他社のフォークリフト事故を参考に死角対策を実施しました。

後方 死角対策
死角⇔視覚
<状況> フォークリフトが、トラック後方にバックで荷物を運んでいた時に、
トラックの陰から、書類を見ながら人が歩いてきた。
フォークの運転手は後方を見ながら、注意して運転していたが、
歩いていた人が死角で見えなくて轢いてしまった死亡事故事例。
<対策> フォークリフトの死角は注意していてもリスクは高いので、
後方を見ている時に、死角が見える「死角ミラー」を取り付けた。
※右後方を見てバックしている時に、左後方がミラーに映る。(反対も同じ)
※写真でも、ミラーが無ければ視覚に人はいないが、死角ミラーに人が映っている。
側方下部 死角対策
側方下部
死角
<状況> 中型でドア付のフォークリフトに、運転手が乗ってエンジンをかけた時に
もう一人の同僚が、用事を思い出して運転手に何かを伝えようとして、
動き出したフォークの左側ドアを叩いた。
運転手は気付かず、サイドミラーにも人が映らず、前進右折して人が轢かれた
死亡事故事例。
<対策> 中型フォークリフトやシャベルローダーは、運転席が高く、左右側方の下部が死角になる。
サイドミラーの他に、側方下部が見える「死角ミラー」を取り付けた。
※サイドミラーでは左右の後輪あたりが見えない。(後輪で人が轢かれる)
また、真後ろも全く見えないので、バックモニターを取り付けた。