平成27年度 第1号 (4月 13 日発行) 愛媛県立今治北高等学校 咲いた

平成27年度
第1号
(4月 13 日発行)
愛媛県立今治北高等学校
咲いた、咲いた・・・
教頭
村上
知子
学校の中庭のチューリップが、気の早いものはぽっこり咲いています。このチューリップは、
1月初めに数人の生徒と教員の手で植えられました。2月下旬に、せっかちに芽の先っぽをの
ぞかせたものもあります。しかし、そこにチューリップがあるとは知らないたくさんの足に散
散踏みつけられ、更には冬の名残の冷たい雨風にさらされ、このまま枯れてしまうのではない
かと心配したものです。それでも、こうして春の日差しに揺れるまで伸びてきました。
面白いのは、きちんと並べて植えられたはずのものが、いざ伸びてくると好きなように列を
作っていることです。そして、先ほど述べたようなせっかちなものからノンビリ屋、ひょろり
としたものからずんぐりさん、葉っぱの数までバラバラと、1本1本すべて違っていることで
す。季節が移ってこうして伸びてくるまで、それは、なかなか分からないことでした。けれど
も、その1本1本が、蕾をツンと弾くとポンと小さな音を立てて開きそうな、なんだか楽しげ
な 空 気 を 辺 り に 漂 わ せ て い ま す 。「 咲 い た 咲 い た ・ ・ ・ 」 と 口 ず さ む と 、 そ れ に 合 わ せ て ゆ ら
ゆらと踊りだしそうです。
ふと子どものころに読んだ『親指姫』の挿絵を思い出しました。たしか、開いたチューリッ
プの花の中に親指姫が座っているものでした。中庭のチューリップのどれかに、もしかしたら
こっそりと同じように座っているかもしれません。
新年度、今北生各々の心の中にも、新しい何かが、ポンと弾けるのを待ちながら、こっそり
と、楽しげに座っているのでしょうか。それとも、既にきれいに開いて、動き始めているので
しょうか。きっとすべて違っているはずの、そのそれぞれは、この新しい年度をそれぞれに彩
り豊かなものにしていってくれることでしょう。
生 物 室 の 前 に 貼 っ て あ る 「 誕 生 花 」 に は 、 チ ュ ー リ ッ プ の 花 言 葉 は 、「 博 愛 、 思 い や り 」 と
あ り ま す 。 新 し い 季 節 の 、 新 し い 物 事 の 始 ま り に 、「 思 い や り 」 が 一 つ 加 わ る と 、 更 に 素 敵 な
スタートになりそうです。
今年度も新しい出会いが、あちらこちらであることと思います。新しい出会いに感謝します。
(転退職の教職員)
国 語 大橋 文子
地歴公民
阿部 暁子
数 学 黒田 利信
数 学 玉井 春来
理 科 渡邉 尚徳
保 体 竹本 英利
保 体 渡部 一行
保 体 梶田 光平
英 語 曽我部千歳
商 業 内田 博幸
商 業 青野 純士
商 業 木村 友哉
事 務 赤根川祥真
初任指導
玉井
博
(異動先)
宇和島南
松山盲
宇和島南
西 条
松山北
退 職
松山商
今治西
西 条
新居浜商
松山商
退 職
退 職
内 子
(新任の教職員)
国 語 片岡 寛明
数 学 越智 英樹
数 学 村上 恭介
理 科 松本 裕美
保 体 竹本 英利
保 体 波多野孝明
保 体 越智 秀明
英 語 森井夕季絵
商 業 柳原 章寿
商 業 堀内 崇光
事 務 越智登志美
初任指導
大浦 哲雄
(前任校)
丹 原
松山北
(再任用)
今治西中
(初任者)
小 松
松山商
※お 気づ きの 点や 、御 意見・御質 問な どあり まし たら 、下 に記 入の上 、お 子さ んを 通じ て担 任まで 御提 出く ださ い。
今治北 高校 の日 々の 様子 をホー ムペ ージ に掲 載し ていま す。「 今北 日記」「 生徒 の活 動」「部 活動 」な ど、 ぜひ 御覧
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