27 Action plan 平成 27 年度 アクションプラン ともに歩む ともに築く ~元気な地域経済と会員のために~ さいたま商工会議所 Ⅰ.基本方針 平成27年度は、「ともに歩む ともに築く~元気な地域経済と会員のために~」をスロ ーガンとする『第3次中期ビジョン』 (平成27年度~29年度)の初年度であり、 「会員で 良かったと実感できる商工会議所」を目指して、会員にとってより身近に感じられる事業を 推進するとともに、きめ細やかで継続的な経営支援に向けた機能強化を図るものとする。 昨年6月に国の中小企業政策が大きく見直され、小規模事業者を“日本経済を支える重要 な存在である”と捉え直す「小規模基本法」の制定、さらに「小規模支援法」の改正により、 商工会議所が“小規模事業者支援を行う地域の中核”と位置づけられた。小規模事業者の持 続的発展に向けた支援の強化と、政策にマッチした新たな支援体制の構築が求められている。 本商工会議所では、本年度を中小企業支援の大きな転換期と捉え、 『第3次中期ビジョン』 に基づく下記4つの活動方針のもと、特に中小・小規模事業者の活力強化に重点を置いた活 動を積極的に推進し、地域経済発展の中核として行政、関係機関との連携を図りながら役職 員一丸となって事業活動に取り組んでいくものとする。 Ⅰ 伴走型支援体制の構築とビジネスチャンスの創出 Ⅱ 都市の魅力向上と賑わい創出の促進 Ⅲ 会員ニーズへの対応と政策提言 Ⅳ 商工会議所のブランド力向上による組織の拡大と活性化 具体的には、多様化する経営課題に対して、巡回・窓口相談を強化し、小規模事業者の持 続的な発展に向け事業者に伴走しながら、経営分析や販売計画等、経営戦略にも踏み込んだ 支援を継続的に行うとともに、新たなビジネスチャンスの創出に向け、 「販路開拓」、 「医療・ 介護・福祉関連分野」等の事業拡充、さらに国・県等の補助金制度申請・活用の支援強化を 行うこととする。 また、2020年の東京五輪をはじめ、2017年の世界盆栽大会等の世界規模のイベン ト開催を視野に、国際観光都市への環境整備に向けた支援や、地域ブランドの育成、さらに は市内商店会活性化の起爆剤として、市内統一キャンペーンや商品券事業を強力に推進して いくこととする。 さらに中小企業支援事業を通じ、継続的に会員ニーズの把握に努め、特に小規模事業者へ の訪問活動を積極的に図り、迅速に事業へ反映させるとともに、会員の意見、要望をとりま とめ、行政等に対して政策提言し、その実現力を高めていくこととする。 一方、目まぐるしく変わる社会情勢の中で、被災地商工会議所と連携した震災復興支援を はじめ、環境・省エネルギー対策への取組み、少子高齢化に伴う人材確保など、時代のニー ズ・課題を的確に把握、その解決に向けた継続的な取組みを行うこととする。 以上の具体的な事業を、商工会議所の持てる力、機能を最大限に発揮し、確実に実行に移 すことで、会員拡大をはじめ、組織の活性化、収益事業の拡大に繋げていくこととする。 1 1.小規模事業者の持続的発展に向けた伴走型支援体制の構築 (1)「経営発達支援計画」に基づく伴走型支援体制の構築と計画の実行 重点 経営発達支援計画に基づき、小規模事業者を中心とした経営分析、計画策定、 事業の概要 販路開拓等の支援事業を実施するとともに、きめ細かく専門性の高い計画的 なサポート及び関係機関との連携による支援体制の拡充 目 標 担 当 部 署 ①経済産業大臣から「経営発達支援計画」の認定を受ける。 ②地域の経済動向調査(2 回/年)、経営分析需要動向調査(適宜)等の実施。 ③中小企業診断士等の専門家と連携した高度で専門性の高い経営課題の解決 に向けた伴走型支援の実施。 伴走型による支援件数:200 社 ④定期的な専門家の個別相談会を毎月 4 支所で開催する。 ⑤事業計画策定支援セミナー(4 回/年)とフォローアップで事業の持続的発 展を支援する。 経営分析実施件数:63 件 ⑥県、市の支援機関をはじめ、金融機関、シンクタンク、大学等との連携強 化を図り、連携会議(4 回/年)を開催する。 中小企業相談所/小規模経営支援室 (2)創業・経営革新への取組み支援とフォローアップの強化 事業の概要 創業希望者及び創業後間もない事業所を対象とした創業塾の開催をはじめ、 新事業や経営環境の変化等に対応するための経営革新計画作成の支援 ①創業 11 件、事業計画策定支援件数 35 件、経営革新認定件数 10 件を目標と する。 目 標 ②創業塾(1 回/年)、創業フォローアップ講座(1 回/年)の開催。 ③経営革新計画作成セミナー(2 回/年)の開催及び計画の実行に向けたフォ ローアップ。 担 当 部 署 中小企業相談所/産業振興課 (3)事業再生・事業承継・BCP 対策などへの継続支援 事業の概要 抜本的な経営の改善が必要な事業所に対する、新たな経営改善計画策定スキ ームによる、早期の企業再生に向けた支援と事業の継続に向けた支援 ①再生支援協議会による抜本的再生の加速化事業をはじめ、金融機関等との 目 標 連携強化と経営改善計画策定支援のさらなる強化を図る。 ②事業承継セミナー(2 回/年)開催。事業承継計画策定支援 2 件。 ③BCP 対策セミナー(1 回/年)開催。 担 当 部 署 中小企業相談所/産業振興課/政策企画推進課 3 (4)従業員の資格取得・能力向上への支援 事業の概要 人材育成や能力開発に直結する各種検定試験の実施と情報提供。また資格取 得に向けた各種講習会の開催及び研修会・セミナー等による人材の育成 ①新たな検定試験の実施。 目 標 ②各種能力検定試験の施行と対策講座の開催。 ③新入社員研修・営業力向上セミナー・管理監督者向けセミナー等開催する。 担 当 部 署 中小企業相談所/産業振興課/検定研修センター 2.中小企業等の経営基盤の安定化に向けた取組み (1)巡回・窓口相談の積極的な推進 重点 経営指導員が相談内容及び対応状況等の情報を共有することにより、密度の 事業の概要 濃い相談業務に努めるとともに、各種金融関連施策の積極的な周知と利用促 進を図る ①指導員の年間窓口・巡回相談件数(500 件以上)を目標。 目 標 ②金融支援ガイドの作成(5 月)や金融説明会(1 回/年)を開催し、各種金融関 連施策の周知と利用促進を図る。 担 当 部 署 中小企業相談所 (2)補助金等活用に向けた支援 事業の概要 新規 小規模事業者をはじめとするものづくり・商業・人材確保・環境対策など支 援施策に応じた補助金等の有効活用に向けた支援の拡充 ①支援制度(補助金等)の説明会(1 回/年)を開催し、情報提供を行う。 目 標 ②補助金活用に向けた事業計画策定支援や個別の相談会など補助金活用に向 けたフォローアップを行う。 担 当 部 署 中小企業相談所/産業振興課/政策企画推進課 (3)産学連携等による医療・福祉・介護関連分野への進出支援強化 慶應義塾大学医学部と連携した医工連携事業(SKIP 事業)による医療機器の開 事業の概要 発及び製品化をはじめ、浦和大学・人間総合科学大学・目白大学と連携した 健康・介護・福祉機器等の開発等、会員企業の新分野進出への取組みを支援 目 標 担 当 部 署 ①マッチング会議(3 回/年)による新たに機器開発プロジェクトをスタート させるとともに、既存プロジェクトの試作品、製品化に向けた支援。 医工マッチング成立:4 件、開発プロジェクト 3 件 介護・福祉マッチング成立:2 件 ②慶應義塾大学医学部と連携し、市内ヘルスケア産業の創出に向けた調査検 討を実施する。 ③関係大学との MOU 締結による連携強化を図る。 工業部会/産業振興課/政策企画推進課 4 (4)海外進出・取引への支援メニューの充実強化 ASEAN(東南アジア諸国連合)などへの海外進出・取引支援に向け、コーディネ 事業の概要 ーターによる窓口相談を実施するとともに、ジェトロをはじめとする関係機 関と連携し、現地の社会情勢に関する情報提供やビジネスマッチング等支援 メニューの拡充及び各種貿易関係証明の認証・発給 ①ASEAN 地域の文化や社会情勢を含めた市場動向、進出事例セミナー等を (2 回/年)開催。 目 標 ②個別相談会を(2 回/年)開催し、支援ニーズに応じて現地視察等を検討する。 ③貿易実務基礎講座及び小口輸入体験講座等(2 回/年)の開催。 ④水原商工会議所(韓国)との MOU 締結、交流の推進を図る。 担 当 部 署 産業振興課/政策企画推進課 3.観光・国際都市「さいたま」を目指した取組み (1)「マイタウンさいたま」の機能強化による観光振興への取組み 重点 地域ポータルサイト「マイタウンさいたま」を会員事業所の販促支援ツール 事業の概要 として積極的な活用促進を図るとともに、市内観光コースの紹介や地域のグ ルメ情報等を発信 ①「マイタウンさいたま」をリニューアルし、多言語表記をはじめとする新 目 標 しいコンテンツ等による機能強化を図る。 登録店舗数:5,000 事業所 ②観光振興に向けた「観光スポット&ショップガイド」の拡充と活用促進。 担 当 部 署 広報特別委員会/街づくり・観光委員会/情報政策課 (2)東京オリンピック等各種国際大会に向けた環境整備の促進 新規 各種国際的なイベントの開催・誘致が推進されている中で、観光都市・国際 事業の概要 都市へのまちづくり構想にふさわしい、賑わいづくりや新たな魅力創出に向 けた調査・検討及び提言活動の実施 ①国際大会等の誘致状況の把握による効果的なさいたま市の PR 活動の実施。 ②Wi-Fi 設置、ハラル対応、案内表示など海外観光客への「おもてなし」の手 目 標 法や環境整備等について調査・検討する。 ③クリテリウムさいたま、世界盆栽大会(2017 年)、東京オリンピック(2020 年)等の開催 に向けた連携強化。 担 当 部 署 街づくり・観光委員会/政策委員会/中小企業相談所/情政政策課/政策企 画推進課 5 (3)産業観光の推進による魅力創出への取組み 観光ニーズが「体験型・学習型」へと変化し、特に地域伝統産業への関心が 事業の概要 高いことから、さいたま市に根ざして稼働する工場等生産現場を観光の対象 とした産業観光の推進による新たな観光資源の発掘と魅力創出への調査検討 目 標 担当部署 ①市内に点在する既存の観光産業施設のPR活動。 ②新たな産業施設の発掘に向けた仕組みづくり。 産業振興課/情報政策課/中小企業相談所 (4)地下鉄7号線延伸の早期実現とまちづくりの推進に向けた支援 東部地域の成長、発展に向けた「地下鉄7号線」延伸の早期実現への取組み 事業の概要 支援及び浦和駅・大宮駅・さいたま新都心駅・岩槻駅の各駅周辺の開発等に あわせ、行政並びに関係機関と連携し地域活性化に向けた支援 目 標 担当部署 ①延伸実現に向けた啓発活動として、浦和美園駅での電飾看板掲出、講演会・ シンポジウム等を開催(1 回/年)するとともに、延伸に向けた要望書の提出 や期成会活動の支援。 ②延伸エリアの大学との連携による新産業集積に向けた調査・検討を行う。 ③延伸エリアへの大学・病院等の誘致に向けた、関係機関との連携及び活動 の推進。 ④各駅周辺開発の進捗状況及び地元関係者のニーズの把握を行い、情報提供 などを行う。 ⑤賑わい創出の支援等地域商業観光の PR に努める。 政策委員会/街づくり・観光委員会/政策企画推進課/情報政策課/中小企 業相談所 4.地域特性を活かした活性化と賑わい創出への取組み (1)市内商店会(街)統一事業に向けた取組み 事業の概要 重点 各地商店会での消費拡大、賑わい創出を図るため、市内商店会による統一活 性化事業及び地域商品券事業等の実施に向けた支援 ①さいたま市やさいたま市商店会連合会と連携し、市内商店会統一キャンペ 目 標 ーン(活性化)事業を実施する。 ②地域商品券事業等を実施し、消費の拡大、地域の活性化、商店会の活力強 化を図る。 担当部署 中小企業相談所 (2)安心で豊かなまちづくりに向けた取組み 新規 浦和大学・人間総合科学大学、目白大学と連携した健康・介護・福祉関連機 器開発等、会員企業の新分野への進出を支援するとともに、障害者差別解消 事業の概要 法の施行(平成 28 年 4 月)に向けて、高齢者や障害者等の買い物弱者が安心し て社会参画が実現できる豊かで魅力あふれる地域社会の形成に向けた調査・ 検討 6 ①新分野進出に向けて、高齢者や障害者の方が安心して社会参画するための 目 標 社会障壁等に関するアンケート調査(1 回/年)を行う。 ②将来のまちづくり構想や商店会、個店のサービス向上への取組み等調査・ 検討を行う。 担当部署 政策企画推進課 (3)商店会(街)の賑わい創出に向けた取組み支援 事業の概要 商店会と地域住民との結びつきの強化を図り、商店会の賑わい創出と活性化 に向けた事業やイベントの開催支援 ①商店会への支援制度の情報提供や各種イベントの PR 等賑わい創出に向けた 事業への支援。賑わい創出(街バル等)参加店数:50 店 目 標 ②市内商店会の新たな取組みへの助成制度の実施。 新規事業助成先:5 団体 ③地元商店と連携した青年部による婚活事業の拡充・実施 担当部署 中小企業相談所/青年部/情報政策課 (4)地域資源を活かした「さいたまブランド」の育成と発掘 地域資源を活かした商品づくり、販路開拓によるブランド化の推進をはじめ、 事業の概要 これまでに実施した地域活性化プロジェクトの推進等によるまちの魅力向上 と新たな地域資源の発掘、育成 目 標 担当部署 ①「ついたちまんじゅう」の参画企業の拡充とブランド化に向けたPR活動 の実施。 ②フィルムコミッション等による、まちの魅力向上・賑わい創出により地域 活性化を推進する。 ③岩槻城の復元、人形振興・会館建設等、新たな観光資源の発掘について調 査・検討する。 商業部会/街づくり・観光委員会/政策委員会/中小企業相談所/情報政策 課/政策企画推進課 5.多様化する最新ニーズへの迅速・的確な対応 (1)会員交流・サービス事業の充実 事業の概要 重点 会員事業所従業員の健康増進や福利厚生、また会員間の交流を深めるととも に、各種会員サービス事業の周知と活用促進 ①定期健康診断(4 か所/年)、優良従業員表彰(1 回/年)、会員ボウリング大 目 標 会(1 回/年)、会員ゴルフ大会(1 回/年)の実施による交流機会の推進。 参加企業数:前年度増 ②満足度調査等により、会員サービス事業の向上を図る。 担当部署 会員交流・サービス事業委員会/中小企業相談所/会員サービス課 7 (2)会員企業の人材確保と育成支援 新規 市内工業高校生等をはじめ若年層を対象に、職業観の醸成、現場技術の習得 事業の概要 を目的とした職場体験を実施し、就労機会の拡大・地元企業の定着率向上へ の支援事業の実施 ①求人開拓の協力、合同面接会の開催、就職希望の若年層に対する面接機会 の創出。 目 標 ②ものづくり関連をはじめとするインターンシップ受入企業数 150 社及び デユアルシステム 20 社 参加生徒数:250 名 ③工場、現場見学会等の受入企業数 20 社 担当部署 参加生徒数:200 名 中小企業相談所/産業振興課/政策企画推進課 (3)会員訪問等による継続的なニーズの把握 事業の概要 会員訪問、窓口対応時をはじめ、部会・委員会・支部・商工振興委員会など を通じた最新の会員ニーズの把握により、迅速、的確な取りまとめと対応 ①巡回・窓口相談をはじめ、特に小規模事業者の訪問、接触機会を捉え、 目 標 ニーズ・要望事項を継続的に把握する。 ②業種別や地域別の課題等についてニーズを的確に把握し、定例要望等に繋 げる。 担当部署 全部署 (4)広域連携、業種別ポータルサイト等による販路開拓、受発注機会の支援 工業・建設業・専門サービス業及び商業・サービス業の業種別ポータルサイ 事業の概要 トやザ・ビジネスモールの活用促進により、BtoB や BtoC の機会を提供し販売 「コラ 促進の支援を図るとともに、広域ビジネス交流会の定期開催をはじめ、 ボさいたま」の開催で、企業間交流による受発注の拡大を支援 ①業種別ポータルサイトへの登録と活用促進を図る。 各ポータルサイトの登録前年度 5%増。 ②会員事業所の情報発信の強化を図り受発注機会の創出やフォローアップに 目 標 努める。 販路開拓支援:30 件 ③広域ビジネス交流会(2 回/年)の開催、川口・蕨商工会議所及び仙台商工会 議所との連携推進。当所からの参加者数:120 名 ④「コラボさいたま」(1 回/年)の開催。 参加企業数:180 社 担当部署 工業部会/建設業部会/専門サービス業部会/商業部会/サービス業部会 中小企業相談所/産業振興課/情報政策課/会員サービス課 8 6.社会情勢等の変化による課題の把握、解決に向けた取組み (1)要望の進捗管理による実現強化 重点 行政の幹部、実務担当者や議会と定期的な情報交換会を行い、相互の取組み 事業の概要 を理解しながら定例的な政策提言、要望を取りまとめるとともに、緊急を要 するものは、適宜迅速な取りまとめを行い、要望活動の実施と実現に向けた 進捗管理 ①定例要望については、4 月~5 月に取りまとめを行い、7 月~11 月にかけて 国・県・市等要望先に応じて提出する。 目 標 ②緊急要望については、適宜実施する。 ③埼玉県、さいたま市幹部や実務担当者も含め、定期的(年 6 回程度)に情報 交換会を開催する。 担当部署 政策委員会/政策企画推進課 (2)独自の調査による意見集約・提言活動 新規 社会情勢に基づく調査や地域特性による具体的な課題を抽出するための調査 事業の概要 など、独自の調査活動による実態把握に努め、政策提言や事業活動につなげ る。 ①時宜に即した中小企業支援施策を効果的に実施するため、迅速な実態把握 目 標 に必要な調査活動を行う。 アンケート調査の実施(2 回/年) ②地域課題等についても必要に応じて調査を実施する。 担当部署 政策委員会/中小企業相談所/政策企画推進課 (3)環境・省エネ対策及びコスト削減等への取組み支援 会員企業の省エネに向けた経営改善を積極的に支援するため、国・県などの 事業の概要 補助金の有効活用やコスト削減の事例調査と情報提供、専門家による省エネ 診断を実施するほか環境ビジネス参入機会の調査・検討 ①省エネ診断を柱とし、省エネ・節電に向けた企業の経営改善と支援。 省エネ診断先:10 社 目 標 ②地域分散型エネルギー活用、省エネ機器の技術応用など具体的テーマによ る勉強会(1 回/年)の実施と安全で廉価な電力供給に向けた要望活動と啓発活 動の実施。 担当部署 環境・エネルギー対策特別委員会/政策企画推進課 9 (4)被災地の本格復興に向けた支援 被災地域の商工会議所との連携によるビジネスマッチング、受発注機会の創 事業の概要 出をはじめ、遊休機械無償提供事業のさらなる登録促進による被災地企業の 本格復興の支援 ①仙台商工会議所を通じた、被災地企業との定期的な情報交換(1 回/年)やビ 目 標 ジネスマッチングを図る。 ②遊休機械無償提供事業の継続、登録促進を図る。遊休提供機械登録:20 件 担当部署 各部会/各委員会/全部署 7.情報発信力のさらなる強化 (1)マスコミとの連携によるプレスリリースの強化 事業の概要 目 標 担当部署 重点 マスコミと連携した計画的・効果的なプレスリリースの推進により商工会議 所の認知度向上と各種事業の PR 強化 マスコミへのプレスリリースマニュアルに基づく実行と検証を行い、新聞(マ スコミ)等への掲載増加を目指す。 広報特別委員会/情報政策課/全部署 (2)会報による経営に役立つ情報の発信 会報誌の発行により、経営に役立つタイムリーな情報や地域情報、各種事業 事業の概要 の案内などを定期的に発信するとともに会員事業所の PR、会員相互の交流の 場として活用 ①毎月 1 日を発行日とし(12 回/年)の発行。 目 標 ②会員サービスガイドの作成による各種事業のPRと利用促進。 ③広報特別委員会による新たな企画、紙面構成の検討。 担当部署 広報特別委員会/情報政策課/会員サービス課 (3)ホームページを活用した情報発信機能の強化 ホームページやメールマガジンを活用し、経営情報や地域情報等タイムリー 事業の概要 な情報を迅速に発信するとともに、双方向等による各種事業の支援ツールと して積極的な活用促進 ①メールマガジン(12 回/年)発信とホームページの随時更新。 メルマガ登録数前年度 5%増。 目 標 ②各種事業の申込をスマホやタブレット等携帯端末より可能とする新たな機 能を付加し、双方向の活用促進によるアクセス数の増加を図る。 ③業種別ポータルサイトとの連携で、さらなる活用促進を図ることにより、 情報発信力を強化する。 担当部署 広報特別委員会/情報政策課/会員サービス課 10 8.組織・財政・運営基盤の強化 (1)組織を挙げて 12,000 会員をベースとした会員拡大と退会防止への取組み 重点 新設法人や各種団体、経営相談先事業所等を対象に勧奨先のリストアップを 事業の概要 行い事業の PR 等により、積極的な会員勧奨を実施する。併せて、各種交流事 業、セミナー等への参加を呼びかけるきめ細かな情報提供で、会員メリット の PR 強化を図る。 ①新規会員勧奨(未会員事業所)リストの構築:新規 1,000 件。 ②増強キャンペーン期間の設置やマニュアル作成、研修会や帯同訪問等によ 目 標 る職員の会員勧奨スキル・退会防止スキルの向上を図る。 ③HPの入会ページのリニューアルと退会希望先には必ず訪問のうえ会員メ リットを説明する。 ④新規会員獲得件数:600 件、退会件数:前年比▲100 件。 担当部署 会員交流・サービス事業委員会/会員サービス課/全部署 (2)検定・共済事業等の PR 強化と収益事業の充実 検定事業は、新検定の周知拡大と減少傾向にある既存検定の受験者維持・拡 事業の概要 大を図る。 各種共済制度については加入促進キャンペーン等の計画的な実施を図るとと もに会員サービス向上を基本とした新たな収益事業の調査検討 ①検定受験料収入:前年度比 2%増、新規検定試験の導入。 目 標 ②各種共済手数料収入:前年度比 2%増、労働保険新規事務受託数:60 件。 ③新たな収益事業の調査検討と導入計画の策定。 担当部署 検定研修センター/会員交流・サービス事業委員会/会員サービス課 (3)部会、委員会、支部活動の活性化 事業の概要 部会員のニーズや地域特性に合わせたセミナー、講演会、視察会等の開催や 委員会による調査・検討、勉強会等の積極的な取組みの推進 ①各部会、各委員会、支部主催によるセミナー、講演会、勉強会等の開催。 目 標 ②部会・委員会・支部相互連携による事業の充実・効率化を図り、参加者数 前年度増を目指す。 ③青年部・女性会の会員数増。青年部会員数日本一維持。 担当部署 各担当 11 (4)職員の資質向上 事業の概要 主催する中小企業、小規模事業者向けセミナー(年間 20 回程度開催)に経営指 導員及び職員等が参加し、現場に立脚した課題解決の資質向上を図る。 ①経営指導員研修により、相談、支援業務のスキル向上。 県指導員研修を 10 時間以上、中小企業大学校への派遣、各種主催セミナー 目 標 への参加。 各支所コーディネーターの勉強会と情報交換会議(4 回/年)の実施。 ②実務に即した所内研修会を企画実施し、より具体的な実務のスキルアップ を図る。 担当部署 中小企業相談所/総務課 12
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