
連絡先
URL
E-mail
によって 設 立した 実 行 委 員 会 で す 。年 間 を 通じてこの 地 域と
向き合 いながら、横 浜 下 町 パラダイスまつりを 開 催します 。
http://downtownart.hama1.jp/
[email protected]
多 文 化 の まち で
ア ートと 生 活 を つ なぐ 試 み
ダンサー青 山るりこ+モン族テン「ベトナム戦 争 後アメリカへ 移 民したモン族を想うお散 歩ダンス」/ 福 田 依 子
会 期:2 0 1 4 年 8 月2 3日( 土 )~ 8 月3 1 日( 日 )
会 場:横 浜 パラダイス会 館 +シネマ・ジャック&ベティ
とその 周 辺
来 場 者 数:5 0 0 人
参加アーティスト:青山るり子、来島友幸、
スズキクリ、中村剛彦、蔭山ヅル
実施イベント
8月23日
(土)~31日
(日)
横浜下町パラダイスまつり2014
2 0 0 9 年より毎 年 開 催して い る 横 浜 下 町 パ ラダ イス
いく作 品 で 、外 国 に つ な が る 子 どもを 多く抱 え た こ の
まつり。今 回は 、
これまで 参 加したアーティストたちによって
まちだ からこその 、特 別 な 時 間となりました 。詩 人 、映 像
実 行 委 員 会を 新 たに 立ち上 げ て開 催しました 。現 在アー
作 家 、写 真 家 が 一 緒 に 若 葉 町 周 辺 の 店を 取 材し期 間 中
ティストたちは 、横 浜 下 町 パラダイスまつり期 間 だけで は
に 展 示 発 表 する企 画 は 、普 段 な か な か 足 を 踏 み 入 れる
なく、年 間 を 通じてこの 地 域と主 体 的 に 向き合 い はじめ
ことのない 場 所 へ 出 向き、まちを 紹 介 するきっか けとなり
ています。同 時にアーティストたちは 、毎 年シネマ・ジャック
ました 。このようにイベントを 通してまちの 人と情 報 交 換 、
& ベ ティにて 並 行 開 催している「よこはま若 葉 町 多 文 化
共 有をできたことは 大きな 成 果 で す 。
映 画 祭 」の 実 行 委 員 にもなり、試 写 に 立ち 会うなど 映 画
また 、活 動 の 拠 点 で ある横 浜 パラダイス会 館 が 、外 国
の 上 映にも関 わることとなりました 。その 結 果 、今まで 以 上
につながる子どもたちの 居 場 所となることも目標 のひとつ
に 映 画 上 映 後 の 関 連 企 画を 盛り上 げることが できました 。
で す 。その た め の ステップとして 、ワークショップ や 授 業
さらに 、アーティスト自身 にとっても、企 画 やまちに 対して
の 補 佐をするなど、夏 から秋 にか けて周 辺 の 学 校 に 通 い 、
当 事 者 意 識を 持 つことにつながったようで す 。
次 回へ の 準 備を進めています。子どもたちは 確 実にこちら
8日 間 の 会 期 中 は 映 画 祭 のプ ログラムにあ わ せ 多 様
の 存 在を 認 知してくれるようになり、先 生も訪 問してくれ
なイベントを 用 意しました 。中 でも「 ベトナム 戦 争 後 アメ
るなど 、学 校とも具 体 的 な 協 力 体 制 が できつ つ あります 。
リカへ 移 民した モン 族 を 想うお 散 歩 ダ ンス 」は 、まちを
今 後も学 校と連 携をとりながら少しず つ 事 業を 進 めたい
歩きながら、国 境を 越えて自 分 や 家 族 のル ーツを 辿って
と考えています 。
主催:横浜下町パラダイスまつり実行委員会
共催:シネマ・ジャック&ベティ
後援:横 浜市中区役所、
( 公財)横浜観光コンベンション・ビューロー、
(公財)横浜市国際交流協会
協賛:アサヒビール株式会社
協力:若葉町町内会、大岡川ゆないてっど、協同組合伊勢佐木町商店街
特大コリントゲーム/ 福 田 依 子
38
Yokohama Artsite 2014 Report
ベリーダンスショー/福田依子
女装アオちゃんと大岡川で魚釣り
福田依子
詩人中村剛彦「若葉町さんぽ詩」
福田依子
Yokohama Artsite 2014 Report
39
中 区
ほ か
ラ イフ ア ート
ユ ニ オン
横 浜 の お 稽 古 場 から 世 界 へ 発 信!
ハ マ げ い こプ ロ ジ ェ クト
団体紹介
横 浜 を 中 心 に 活 動 する俳 優 、演 出 家 、音 楽 家 等 のアーティス
トが 芸 術 活 動を 通して、市 民ひとりひとりがライフアート( 生 涯
連絡先
URL
E-mail
芸 術 )を 見 つけ 育 て、それ が 地 域 に 根 差し、還 元され て、横 浜
http://hitotohito.net/
[email protected]
が 元 気 になっていくことを目標としています 。
横 浜 の 稽 古 場 から 、
新しい 地 域 文 化を 発 信
白 村 江 公 演の様 子
会 期:2 0 1 4 年 9 月2 0日( 土 )~ 2 0 1 5 年 1 月3 1 日( 土 )
実施イベント
会 場:横 浜 にぎわい 座 ほか
来 場 者 数:1 4 0 人
参加アーティスト:金 沢真、富士松延治太夫、
日原史絵、児玉寛子、吉松章、今井尋也、
金原亭馬吉、伊福美
9月20日
(土)
横浜稽古場情報システム
「ネットDEハマげいこ」WEB公開
11月1日
(土)
ケイコ場エキスプレス秋号発刊
11月27日
(木)
ケイコ場とれいん(尺八体験会)
12月1日
(月)
ケイコ場エキスプレス冬号発刊
12月16日
(火)
ケイコ場とれいん(小鼓体験会)
1月31日
(土)
ハマとら祭2015
横 浜 市 内 に は 、いまも元 気 で 活 動している 稽 古 場 が
を 強く感じています 。
たくさんあり、古き良き文 化が 脈々と流れています。私たち
事 業 のしめくくりに は 、横 浜 で 活 動 する多くの 団 体 の
は 市 民 同 士 が 芸 をたしな み 、語りあ い 、交 流 する、生 涯
協 力 を 得 て 、芸 能 祭「 ハマとら祭 2 0 1 5 」を 開 催しました 。
芸 術・ライフア ートの 場 とし て 、新し い 稽 古 場 の ネット
稽 古 場 ネットワークで 活 躍 する先 生 方 による新 内 や 落 語 、
ワークづくりを 行っています 。
ガ マの 油 売り等 の 伝 統 的な 語り芸をはじめ 、韓 国 舞 踊と
2 号 にわたって刊 行した 情 報 誌「 稽 古 場 エキスプレス」
音 楽( サムルノリ)、アジアやアラブ の 芸 能 を 取り入 れ た
で は 、日本 舞 踊 、フラメンコなど横 浜 のリアルな 稽 古 情 報
地 域 文 化 を 融 合した シルクロード 能 楽 会 の 創 作 能 など 、
を掲 載しました 。あわ せて横 浜 稽 古 場 情 報 のウェブ サイト
古き良き芸能と、先進的な芸能を一度に見られる会となりま
「 ネットDEハ マ げ いこ 」も 公 開し「 お 稽 古 検 索 」などで
した。訪れた観客からは、初めて古典芸能に触れ、感動した
誰 でも気 軽 に 情 報 共 有 、情 報 活 用 できるシステムを 作り
という感想をいただきました。伝統を重んじつつも、ジャンル
あげました 。
にしばられない 試 みが 観 客へ 届いたのだと思います。
また「 ケイコ 場とれ い ん 」として 、尺 八 や 小 鼓 の 稽 古
稽 古 場 に 根ざして文 化 活 動を 拡 げ ていくことによって、
体 験 会 を 開 催しました 。普 段 は 馴 染 み の 薄 い 古 典 芸 能
横 浜 が 培 ってきた 文 化 芸 術 の 多 様 さ 、深 さ 、面 白 さを
で す が 、参 加 者 は 体 験 を 楽し み 、古 典 芸 能 へ の 理 解 を
発 見 できます 。さまざまな 文 化 が 往 来 する横 浜 ならで は
深 める機 会となったようで す 。この 稽 古 体 験 をきっか け
の 地 域 文 化 を 世 界 に 向 けて 発 信 する機 会 をこれ からも
に お 稽 古 場 へ 通 い はじめたという声もあり、活 動 の 意 義
作り続 けていきた いと考えています 。
主催:ライフアートユニオン
後援:メガロシアター
協力:特 別養護老人ホーム太陽の國、
FM横浜、TVK、横浜日仏文化学院、
横浜落語を愛する会、横浜邦楽邦舞家協会
落語金原亭馬吉
40
Yokohama Artsite 2014 Report
韓国舞踊
シンポジウム
がまの油売
新内 富士松延治太夫
Yokohama Artsite 2014 Report
41
ヨコ ハ マ ア ート サ イト 2 0 1 4 募 集
公募概要
対 象 期 間:2 0 1 4 年 7 月~ 2 0 1 5 年 1 月
Look back over the Yokohama Artsite 2014
対 象となる活 動:以 下 の ①・②・③ い ず れ か の 項 目を 満 たし 、横 浜 市 内 で 実 施される美 術 、映 像 、音 楽 、舞 台 芸
術などにか か わる芸 術 文 化 活 動 。 ※ 期 間 中 、不 特 定 多 数 が 参 加 できる催しが 含まれていること。
① 地 域 の 歴 史 や 自 然 、景 観 などを 活 用し 、アートを 通じてその 魅 力 を 引き出し 、地 域 に 寄 与 す
2014
YOKOHAMA
Art Site
るもの 。また 、開 催 地 域 外 からも含 めた 集 客を 見 込 めるフェスティバル 性を 有 するもの 。
② 福 祉・環 境・街 づくり・国 際 交 流 等 の 社 会 課 題 に つ い て 、アートを 通じて 解 決 を目 指 すもの 。
また 、アートに 触 れる機 会 を 広 げ 、参 加 者 間 に お けるコミュニケー ション の 醸 成 や 感 性 を 育
むことを目的としたもの 。
③ 横 浜 独自の 魅 力 的な芸 術 作 品を創 造し、市 内 外へ 発 信することを目的とした 活 動 。
助 成 金 額と助 成 対 象 経 費:① 新 規 活 動 助 成 1 件 に つき1 0 万 円 ~ 2 0 0 万 円
② 継 続 活 動 助 成 1 件 に つき1 0 万 円 ~ 2 0 0 万 円
( 原 則 、助 成 対 象 経 費の2 分の1 以 内 )
5月
3月
2014
選考&採択
選考委員
( 敬 称 略 、5 0 音 順 )
石 井 大 一 朗 ( 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 市 民 セクターよこはま理 事 )
恵 志 美 奈 子 ( 世 田 谷 パブリックシアター 学 芸グループリーダ ー )
佐 藤 李 青 ( 公 益 財 団 法 人 東 京 都 歴 史 文 化 財 団 東 京 文 化 発 信プロジェクト室
地域文化交流推進担当)
鈴 木 一 郎 太 ( 株 式 会 社 大と小とレフ 取 締 役 )
須 藤 千 佳 (ブリティッシュ・カウンシル プロジェクトマネージャー(アーツ))
外 部の有 識 者で構 成されたヨコハマアートサイト2 0 1 4 選 考 委 員 会により
選 考を行いました。
ヨコハ マアートサイトは 、一 年 を 通じて 、参 加 者 間 の 研 修 や 交 流 に 取り組 ん で います 。
ヨコハ マアートサイトラウン ジ や 季 刊 ヨコハ マアートサ イトに つ い て 紹 介します 。
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Yokohama Artsite 2014 Report
Yokohama Artsite 2014 Report
43
実施区
団 体 名・事 業 名
青葉区
AOBA+ART2014実行委員会
AOBA+ART2014 ¥6 7 7 , 5 0 0
旭区
旭 区 地 域 生 活 支 援 拠 点 ほっとぽっと
ほっとた つ はな 亭 ¥2 0 0 , 0 0 0
中区
居 場 所「カドベヤで 過ごす 火 曜日」
カドベヤ・オープンD AY ― ― つどおう・かたろう・つながろう
¥3 1 0 , 0 0 0
南区
大 岡 川アートプロジェクト実 行 委 員 会
大 岡 川アートプロジェクト「 光 の ぷろむなぁど 2 0 1 4 」 ¥6 0 0 , 0 0 0
中区
NPO法人Offsite Dance Project
本 牧アートプロジェクト2 0 1 4 金沢区
緑区
霧 が 丘 思 い 出まつり実 行 委 員 会
霧 が 丘 思 い 出まつり『 里 帰りイルミネーション 盆 踊り大 会 』 泉区
サイト・イン・レジデンス実 行 委 員 会
サイト・イン・レジデンス2 0 1 4「 環 世 界 」 ¥2 , 0 0 0 , 0 0 0
を 発 刊 。特 集「 となりの
多文化」
5 月2 4日
(土)
さかえ d e つながるアート
さかえ d e つながるアート2 0 1 4 ¥3 5 0 , 0 0 0
神奈川区
スクール・オブ・ダンスプロジェクト
School of Dance Project 2014 ¥7 0 0 , 0 0 0
中 区ほか
N P O 法 人 打 楽 器コンサートグループ・あしあと
こころに 響く打 楽 器 作っちゃおう ¥3 0 0 , 0 0 0
長 者 町アート☆プラネタリウム実 行 委 員 会
長 者 町アート☆プラネタリウム ¥1 , 0 4 5 , 0 0 0
都筑区
都 筑アートプロジェクト
ニュータウン 遺 跡 ハウス ¥1 , 0 0 0 , 0 0 0
都筑区
NPO法人都筑民家園管理運営委員会
第 3 回 都 筑・遺 跡 公 園・民 家 園アート月間 ¥2 0 0 , 0 0 0
¥1 , 4 9 5 , 0 0 0
6月
8 月2 4日
(日)
9月
事 業 実 施 前ヒアリン グ
参 加 団 体と事 務 局 が 個 別 に 面 談し 、
事業実施に向けての情報共有を行った。
ヨコ ハ マ ア ートサ イトラウン ジ v o l . 1 「 ア ート 森 フォーラム 」
横 浜というまちで アートと地 域 の 関 わりに つ い て 考 える 、交 流 する 場として の アートサ イトラウン ジ 。
参 加 団 体 の ひとつ G R O U P 創 造と森 の 声「 横 浜 の 森 美 術 展7」の 参 加 海 外
西 区 、中 区
横 浜 開 港アンデ パンダン 展 実 行 委 員 会
市 民 のトリエンナーレ ¥2 0 0 , 0 0 0
中区
横 浜 下 町 パラダイスまつり実 行 委 員 会
横 浜 下 町 パラダイスまつり2 0 1 4 ¥4 0 0 , 0 0 0
中区
ライフアートユニオン
横 浜 の お 稽 古 場 から世 界 へ 発 信!ハマげ いこプロジェクト
¥7 0 0 , 0 0 0
Yokohama Artsite 2014 Report
横 浜 市の 地 域 文 化を考
¥2 , 0 0 0 , 0 0 0
¥6 0 0 , 0 0 0
ともだちの 丘えんげきぶ
エイブルフレンドネットワーク 季 刊ヨコハマ
アートサ イト創 刊
え る・応 援 す る 文 化 誌
G R O U P 創 造と森 の 声
森ラボ 2 0 1 4『 横 浜 の 森 美 術 展7』 港 北 区 、中 区
流 れ や 各 種 手 続きに つ い ての 説 明を 行った 。
¥5 0 0 , 0 0 0
緑区
中区
各 団 体 による 活 動 紹 介と、事 務 局より1 年 間 の
¥2 , 0 0 0 , 0 0 0
¥5 0 0 , 0 0 0
栄区
キックオフ・ミー ティン グ
定期刊行物
ぐるぐる白 楽 実 行 委 員 会
ぐるぐる白 楽 はためきアート展 神奈川区
44
金沢文庫芸術祭実行委員会
第16回金沢文庫芸術祭 採択額
アー ティストによる 、海 外 の アート事 情 に つ い て のトークイベ ント。
ゲ スト:ジ ェム ス・ロ バ ート・コ コビ ー 、イン グリダ・ヴァイト キ エ ー ネ 、
カ イア ン・ビ ジョップ 、キ ム・ジュンミン 、高 山 孝 子( 通 訳 )
会 場:横 浜 動 物 の 森 公 園 予 定 地
主 催:ヨ コ ハ マ ア ート サ イト 事 務 局 + G R O U P 創 造と森 の 声
ヨコハマアートサイトvol.001
Yokohama Artsite 2014 Report
45
ヨコ ハ マ
ア ート サ イ2 0 1 4
実 施レ ポ ート 発 行
ヨコハマアートサイトラウンジv o l . 2
「アートでであう地 域の多 文 化 」
季 刊 ヨ コ ハ マ ア ート
季 刊 ヨコ ハ マ
ア ート サ イト
vol.003発行
ヨコ ハ マ ア ート サ イトラウン ジ v o l . 3
サ イト 第 一 号 の 特 集
「 風 土とア ート 」
で もあ る「 となりの 多
文 化 」を テ ー マ に 、
日 常 生 活 の 中 にある
それぞ れ の 土 地 に 合
多 文 化 と の 繋 がりを
わ せ て新しく生まれ た
見 つ める 。
り、古くか ら 受 け 継 が
(横浜下町パラダイスまつり実 行 委 員 会 )
会 場:n i t e h i w o r k s
締めくくりとして、実 施 事 業 報
告レポートを発行。
特 集「さかい目を歩く」
事 業 実 施 後ヒアリン グ
れ ているアートを 通し
ゲスト:沼 尾 実( 大 佛 次 郎 記 念 館 館 長 )、蔭 山 ヅ ル
ヨコハマアートサイト2 0 1 4の
て 、地 域 の 風 土 に つ
い て 考 えるトークセッ
参 加 団 体と事 務 局 が 個 別 に 面
ション 。
談 し 、プ ロ ジ ェ クトを 実 施 し て
ゲ スト:小倉美惠子(ささらプロダクション)、
杉 山 孝 一( 大 岡 川 アートプ ロジェクト実 行
み ての 成 果 や 課 題 などを 共 有・
フィードバックを 行った 。
委員会/宮宿花1・2丁目町内会会長)
会 場:吉 野 町 市 民 プ ラ ザ 会 議 室
1 0 月1 5日
(水)
12月
1 月8日
1 月2 5日
(木)
(日)
1 月~ 2 月
2 月2 8日
(土)
3月
3 月2 3日
3 月3 1日
( 月)
(火)
2015
季 刊 ヨコ ハ マ
ア ート サ イト
vol.002発行
特 集「 境 内 につどう」
ヨコ ハ マ ア ート サ イトラウン ジ v o l . 4
「 ダ ン ス 教 育 ラボ 」
参 加 団 体 の ひとつ
ヨコ ハ マ ア ートサ イト 2 0 1 4 報 告 会
「ヨコハ マ アートサ イトから 見 る
地 域 文 化 の いま」
東 京・晴 海 で 活 動 するトリトン・ア ーツ・ネット
ワ ー ク で の コミュ ニ
スクール・オブ・ダンス
各団体による事業報告
ティ活 動 の 紹 介 や 、
と、その 中 で 見 えてき
ヨコハマトリエンナー
ティストと共に、学校と
た 横 浜 に お ける 地 域
レ2 0 1 4での活 動 紹
地 域 が 一 体となって
文 化 の 今を探るトーク
介 を 踏 まえ 、市 民 が
ダンス教 育 の 可 能 性
セッション 。終 了 後 に
アートプロジェクトを
を探るシンポジウム。
は 交 流 会を設け、参 加
支 える 意 義 を 考 える
団 体 が 共に一 年 間を
トークセッション 。
振り返った 。
ゲ スト:田 中 玲 子( 認 定 N P O 法 人トリト ン・
楠 原 竜 也( 振 付 家・ダ ン サ ー )、
太 田 早 織( 神 奈 川 大 学 助 教 )、
宮 内 康 乃( 作 曲 家・つ む ぎ ね 主 宰 )
会 場:か なっくホ ー ル
( 横 浜 市 神 奈 川 区 民 文 化 セン ター )
Yokohama Artsite 2014 Report
「 参 加 す るア ート 」
プ ロ ジ ェクト の ア ー
ゲ スト:川 合 ロン( C o . 山 田うん ダ ン サ ー )、
46
ヨコ ハ マ ア ートサ イトラウン ジ v o l . 5
ゲ スト:佐 藤 李 青( 東 京 ア ートポ イント 計 画 プ ロ
ア ーツ・ネットワー ク ディレ クター )、
グ ラム オフィサ ー )、鈴 木 一 郎 太( 株 式
堀 木 結( 横 浜トリエンナーレ組 織 委 員 会 /
会 社 大と小とレフ 取 締 役 )
会 場:ヨコハマ 創 造 都 市 センター 3Fスペ ース
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
会 場:高 架 下 スタジ オ S i t e - D 集 会 場
Yokohama Artsite 2014 Report
47
溝の口
A P. 2
渋谷
O P. 3 0
AO B A + A R T 2 014 実 行 委 員 会
市
線
AO B A + A R T 2 014
都
都 筑 アートプロジェクト
園
ニュータウン遺 跡 ハウス
東
急
田
A
東急東
横線
たまプラーザ
Tama-plaza
P P. 3 2
あざみ野
青葉区
Azamino
AOBA-KU
グ
P
Center Kita
港北区
KOHOKU-KU
霧 が丘 思い出まつり実 行 委 員 会
霧が丘 思い出まつり
『里 帰りイルミネーション 盆 踊り大 会』
横 浜市
JR横浜線
営 地下
鉄ブル
ーライ
ン
Q P. 3 4
G
東海
道
新
幹
線
線
の国
ども
急こ
東
G P. 1 4
センター北
地下 N P O 法 人都 筑 民 家 園 管 理 運 営 委 員 会
市営
第 リ3 回 都 筑・遺 跡 公 園・民 家 園
横浜
ーンラ
イン アート月間
鉄
O
JR横浜線
都筑区
L P. 2 4
大倉山
Ōkurayama
エイブルフレンドネットワーク
スクール・オブ・ダンスプロジェクト
MIDORI-KU
S c h o o l o f D a n c e P r oj e c t 2 014
中山
Nakayama
新横浜
H P. 1 6
I
旭区
ASAHI-KU
Shin-Yokohama
L
T P. 4 0
ぐるぐる白楽 実 行 委 員 会
神奈川区
ぐるぐる白楽 はためきアート展
I P. 1 8
ライフアートユニオン
H
K ANAGAWA-KU
横 浜 のお 稽 古 場から世 界 へ発 信!
ハマげいこプロジェクト
G R O U P 創 造と森の声
森ラボ2 014『横 浜 の森 美 術展7』
大和・本厚木
鶴ケ峰
B
Tsurugamine
相鉄本線
N P. 2 8
和田町
B P. 4
長 者 町アート☆プラネタリウム実 行 委 員 会
Wadamachi
Yokohama
ほっとたつはな亭
Hoshikawa
保土ケ谷区
HODOGAYA-KU
相鉄い ず み野 線
磯子区
M
J
Totsuka
海道 本 線
JR東
戸塚
戸塚区
TOTSUK A-KU
ISOGO-KU
C P. 6
居場所「カドベヤで 過ごす火 曜日」
M P. 2 6
カドベヤ・オープンDAY―
― つどおう・かたろう・つながろう
特定非営利活動法 人
打 楽 器コンサートグル
ープ・あしあと
港南区
こころに響く打 楽KONAN-KU
器 作っちゃおう
サイト・イン・レジデンス実 行 委 員 会
岸線
金沢区
本郷台
サイト・イン・レジデンス2 014
「環 世 界」
K ANA Z AWA-KU
Hongōdai
シーサイドライン
J R根
K
J P. 2 0
E P. 1 0
N P O 法 人O ff s i t e D a n c e P r o j e c t
本 牧 アートプロジェクト2 014
栄区
SAK AE-KU
大船
Ōfuna
K P. 2 2
海の公園柴口
鎌倉
Uminokōenshibaguchi
金沢文庫
Kanazawa-bunko
さかえ d e つながるアート2 014
F
京
急
〒 2 2 0 - 0 0 0 4 横浜 市 西 区 北 幸 1- 1 1 - 1 5 横浜STビル 2 0 8
京急本線
さかえ d e つながるアート
(NPO法 人STスポット横 浜 地 域 連 携 事 業 部 内 )
線
子
逗
T E L:0 4 5 - 3 2 5 - 0 4 1 0
新逗子
F P. 1 2
金沢文庫芸術祭実行委員会
第16 回 金 沢 文 庫 芸 術 祭
FA X:0 4 5 - 3 2 5 - 0 4 1 4
M A I L:o f f i c e @ y - a r t s i t e . o r g
E
横 浜下町パラダイスまつり2 014
(NPO法 人STスポット横 浜 、横 浜 市 文 化 観 光 局 、
ヨコハマアートサイト事 務 局
中区
NAK A-KU
横 浜下町パラダイスまつり実 行 委 員 会
湘南台
印 刷・製 本:合 資 会 社 三 島 印 刷 所
Isezaki-chojamachi
S P. 3 8
Gumyōji
T w i t t e r I D:@ Y _ A r t s i t e
デザイン:相 澤 事 務 所
市民のトリエンナーレ
石川町
Ishikawachō
Yoshinocho
弘明寺
泉区
F a c e b o o k: ww w. f a c e b o o k . c o m / y o k o h a m a . a r t s i t e
編 集:NPO法 人STスポット横 浜
吉野町
横 浜 開 港アンデパンダン展 実 行 委 員 会
C
伊勢佐木長者町
南区
U R L:w w w. y - a r t s i t e . o r g
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
日ノ出町
MINAMI-KU
IZUMI-KU
Kannai
南太田 Hinodechō
Minamiōta
D
R P. 3 6
関内
NISHI-KU
大 岡 川アートプロジェクト実 行 委 員 会
横 浜 市 地 域 文 化 サ ポ ート事 業
発 行:ヨコハマアートサイト事 務 局
西区
D P. 8
大 岡 川アートプロジェクト
「光のぷろむなぁど2 014」
2 0 1 5 年 3月3 1日発 行
T
N 桜木町
Sakuragicho
S R
星川
SEYA-KU
小田原
長 者町アート☆プラネタリウム
横浜
旭 区 地 域 生 活 支 援 拠 点 ほっとぽっと
瀬谷区
ヨコハマアートサイト2 0 1 4 実 施レポート
川崎
鶴見区
TSURUMI-KU
Q
TSUZUKI-KUともだちの丘えんげきぶ
緑区
中央林間
品川
横須賀